令和3年度とっとり若者ミーティングでは、県内在住の若者(学生・社会人)がチームを組み、2つのテーマに対する鳥取県の政策課題やその解決策について、ウェブ会議を重ねながら意見交換を進めてきました。このたび、とっとり若者ミーティングで2つのテーマについての提案を取りまとめ、令和3年11月24日に同ミーティングメンバーが知事へ発表しました。

会議テーマ
(1)テーマ1:脱炭素ライフスタイルの促進
(2)テーマ2:令和時代の家庭内役割分担を考える
提案概要
テーマ |
主な提案内容 |
テーマ1:
脱炭素ライフスタイルの促進
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◆脱炭素×ジビエ料理
森の若木を食べてしまう鹿、猪等の肉(ジビエ)を用いたオリジナル料理を缶詰化する。SNSを利用してレシピを募集することにより、若者ならではの目線から生まれたジビエ料理を普及させ、脱炭素に貢献する。
◆脱炭素×フェスイベント
環境問題や脱炭素を日常の一部として意識するきっかけ作りとして、CO2を排出しない音楽ステージやドライブインシアター、エシカルをテーマとしたマルシェやファッションショーなどのイベントを通じて、楽しみながら脱炭素に貢献する。
◆脱炭素×地域
鳥取の地域それぞれが環境問題を「自分ごと化」するため、脱炭素の研究者や環境学者等で「脱炭素危険シミュレーションチーム」を作り、県内の各地域をくまなくリサーチし、今後起こりうる災害やリスクをシミュレーションする。シミュレーション結果は、自治体や地域住民に対し、映像とともに発表する。
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テーマ2:
令和時代の家庭内役割分担を考える
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◆中高生を対象とした家事分担体験
家事分担の意識づけを促進するため、中高生を対象に、妊婦体験や一日の家事の流れを体験する宿泊研修を実施する。
◆労働時間削減の仕組みづくりへの支援
残業時間を前年度から削減し、有給休暇を100%取得した職員に対し、残業代として支払われるはずだった金額をボーナスとして付与するなど、労働時間削減に向けた新たな取組を行う企業に対し、補助金等により支援する。
◆「とっとり家事シェア手帳」のアプリ化
家事分担を家庭内の状況に応じて手軽に変更できるように、「とっとり家事シェア手帳」のアプリ化を行う。アプリ内には家事分担等に関する情報の他、研修会・イベント情報を掲載し、参加者にポイントを付与する。また、家庭内で家事分担への行動を促すため、家事の分担状況について可視化したシェアボード等を作成する。
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これまでの活動状況
・7月2日(金)結成式、キックオフミーティング:テーマ別の2チームに分かれてウェブ会議で意見交換、活動目標の決定。
・9月29日(水)プレ報告会
※初回活動後は、チーム別に意見交換を実施。