1 沿革
鳥取県には、昭和30年西部地区に整肢学園(現総合療育センター)、昭和40年には東部地区に鳥取療育園が開設されたが、中部地区には肢体不自由児療育の専門施設がなかったため、御家族の皆さんの切なる要望を基に平成15年4月、知的障害児施設「皆成学園」内に『中部療育園』が開設された。
平成16年4月から現在地(倉吉市南昭和町15 県立保育専門学院敷地内)に移転して、中部地区を中心とした、身体に障がいのある子ども達が通園して、保育や医学的な療育訓練等を通じて、子ども達それぞれの適性に応じた育ちを支援している。
平成24年の障害者総合支援法の施行に伴い、肢体不自由だけでなく発達障がいや重症心身障がいなどすべての障がい種別を対象とした医療型児童発達支援センター、児童発達支援及び放課後等デイサービスに移行している。
2 施設種別
- 児童福祉法に基づく医療型児童発達支援センター(児童福祉施設)
- 医療法に基づく診療所
- 児童福祉法に基づく児童発達支援、放課後等デイサービス事業所
3 施設の機能
児童福祉施設等としての機能
事業名
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定員
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実施日
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医療型児童発達支援事業 |
1日当たり10名
(各事業を通じ) |
月から金曜日 |
放課後等デイサービス事業 |
月2回 |
児童発達支援事業 |
月2回 |
診療所としての機能
診療科
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小児科、リハビリテーション科 |
診察日
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月から金曜日 |
4 施設概要
区分
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内容
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建設面積 |
360.93平方メートル |
構造 |
軽量鉄骨造平屋建 |
主な設備 |
診察室、指導訓練室、相談室 他 |
5 職員数
13名(常勤9名、非常勤4名 平成29年4月1日現在)
医師、事務、児童発達支援管理責任者、児童指導員、保育士、看護師、言語聴覚士、作業療法士、理学療法士、心理療法専門員
※小児科医師は、非常勤1名の他、総合療育センターから診療援助。
6 主なサービス内容
通所サービス
・医療型児童発達支援(「ぐんぐん」)
・放課後等デイサービス(「もこもこ塾」)
・児童発達支援(SST=ソーシャルスキルトレーニング教室)
外来サービス
・外来診療
地域支援サービス(障がい児等地域療育支援事業)
・施設支援・訪問療育
・保護者支援(地域障がい児・者交流会)