ノロウイルスによる食中毒は、10月から3月の寒い時期に多発しています。
食品を調理する時には、次のことに注意し、ノロウイルスによる食中毒の発生を防止しましょう。
1 調理従事者からの食品汚染を防止しましょう。
日々の体調管理に努め、下痢・吐き気などの症状がある時は、食材を直接取り扱うことは避けましょう。
トイレの後や調理の前は、十分に手洗いをしましょう。
2 調理器具からの汚染を防止しましょう。
調理器具・シンク等は、洗浄後、熱湯か塩素系漂白剤で消毒しましょう。
3 食材中のノロウイルスをやっつけましょう。
加熱調理する際は、85℃~90℃で90秒以上の加熱を行いましょう。
野菜・果物など加熱調理しない食品は、十分に洗浄してから使いましょう。
近年、ノロウイルス食中毒は寒い時期以外にも発生が増えています。
感染していても症状がほとんど出ない人もいるため、常に、
「自分は感染しているかもしれない」
と意識して製造・調理を行ってください。