
「BA.5」の感染事例を踏まえた対策の高度化
~社会福祉施設における施設内感染の防止~
BA.5の影響により、社会福祉施設でのクラスターが多数発生しています。
これまでの対策を高度化して、一層の警戒をお願いします。
最近のクラスター発生時の指導事例
- 体調の優れない職員、発熱した利用者があったが、速やかな検査が行われなかった。 → 早めの検査で早期発見!
- 狭い休憩室で、職員4~5人が同時に休憩。 → 十分な換気でエアロゾル感染対策!
- 利用者がマスクできない。 → マスクとフェイスシールドを併用し、飛沫感染対策!
これまでの対策も意識して
- 体調管理)出勤時に体温を記録。
熱が出たらPCR検査。
体調に異変があれば出勤しない。
- (換気)定期的に窓を開けて換気。
サーキュレーター等を使用して、部屋の隅まで換気。
- (飛沫)職員、利用者共にマスク着用の徹底。
PCR検査補助の拡充を8月末まで延長しています。
対策を高度化しましょう
早めの検査
- 熱と併せて、体調の異変、風邪症状などを必ず確認。
- 少しでも異変を感じた時は速やかにPCR検査。
エアロゾル感染対策
- 空気の通り道を意識して、2か所以上を常時10cm程開ける。
- 室内のレイアウトを工夫し、パーティションは換気を妨げないように配置。
(パーテションは目線の高さまで。高いものは空気の流れに平行に設置。)
飛沫感染対策
- 入浴介助、食事介助など、利用者がマスクできない場面では、マスクに加えてゴーグル、フェイスシールドを必ず着用するとともに、エアロゾルが発生しているポイントをサーキュレーター等で、局所的に換気する。
(参考) 2022年7月27日 特措法に基づく鳥取県新型コロナウイルス感染症対策本部(第231回)
担当課:長寿社会課
更新日:2022年7月28日