スタッフが綴る日々の出来事

作成日:2024年04月18日
週末はむきばんだ史跡公園で弥生時代を体感しよう!

当園では、休日(土曜・日曜・祝日・夏休み期間)にむきばんだの古代体験~休日はお気楽♪弥生気分~をお楽しみいただけます。生活に欠かせなかった火おこしや稲などの穀物を刈るために使用する道具、古代の方が大切にしてきた勾玉などの装飾品を創作すると弥生時代に思いが馳せます。機械を使わずにものを作ると時間がかかり、慣れるまでは少し難しいかもしれませんが、出来上がった時は達成感があり味のある素敵な作品が出来上がります。手を使い古代を感じて、いつもとは少し違った時間をお楽しみください。

むきばんだの古代体験~休日はお気楽♪弥生気分~チラシ

古代体験チラシ (pdf:1558KB)

【定員】あり(席が埋まり次第受付を終了します)
【時間】・午前10時~ (最終受付:火おこし午前11時30分、その他の体験午前11時)
    ・午後1時30分~(最終受付:火おこし午後3時、その他の体験午後2時30分)

まずは定番メニューをご紹介いたします。

○火おこし体験
まずは古代体験の定番であり、所要時間も短く気軽に体験できる「火おこし」をご紹介します。古代から稲作が始まり米を食べるには「火」が欠かせないものでした。「お気楽♪弥生気分」では、舞錐(まいぎり)を回転させて起こる摩擦を利用し火をつける「舞錐式」という方法を用います。上級者は「ひもぎり式」という方法も体験できます。コツを掴むまで苦戦する方も多いですが、火が付いたときにはわっと感嘆の声が上がります。
【材料費】無料
【所要時間】30分

○勾玉
リピーターも多く人気の体験である「勾玉づくり」をご紹介します。実際に妻木晩田遺跡でも勾玉が出土しており、古代の人々にとって大切な装飾品であったことが分かっています。お気に入りの形に削り、磨く作業は時間を忘れ夢中になります。同じ色の石材を用いても、同じ柄のものはひとつとなく勾玉の美しさにうっとりします。
【材料費】420円~590円
【所要時間】40分~90分

○弥生の鏡づくり
勾玉と同じように古代の方が大事にしていたものが「鏡」です。交易で手に入れた貴重なもののひとつでした。ここでは、低い温度で溶ける合金を使用して金属製の鏡の鋳造(ちゅうぞう)を体験します。鋳造した鏡を磨くことで完成度を高めることができます。
【材料費】合金950円
【所要時間】約60分

○本格石包丁づくり
石包丁は稲などの穀物を収穫する穂摘み具として使用されていました。当時の収穫は、現代のように根もとから刈るのではなく、石包丁で穂の部分を摘み取っていました。「お気楽♪弥生気分」では弥生時代の作り方と同じように、粘板岩の縁(ふち)端(はし)を打ち欠いて、形を整え、砥石(といし)で磨いて刃をつけて完成させます。
【材料費】石包丁390円
【所要時間】約60分

その他5月からは、発掘調査の気分を満喫できる「はっくつ体験」や月1特別メニューもご用意しております。下記の特別メニューを予定しております。※毎月の予定はHPの「イベントカレンダー」にてお知らせいたしますのでお楽しみに。

・弥生のかご・・・弥生時代のかご編みの技法「コイリング」により可愛いかごを作ります。
・土器・ハニワづくり・・・粘土により土器やハニワを創作※乾燥させて焼き上がるまで約1ヶ月かかります。
・ループ組みひも・・・指で紐を組み上げカラフルなストラップを作ります。
・ミニ機織り・・・弥生時代の機織り(はたおり)を行います。

・定番メニューや月1特別メニューの詳細については、下記のページをご覧ください。
https://www.pref.tottori.lg.jp/247887.htm


・お気楽♪弥生気分の開催日については、こちらから確認できます。
https://www.pref.tottori.lg.jp/303117.htm


毎週末来園しても新しい体験ができる当園!
ぜひ遊びにいらしてください!

 

【休園日】

  • 5月の休園日
    5月27日(月)
  • その次の休園日
    6月24日(月)
  • 年末年始の休園日
    12月29日~1月3日

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000