6月6日、鳥取市内に居住する女性宅の固定電話に市役所職員を名乗る男から電話があり、「税金の過払いがあります。返金先の口座はどこがいいですか。」などと言われ、女性は自分名義の口座がある金融機関の名称を伝えました。
その後、女性宅の固定電話に金融機関の職員を名乗る男から電話があり、「今使用しているキャッシュカードを新しいものに変える必要があります。」「職員が近くにいるので、受け取りに行かせます。」と言われました。電話を終えると、女性宅に男が訪ねてきて、キャッシュカードと暗証番号を書いた紙を封筒に入れるよう指示され、女性は指示どおりにして封筒を男に渡し、キャッシュカードをだまし取られる特殊詐欺事件が発生しました。
なお、被害当日、だまし取られたキャッシュカードから10万円が払い出されていました。
5月8日、鳥取県内に居住する女性がポイント活用アプリを利用中、画面上に副業広告が表示され、広告をタップすると女のLINEアカウントに誘導されました。女性は女から副業を勧められ、指示どおりに副業を行うとサイト上に報酬が届き、自身の口座に報酬を送金することができました。すると、女から高額報酬の課題を勧められ、女性はその参加費用として指定された口座に13万3,000円を送金しました。その後、女から誤操作を指摘され、課題のやり直しに関する参加費用や報酬の出金に必要な費用を要求され、女性は指定された口座に180万円を送金し、合計193万3,000円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生しました。