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阪神・淡路大震災との比較

南海地震との関係

―西南日本の地震活動(21世紀南海地震発生との関連)
南海トラフのプレート境界で発生する巨大地震は繰り返しています。南海地震・東南海地震はマグニチュード8クラスの巨大地震になると予想され、地震が起これば広範囲の地震動災害と太平洋沿岸域・瀬戸内海沿岸域での津波災害が懸念されます。
東南海地震(1944年、マグニチュード7.9)、南海地震(1946年、マグニチュード8.0)が発生する前、40年間に内陸で1927年に北丹後地震、1943年に鳥取地震などの活発な地震活動がありました。地震以後の40年間は1948年に福井地震が発生しただけで静穏な時期がありました。
しかし、1995年の兵庫県南部地震から活動期に入ったとの認識があり、2000年に鳥取県西部地震が発生しています。
これは内陸地震活動が活発化している表れであると思われます。
21世紀中に南海地震は発生が予測され、行政の対応が急がれています。この時起こると思われる地震にはプレート型巨大地震と内陸地震の2つの種類が考えられます。

1. 巨大地震である南海地震による直接の被害
特に、鳥取県西部地震で見られたように境港市のような異常震域では、遠方の地震であっても地震動による被害が発生する可能性が大きいと思われます。
そして、この異常震域は地形や地盤構造が影響していると考えられ、いろいろな地域で同様の被害が発生する可能性があります。
南海地震が遠方で発生する地震だからといって、安心することは出来ません。

2. 南海地震の前に内陸地震が活発化する。
最近の地震活動として1995年に兵庫県南部地震、2000年に鳥取県西部地震が発生しています。
今後、西日本の内陸でマグニチュード7クラスの大地震が発生することが懸念されており、将来、活断層に沿って発生する大地震が起こるのではないかと考えられます。
中国地方の歴史的な被害地震は701年の丹波地震、868年の播磨地震、880年の出雲地震で、明治以降の大地震は浜田地震(1872年、マグニチュード7.0)、北但馬地震(1925年、マグニチュード6.8)、北丹後地震(1927年、マグニチュード7.3)鳥取地震(1943年、マグニチュード7.2)鳥取県西部地震(2000年、マグニチュード7.3)で、山陰海岸に沿って地震活動域があり、大地震の発生した場所と一致しています。
また、活断層の動きと関連している地震活動の発生も指摘されています。このようなことから南海地震が起こる前に内陸型の地震が活性化するものと思われます。

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