材料(2人分)
イノシシ肉(モモスライス) 160g(好みでロースにしてもよい)
(3cm長さに切り、漬けダレA★に浸ける。常温で15分程度)
漬けダレA★
★酒 大さじ3
★しょうゆ 大さじ3
★本みりん 大さじ3
★おろし生姜 小さじ1
片栗粉 小さじ1/2(あとで加える)
⇒あとから片栗粉を加えてタレにする
玉ねぎ 3/4個 (くし形にスライス)
キャベツ(千切り) 150g
サラダ油 小さじ1
作り方
(1)イノシシ肉(モモスライス)は3cm長さに切り、Aで揉みこんで15分間浸けてから、調味料の汁気をよく切る。残ったA★に片栗粉を加えて、よく混ぜ、タレを作る。
(2) フライパンにサラダ油をひき、(1)のイノシシ肉を広げ入れて両面を焼き、一度取り出す。
(3) 同じフライパンで玉ねぎを炒める。好みのやわらかさになったら(1)のタレを加えてからめる。
(4) (2)の肉を戻し入れ、全体をからめたら火を止める。
(5) 器にキャベツの千切りと(4)を盛り付ける。
アスリートのための栄養と調理のポイント
簡単に作れて、肉も野菜もしっかり摂れる一品です。白いご飯がすすむと思いますので、運動後にもお勧めです。
イノシシ肉はモモを使いましたが、好みでロースにしてもいいです。(私は、いろいろな部位で試してみて、ロースは脂っこく感じたので、モモの方が食べやすかったです。ジビエ肉は季節や個体差が大きいので、購入する時の肉の状態を見て選んでください。)
肉をおろし生姜に浸けると硬くなりにくいので、最初にタレの材料によく揉みこんで浸けましょう。
キャベツにはビタミンCが多く含まれますが、加熱すると損失が多くなります。今回は、生なので損失が少なく、ビタミンCがイノシシ肉の鉄の吸収を助けます。生姜焼きですが、この1品で野菜も150g摂れるようにしました。
キャベツがもりもり食べられるように生姜焼きの味付けが濃いめになっています。副菜は薄味の料理を組み合わせるといいでしょう。
栄養量(猪肉の生姜焼き 1人分)
エネルギー 367 kcal
たんぱく質 19.0g
脂質 18.1g
炭水化物 26.5g
鉄 2.9mg
ビタミンC 37mg
食塩相当量 4.1g
※栄養計算についての注意点
ジビエ肉は加熱の違いや部位ごとの成分値が公表されていません。ここに記載する成分値は、ジビエ肉をはじめ、すべて生の材料(正味重量)から計算したものです(日本食品標準成分表2020年版(八訂))。また、ジビエ肉は個体差が大きいため、食品成分表の値から大きく異なる場合があります。上記は参考値として活用ください。