令和2年度地域づくり県土警察常任委員会議事録

令和3年3月10日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです。
出席者
(8名)
委員長
副委員長
委員
中島 規夫
山口 雅志
森  雅幹
松田  正
藤井 一博
興治 英夫
斉木 正一
銀杏 泰利
欠席者
(なし)


説明のため出席した者
 服部警察本部長、西尾危機管理局長、門脇交流人口拡大本部長、
 広瀬地域づくり推進部長、草野県土整備部長外

職務のため出席した事務局職員
  尾﨑課長補佐  田中係長  有間係長


 1 開  会   午前11時13分

 2 休  憩   午前11時16分

 3 再  開   午前11時17分

 4  閉  会      午前11時35分

 5 司  会   中島委員長

 6 会議録署名委員  斉木委員   銀杏委員

 7 付議案件及びその結果
    別紙日程及び下記会議概要のとおり

 
会議の概要

午前11時13分 開会

◎中島委員長
 ただいまから地域づくり県土警察常任委員会を開会します。
 本日の日程は、お手元に配付の日程のとおりですので、この順序に従って議事を進めます。
 また、新型コロナウイルス感染症予防対策を徹底するため、委員及び執行部席に間仕切りを設置しています。
 委員及び執行部におかれましては、改めて、マスクを着用した上での発言など、御留意ください。
 初めに、会議録署名委員を指名します。
 本日の会議録署名委員は、斉木委員と銀杏委員にお願いします。
 それでは、本委員会に付託された議案について審査を行います。
 付託議案は、日程に記載の2議案です。
 これから付託議案に対する質疑を行っていただきますが、委員の皆様におかれましては、簡潔な質問とマイクのスイッチの切替えをお願いします。
 それでは、質疑のある方は挙手をお願いします。(「なし」と呼ぶ者あり)
 質疑がないようですので、付託議案に対する討論を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 討論がないようですので、これより採決に入ります。
 採決については、一括して採決するのがよろしいか、お諮りします。(「一括」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、付託議案を一括して採決します。
 なお、本委員会に付託された議案は、議案第22号及び議案第29号です。
 原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員です。したがいまして、本委員会に付託された全ての議案については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
 以上で付託議案の審査は終了しました。
 なお、委員長報告の作成、内容については、委員長に一任いただけますか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようですので、そのようにします。
 次に、報告事項に移りますが、警察本部、危機管理局、交流人口拡大本部及び県土整備部は報告事項がありませんので、先にその他について伺います。
 警察本部、危機管理局、交流人口拡大本部及び県土整備部に関し、執行部、委員の方で何かありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 御意見がないようですので、以上で終わります。
 執行部の入替えを行いますので、暫時休憩します。再開は、入替えが済み次第とします。

午前11時16分 休憩
午前11時17分 再開

◎中島委員長
 再開します。
次に、報告事項に移ります。
 執行部の説明は、要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
 なお、質疑等については、説明終了後に一括して行うこととします。
 また、説明または質疑におけるページ等の切替えの際は、委員のタブレット端末の操作状況を確認しながら、少し間を置いて説明を開始していただきますようお願いします。
 それでは、報告1、令和2年度令和新時代創造県民運動の活動状況について、西尾県民参画協働課長の説明を求めます。

●西尾県民参画協働課長
 2ページを御覧ください。私どもの課で行っています住民参加型の県民運動で行いました事業の報告をします。
 本年度は、コロナの影響もありまして、多くの人に集まっていただくような啓発イベントはできませんでしたが、代わりに募集した作文ですとか動画、あるいは優れた活動の表彰を2月28日に県立図書館の大研修室で行いました。
 まず、2番の、とっとりの"地域の絆""人々のつながり"エピソード募集です。
 これは、コロナ禍で人と接触する機会が減ってしまって、なかなか絆だとか地域のよさを思い起こす機会がないということで、イベント等に代わり作文を募集したものです。県内外から290の作品の御応募をいただきまして、外部委員に審査いただき、(2)のとおり入賞作品が決定しました。なお、この取組に賛同していただいた佐川急便様と三井住友海上火災保険様に賞を協賛していただいています。これらの入賞した作文はホームページでも公開しています。大変心を打つ作文が多くございましたので、ぜひ御一読いただければと思います。
 3ページを御覧ください。3番の、令和2年度令和新時代創造県民運動活動表彰です。これは、令和2年度に行われた優れた地域づくり活動を募集し、外部審査を経て決定した最優秀賞等を表彰するものです。
 こちらも、(2)のとおり賞が決定しまして、表彰を行いました。最優秀賞は、鹿野町河内果樹の里山協議会の果樹の里山プロジェクトです。これは、耕作放棄地が大量に出てしまうというピンチを、地域住民だとか大学生などのボランティアの力を生かして果樹園にして、観光客を呼んだり果樹の商品化をしたりするような活動を継続しておられるものです。そのほかにも、子ども文庫のPippi&Lotta(ピピロッタ)さんですとか、高齢者世帯等の支援活動を行っている特定非営利活動法人ひだまりさん、はがき出し運動を行った小鴨シニアクラブ協議会さん、子ども食堂を行ったボランティア団体MCCさん、空き家を活用して地域交流サロントミさんの家を運営しておられる地域支え愛ほっとガーデントミさんの家を表彰しました。
若者活動部門では、鳥取城北高校のアントレプレナー部が、鹿野の醸造所が造る地ビールのボトル用ラベルをデザインし、その売上げの一部を発展途上国の子どもたちの教育のために寄附するというような活動に取り組んだものであったり、鳥取大学の学生が中心となっている鳥取ユニセフ協会学生部TORICEF(トリセフ)のSDGsを普及するためのカードゲームの作成と普及、それから、SDGsなどに積極的に取り組んでいる企業の表彰として、サントリーホールディングスのコーポレートサステナビリティ推進本部サステナビリティ推進部が行った江府町での自然環境保全ですとかソバの商品作りについて表彰しています。
 4ページを御覧ください。4番のとっとりの魅力の発信PR動画コンテストです。これもコロナ禍で外出しにくくなってしまった中で、鳥取のことを思ってもらえるような、赤い糸となるような動画を募集したところ、県内外から25作品集まりまして、鳥取県出身の映像クリエーターの山下さんに審査いただき、5点の入賞作品を決めました。これも楽天様に協賛いただきまして、賞を出していただいています。いずれもクオリティーの高い作品でして、県のホームページ、You Tubeで御覧いただくことができますので、機会がありましたらぜひ御覧ください。
 これらの表彰した活動ですとか作品については、今後県の事業などに活用していく予定です。

◎中島委員長
 報告2、「ワールドマスターズゲームズ2021関西」の県内開催競技の競技日程決定等について、小谷関西ワールドマスターズゲームズ推進課長の説明を求めます。

●小谷関西ワールドマスターズゲームズ推進課長
 5ページを御覧ください。大会の会期については、来年2022年5月13日から29日で決定していましたが、3月1日に個々の競技日程が決定、公表されましたので、御報告します。
 資料の1番を御覧ください。県内開催競技の競技日程です。県内では、アーチェリー、自転車、柔道、グラウンド・ゴルフの4競技が開催予定ですが、4競技とも延期前の日付から1日前倒しとなるのみで、曜日の変更はございません。
 2番を御覧ください。エントリー受付再開予定日です。エントリー受付については、大会本番1年前の今年5月13日に再開予定であることが公表されました。3月1日から新規のエントリー受付は停止されており、既に申込みをされている方の参加枠を確保した上で、再開予定です。
 エントリー受付停止直前の2月28日時点の県内開催競技のエントリー状況については、資料のとおりです。柔道、グラウンド・ゴルフについては、延期決定後も日本人を中心に申込みがあり、柔道は日本人6人、外国人3人、グラウンド・ゴルフは日本人14人とそれぞれ増えています。延期によるキャンセル等もありましたが、県内開催競技全体では11名増えている状況です。今月中旬から、申込み済みの方への確認作業が行われますので、申込数についてはさらに変動する見込みです。
 3番を御覧ください。ボランティア募集に係る対応です。県実行委員会では、ボランティアセンターによるボランティア受付を昨年から引き続き実施しています。競技日程が決定しましたので、今ボランティアセンターにおいて、既に登録されている方に、メール等で具体的な活動可能日、活動可能場所について個別確認をしているところです。
 4番を御覧ください。今後の予定です。今年12月31日までボランティア募集は行っていきます。また、大会のエントリーについては、来年2月28日まで受付を実施する予定です。
 改めて大会を国内外にPRして、県内開催競技へ国内外から多くの方に御参加いただき、また多くの県民の皆様にボランティアに参加いただけるよう呼びかけを実施していきたいと考えています。

◎中島委員長
 ただいままでの説明について質疑等はありますか。

○森委員
 新時代創造県民運動活動など、いろいろな表彰をされたということでよかったなと思うのですけれども、ホームページで公開ということなので、こうやって報告してもらうときにはホームページのアドレスを書いておいていただくと、今は資料が電子データになっているので、そこからぽんと飛べたりするし、それからQRコードも付けておいてもらうと、誰でもそこからホームページに行けるので、ぜひ検討をお願いしたい。これは要望です。
 それと、委員長にお願いなのですけれども、資料にホームページのアドレスを書いておいてもらうと非常に便利ですので、ぜひほかの部局にもお願いをしていただきたい。

◎中島委員長
 西尾課長、今の要望分かりましたか。

●西尾県民参画協働課長
 はい。

◎中島委員長
 努力してください。
それから、ほかの部局にもアドレスとかを記載するように、事務局から伝えてください。
 そのほかありますか。

○山口委員
 表彰した活動ですとか作品については、政策に生かすという話でしたが、過去、どんな形で政策に生かされてきたのか、記憶に残っていればお願いします。

●西尾県民参画協働課長
 すぐには思い出せないのですけれども、簡単に言いますと、優れた活動であるということで例示させていただいたり、研修の講師をしていただいたりしています。
 
○山口委員
 この事業をそのまままねしろということではなくて、流用できるような、核になるビジネスモデルであるとか、いわゆる関係性であるとか、要はそこに点在するエッセンスがすごく重要なのだと思います。その辺を具体的に政策に生かして、補助とか支援につなげれば、物すごくヒントになりますので、ぜひともそういった思考で政策展開をお願いできたらと思います。これは要望です。

◎中島委員長
 そのほかありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 次に、その他ですが、執行部、委員の方で何かありますか。

○森委員
 オリ・パラの事前キャンプについてですが、最終的に来る来ないというのがいつ決まって、コロナの対応的なことはどういうふうな形でやっていくのか、その辺を教えてください。

●小西スポーツ振興局長兼関西ワールドマスターズゲームズ鳥取県実施本部事務局長
 今決まっているのは、ジャマイカ、これは全部の競技です。それから、セーリング、これは境港市、あとスポーツクライミング、これは倉吉市ですけれども、いずれも現時点ではキャンプに来ますと言っておられますので、そのつもりで準備しています。
 コロナ対応につきましては、国から指針が示されておりまして、それに基づきまして今マニュアルを作成しているところです。各市町の実施委員会を中心に、県も手伝いながら、そのマニュアルに従いながら対応していく準備をしています。

○森委員
 昨日やおとといの報道では、コロナの関係でキャンプが中止になったところが幾つか出ているという話でした。向こうの都合だったり、あるいは日本の側から受け入れられないみたいなこともあったようです。そういった状況とかは、当然把握しておられると思うのですけれども、鳥取県が受け入れるに当たって、組織委員会が示している基準とか、そういったものと、鳥取県で考える基準とのそごというか、その辺はどうなのですか。

●小西スポーツ振興局長兼関西ワールドマスターズゲームズ鳥取県実施本部事務局長
 コロナの対策については、国から指針が出て、それに基づいて県、各市町でマニュアルをつくっておりまして、基本的にその指針のとおりにやるということです。また、コロナ対策のために余分に係る経費につきましては、国がお金を出すということで、1月の臨時議会のときに補正を認めていただいて、8,000万幾らでしたけれども、基金に積んで、来年度執行する予定にしています。

○森委員
 国の指針というのが分からないので、また後で教えてほしいのですけれども、例えばオーストラリアでやった全豪オープンのテニスは、海外から来た選手は、受入れはするけれども、2週間かな、ホテルに缶詰。その後、練習ができるみたいなことがあったのだけれども、どれぐらいのレベルになっているのか。
つまり、選手が海外から直にぽんと来ちゃうのか、それともPCR検査なりのハードルを越えた後で来るのか、その辺のことが今もし分かれば教えてください。

●小西スポーツ振興局長兼関西ワールドマスターズゲームズ鳥取県実施本部事務局長
 今覚えている範囲で言いますと、まず選手たちには、出国する前にPCR検査をして陰性証明を取っていただくとともに、東京の羽田とか成田に着いたときにも、またその時点でPCR検査を受けていただき、問題がなければ鳥取に入っていただくというようなことです。
鳥取におきましても、何日かに1回はPCR検査を受けていただくという形になりますし、練習中につきましても、できるだけ外部との接触を避けるとか、そういった細かいマニュアルが示されていますので、また後でお出ししたいと思います。

○森委員
 さっき全豪オープンの話をしたけれども、そういった隔離みたいなことはないということですね。要するに、出国前に検査をして陰性で、それから飛行機に乗って、下りてPCR検査をして陰性であれば、直に来るということですか。

●小西スポーツ振興局長兼関西ワールドマスターズゲームズ鳥取県実施本部事務局長
 そのとおりです。隔離するということはございません。

◎中島委員長
 そのほかありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見が尽きたようですので、以上で終わります。
 以上をもちまして地域づくり県土警察常任委員会を閉会します。

午前11時35分 閉会



 

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