令和4年度農林水産商工常任委員会議事録

令和5年2月14日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです
出席者
(9名)
委員長
副委員長
委員
松田  正
西村 弥子
浜田 妙子
斉木 正一
福田 俊史
中島 規夫
由田  隆
山口 雅志
山川 智帆
欠席者
(なし)


 

説明のため出席した者
  西尾農林水産部長 ほか各局次長、課長、関係職員

職務のため出席した事務局職員
  西村課長補佐  井田課長補佐  福永主事

1 開会  午前9時00分

2 休憩  午前10時42分 / 午後0時17分 / 午後2時40分 / 午後2時56分

3 再開  午前10時47分 / 午後1時15分 / 午後2時45分 / 午後3時05分

4 散会  午後3時46分

5 司会   松田委員長

6 会議録署名委員     山口委員  浜田(妙)委員

7 付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり

会議の概要

午前9時00分 開会

◎松田委員長
 ただいまから農林水産商工常任委員会を開会いたしますします。
 本日の日程は、お手元のとおりでございますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 今回の常任委員会につきましては相当の分量がありますので、本日は農林水産部、明日は、最初に労働委員会、次に企業局、最後に商工労働部を予定しております。います。
 それでは、初めに、会議録署名委員を指名いたしますします。
 本日の会議録署名委員は、山口委員と浜田委員にお願いいたしますします。
 それでは、付議案の予備調査に入りたいと思います。
 農林水産部に係る付議案の予備調査を行います。
 なお、本日、農林水産部の説明、質疑は、関連する所属に区切って、4部入替え制で行うこととします。
 第1部は、農林水産政策課、中部総合事務所農林局、経営支援課、農業大学校、販路拡大・輸出促進課、食のみやこ推進課、第2部は、生産振興課、農業試験場、園芸試験場、鳥獣対策センター、農地・水保全課、東部農林事務所、第3部が、畜産課、林政企画課、県産材・林産振興課、森林づくり推進課、第4部が、水産振興課、境港水産事務所、栽培漁業センター、漁業調整課、水産試験場の順に行いますので御承知くださいませ。
 では、まず、初めに、令和5年度当初予算及び予算関係以外の付議案の説明を求めます。
 執行部の説明は、マスク着用の上、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
 質疑につきましては、説明終了後、一括して行っていただきます。
 では、西尾農林水産部長に総括説明を求めます。

●西尾農林水産部長
 おはようございます。
 それでは、最初に、議案説明書の当初予算のほうの総括説明をさせていただきたいと思います。
 おはぐりいただきまして、4ページをお願いいたしますします。予算以外の案件、議案をそこに記載させていただいておりますがいますが、4件ございます。1つは、基金条例の一部改正ということでございましてです。して、予算とも連動いたしますしますがけれども、森林環境保全税に代わりまして、鳥取県豊かな森づくり協働税を創設いたしました。しました。それに伴います基金を定めさせていただきたいというするものでございます。です。
 続きまして、第47号でございます。です。、林地開発条例の一部を改正する条例でございますけれども。、国の森林法の一部改正に伴いうものでございましてでして、開発行為の定義を広く改正するものでございます。です。
 第57号でございますけれども、財産を無償で貸し付けること(放牧場用地及び施設)につきましいてということです、。公共育成牧場の貸付期間が区切りを迎えますので、新たに引き続き貸付けを行おうとするものでございます。です。
 第62号でございます。です。は債権放棄の案件でございますけれども、。そこに記載されていまする鳥取県林業・木材産業改善資金貸付金の償還金及び違約金の案件につきましいて、回収不可能という判断がされるためのものでございます。です。
 その下、報告事項として2件ございます。いずれも公用車事故に関しますする損害賠償案件でございましてでして、相手方との和解が成立したこと、損害賠償額が確定したことを御報告しさせていただきます。
 県民の皆様に多大な御迷惑をおかけしたことをおわびし、反省するとともに、さらなる職員の交通安全意識向上に努めてまいりたいというふうにと思っております。います。
 5ページをお願いいたしますします。予算でございます。です。本年度予算は198億8,331万円ということでございます。です。前年と比べますと20億5,089万円余の減ということでございますが、御承知のように骨格予算となっております。います。そのための減でございますが、重要な新規施策等、政策判断を必要とするものは新年度の補正で御相談させていただきますが、。継続事業、一部新規事業もございますけれどもが、新年度当初から切れ目なく実施する必要のある事業や国等事業を活用して実施するようなものにつきましいて、このたびでお願いをするというものでございます。です。農業、それから畜産業、林業、水産業、それぞれに生産者、関係団体と策定いたしましたしましたプラン、あるいはビジョンがございます。その実現に向けまして本予算で進めてまいりたいというふうにと考えるものでございます。です。
 それともう一つ、2月補正予算のほうの議案説明資料をおはぐりいただきまして、3ページでございます。です。今回補正額といたしましてしまして、15億1,776万円余の減額補正をお願いするものでございます。です。多くは今年度の事業費の確定に伴ういます補正ということでございましてでして、す。計画を精査した結果、あるいは公共事業の場合ですと、国費の認証減やであったり、入札減であったりというものがほとんどでございます。です。
 ただ、その下に記載しておりいますように、雪害園芸施設等復旧対策事業ということで1億円お願いをさせていただいております。います。御承知のように、1月の24日から29日にかけまして鳥取県内、特に中西部で多かったと認識していおりますがけれども、雪がかなり降りまして、パイプハウスや畜舎の倒壊被害が起きているというところでございます。です。それに対応するために、生産施設の復旧支援と併せまして、農産物もかなり雪で傷んでおりますので、訳あり農産物等々、市場に対しての売り込みとかあると思いますので、。そういう販促支援をこの予算で行ってまいりたいというふうにと思います。
 総括説明のほうは以上で終わりますがけれども、詳細につきましては、それぞれの所属長のほうからから説明させますので、よろしく御審議のほどお願いいたしますします。

◎松田委員長
 それでは、最初は当初だけですね。
 続いて、関係課長から順次説明を求めたいと思います。

●村上農林水産部次長兼農林水産政策課長
 そうしますと、当初予算のほうの資料6ページをお願いいたしますします。よろしいでしょうか。
 1つ目になりますが、職員人件費(農業総務費)でございます。です。これは、農林水産部及び総合事務所で農業経営の支援や生産振興業務に従事する一般職員及び会計年度任用職員の人件費でございます。です。
 続きまして、2つ目でございます。です。、農林水産部管理運営費でございます。です。これは、農林水産部及び農林水産政策課に係りまする事務的経費でございます。です。
 続きまして、3つ目でございます。です。、職員人件費(農地総務費)でございます。です。これは、農林水産部及び総合事務所で農地改良や農地保全等の業務に従事する一般職員及び会計年度任用職員の人件費でございます。です。

●安陪農林水産政策課参事
 7ページをお願いいたしますします。多様な農業人材確保に向けたささえあい事業で1,120万円余をお願いするものでございます。です。本事業につきましては、農業現場での労力不足を解消するために、多様な人材の確保に向けた取組を支援するものでございます。です。主な事業内容ですが、来年度につきましても引き続き県域を範囲とした人材確保、取組を行っていただいておりいますJAグループ鳥取農業労働力支援協議会及び各3JAにおける地域農業人材紹介センターの取組を支援してまいります。加えまして、農業体験ツアーなどを通じまして異業種の学生など、人の人材マッチングを進めていければと考えておりいますし、外国人材につきましては、引き続き住環境の整備を支援していくこととしております。います。また、来年度は農福連携をさらに進めようということで、国事業を活用しまして、2段目の(2)に書いておりますがいますが、国事業を活用して、新たに農福連携技術支援者育成研修を開催しまして、専門人材の育成を進めてまいりたいと考えております。います。
 続きまして、8ページをお願いいたしますします。みんなでやらいや農業支援事業でございます。です。1億8,540万円余をお願いするものでございます。です。継続事業ということでございましてでして、市町村が事業主体となって地域単位で取組を支援するがんばる地域プラン事業、個別農家経営発展を応援しますがんばる農家プラン事業を引き続き行っていくこととしております。います。いずれの事業につきましても将来を見据えたプランをつくっていただいて、そのプランの実現に向けて、かかる経費についてを支援をするというものでございますが、3段目に書いておりいます燃油燃油原油等高騰対策ということで、枠を設けて支援するということにしております。います。なお、プランの目標達成に向けましては、普及所をはじめ、技術支援等々、関係機関と連携して支援していっているところでございます。です。
 続きまして、9ページをお願いいたしますします。スマート農業社会実装加速化総合支援事業で7,830万円余をお願いするものでございます。です。令和元年から3年にかけまして、県内で技術実証して得られた成果を横展開して、広くスマート農業を推進していくということで、実装に係る経費等を支援するものでございます。です。本事業につきましては令和3年度から取り組んでおりますがいますが、非常に現場ニーズが非常に高いということで、来年度につきましてもお願いするものでございます。です。あわせまして、スマート人材の育成、研修等、まずは地域で取り組む実証などにも引き続き取り組んでいきまして、農業経営の発展に資するスマート農業の現場実装を加速化させてまいりたいと考えております。います。
 続きまして、10ページをお願いいたしますします。スーパー農林水産業士育成応援事業で470万円余をお願いするものでございます。です。本事業につきましては平成29年度から、高校、大学、生産現場等と連携しまして、本県独自の技術認証としてスタートした取組でございます。です。今年度、令和4年度につきましては、先日、6期生としまして10名の方へのに認定書交付式を開催しております。います。これまでトータルで51名を認定してきているところでございます。です。生徒の皆さんをはじめ、高等学校からの評価が高い取組でございますので、引き続きこの実践的な職業教育の取組を通しまして、本県の農林水産業を支えていっていただく人材の育成を図ってまいりたいと考えております。います。
 続きまして、11ページをお願いいたしますします。鳥取ナシ育種研究サイト運営事業で220万円余をお願いするものでございます。です。政府機関の地方移転の一環といたしましてしまして、平成29年から、国の研究機関であります農研機構と連携して、本県に有益な梨の新品種を研究する鳥取ナシ育種研究サイトが園芸試験場に開設されております。います。研究に必要な経費及び近年はコロナ禍ということで開催できておりませんが、連携事業としまして、果樹産地の人材育成の研修ですとかや、インターンシップ等々を開催するということの経費でございます。です。
 続きまして、12ページをお願いいたしますします。中山間地域を支える水田農業支援事業で1,160万円余をお願いするものでございます。です。本事業につきましては、中山間地におけます水田農業の維持、発展につながる取組に対しまして、機械整備等を支援するものでございます。です。がんばる地域プラン等の認定農業者ではなくて、認定農業者を除く個人農業者を実施主体としておりまして、中山間地域で中小規模でも頑張っていただいております、そういったとるところを支援していくということでお願いしているものでございます。です。
 続きまして、13ページをお願いします。食と農の架け橋農村魅力発信事業で800万円をお願いするものでございます。です。主な事業内容の表の上段のほうにつきましては、東部、中部、西部の3地区で地産地消などのための物産販売イベントを開催するための経費でございましてでして、来年度につきましても、新型コロナ感染防止対策を講じながら開催するということで予定でしております。います。表の下段のほうになりますけれども、これは、新たな取組といたしましてしまして、本年の9月に読売新聞大阪本社、日本海テレビと締結しました農業・農村の振興に関するパートナーシップ協定に基づきまして、都市住民への農業、農村の魅力発信などを目的とした農業体験ツアーを開催することとしております。います。それに伴いまして、県の特産品プレゼント等を行う経費としてお願いするものでございます。です。事業内容が拡充されたことに伴いまして、これまでは食のみやこ鳥取県フェスタ等開催費という事業名にしていおりましたが、事業名を変更していおるところでございます。です。
 続きまして、14ページをお願いいたしますします。農林水産試験研究推進強化事業で350万円余をお願いするものでございます。です。県内7つの公設試験場におきまして、研究課題を設定する際の外部評価委員会開催に伴う経費やですとか、知的財産の管理等に要する経費、臨時的調査研究事業としまして、年度当初には想定されていなかった突発的な研究課題等に対して対応するための予備的経費をお願いするものでございます。です。

●地原中部総合事務所農林局長
 資料332ページをお願いします。

◎松田委員長
 すみません、300。

●地原中部総合事務所農林局長
 はい、332ページです。

◎松田委員長
 332。

●地原中部総合事務所農林局長
 はい。

◎松田委員長
 はい。いいですか。

●地原中部総合事務所農林局長
 よろしいでしょうか。

◎松田委員長
 どうぞ。

●地原中部総合事務所農林局長
 交通事故による損害賠償に係る和解及び賠償額の決定について、専決処分の報告をさせていただきます。事故の概要です。令和3年10月29日、東伯郡北栄町松神地内交差点において、中部総合事務所農林局の職員が公務のため公用車を運転中に、一旦停止をした後、交差点に進入した後、右方道路から直進してきました相手方の軽貨物自動車と衝突し、双方の車両が破損したものでございます。です。この事故の和解で、県側の過失割合を8割として、損害賠償額22万円余を相手方に支払うものでございます。です。今後こうした事故事後のないよう気をつけたいと思います。大変申し訳ございませんでした。
 続きまして、次、333ページをお願いいたしますします。これも同じく交通事故による損害賠償に係る和解及び賠償額の決定について、専決処分の報告をさせていただきます。事故の概要です。令和4年11月24日、倉吉市横田地内において、中部総合事務所農林局の職員が公務のため公用車を運転中、交差点を左折する際、右方の安全確認が不十分であったため、右方道路から直進してきた相手方の軽乗用自動車に衝突し、双方の車両が破損したものでございます。です。この事故の和解で、県側の過失●ソンシツ割合を9割とし、賠償金16万3,000円余を相手方に支払うものでございます。です。
 度々本当に申し訳ございませんでした。今後このような事故がないよう、職員一人一人しっかり反省して、安全運転に努めたいと思います。申し訳ありませんでした。

●藤井経営支援課長
 15ページをお願いいたしますします。では、15ページでございますけれども、新規就農者総合支援事業でございます。です。2億8,200万円余をお願いするものでございます。です。新規就農者のが就農初期に機械、施設整備や営農や生活の面で負担軽減を目的とした就農応援交付金、または経営開始資金を交付して、また、後継者の親元での就農研修に対して支援するものという事業でございます。です。これにつきましては、国の支援施策と県の独自支援を一体的にし、活用して、新規就農者の円滑な就農と定着をさらに進めてまいりたいという具合に考えております。います。
 続きまして、16ページをお願いいたしますします。農の雇用ステップアップ支援事業でございます。です。4,700万円余をお願いするものでございます。です。こちらの事業につきましては、農業法人等の経営体が職場内で実施する実践的な研修に要する経費を助成するものということでございます。です。これによって、雇用就農の促進を図るとともに、経営体における担い手の確保と育成を支援するというものです。また、農業で通年雇用が難しい場合に、他産業と連携して行う農業研修の支援についても同様な枠組みで引き続き支援をしてまいりたいというところでございます。です。なお、債務負担行為につきましては、256ページの1番目に記載しておりいますので、併せてお願いいたしますします。
 続きまして、17ページをお願いいたしますします。鳥取発!アグリスタート研修支援事業でございます。です。1,300万円余をお願いするものでございます。です。担い手育成機構が県内で就農を目指すIJUターン者を研修生として受け入れて、先進農家を研修先として行っておりますいるアグリスタート研修に係る経費を支援するというものでございます。です。あわせて、市町村公社の研修生のうち、国の就農準備資金を受けられない研修生に対して、研修交付金を交付するというものでございます。です。なお、債務負担行為につきましては、256ページの2番目に記載しております。います。併せてお願いするものでございます。です。
 続きまして、18ページをお願いいたしますします。産地主体型就農支援モデル確立事業で2,700万円余をお願いするものでございます。です。こちらの事業につきましては、産地における就農者の円滑な受入れ体制づくりと産地の維持、発展を一体的に進めようとするものでございます。です。内容といたしましてしましては、JA生産部等が産地の現状を踏まえて将来ビジョンを作成し、技術習得のための研修、継承すべき優良園地の維持管理、研修に必要な機械、施設の整備をパッケージで支援するというものでございます。です。令和5年度に向けましては、新たに、現場の要望に基づいてですけれども、産地受入条件整備事業の中で遊休施設の改修や簡易な施設設置に係る経費の助成の上限を300万円から600万円に引き上げているということと、あわせまして、新規就農者等受入準備支援事業でございますけれども、就農希望者の技術習得のための研修園の設置、こちらへの助成を新たに取り組んでいきたいというところでございます。です。引き続きこの産地主体型の取組を広げていきたいという具合に考えていおるところでございます。です。
 続きまして、19ページをお願いいたしますします。集落営農体制強化支援事業でございます。です。4,500万円余をお願いするものでございます。です。こちらの事業につきましては、集落営農組織が規模拡大を図るために必要な機械や施設の導入を支援するというものでございます。です。また、将来にわたっての農地を維持するための人材の育成や畦畔管理の省力化の取組も併せて支援するというものでございます。です。債務負担行為につきましては、256ページの3番目に記載しておりますので、併せてお願いするものでございます。です。
 次に、20ページになりますけれども、とっとり農業経営支援ネットワーク事業でございます。です。900万円余をお願いするものでございます。です。こちらの事業につきましては、就農開始から経営継承まで、農業者が創意工夫した農業経営を実現できるように、県のほうでで農業経営支援センターとして関係機関の持つ機能を有機的につなぎながら、就農相談から経営発展まで一元的にサポートする体制を今年度から構築していおるところでございます。です。このセンターにおいては、就農相談や産地見学会の開催、または法人化への支援、専門家を含めた支援チームによる伴走支援、そうといった取組を行っていおるところでございます。です。また、法人設立に必要な経費への支援やであるとか、相談業務や経営力向上に係る研修会のを開催するといった取組を行っていおるところでございます。です。さらなる新規就農者の確保やであるとか、担い手の経営発展について支援をしてまいりたいという具合に考えております。います。
 続きまして、21ページをお願いいたしますします。企業等農業参入促進支援事業でございます。です。390万円余をお願いするものでございます。です。こちらの事業は、農業への企業参入の促進と早期経営安定を図るため、参入準備段階から参入初期の段階において、必要な機械や施設の整備を支援するものというものでございます。です。
 続きまして、22ページをお願いいたしますします。農地利用効率化等支援事業でございます。です。2,200万円余をお願いするものでございます。です。こちらの事業につきましては、人・農地プランを作成した地域で営農をする意欲的な担い手や集落営農組織、そちらの収益力強化であるとかや、経営発展に向けた機械や施設の導入について、国事業を活用して支援するというものでございます。です。また、あわせまして、災害等による被害を受けた農業者への支援についても国事業を活用して取り組みたいという具合に考えております。います。
 続きまして、23ページをお願いいたしますします。とっとり農林水産業女子が進める働き方改革推進事業でございます。です。130万円をお願いするものでございます。です。こちらの事業は、農林水産業に従事する女性の能力発揮や環境整備によって、地域を牽引する女性リーダーを育成するというものでございます。です。農業女子で構成する団体が取り組む交流会やであるとか、または農林水産業女子が取り組む免許の資格取得であるとか、あとは働きやすい環境整備として、トイレや更衣室の整備といったものを支援するものでございます。です。表の下のほうになりますがけれども、令和5年度からは労働負担の軽減となるアシストスーツ等の取組を新たに支援していきたいという具合に考えていおるところでございます。です。
 続きまして、24ページをお願いいたしますします。経営支援課管理運営費でございます。です。400万円余をお願いするものでございます。です。こちらは、当課の運営費ということになりますがけれども、関係機関との連携調整事務や許認可等の事務に係る経費ということでございます。です。
 次、25ページをお願いいたしますします。鳥取県農業改良普及事業でございます。です。5,400万円余をお願いするものでございます。です。この事業につきましては、農業改良助長法に基づくきます協同農業普及事業で、地域の担い手等に対して改良普及員が技術や経営の直接的な指導活動を実施するというものでございます。です。県内7か所に設置していおりまする普及所の普及活動、調査研究、若手の普及員の育成のための実践的な研修というものをを実施するものでございます。です。
 次、26ページをお願いいたしますします。農作業安全対策事業でございます。です。970万円をお願いするものでございます。です。こちらのほうではですけれども、農作業死亡事故の撲滅を目指して、農作業安全意識をさらに高める運動を県農作業安全・農機具盗難防止協議会と連携して取り組むものでございます。です。令和4年から取組を強化しておりまして、農作業死亡事故警報を発令する取組やであるとか、地域農業を支える担い手に対する講習会の開催、あとは安全対策部品への装着支援といった取組を強化していおるところでございますけれども、。引き続き農作業事故の防止に取り組んでまいりたいという具合に考えております。います。
 続きまして、27ページをお願いいたしますします。農業金融利子補給等総合支援事業でございます。です。8,500万円余をお願いするものでございます。です。こちらのほうは、農業者がJAから農業制度資金を低利で借り受けるための利子助成を行うなど、総合的な支援を行うものでございます。です。新型コロナウイルス感染症対策資金につきましては、令和3年度に米価下落、そして今年度からは資材高騰対策への支援への活用も認めていただいていおるところでございますけれども。、新型コロナウイルス感染症対策、こちらのほうでですね、今後も農業経営の安定に向けた環境づくりに取り組んでまいりたいという具合に考えております。います。なお、債務負担行為につきましては、256ページの4番目に記載していおりますし、。過年度決裁決済分につきましても、258ページから259ページの22件に記載しているとおりでございましてでして、併せてお願いしているところでございます。です。
 続きまして、28ページをお願いいたしますします。農地中間管理機構支援事業でございます。です。1億5,700万円余をお願いするものでございます。です。こちらのほうは、農地中間管理機構の担い手育成機構が農地の賃貸借を通じて、農地の集積、集約化を進めるための事業というものでございます。です。それに係る経費を支援するというものでございましてでして、その中でも、表の下側のほうになりますが、機構中間保有地再生活用事業につきましては、令和3年度から予算化していただいている事業でございましてです。して、こちらのほうは、小規模な荒廃農地の再生を支援するものということでございますが、令和5年度につきましても要望が多いということで、昨年度より増額して要求をしていおるところでございます。です。なお、債務負担行為につきましては、256ページに記載していおるとおりでございます。です。また、過年度分についても、259ページから260ページに記載のとおりでございます。です。
 続きまして、29ページでございます。です。農地利用適正化総合推進事業でございます。です。2億2,600万円余をお願いするものでございます。です。こちらの事業につきましては、農地の担い手への農地集積をより一層進めるために、市町村や農業委員会が行う取組や、農地中間管理機構である担い手育成機構でございますが、機構を通じた担い手への農地集積、集約化の取組を進めると。、あわせて地域計画の策定を支援するというものでございます。です。
 続きまして、30ページをお願いいたしますします。国有農地等管理費でございましてでして、600万円余をお願いするものでございます。です。こちらの事業につきましては、県内の国有農地の適正な管理を行うための事業で、土地測量や境界確定に係る経費を計上するというものでございます。です。令和4年度、今年度から新設した除草作業のボランティア奨励についても引き続き取り組んでいきたいと思いますし、国有農地の適正な管理に努めていきたいという具合に考えていおるところでございます。です。
 続きまして、271ページをお願いいたしますします。271ページでございますけれども、令和5年度鳥取県就農支援資金貸付事業特別会計でございます。です。まず、271ページの業務費でございますけれども、こちらにつきましては、就農支援資金や農業改良資金の償還事務等を行うJA等への事務費補助ということでございます。です。
 続きまして、次の272ページでございますけれども、同事業の就農支援資金貸付事業ということでございます。です。2,200万円余をお願いするものでございます。です。こちらは、同じく就農支援資金と農業改良資金の貸付財源として借り入れた国庫貸付金の償還と県費負担分の一般会計への繰り出しを行うものというものでございます。です。なお、この事業につきましては、農業経営基盤強化促進法の改正に伴って、公庫資金に変更になっております。います。平成29年以降の貸付けはないというような状況でございます。です。そして、これに関連する明細であるとかや、現在高につきましては、273ページから275ページに記載のとおりでございます。です。

●河田農業大学校長
 31ページをお願いいたしますします。農業大学校の管理費4,200万円余をお願いするものでございます。です。学校施設の維持管理費に関するものでございます。です。給食業務ですとかや清掃業務の委託やですとか、令和5年度は、国際交流館と申しまして、研修生の宿泊施設の国際交流館のお風呂のろ過装置の更新及びその他光熱費やですとか、消耗品費の管理経費をお願いするものでございます。です。
 次に、32ページをお願いいたしますします。学生教育事業で940万円余をお願いするものでございます。です。2年制の養成課程の学生に対する講義ですとかや実習、学生教育に関する経費でございます。です。外部講師の報償費ですとか、や特別旅費が主でございます。です。また、令和3年10月に策定いたしましたしました農業大学校改革プログラムを継続実施するため、教育相談専門員を引き続き1名配置するですとか、スクールカウンセラーのカウンセリングの時間等を見直して充実を図るとか、教職員の研修センターの講座を受講する等の内容も引き続き盛り込んだものとしております。います。
 続きまして、33ページをお願いいたしますします。社会人研修事業で290万円余をお願いするものでございます。です。社会人の就農希望者等に対する知識ですとかや技術研修及び農家に必要な資格取得等の研修に関わる経費でございます。です。スキルアップ研修といたしましてしまして、1年間の長期研修と4か月の短期研修及び農業体験やですとか、食の6次産業化プロデューサーの育成講座等を実施するものでございます。です。
 次に、34ページをお願いいたしますします。国際的視野を備える農業人材育成事業で380万円余をお願いするものでございます。です。国際水準のグローバルGAPの知識習得とかや実践を目指すものでございます。です。平成30年度に生産工程管理、GAPの講義を新設いたしましてしまして、養成課程の各コースで年次計画で継続しているものです。果樹コースで日本梨、野菜コースで白ネギ、花のコースで花壇苗等を今年度まで計画的に取得してきたものです。令和5年度につきましては、水稲で新規に認証に向かうものでございます。です。また、畜産では、令和6年度に向けて、令和5年度からコンサルティングを始めるという予定でおります。います。また、養成課程1年生につきましては、の講義に関わる経費やですとか、令和それから5年度取得の審査料に関わるもの及び認証に向けて必要とされる消耗品の整備等に関わる経費でございます。です。
 続きまして、35ページをお願いいたしますします。農場経営費で4,830万円余をお願いするものでございます。です。学生や研修生が実習を行う農場の農場運営、施設整備に関する経費です。作物、果樹、野菜、花、畜産、研修科の各農場の栽培実習に必要な経費と共通する農業機械関係の維持管理費に係るものです。令和5年度は、トラクター1台の更新とガラス温室の加温機、オイルタンクの更新を予定しております。います。

●上月販路拡大・輸出促進課長
 それでは、206ページをお願いいたしますします。

◎松田委員長
 206ページ。

●上月販路拡大・輸出促進課長
 206ページでございます。です。「食のみやこ鳥取県」ブランド化加速事業でございます。です。2,000万円をお願いするものでございます。です。食のみやこ鳥取県のブランド化アドバイザー等の助言をいただきまして、情報発信やメニュー提供等を行いまして、食のみやこ鳥取県の知名度向上及び高級ブランドイメージの定着を図る事業でございますが、。内容といたしましてしましては、ハイエンド層に向けたPRといたしましてしまして、有名百貨店でありますとか、や高級ホテルでの県フェア、有名な料理人とかや料理業界に向けましては、有名シェフへの旬の食材の提案、あとは本県の魅力発信ツアーの造成やでありますとか、メディア等を活用したPRなどを行うものでございます。です。事業費は2,000万円でございます。です。
 めくって、次、207ページでございます。です。「食のみやこ鳥取県」輸出強化事業でございます。です。5,000万円をお願いするものでございます。です。輸出先国でのイベント、フェア等の実施及び輸出に取り組む県内事業者の支援を行うものでございましてでして、す。内容といたしましてしましては、県が実施いたしますします「食のみやこ鳥取県」輸出促進事業ということで、現地での梨とかやスイカとかのフェア、それと事業者とのマッチングやでありますとか、商談の機会の創出、加えまして、コロナ禍を考慮いたしましてしまして、オンラインでのSNS等を活用したPRなども実施をする予定としております。います。補助事業といたしましてしましては、新しい生活様式における輸出促進活動支援事業費補助金ということで実施をしております。います。それと、食品産業の輸出に向けたHACCP等対応施設の整備事業費補助金を行っておりますがいますが、来年度は要望がないため、このHACCP等の施設整備につきましては休止という予定にしております。います。
 続きまして、208ページでございます。です。デジタル化で取組む販路開拓支援事業でございます。です。500万円をお願いするものでございます。です。コロナ禍によるデジタル化の普及に対応するために、県内農産物のインターネット販売を促進するというものでございましてでして、内容といたしましてしましては、とっとりオンラインショップの運営・管理の委託を行うものでございます。です。
 続きまして、209ページをお願いいたしますします。食のみやこ鳥取県推進事業(おいしい鳥取PR推進事業)でございます。です。3,700万円余をお願いするものでございます。です。内容といたしましてしましては、食のみやこ鳥取県ブランド団体支援交付金ということで、農林水産業の団体が県内外にPRを行うための新商品の開発でありますとか、や販路開拓と、こういったもののを支援するもの、それと、県内の農業法人等が県外へ販路開拓をする取組を支援いたしますしますする農産物等販路開拓支援事業(おいしい鳥取PR推進事業補助金)、そして地域商社とっとりの育成というものと、あとは地理的表示、GIの保護制度登録産品の拡大・ブランド化事業ということで支援を行うものでございます。です。それと、県産品の販売友好店との提携事業といたしましてしまして、首都圏等での鳥取県フェアを継続的に開催するというものでございます。です。
 続きまして、210ページでございます。です。強い農業づくり総合支援交付金(鳥取市公設地方卸売市場再整備事業)ですでございます。です。1億8,300万円余をお願いするものでございます。です。この事業は、国の交付金を使いまして鳥取市の市場を再整備するものでございましてでして、昨年までは実施設計をしておられましたけれどもが、令和5年度からは工事も入るということで、11億8,300万円余をお願いするものです億8,300万円余の要望というふうにとさせていただいたところでございます。です。
 続きまして、211ページをお願いいたしますします。新型コロナ安心対策認証店特別応援事業(第4弾)でございます。です。現在実施しておりいます第3三弾キャンペーンを継続いたしましてしまして、その販売の実施と、それとお食事クーポン券の追加販売を行うというものでございます。です。

●山本食のみやこ推進課長
 212ページをお願いいたしますします。食のみやこ鳥取県推進事業(地産地消普及・情報発信事業)1,100万円余をお願いします。県民が食のみやこ鳥取県を実感、体感できる環境づくりを進め、地産地消の機運を醸成するため、食のみやこ鳥取県推進サポーターやマーク活用の支援により、食のみやこ鳥取県を発信するとともに、ふるさと認証食品、鳥取県特産品コンクール、また学校給食現場では給食供給システムの促進事業といったことで県産食材の魅力を幅広く紹介し、地産地消の機運を醸成するものでございます。です。
 続きまして、213ページをお願いします。食のみやこ鳥取県・魅力ある食づくり活動支援事業でございます。です。1,000万円余をお願いします。食のみやこ鳥取県づくり支援交付金やオリジナルメニューづくり支援などとともに、食のみやこ鳥取県に関する団体、栄養士会等でございますけれども、そういった団体等を支援すること、また、県産魚ブランド発信や牛肉販売など、そういったの団体も含めまして食のみやこ鳥取県に関する団体を支援をし、食による地域振興や郷土料理の普及、また、県産米の消費拡大の取組を推進し、普及を図るものでございます。です。
 続きまして、214ページをお願いします。とっとりジビエ普及推進事業1,700万円余をお願いします。とっとりジビエの普及推進のため、勉強会などブラッシュアップや首都圏でのレストランフェア、それを支えていただいておりますいるいなば・やほうきのジビエ推進協議会の活動等を支援する事業を行うものでございます。です。事業内容については、の詳細につきましては御覧いただければと思います。
 続きまして、215ページをお願いします。もっと「食のみやこ鳥取県」地産地消推進事業2,600万円余をお願いいたしますします。こちらは、コロナ禍を契機とした消費者の安全・安心指志向やだとか、社会貢献意識の高まりを受けまして、県産農産物の加工品の魅力など、また地産地消の意義などを訴求するため、またJAグループが進めておりいます国消国産の取組など、そういったものも幅広く紹介していくということから、令和4年度から取り組んでおりますいる地産地消の推進ということで、地産地消月間キャンペーンだとかや、宅配実証、とりたべやフリーペーパーなどによるコンテンツ発信を行うものでございます。です。
 216ページをお願いします。「星空舞」5周年ブランド化加速事業2,800万円余をお願いいたしますします。令和5年度は星空舞本格デビューから5年目を迎えるということで、星空舞ブランド化推進協議会を中心といたしましてしまして、高品質、良食味米の安定生産に向けた取組等を行うということで、首都圏での情報発信や関西圏を中心とした全国への販路開拓をも実施していくものでございます。です。
 続きまして、217ページをお願いいたしますします。6次化・農商工連携支援事業3,200万円余をお願いするものです。農林漁業者自らが主体的に取り組みますむ6次産業化だとかや、食品加工事業者等による農林漁業者と連携して行う商品開発の農商工連携について、ソフト、ハードに対する助成を行うとともに、相談だとかや、専門家派遣を行うサポートセンター等を設置いたしましてしまして、県産農林水産物の付加価値化を図ります。
 続きまして、218ページでございます。です。食のみやこ推進課管理運営費500万円余をお願いします。こちらは、市場開拓局内及び食のみやこ推進課内の連絡調整事業を実施するのに要する経費等に係る経費でございます。です。
 最後に、219ページをお願いいたしますします。「食のみやこ鳥取県」バージョンアップ事業でございます。です。1,000万円をお願いするものです。これは、昨年9月補正予算でお認めいただいておりいますがけれども、新たな人の動きを踏まえました県外観光客の誘致やだとか、県内飲食店の需要喚起を図るため、副業兼業プロジェクトの枠組み等による県内外のプロフェッショナル人材を活用した新商品開発、情報発信、新たな店づくりに対して支援を行うものでございます。です。事業としましては、補助事業ということで実施をいたしております。います。
 すみません、215ページのもっと「食のみやこ鳥取県」地産地消推進事業の中で、令和5年度も債務負担行為がございまして、269ページにその旨が記載されていおりますので、御確認いただきますようお願いします。

◎松田委員長
 それでは、質疑に入りますが、今日は分量が多いので、必ず担当課と、所管課とページも言ってからお願いします。
 それでは、質疑はございませんでしょうか。

○浜田(妙)委員
 1件だけ。これは農業大学校、32ページ、です。学生教育事業です。が、僅かな予算なのですがけれども、改めてスクールカウンセラーを入れなきゃいけない、学生に寄り添った相談教育支援体制を整えるということは、過去にはどこの大学にも学生相談があったのですね。学生相談に乗ってきたわけですが、改めて農業大学校を拝見させていただいた折に、ほかの大学とは全然違って生き生きしておられて、健康度は非常に高いというふうにと思っていたのですが、何かこれは、この最近は何か著しく問題が起きるとか、傾向があるとかありましたでしょうか。

●河田農業大学校長
 農業大学校のスクールカウンセラーにつきましては、もう12~13年前からカウンセラー自体はほかの学校と同じようにずっとやっておりますがいます。が、若者といいますか、高校を卒業した大体19、二十歳のいわゆる思春期の真っただ中の学生が参りまして、元気はありますがけれども、やはりそれなりに将来の不安やですとか、あるいは人間関係ですとか、いろいろ悩む学生もおります。います。また、最近ではいわゆる特性のある学生といいますか、そういった方も入学してこられることもあります。ので、そうした方に対してやはりしっかり寄り添っていけるようにということで、昨年は2名配置したり、回数を増やしたりしまして、今年も回数は維持しております。います。来年度は時間等をもうちょっとカウンセリングを受けやすい、学生もしっかり昼間はやはり講義ですとか、実習をやりたいという意欲もあって、来年度は時間等もカウンセリングを受けやすい昼休憩やですとか、実習が終わった後でも受けられる体制が取れたらということでカウンセラーのほうとも相談いたしましてしまして、そういった時間のちょっと調整等を5年度から図っていって、充実を図りたいと、そういったことでございます。です。

○浜田(妙)委員
 時代背景とともにそういう必要性が起きてきたというふうにと理解してよろしいですね。

●河田農業大学校長
 はい、そうです。

○浜田(妙)委員
 ありがとうございました。

◎松田委員長
 そのほかございませんか。

○由田委員
 これ、18ページ。●  新規事業の研修園の設置費助成、新規事業なのですが、これでいったら、梨、柿、ブドウ。補助額定額という意味というのをちょっと教えていただきたいと思います。要はここに研修園として利用する際に、ここに見込まれる損失というのが定額、それも100万円という根拠、それも100万円。この100万円の積算根拠と、定額という、ちょっと意味が私はよく理解できないので教えてもらえたらな。18ページですけれども、お願いします。

●藤井経営支援課長
 こちらの産地主体型就農支援モデル事業の分の今回新たな研修園の設置ということでございますけれどもが、こちらにつきましては、初心者の人が研修を受ける、親方がその圃場を使わせるというような状態になるわけです。けれども、その中で、特に果樹のほうででいきますと、ベテランの方がやればいいのですけれどもが、どうしても素人、初心者の方がやると、特に剪定とか、ちょっと間違うような管理というところも出てくるということが十分考えられるということで、。それに伴って収量が落ちたりとか、品質が下がったりとか、そういったことがございます。ので、そういったことを親方の方に、研修の受入先のほうに負担をかけるというのはどうかなというようなことがございます。して、この金額の積算につきましては、基盤強化法で認定農業者の所得目標が基盤強化法のほうでであるのですけれどもが、新規就農者のほうにつきましては、それの8掛けというような一つの目安がございます。ですので、それを一つの指標として、大体8割程度にはなる可能性があるということで、2割を損失補塡という形で出すというような形で事業のほうを立てつけをしております。います。

○由田委員
 一応説明は一応理解しました。僕は、これは逆に、人件費かなというふうにと思ったのですよ。例えばそこにその園の所有する方がいろいろ指導されるからというような、指導の一部。こういう場合に、定額で出していく、10アール当たり、例えば梨でいったら20万円、ブドウでいったら24万円、定額ですよ。これはどの程度被害があったか、ないか、なかなか分からない中での金額の算出ですよね、それで100万円。その算出根拠のところを教えてください。ちょっともう一回説明加えてください。

●藤井経営支援課長
 この根拠のほうでですがけれども、こちらのほうは、基盤強化促進法の中で、県のほうででも一つの指標のほうを設けております。います。経営の手引という一つの類型という形で、一般的なベテランといいますか、中の上といいますか、それなりにもうけられる農家の方の指標というのがございます。それの収入額に対しての2割という形でこの金額のほうを出しているというものでございます。です。ですので、梨でいくと、ざっと100万円、それに対しての2割で20万円ということでございます。です。

○由田委員
 今のでいいですか。いいですね、今の説明で間違いないですね。はい、分かり……。
 それともう1点。今さら聞けないことなのですがけれども、よく、僕はですよ、肌感覚で多少ちょっと違和感というべきか、どうかなと思う言葉として、今回でも説明がありました富裕層向けの果物とか、今回でも説明がありました。その富裕層向けのネーミングというか、一方でブランド化だとか、そういう呼び名があるのですがけれども、何か私自身はちょっと違和感を感じる。これは今さら聞けないというか、以前にそういう議論があったのかどうか分かりませんがけれども、富裕層向けというのはいかがなものかなというふうにとも思います。僕なども富裕層ではないけれども、年に一度の自分の御褒美みたいなので松葉ガニを買って食べたりとか、そういうところでの言い回しというのは、部長、どうなのでしょうか。、そこら。

●西尾農林水産部長
 ありがとうございます。
 違和感を感じるということですがけれども、それをどういう場面で使うかということなんだろうなと思います。確かに、本県の農畜産物は必ずしもそういう方々をターゲットに生産をしているわけでは全然ございません、確かに。そういう意味で違和感があるとおっしゃられるのかなと思います。が、ただ、市場で本県の農畜産物をPRしていくというときに、残念ながら、何ていうのですか、農畜産物、産品、スイカにしろ、白ネギにしろ、梨にしろ、柿にしろ、どれを取っても季節商材が多いですよね、スイカにしろ、白ネギにしろ、梨にしろ、柿にしろ。あるいっとき市場を席巻するのですがけれども、そんなに長く市場占有率が高いわけではないです。全国的にも、どの品目を取ってもナンバーワンと称されるものはございますけれどもが、そんなに津々浦々に量が行き渡るほどのものが、残念ながら、狭い鳥取県は残念ながらないという中でPRをしていくときに、ターゲットをどこに絞ってPRするのが最も効果的なのかというときの一つに、今、由田委員がおっしゃっられた層に向かってアピールをしていくというときに使わせていただくことが多いかなと思います。そういう意味での表現の仕方だと私は理解をしています。当然のことながら、市場でトップセールスもありますし、農業団体のトップセールスもあります。けれども、そのときに富裕層に向けてという情報の発信の仕方はそのときはしないかなとは思いますがけれども、そのように使わせていただいております。います。

○由田委員
 ありがとうございます。(「販路拡大のこと」と呼ぶ者あり)いろいろ出てきたのだが●  。(「そこしか出てこないです」と呼ぶ者あり)だから……(「それを言ってからにしてください。何のことか分からない●  」と呼ぶ者あり)それで、今聞きました、分かりました。
 ただ、何だろう、福田委員もよく東京の大手のところ、千疋屋さんを言われますがけれども、それはそれでよしとしながら、富裕層向けというのはどういうターゲットの仕方なのかなとか、僕自身ですが、何かちょっと誤解を招く。、僕自身ですけれどもね、ちょっと違和感という言葉を使って表現しましたがけれども、これがどうなのかなというふうにと思って言わせていただきました。

◎松田委員長
 そのほかございませんか。いいですか。

○西村副委員長
 すみません、2点お願いします。
 1点が、23ページのとっとり農林水産業女子が進める働き方改革なのですけれども、。この女子というのは、多分前からいろいろ議論があったかもしれないのですがけれども、何か私は、由田委員ではないですけれども、何か違和感がございまして、す。というのは、事業目標には地域の農林水産業界を牽引する女性リーダーの育成など女性活躍の推進となっているのですね。それで女子というのがどうもしっくり来ないのです。けれども、これについて、いつまでこの女子というのを使われるのか、この事業に参加をしている女性の方々が農林水産業女子というふうにと言われることに、それでモチベーションが上がって参加をされるという狙いでつけておられるのかどうなのかというのを伺えますでしょうか。
 2点目が、食のみやこ鳥取県です。

◎松田委員長
 ページ数をお願いします。

○西村副委員長
 ページ数は、すみません、ちょっと多岐にわたるのですがけれども、食のみやこ推進課さんに伺います。
 ちょっと私のが、すみません、ちゃんと、いろいろ見ていて理解が足らないところもあると思うのですがけれども、食のみやこの地産地消普及関連という事業が幾つかあります。それで、結局狙っているところは一緒だと思うのですがけれども、事業がいろいろ分かれていて分かりにくいのと、あとは食のみやこ推進の中でもブランド化加速のが予算が減っていたりしますし、新事業が増えている。、それから、もっと「食のみやこ鳥取県」地産地消推進事業というのもあるかと思えば、「食のみやこ鳥取県」バージョンアップ事業ということで、何か同じようなことを言葉を換えて事業になっているのですがけれども、これは国の交付金を使ったものと単県だから、そういう言葉を換えて中身をちょっと変えているのか……。

◎松田委員長
 端的にお願いします。

○西村副委員長
 すみません、ちょっと分かりにくいので。(発言する者あり)すみません、分かりにくいということで教えてください。

●藤井経営支援課長
 それでは、23ページの事業の名称といいますか、女子の件でございますけれども、。この事業につきましては、平成30年からこちらの事業のほうを取り組んできていおるところでございます。です。たしか当時は女性の参画なり、農業分野での女性の参画が全国的にもPRされてきている状況だったと思います。その中で、一つの言葉として農業女子というのがちょっとはやった時期がございました。たしかそれでこういう農業女子という言葉を使ってこういう事業名にしてきたのではないかなとは思っています。
 ただ、委員が言われたとおり、実際この文面の中には女性という言葉で説明していっているというふうなところもございますので、ちょっと一度またこの表現のほうについては一度また考えてみたいかなという具合に思います。

●山本食のみやこ推進課長
 食のみやこ推進課の事業について、地産地消ということについてお尋ねをいただきました。
 我々食のみやこ推進課では、柱となる取組といたしましてしまして、地産地消の推進ということで、その普及啓発ということを中心に取り組んでいるものでございます。です。過去からこの地産地消というようなことで事業立てをいたしましてしまして、新たな取組だとかや、先ほど御指摘のございましたもっと地産地消だとか、今年度から取り組ませていただいていおりますがけれども、今まで取り組んできた地産地消の取組をさらに推進していきたいというような思いから、施策事業として取り組んでいるというようなことでございます。です。
 これまでの食のみやこ鳥取県推進事業、212ページとかにつきましては、それぞれ関わっておられる事業者の皆様を応援していくというようなものでございましてでして、サポーターの制度やでありますだとか、特産品コンクールといったような、加工品を作っておられる事業者さんを支援をしていくというものになっておりいますし、。215ページのもっと地産地消事業につきましては、こちらは地域の小売店等、また情報発信というようなことで新たな取組として事業立てをさせていただいております。います。また、最後に、219ページにございますバージョンアップ事業でございますけれども、こちらについては、主に飲食店さんがこれまで取り組んでおられた食のみやことしての取組、メニューだとか、そういったものづくりをされていたのですがけれども、そういったものをさらにバージョンアップをされるような取組に対して補助事業というような形で今年の9月補正でお願いしたということでございます。です。
 柱となるものについては、地産地消、もっと鳥取県の県産のものを県民の方に取って摂っていただいて、それが生産者の活力につながっていくというようなことを目指して取り組んでおりいます。ので、事業名で地産地消という言葉がたくさん出てきますがけれども、柱とするものということで御理解いただければというふうにと思っております。います。

○西村副委員長
 ありがとうございました。
 農業女子はぜひその参加する方々の立場に立ってぜひ一度検証していただきたいなと思いましたので、お願いいたしますします。
 地産地消の件は分かりました。応援しておりますので、また頑張っていきましょう。(発言する者あり)言いましたけれども。(発言する者あり)いいですか。

◎松田委員長
 よろしいでしょうか。次、補正もありますので。

○山川委員
 関連で1点だけ、関連で。やはりその差別というのは受けた当事者が思うことであって……(「差別、差別はしてないだろう」と呼ぶ者あり)いや、差別というか、結局、農業女子というのが嫌かどうかは、農業に従事されている方がそういう嫌だよという方だったら、名前は変えたらいいと思うのです。けれども、ただ、実際農業をやっておられる女性の方が、アンケートだったり、意向を聞いて、嫌ですよということだったら変えればいいし、嫌ではないのですよだったら、そのままでいいと思うので、そこはぶれないように、執行部もきちんと明確にしていただけたらなと思います。これは要望で終わります。

◎松田委員長
 まだやるの、これを。やるの。

○西村副委員長
 ありがとうございます。
 関連して、私が申し上げたのは、女性リーダーという言葉が同じ事業の中にも出ております。います。女性という言葉も使ってあります。それで、事業名に農業女子となっている。要はここに参加をする方が農業女子と呼ばれることでモチベーションが上がっているということであればいいと思うのです。なので、これは執行部の皆さんが事業をつくられているときに、平成30年にはやったということでその事業名をつけられたそのままになっていますがけれども、いろんなことで今の状況、それから実際に農業にやはり女性たくさん参加していただきたいわけですよね。なので、そのやはり参加をする方々の立場に立って事業を立てるときにぜひ、事業名ってすごく大事だと思いますので、事業を立てるときに参加をする方々の立場に立って、ぜひ検証をしていただければありがたいということで私は質問をさせていただきました。ので、そこは御理解いただきたいと思います。

◎松田委員長
 検証してください。●  本当に続けるの、最後にしてくださいよ。

○浜田(妙)委員
 最後にします。ありがとうございます、委員長。
 社会の歴史の中で変わっていっていますよね。もともと女性差別というのがあって、農業に携わる皆さん、三ちゃん農業と、えらいところばっかりを女が担ってきたと。給料も出ないというような差別構造の中で、女性が担ってきたベースというのは物すごく大きくて、そこに光を当てていって、男性と同じように光を当てて、同じような役割も、だから理事の中には絶対入れないとか、いろいろあって、それで女性たちの力というものが必要な時代になってきましたね。それで、そうした背景というものがどういうふうに移り変わっていて、現状がどうなのか、。相変わらず女性たちが下働きさせられているかとか、それから役員にはなれないとか、もしそういう現状があれば、そこは是正しないといけないです。だから、目的意識をきちっと示していただいて、それで名前をつけるかつけないかは全然別のものになっていくと思いますので、基本的なところを踏まえていただきたいなということをお伝えしておきます。

◎松田委員長
 では、補正に行きます。令和4年度2月補正予算の付議案の説明を求めます。
 質疑については、説明終了後、一括して行っていただきます。
 順次説明を求めます。

●安陪農林水産政策課参事
 農林水産部2月補正予算関係資料の4ページをお願いいたしますします。多様な農業人材確保に向けたささえあい事業で150万円の減額をお願いするものでございます。です。各農協に農業人材紹介センターを開設しておりおりますがいますが、JA鳥取西部についきまして、職業紹介支援員の支援を想定していおりましたが、正職員で対応されたということで、不要になったことによる減額でございます。です。
 5ページをお願いいたしますします。みんなでやらいや農業支援事業で350万円を減額するものでございます。です。これは、がんばる地域プラン事業の市町村が中心となって行われまする地域農業を核とした活性化の取組などのを支援するものが、を他の事業の活用によって執行見込額が減少することに伴う減額でございます。です。
 続きまして、6ページをお願いいたしますします。スーパー農林水産業士育成応援事業で150万円の減額をお願いするものでございます。です。主に、令和3年度に認定された方を対象に、今年度、農業大学校等に進学される場合に就農応援奨励金ということで交付するものでございますが、当初想定していた人数を下回ったということでの減によりまする減額でございます。です。
 続きまして、7ページをお願いいたしますします。食のみやこ鳥取県フェスタ等開催費で250万円の減額をお願いするものでございます。です。これは、東部、中部、西部の3地区で物産販売イベントを開催するための経費でございますが、コロナ禍ということで一部開催中止、内容変更等ございまして、減額になったものでございます。です。

●藤井経営支援課長
 8ページをお願いいたしますします。とっとり農業経営支援ネットワーク事業でございます。です。600万円余の減額補正をお願いするものでございます。です。主な減額の理由といたしましてしましては、コロナ禍の影響により県外就農フェアへの現地参加を見送ったことであるとかや、法人化が見込みよりも少なかったことによる減額でございます。です。
 続きまして、9ページをお願いいたしますします。新規就農者総合支援事業でございます。です。9,900万円余の減額をお願いするものでございます。です。減額の理由といたしましてしましては、新規就農希望者や就農者につきまして、年間150万円の資金を交付していおります経営開始資金であるとか、や、就農準備資金でございますけれども、そちらのほうのが交付対象者が見込みよりも減ったということによる減額でございます。です。
 続きまして、10ページをお願いいたしますします。農の雇用ステップアップ支援事業でございましてでして、1,600万円余の減額をお願いするものでございます。です。主な減額の理由といたしましてしましては、国の農の雇用事業がございますけれども、そちらの事業のほうを活用できるというような方が増えたということで、それにより、当初よりも対象者が減ったということによる減額でございます。です。
 11ページをお願いいたしますします。鳥取発!アグリスタート研修支援事業でございましてでして、500万円余の減額をお願いするものでございます。です。こちらのほうの減額の理由といたしましてしましては、アグリスタート研修と追加の研修を受ける方が少なかったこと、また、農大のアグリチャレンジ科の受講生、そちらのほうでで研修生が見込みよりも少なかったことによる減額ということでございます。です。
 続きまして、12ページをお願いいたしますします。産地主体型就農支援モデル確立事業でございますけれども、こちらのほうは2,500万円余の減額をお願いするものでございます。です。主な理由といたしましてしましては、研修圃場補助の機械、施設整備への取組になりますがけれども、新規就農者サポート体制構築事業がございます。こちらのほうの実施地区の見込みが予定よりも少なかったということによる減額でございます。です。
 続きまして、13ページをお願いいたしますします。集落営農体制強化支援事業でございましてでして、300万円余の減額をお願いするものでございます。です。こちらにつきましては、機械導入を予定していた集落営農組織、こちらのほうが今年度事業中止、または延期したことによる減額というものでございます。です。
 続きまして、14ページをお願いいたしますします。企業等農業参入促進支援事業でございます。です。400万円余の減額をお願いするものでございます。です。主な減額理由といたしましてしましては、事業実施予定であった企業がコロナ禍の影響によって、事業活用の中止であるとかや、延期をしたことによる減額というものでございます。です。
 15ページをお願いいたしますします。多様な担い手づくり支援事業でございましてでして、4,000万円余の減額をお願いするものでございます。です。理由といたしましてしましては、人・農地プランの中心経営体が行う機械や施設の導入への国の事業でございますが、こちらのほうは採択減、採択されなかったことによる減額ということでございます。です。
 続きまして、16ページをお願いいたしますします。とっとり農林水産業女子が進める働き方改革推進事業ということでございますが、60万円の減額をお願いするものでございます。です。こちらにつきましては、女性グループの農業女子ネットワーク、こちらのほうの活動がコロナ禍により減少したということによる減額でございます。です。
 17ページをお願いいたしますします。農業金融利子補給等総合支援事業でございます。です。3,400万円余の減額をお願いするものでございます。です。主な補正理由といたしましてしましては、農業経営改善促進資金、スーパーSといいますけれどもが、そちらの原資貸付けについて、JA等の金融機関の当初の貸付要望額に対して実績が減少したというもこのとによる補正でございます。です。
 続きまして、18ページをお願いいたしますします。農地中間管理機構支援事業でございましてでして、200万円余の減額をお願いするものでございます。です。主な減額理由といたしましてしましては、担い手育成機構が中間保有している農地の草刈り等の保全管理、そちらのほうを行うものでございますけれどもが、予定地が速やかに転貸されていったということによって、管理費が不要になったということで減額をお願いするものでございます。です。
 続きまして、19ページをお願いいたしますします。農地利用適正化総合推進事業でございますけれども、6,500万円余の減額をお願いするものでございます。です。主な減額理由といたしましてしましては、農業委員会が行う活動に要する経費についての国の認証減と、あとはコロナ禍の影響により地域の話合いがなかなか進まなかったということによって、農地集積に取り組む機構集積協力金の活用がそちらのほうにつながらなかったということによる減額でございます。です。

●河田農業大学校長
 資料の20ページをお願いいたしますします。国際的視野を備える農業人材育成事業で117万円余の減額をお願いするものでございます。です。国際水準のグローバルGAPの知識習得と実践を目指すものですが、今年度、コロナの対応ですとか、や講師の体調等によりまして、コンサルの回数を複回数回まとめて来ていただいてやったりとか、講師が変更になりましたことに伴う講師の旅費の減額になったものと、あと認証の審査料の経費が生産振興課のほうの国の事業に振り替えることができたるということで、そういったものに伴ういます減額補正でございます。です。

●上月販路拡大・輸出促進課長
 それでは、61ページをお願いいたしますします。61ページでございます。です。「食のみやこ鳥取県」輸出強化事業でございます。です。この事業は、県内事業者の輸出促進活動を支援いたしましてしまして、農林水産物の輸出拡大及びインバウンド観光の促進に寄与することを目的としておりいまして、す。事業内容として、2番の表2の表にまとめておりますいるとおり3つございますが、このうちの真ん中の2つ目、新しい生活様式における輸出促進活動支援事業費補助金、これの実施状況を踏まえまして減額補正をするというものでございます。です。それと、表の一番下の、食品産業の輸出に向けたHACCP等対応の施設対応の整備事業費補助金でございますが、こちらのほうも、ウクライナ情勢等の状況によりまして部品調達が困難ということで、年度内の完了が難しいということから全額を減額させていただきまして、合計2,200万円余の減額のお願いをするものでございます。です。
 続きまして、84ページをお願いいたしますします。繰越明許費に関する調書でございます。です。一番上の新型コロナ安心対策認証店特別応援事業費(第3弾)でございましてでして、こちらのほうは事業を年度末近くまで実施することによりまして、飲食店への換金事業等を年度内に完了することが困難であるため、繰越しをお願いするものでございます。です。

●山本食のみやこ推進課長
 62ページにお戻りください。もっと「食のみやこ鳥取県」地産地消推進事業でございます。です。200万円余の減額の補正をお願いします。こちらにつきましては、事業の一部でございますけれども、ある地産地消ポイント実証事業の執行見込みの減ということで補正をお願いするものでございます。です。
 続きまして、63ページをお願いします。6次化・農商工連携支援事業で1,200万円余の減の補正をお願いします。こちらにつきましては、当初予定していおりました6次化・農商工連携事業補助金の執行見込みの減、また、支援体制として整備していおります農山漁村発イノベーションサポートセンター運営に係る国交付決定額の減による減額補正をお願いするものでございます。です。
 飛びまして、84ページ、88ページにございますけれども、繰越明許費に関する調書ということで、上から2番目の6次化・農商工連携支援事業費について、1,000万円の翌年繰越しをお願いいたしますします。その理由といたしましてしましては、88ページにございますが、関係機関との調整を要して、年度内完了が困難となったためということでございます。です。

◎松田委員長
 それでは、説明は以上です。
 質疑等ございましたでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 では、報告事項に移ります。報告2件でございます。です。●  報告1、が令和5年1月24日からの大雪に係る農林水産関係被害について、安陪農林水産政策課参事の説明を求めます。

●安陪農林水産政策課参事
 資料のほうの2ページをお願いいたしますします。令和5年1月24日からの大雪に係る農林水産関係被害について御報告いたしますします。このたびは1月24日から25日、一旦やんだのですが、27日から28日頃を中心にしまして積雪がございました。山間部を中心に積雪量は多かったところですが、平地、市内等でも30センチ、40センチといった積雪を記録するなど、県全域で大雪になったところでございます。です。表にまとめていますが、農林水産関係被害の被害金額といたしましてしましては、表のほうにまとめておりますがいますが、約2億5,000万円の被害金額となっております。います。特に被害が大きかったところのは、畜舎などの倒壊14件、で約1億1,500万円、パイプハウスの損壊78棟で、9,500万円などといったところになっております。います。
 今後の対応といたしましてしましては、生産者の皆さんの営農継続のための復旧支援、また第2部で議案の説明もございますが、白ネギを中心としました販売促進への支援につきまして、第2部のほうでで議案の説明もございますが、2月補正予算をお願いしているところでございます。です。
 なお、早急な、急ぐ対応が必要なものにつきましては、災害復興調整費を活用することとしており、まして、生産者の皆様に寄り添った形での支援をしてまいりたいと考えております。います。

◎松田委員長
 続いて、報告5、鳥取県産品の海外での情報発信と輸出支援に係る取組について、上月販路拡大・輸出促進課長の説明を求めます。

●上月販路拡大・輸出促進課長
 それでは、7ページをお願いいたしますします。鳥取県産品の海外での情報発信と輸出支援に係る取組について御報告をさせていただきます。まず、台湾でのPR状況でございますけれどもが、主に4点ございましております。います。1番の(1)の部分でございます。です。台湾のほうでではインターネットのメディア、Japaholicを通じまして県産品を紹介しておりまして、本年度は、柿を、11月の25日から12月2の24日、星空舞を1月の6日から2月4日まで、鳥取和牛を2月の6日から3月7日までということで、紹介記事を掲載してPRをしております。います。2つ目に、高級スーパー、裕毛屋での鳥取県物産展の開催ということで、これは5年連続6回目になります。12月の9日から11日に、これは5年連続6回目になりますけれども、星空舞や王秋梨等や日本酒等、こういったようなものを、13事業者42品目の販売を行っております。います。3つ目に、高級フレンチレストラン、Paris  1930での鳥取和牛メニューの提供ということです。これは2度目ということで、、2月の9日から12日にということで、これは2度目ということでやあっております。います。4つ目に、ライブ配信による鳥取和牛のオークション販売のを開催予定をしていおりまして、す。2月から3月の間に2度、こちらも3年連続いうことで実施を予定しておいるところでございます。です。
 (2)の香港、中国でのPRでございますが、こちらは主に3つございます。して、1つ目は、香港日系スーパーの
APITA、UNYでの鳥取和牛フェアということで、こちらは初開催ですが、10月の5日から11日ということで鳥取和牛の販売会を実施をさせていただきました。2つ目に、そごう香港での山陰・山陽食品展の開催ということです。、12月の21日から1月の3日にさせていただきまして、こちらのほうも中国5県一体となって物産展を開催をしたところでございます。です。3つ目に、上海での鳥取県産酒プロモーションということです。県内の酒造事業者3社の商品のPR販売、それと飲食店での県産酒フェアを開催するものでございましてです。して、下のほうにポツということで2つあしておりますがけれども、上海ジャパンブランドへの鳥取県ブース出展が、2月の4日から5日、それと上海の市内飲食店、廣屋の、県産酒フェアがということで2月の18日から3月3日と、それと3月の4日から17日ということで実施を予定しとているところでございます。です。
 3つ目に、(3)のシンガポール・タイでのPRでございますが、。シンガポールの日本料理店、
TAKAYAMA2店舗での鳥取カニフェアの開催。こちらは初の開催でございます。です。ア、イにございますとおり、2店舗におきまして11月6日から12月の31日でありますとか、1月の4日から2月の28日というようなことでに、ベニズワイガニでありますとか、や松葉ガニを用いたメニュー、そして県産の日本酒を提供するようなフェアをしてPRをしております。います。2つ目に、バンコクの高級果実店のサンフレッシュ・タイランドでの県産柿のプロモーションを実施しております。います。こちらも、10月18日からは輝太郎、12月10日からは富有柿のPRということで、実際に店舗でPR販売を行うとともに、インフルエンサーを活用した情報発信を行っております。います。3つ目に、バンコクの高級ホテル、マンダリン・オリエンタルでの鳥取和牛プロモーションということで、こちらのほうは3月の10日から19日にということで実施を予定していおるところでございます。です。
 2番の、初めて輸出に取り組む事業者に向けた「食のみやこ鳥取県」海外販路開拓セミナーということで、こちらのほうは初めて実施いたしましたしましたけれども、。(1)の香港向けはということで、12月7日に米子市のほうでで開催いたしましてしました。これはオンラインでも受講できるようにしておりまして、て、こちらのほうは参加事業者が5社7名、これはオンラインでも受講できるようにしておりまして、こちらのほうは、オンラインはで8社8名ということで、合計13社15名の方に受講していただきまして、セミナーを開催いたしました。しました。
 2回目といたしましてしまして、今度は台湾向けということで、1月18日に鳥取市内で開催いたしましてしました。て、こちらのほうも実際の会場への参加者、それとオンラインを含めまして、21社30名の方に受講していただいたところでございます。です。

◎松田委員長
 ただいまの説明について質疑等ございませんでしょうか。

○斉木委員
 2ページの大雪の被害の関係ですけれどもが、春の雪というのは重たくて、パイプハウスなどがすぐこういう状況になるのです。けれども、建てるときにはするのだけれども、あと、補強でよく中からいろんな中から支えをしてやられるのですけれどもが、そういうことをやっていてもこういう被害が出るということなのか、やっていなかったからこういう被害になったのか、どういうことなのですか。

●安陪農林水産政策課参事
 ありがとうございます。
 パイプハウスにつきましては状況調査というのをやっていおりまして、それを見ますと、多いのはやはり建ててからの経過年数が20年とかたった分というのが一定程度あるというところでございます。です。
 先ほど委員がおっしゃったような柱というか、補強の分をした分につきましても、やはり古い分につきましては倒れていたりということもございます。し、仕方として、何ていうのですか、距離にたくさん柱を設ければもちろん強くなるのですがけれども、ちょっと間が空き過ぎていたりというようなところもございますので、そういったところは、やり方というのを再度研修等でやっていく必要があるのかなというふうにと考えております。います。
 ただ、今回のように70センチ、80センチ積もったところもございました。て、やはりかなり急激に80センチとか積もっていくと、なかなか対応していてもというところはあるような調査結果になっていおります。本当はので、雪かきができれば本当はいいのですけれどもが、なかなか対応できなかったところもあるのかなというところではあります。
 こういった状況調査は引き続きさせていただいて、今後の研修等につなげていければというふうにと考えております。います。

○斉木委員
 倒れる、あるいは壊れる数というのは以前よりは多分少なくなってきているのではなかろうかなと思いますけれども、。ぜひその経験を生かして、こういうところはこういう処置をしたほうがいいよというようなことを指導してあげて、なかなか高齢化になって、思っていてもなかなか体が動かない、物がないということになるでしょうけれどもが、できるだけ、壊れてしまうと後が大変なものだから、なるべく壊れないように、降る前に処置ができるような体制をぜひやっていただきたいなと思いますので、。どうでしょうか。

●安陪農林水産政策課参事
 ありがとうございます。
 なかなかそういった対応ができる、できないというところはあろうかと思うのですが、特に施設化というのを進めてきている経過もございますので、今後こういった急激な雪に対しても対応ができるように研修等、これまでもやってはきておいるのですが、そういったところをさらに充実させて、今回の情報等も入れながらやっていければと考えております。います。

○斉木委員
 分かりました。

◎松田委員長
 よろしいでしょうか。

○斉木委員
 はい。

◎松田委員長
 では、その他に移ります。
 農林水産部第1部に関して、執行部、委員の方で何かございませんでしょうか。
 では、ないようでございますので、農林水産部第1部につきましては以上で終わります。
 暫時休憩いたしますします。再開は10時45分。

午前10時42分 休憩
午前10時47分 再開

◎松田委員長
 再開します。
 引き続き農林水産部第2部について行います。
 初めに、令和5年度当初予算及び予算関係以外の付議案の説明を求めます。
 関係課長より順次説明を求めます。

●中島生産振興課長
 生産振興課でございます。です。よろしくお願いします。
 令和5年度当初予算の冊子の36ページをお願いいたしますします。当初予算の冊子でございます。です。36ページでございます。です。とっとり花回廊施設管理費で1億9,600万円余と継続費2億6,200万円余をお願いするものでございます。です。とっとり花回廊は開園して23年が経過しております。います。施設管理に必要な備品購入、施設の修繕、調査などを行うものでございます。です。主な事業内容でございますが、レストラン厨房のコールドテーブルとショーケース、コインロッカーなどの更新、あと水質調査、ナラ枯れ対策、施設設備の改修などを計画しております。います。また、継続費といたしましてしまして、令和5年度から2年間、園内各所の空調の熱源機器などの更新工事を計画しております。います。
 37ページをお願いいたしますします。とっとり花回廊管理運営委託費で、令和5年度が最終年の委託費3億9,100万円余をお願いするものでございます。です。近年、コロナ感染拡大防止対策を徹底する中で、の主な取組といたしましてしまして、県産花卉のPR、魅力向上・情報発信力の強化、地元との連携等について、中段のほうに記載させていただいております。います。さらに、今回の次期指定管理の更新といたしましてしまして、県有施設・資産有効活用戦略会議での方針決定を踏まえまして、令和6年から5年間の次期指定管理の債務負担行為18億7,200万円余をお願いするものでございます。です。5年間の債務負担行為は、花回廊も含めまして、た公募施設の要求方針ですとかや、さらに近隣の同類施設の入園料金の値上げなどを勘案させていただきまして、指定管理料を設定しております。います。公募施設の債務負担行為の積算の考え方としてを、人件費、物件費など、光熱水費は参考に記載しております。います。その中で、特に光熱費でございますがけれども、物価上昇が著しい現状にある中で、今後の動向も不透明であるということから債務負担行為には含めず、公募などを行う時点の価格動向を踏まえて設定したいと考えております。います。
 38ページをお願いいたしますします。鳥取二十世紀梨記念館施設管理費で1,200万円余をお願いするものでございます。です。二十世紀梨記念館は、これは開館して21年が経過しております。います。施設管理に必要な備品購入、施設修繕などを行うものでございます。です。主な事業内容でございますがけれども、梨の糖度などを計測する非破壊内部品質センサーの更新ですとか、洋式トイレの改修を計画しとているというところでございます。です。
 39ページをお願いいたしますします。鳥取二十世紀梨記念館管理運営委託費で、令和5年度、こちらも最終年度の委託費1億1,200万円余をお願いするものでございます。です。近年の主な取組状況につきましては、下段に記載しております。います。先ほど花回廊の委託費で御説明しました公募施設の要求方針や積算の考え方を踏まえまして、こちらも令和6年から5年間の次期管理指定の債務負担行為4億6,100万円余をお願いするものでございます。です。
 続きまして、40ページをお願いいたしますします。生産振興推進事業で1,000万円余をお願いするものでございます。です。主な事業内容でございますけれどもが、梨、柿、ブドウの作況調査園の設置やですとか、宮内庁への献穀事業、あとは課内の事務的経費でございます。です。
 すみません、1ページ飛びまして、42ページをお願いいたしますします。米穀施設長寿命化等対策推進事業で2,300万円余をお願いするものでございます。です。主な事業内容でございますけれどもが、組織活動、米穀施設のオペレーター研修、これは継続部分でございます。です。このたび新規部分といたしましてしまして、各農協さんが令和2年から2年間実施した米穀施設の特殊点検を踏まえまして、今後の米穀施設再編の取組方針などを検討されているという状況でございます。です。そういった中で、このたび新規部分として、鳥取西部農協さんから米穀施設再編への支援要望、これを受けまして施設再編モデル事業を創設しまして、来年度は、具体的には大山のライスセンター、これの機能移転ですとかや、ほかのライスセンターへの乾燥機移転の取組を支援するものでございます。です。
 43ページをお願いいたしますします。鳥取県農作物種子生産振興対策事業で2,700万円余をお願いするものでございます。です。主な事業内容でございますけれどもが、組織活動、実証圃ほ場の設置と、こちらも新規部分といたしましてしまして、JAグループさんからの、県域の水稲種子生産の拠点施設の改修の支援要望、これを踏まえまして、これは、具体的には国事業を活用して、国府種子センター、そこの乾燥機と、あとは荷受け操作盤の改修などの取組を支援するものでございます。です。
 44ページをお願いいたしますします。鳥取県経営所得安定対策等推進事業で8,400万円をお願いするものでございます。です。こちらの主な事業内容ですけれどもが、経営所得安定対策等を円滑に実施するために、県と市町村段階で設置していおります農業再生協議会、これの事務的な経費でございます。です。
 45ページをお願いいたしますします。新たな水田農業の収益性向上対策支援事業で2,000万円余をお願いするものでございます。です。主な事業内容でございますがけれども、大豆等の生産拡大を図るために、国事業を活用しましたて、団地化の推進やですとか、営農技術導入の取組支援を、あとは稲作農家が取り組みやすい飼料用米の生産拡大を図るため、面積拡大に対する交付金を考えております。います。国も昨年に引き続き、別途、県の交付金と同額を交付する事業スキームとなっております。います。
 46ページをお願いいたしますします。鳥取梨生産振興事業で1億1,500万円余をお願いするものでございます。です。主な事業内容でございますけれどもが、細事業で、気象災害に強い施設整備事業では、多目的防災網の整備、。「新甘泉等」特別対策事業では、二十世紀、新甘泉、王秋の生産拡大を図るための植栽ですとかや、果樹棚、網かけ施設、ハウスの整備、。ジョイント栽培拡大事業では、梨栽培全般の省力的な栽培を進めるための植栽やですとか、育苗などの条件整備、。さらに、機械導入やですとか、価格安定対策の支援を行うものでございます。です。
 47ページをお願いいたしますします。鳥取柿ぶどう等生産振興事業で3,700万円余をお願いするものでございます。です。主な事業内容でございます。です。細事業ごとに説明させていただきます。「輝太郎」特別対策事業では、輝太郎の生産拡大を図るための植栽やですとか、果樹園整備など。柿ぶどう等生産拡大事業では、各産地で振興しておられる品種の生産拡大を図るための植栽、果樹園整備など。さらに、防風ネットの更新やですとか、機械導入の支援を行うものでございます。です。
 48ページをお願いいたしますします。農業経営安定資金利子助成事業で290万円余をお願いするものでございます。です。気象災害やですとか、市場価格の低落、原油価格高騰などが生じたときに、JAさんが農家さんの再生産に必要な融資を末端金利ゼロとなるような利子補給する仕組みでございます。です。
 49ページをお願いいたしますします。戦略的スーパー園芸団地整備事業で3,900万円余をお願いするものでございます。です。主な事業内容でございますけれどもが、JAさんなどが主体となりまして、梨では高単価の新甘泉などの品種、省力的なジョイント栽培、また、気象災害とかや鳥獣害などの防止に資する多目的防災網などの先進技術を組み合わせたコンパクトな団地のを計画にを整備しまして、ベテラン農家さんと新規就農者さんが一緒に入植するということで、技術継承やですとか、産地への定着を図るための支援でございます。です。
 続きまして、50ページをお願いいたしますします。ブロッコリー産地の広域化・生産強化総合対策事業で1,700万円余をお願いするものでございます。です。こちらにつきましては、その他の財源といたしましてしまして、国の産地生産基盤パワーアップ事業の資金管理団体であります公益財団法人日本特産農産物協会からの助成金を充てております。います。主な事業内容ですが、一昨年前の春から稼働していおります県内初のブロッコリー広域共同選果場を拠点に、県中西部を中心としたて広域的なブロッコリーの産地強化、これを図るために、主な事業内容でございますけれども、組織活動、あと国事業を活用した省力化、規模拡大に必要な機械導入、あと土壌改良等の基盤整備、連作障害対策に必要な実証などの取組の支援を行うものでございます。です。
 51ページをお願いいたしますします。鳥取の花・芝生産振興対策事業で610万円余をお願いするものでございます。です。主な事業内容でございますが、まず、花卉のほうででは、産地強化に向けた取組、具体的には、シンテッポウユリの品種転換、あとはストックの出荷調整機器等の導入、あとは県域イベントの花のまつりの開催、花育などの取組の支援でございます。です。芝では、耕作放棄地の再生により規模拡大やですとか、あと、一部新規部分といたしましてしまして、PRイベントの開催、あとはインターンシップによる人材育成、継続的なPR活動の取組の支援を考えております。います。
 52ページをお願いいたしますします。園芸産地活力増進事業で4,800万円余をお願いするものでございます。です。主な事業内容でございますけれどもが、県の主要園芸品目の産地強化ですとか、発展に必要な農協さんの施設整備や改修、新たな特産物加工品の育成、あとは農作業の軽労化、新技術導入の取組、あとは新規病害虫等の被害拡大を早期に抑制するための緊急的な防除技術の実証など、県内の園芸産地の強化に向けた総合的な支援でございます。です。
 53ページをお願いいたしますします。野菜価格安定対策事業で2,200万円余をお願いするものでございます。です。主な事業内容でございますが、国が指定していおります指定野菜、特定野菜関係は、国の制度を活用して差額補給金を交付するようにしております。います。また、鳥取県ブランド野菜、これにつきましては、国の制度に準じた形で県独自の制度として、市町村さんやですとか、農協さんと連携して、国の制度の対象にならない本県の重要品目をカバーする支援でございます。です。
 54ページのほうをお願いいたしますします。有機・特別栽培農産物・GAP等総合支援事業で520万円余をお願いするものでございます。です。主な事業内容でございますが、有機・特栽の認証業務ですとか、栽培技術の普及、あとはGAPの普及啓発、指導者育成、あとは新規取得の取組の支援などでございます。です。
 55ページをお願いいたしますします。環境に配慮した持続可能な農業総合対策事業で1,1300万円余をお願いするものでございます。です。昨年7月に施行されましたみどりの食料システム法を受けまして、県と市町村の共同による基本計画を作成するために、同じ7月22日に、JAグループさんをはじめ、関係者、有識者などで構成しました戦略会議を立ち上げ、これまで2回開催しました。て、骨子案の推進目標ですとかや、推進施策について様々な御意見をいただく中で、特に異論はございませんでした。また、常任委員会におきましても、これまで御説明し、御意見等をいただいたところでございます。です。さらに、市町村さんや農協さんを参集した意見交換会も数回開催しておりまして、年度末をめどに作業を進めているところでございます。です。主な事業内容でございますが、新規部分の取組といたしましてしまして、組織活動支援に書かせていただいていますが、基本計画案に基づく具体的な取組の実行組織といたしましてしまして、組織活動支援に書かせていただいておりますけれども、関係機関で構成するプロジェクト協議会を設置したいと考えております。います。また、地域資源、特に堆肥の利用拡大の具体的な取組といたしましてしまして、これは国事業を活用しまして、全農とっとりさんが戦略会議で御提案されました堆肥入り肥料、これの開発と試作品を使った水稲やですとか、白ネギ、ブロッコリーなどの現地実証にJAグループさんと連携を図りながら取り組みたいと考えております。います。農協さんの既存の地域資源などを活用した肥料の現地実証、これについての取組も支援したいと考えております。います。また、新たに有機農業を実践されたい生産者やですとか、産地づくりなどにも国事業を活用しまして支援したいと考えております。います。
 56ページをお願いいたしますします。戦略的園芸品目(イチゴ「とっておき」)総合対策事業で1,000万円余をお願いするものでございます。です。主な事業内容でございますがけれども、単収、品質向上に必要な機械設備の導入、あと販促活動、ハウス導入などの支援でございます。です。
 57ページをお願いいたしますします。植物防疫総合対策事業で1,300万円余をお願いするものでございます。です。主な事業内容でございますが、病害虫防除所、これの運営経費、病害虫の発生予察調査、あと病害虫の防除対策の実証などの支援を考えております。います。
 58ページをお願いいたしますします。農薬安全処理・登録推進事業で470万円余をお願いするものでございます。です。埋設農薬に係る現地調査と水質調査、あとはラッキョウの農薬登録に必要な試験の経費でございます。です。
 すみません、ここから253ページをお願いいたしますします。先ほど36ページのほうでで御説明させていただきましたとっとり花回廊施設管理費の2年分の継続費の支出を記載しておりますので、御覧いただきたいと思います。
 続きまして、また飛びます。256ページをお願いいたしますします。先ほど37ページと39ページで御説明させていただきました。とっとり花回廊管理運営委託費と鳥取二十世紀梨記念館管理運営委託費の債務負担行為を記載いたしていおりますので、御覧いただきたいと思います。

◎松田委員長
 お疲れさまでした。

●板東農業試験場長
 聞こえておりますか。すみません、59ページをお開きください。農業試験場です。どうぞよろしくお願いいたしますします。
 資料59ページ、60ページについて御説明申し上げます。試験研究費として2,100万円余りをお願いするものでございます。です。令和4年度との比較で130万円余りの減額となっていますが、これは主に備品費の減に伴うものでございます。です。令和5年度は、星空舞のブランド力を強化する研究など、従来の取組課題をブラッシュアップした新規3課題を含め、稲、麦、大豆、それから水田で栽培する野菜関係、そして有機特別栽培など11課題について取り組んでまいります。
 続いて、61ページについて御説明いたしますします。農業試験場管理運営費として2,840万円余りをお願いするものでございます。です。令和4年度との比較で430万円余の減額となっていますが、これは主に令和4年度には施設改修が行われましたが、令和5年度には行われない理由ことによるものでございます。です。

●八田園芸試験場長
 園芸試験場の八田でございます。です。よろしくお願いいたしますします。
 それでは、資料62ページをお開きください。まずは試験研究費でございます。です。4,300万円余の予算となっております。います。果樹、野菜、花卉に関する試験研究に要する経費ですが、特徴ある鳥取オリジナル品種の育成、付加価値の高い園芸作物及び安定した生産技術の開発等に係る試験研究に要する経費となっております。います。事業内容については、資料、主な事業の内容にというところで記載しておりいますがけれども、特に主なものについて紹介をいたしたいと思います。
 一番上にあります新規課題、園芸産地の今と未来を見据えた病害虫防除対策であります。これにつきましては、みどりの食料システムに沿ったものでありましてでして、環境と調和の取れた食料システムの確立のため、環境負荷低減活動の促進を進めていくというものであります。具体的な取組として低リスク農薬、農薬代替資材の活用、スマート防除技術の開発、そして高精度な病害虫発生予察の実施を行うというものでございます。です。
 次に、上から6番目になりますけれども、鳥取のナシ産地活性化を目指す栽培技術の確立でございます。です。これについては、新品種、新甘泉、なつひめを核とした生産技術の確立やとかジョイント栽培の技術の確立、それから糖度向上、早期出荷を可能とする技術の開発などを進めてまいりたいと思います。
 また、一番最後の4で、債務負担行為限度額でお願いしておりますがいますが、。これはラッキョウの栽培について作付が8月とありますが、収穫が翌年の7月となるため、経費の一部12万円余を令和6年度でお願いしているというところでございます。です。
 関連しますので、資料の256ページをお開きください。債務負担行為で翌年度以降にわたるものについての前年度末までの支出額又は支出額の見込み及び当該年度以降の支出予定額等債務負担に関するの調書ということでありますけれどもが、上から7番目にあります項目について、その詳細が記載してあるということでございます。です。
 それでは、また元に返っていただきまして、資料の63ページを御覧ください。先ほどの前のページで説明しました研究課題の中ので、市場競争力のある鳥取オンリーワン園芸新品種の育成でということになります。760万円余の予算ということになります。鳥取県オリジナル優良品種を育成し、本県園芸作物のブランドアップを図り、生産者所得の向上と鳥取園芸の発展に資する経費ということになります。幾つか育成するものがございますから、主なものについて紹介をしたいと思います。
 一番上になっておりますの梨については、新甘泉に続く優良品種の育成を目指した交配と系統選抜を行っております。います。既に優良な系統2系統につきましては、既に現地での実証栽培を開始しているというところでございます。です。
 次に、4番目の項目になりますが、イチゴについてですが、これは西日本各県と国の共同育種により有望系統を選抜しております。います。共同で品種登録に向けて進めているというところでございます。です。
 次に、5番目の項目ですが、スイカですが、の台木について栽培上問題となっているつる割れ病と黒点根腐れ病についての耐病性台木の育成に取り組んでおります。います。現在その新しい系統につきましては、現在品種登録の申請を行っている段階となっております。います。
 一番下の項目になりますが、ナガイモについては今現在ねばりっこがありますが、その後継品種としまして粘りが強く、食味が良好で、種芋の確保が容易なナガイモ新品種の育成に取り組んでおります。います。既に品種登録に向けて進めていおるというところでございます。です。
 次です。資料64ページをお開きください。園芸試験場の管理運営費になります。で7,500万円余のお願いでございます。です。園芸試験場の管理運営費ということでございましてでして、具体的には電気代の光熱水費、試験研究に使用するハウスの修繕や被覆資材の購入、施設の老朽化に伴います本場棟のエアコンの修繕工事に、それから分場の耐震改修に要する経費をお願いするところでございます。です。

●岡山鳥獣対策センター所長
 鳥獣対策センターでございます。です。よろしくお願いいたしますします。
 それでは、戻りまして、資料41ページをお願いいたしますします。鳥獣被害総合対策事業といたしましてしまして2億8,300万円余りをお願いするものでございます。です。国事業と単県事業との2本立てとなっておりまして、鳥獣被害の低減のために市町村などが実施主体となって行ういます侵入防止柵の設置、それから捕獲の取組などを支援することとしております。います。また、令和5年度から新たに猟期のイノシシの有害捕獲に対しまして、国交付金を支給する体制として捕獲推進を図ることとしております。います。
 続きまして、日野振興局から鳥獣被害対策関連事業が要求されておりいますので、私から説明させていただきたいと思います。
 それでは、資料は、飛びまして、224ページをお願いいたしますします。中山間地域を次世代につなぐ日野郡鳥獣被害対策協議会支援事業として45万円をお願いするものでございます。です。日野郡3町、関係団体、県で構成いたしますします日野郡鳥獣被害対策協議会をつくっておりまして、その協議会の中の鳥獣被害対策実施隊が被害対策に当たっているところです。その実施隊の活動費のうち、国交付金の対象とならない事務的な経費を、3町と県で負担をして、支援を行うものでございます。です。

◎松田委員長
 続いて、これはたくさんありますね。

●森田農地・水保全課長
 農地・水保全課でございます。です。
 65ページをお願いいたしますします。農地・水保全課管理運営費でございます。です。1,800万円余をお願いするものでございます。です。当課の管理運営費に要する経費並びに土地改良法法手続に要する経費でございます。です。来年度におきましては、土地改良法法手続15地区程度、それから圃場整備に伴います換地調整地区、これが4地区程度の予算を計上させていただいております。います。
 続きまして、66ページをお願いします。国土調査事業でございます。です。国土調査法に基づいて地籍図、地籍簿等を取りまとめる市町村に対して補助をするものでございます。です。現在県下4市13町が現在実施しておりまして、令和4年度の見込みで37.4%まで上がってきていおるという状況でございます。です。
 続きまして、67ページ、土地改良区支援等事業でございます。です。1,490万円余をお願いするものでございます。です。これにつきましては、土地改良区、土地改良施設等の適切な運営等を支援する事業でございましてでして、3つの事業、土地改良区基盤強化事業、それから土地改良負担金償還平準化事業、それから土地改良施設維持管理適正化事業の3つの諸事業により成り立っております。います。現在、県内に77土地改良区が県内にございます。それらに対する支援、それから施設に対する補修費用等を助成するものでございます。です。
 続きまして、68ページ、みんなで取り組む農山村保全活動支援事業でございます。です。1,200万円余をお願いするものでございます。です。協働活動により農業生産基盤を保全する取組の普及啓発を図るものでございましてでして、共生の里推進加速化事業、それからむら・まち支え合い共生促進事業、こうといったものを行っておるものでございます。です。、あとボランティアの派遣等の事務を行っていおるものでございます。です。本年度、単年度支援という制度をつくりましたけれどもが、現在2地区が実施に取り組まれておりまして、この2地区とも協定締結に向けて現在、用意を進めていおるところでございます。です。
 続きまして、69ページでございます。です。多面的機能支払交付金事業でございます。です。8億6,600万円余をお願いするものでございます。です。農業、農村が有する多面的機能の維持、発展のための地域活動に対して支援するものでございます。です。農地施設の維持活動に支援を行う農地維持支払活動、それから非農家を含めた水路等軽微な補修や環境保全活動に支援する資源向上活動、あるいは長寿命化に対する支援を行う資源向上支払いと、こういったものに対しての助成費用を計上させていただいております。います。
 続きまして、70ページでございます。です。農地を守る直接支払事業でございます。です。8億7,400万円余をお願いするものでございます。です。農業生産条件が不利な中山間地域等で農地、施設を維持管理していただいている組織に対して、中山間直接支払交付金ということで、協定面積に応じて支援を行うものでございます。です。中山間直接支払い交付金ということで、そういった活動に対して、協定面積に応じて支援を行っているものでございます。です。
 続きまして、71ページ、環境保全型農業直接支払対策事業でございます。です。2,300万円余をお願いするものでございます。です。農業の有する多面機能の発揮を図るため、それから農業生産に由来する環境負荷を軽減する、そうといった取組に対して支援するものでございます。です。化学肥料、化学合成農薬を原則5割以上低減するというような取組に対して、助成を行っているものでございます。です。
 続きまして、72ページでございます。です。国営土地改良事業関連事業でございます。です。7,300万円余をお願いするものでございます。です。現在3地区ございます国営造成施設、現在3地区ございますけれども、それらの管理に要する経費でございます。です。基幹水利施設管理事業ということで大山山麓と東伯、それから国営造成施設管理事業としましてで東伯と大山山麓、米川、こちらのほうの助成、これ●  のほうの管理に要する経費を助成するものでございます。です。
 続きまして、73ページ、中海干拓農地利活用促進事業でございます。です。700万円余をお願いするものでございます。です。現在、中海干拓地に25ヘクタールの県有農地がございます。これらの管理、それから貸付け、売渡しを行うものでございます。です。干拓地にあります県有農地の維持管理を担い手育成機構のほうにお願いする経費、それから県有農地に係る負担金を支払うもの、それから来年度は3年に一遍の公募売渡し、貸付けを行う計画としています。それに必要な土地鑑定費、PR費を計上させていただいております。います。
 続きまして、74ページでございます。です。しっかり守る農林基盤交付金で、2億1,000万円をお願いするものでございます。です。国庫補助事業等によらない小規模な整備、補修等に要する経費を市町村に交付するものでございます。です。あわせまして、災害等が生じた場合に、こちらも国庫補助事業等にのれない小規模な災害に支援をするものでございます。です。予算区分としまして、通常基盤整備、これは、先ほど申しました小規模な整備、補修等を計画的に進めているもの。それから災害復旧につきましては、発生した際に市町村が迅速に復旧に向かえるよう、予算を上げさせていただいているものでございます。です。
 続きまして、75ページ、農業農村整備事業基礎調査でございます。です。64万9,000円をお願いするものでございます。です。農業農村整備事業の実施状況、利水状況等、国と調整しながら意見交換とかや、それから調査を実施しているものでございます。です。主な事業内容を5つほど上げておりいますがけれども、基本的には国からの委託調査事業、それから環境配慮に係る専門家からの意見等を聴取するための経費でございます。です。
 続きまして、76ページをお願いいたしますします。地域のみんなで取り組む流域治水(農林)600万円をお願いするものでございます。です。現在、流域治水に対する取組として田んぼダム、それからため池の利活用等を検討しております。います。今年度も農業試験場内にモデル圃場を製作させていただきまして、実際に農家の方々にその効果等を見ていただいておいるところでございますけれども、。来年度も引き続き試験圃場を活用しまして、その効果等を広くPRしていきたいと。並びにため池の利活用促進という形で、大路川流域にありますため池について有効活用ができないかというようなことを、モデル的に実施していけたらなというふうにと考えていおるところでございます。です。
 続きまして、77ページ、次世代型農業インフラメンテナンス推進事業でございますけれどもが、事業期間が終了したため、廃止としております。います。
 続きまして、78ページでございます。です。経営体育成促進事業890万円余をお願いするものでございます。です。圃場整備事業等に合わせまして、その集積率に基づいて交付金を交付して、農家負担の軽減を図るものでございます。です。5年度の事業としまして、米子市の淀江地区、それから日南町の折渡地区で予定をしていおるものでございます。です。
 続きまして、79ページをお願いします。譲与促進費(農道)でございます。です。550万円余の予算をお願いするものでございます。です。農道につきましては、市町村等に譲与を行っていおるところでございますけれどもが、譲与に至っていないところがございます。未登録等の関係から譲与ができていないところがございます。これらの市町村への譲与を促進するため、登記の可能性調査、それから測量委託業務、それから登記補助、こうといった業務を行っていくものとしております。います。
 80ページをお願いします。農地法面管理省力化支援事業でございます。です。こちらにつきましても、事業期間満了のため、廃止するものでございます。です。こちらのほうにつきましては、今後につきましては、実際にしっかり交付金等を使いながら実践に移っていくというようなことでございます。です。
 続きまして、81ページでございます。です。(公共事業)農業農村整備事業でございます。です。12億7,900万円余の予算をお願いするものでございます。です。あわせまして、1億7,000万円の債務負担行為をお願いするものでございます。です。農地の区画拡大や汎用化、国土強靱化のための整備を行うものでございます。です。令和5年度におきましては、新規地区としましては、団体が26地区着工するような形となっております。います。先ほど申しました、一番下段に書いておりいます債務負担行為につきまして1億7,000万円を1地区でお願いすることとしております。います。
 続きまして、82ページをお願いいたしますします。農村防災体制強化事業でございます。です。113万円余をお願いするものでございます。です。この事業につきましては、災害復旧技術向上研修会を年2回開催する経費、並びに県が管理者となっておりいまする農地地滑りすべり防止施設並びに及び農地海岸保全管理施設について、維持管理及び並びに補修を行うものとして予算をお願いしております。います。
 続きまして、83ページでございます。です。ため池保全管理・防災対策強化事業でございます。です。1,850万円余をお願いするものでございます。です。この事業におきましては、令和3年4月に鳥取県ため池サポートセンターを設置したところでございますけれどもが、引き続きこのセンターの運用のための経費を計上させていただいております。います。事業内容につきましては、ハザードマップを活用した避難訓練、それから地元調整等、それからため池の管理状況等の点検確認、併せましての地元指導等を行っております。います。令和5年度につきましては、全国ため池フォーラムというのを鳥取県で開催する計画となっております。います。全国持ち回りで、来年度が25回目ということで、これに要する経費も計上させていただいていおるところでございます。です。
 続きまして、84ページをお願いします。ため池安全総合対策強化事業でございます。です。7,290万円余をお願いするものでございます。です。ため池の安全管理に対するトータル的な、総合的な事業を行っているところでございます。です。主な事業内容のところを記述しております。います。(1)ため池保全管理・防災対策強化事業、こちらにつきましては、先ほど説明させていただいた内容でございます。です。(2番目として、)ため池防災減災対策推進事業としまして、ハザードマップの作成並びに必要でなくなったため池の廃止、こうといったところの予算をお願いしております。います。
 あわせまして、ため池監視システム導入推進事業、こちらにつきましては、令和4年度からため池に監視システム、カメラと水位計ですね、こちらのほうの整備を進めております。います。来年度も引き続き来年度もこれに要する経費を計上させていただいていおるところでございます。です。大体、監視装置につきましては、大体年20か所程度の設置を目標として実施していおるところでございます。です。
 続きまして、85ページ、公共事業になります。農地防災事業でございます。です。3億4,300万円余をお願いするものでございます。です。あわせまして、3億8,400万円の債務負担をお願いするものでございます。です。こちらにつきましては、ため池、頭首工等の防災減災対策を実施するものでございます。です。事業内容につきましては掲載しているとおりでございますけれどもが、令和5年度として団体営1地区、鳥取市のため池のほうでで着手する計画となっております。います。一番下段でございます。です。先ほど申し上げました債務負担行為3億8,400万円をお願いするものでございます。です。
 続きまして、86ページでございます。です。こちらも公共事業でございます。です。耕地災害復旧事業3億3,900万円余をお願いするものでございます。です。こちらにつきましては、災害により被災した農地、農業施設を速やかに復旧するものでございます。です。補助事業、国の補助事業を活用しながら復旧するもの、それから単県事業、いわゆる国庫補助にならないような県の施設の復旧、こちらに要する経費を計上させていただいております。います。
 公共事業の予算説明資料につきましては、後段の225から227ページに掲載をしております。います。それから先ほどの農業農村整備事業、それから農地防災事業、それから耕地災害復旧事業の着工地区の概要については、228から230ページに掲載をしておりいますので、御覧いただけたらと思います。あわせまして、先ほど農業農村整備事業、それから農地防災事業のほうでで債務負担について説明させていただきましたがけれども、256ページの9行目、10行目に債務負担行為に係る調書調査を掲載させていただいていおりますので、御覧いただけたらと思います。
 続きまして、ページが飛びますがけれども、222ページをお願いいたしますします。西部農林局の予算でございます。です。大沢川管渠点検診断調査事業でございます。です。140万円をお願いするものでございます。です。鳥取西部地震によって被災した大沢川について現在、管渠になっていおりますけれどもが、その管渠区間の老朽化や被災状況の点検、調査を毎年行っているものでございます。です。令和4年度から第3期地区として10年間を計画し、管渠の目視調査、それから強度調査、こちらのほうを実施するものでございます。です。

◎松田委員長
 では、最後。

●加藤東部農林事務所長
 それでは、220ページをお願いいたしますします。湖山池周辺農地営農支援対策事業でございます。です。390万円余をお願いするものでございます。です。湖山池の汽水化に伴いまして、水稲作ができなくなっております。います。集落営農組織による大規模飼料作を、県と市で支援しております。います。牧草の収穫量というのは、播種後大体3年目が大体ピークで、徐々に低下してまいります。それでおおむね5年が更新時期ということなっておりいまして、前回更新から5年から6年経過いたしますしますので、本年度、令和4年度と来年度の2か年で牧草更新を行い、収量と品質向上を図るというものでございます。です。
 続きまして、221ページ、湖山池汽水化(砂丘畑農業用水)対策事業で、510万円余をお願いするものでございます。です。湖山砂丘畑は、湖山池から農業用水が取れなくなったので、大井手用水から暫定的に用水を確保しております。います。この大井手用水は、通常稲作期間の5月20日から9月10日、約4か月の通水なのですけれどもが、砂丘畑には3月15日から11月15日の約8か月の送水が必要でございます。です。この約4か月の延長がありますので、掛かり増し経費を低減するために、湖東大浜土地改良区に委託料として支援をするものでございます。です。

◎松田委員長
 それでは、今までの説明について質疑をいただきますが、所管課とページ数をあらかじめ御指定くださいませ、。よろしくお願いします。どうぞ、ありましたら挙手をお願いします。

○由田委員
 58ページの農業費の中で、農薬の関係でちょっと質問いたしますします。僕はここに来て初めてこの事業を聞きました。市町村では、この事業は議員のときには伺っておっいたのですが、改めて県内に18か所あるということなのですけれども、初めに現状はどうなっているのかということをお伺いいたしますします。以前に、倉吉では中部地震のときに調査をしたというようなことも伺っていますが、現状はどうなっているのか。
 それと、いわゆるこの農薬というのの、ウランでいったらいわゆる半減期だとか、そういうことをよく議論しますが、いつまでこれを管理するのかということですよね。そうであるとしたら、今さらということもあるのかも分からないけれども、これは●  何だろう、ちゃんとした安定的なところに保管をするようなことも、今さらということもあるのかも分からないけれども、変えないといけないのかなと。地震等の災害でこれが漏れ出たりだとか、そういうことになったときの周辺の被害等を考えたときには、抜本的な対策、もうそういうことも含めて、この事業をやられているのかというのをちょっと教えてください。県内の18か所というのはどういうところに、倉吉の1か所を私は承知していますけれどもが、ほかのところは全く知らないものですから、お願いします。

●中島生産振興課長
 今の現状ということでございました。基本は、まず回収できるものは既に回収しております。います。ただ、上屋とか建物が屋があるところなど、その辺のところがあったので、過去にそういう専門家会議がございまして、そのときには先生のほうからから評価いただいて、基本的に今のそういう施設のが経過、そういう調査を、継続的にするような話をいただいております。います。ただ、すみません、これをいつまでこれを継続的にというところもあろうかと思いますけれどもが、基本的には今そういう専門家の委員さんとかの過去の声をいただいて、基本的には継続的に調査をさせていただくというところ、。具体的に、今はそこぐらいかなと思っていおりますけれども、具体的に、はい。

○由田委員
 すみません。これはあまり公になっていない施設なのですよね。公言したらいけないのかも分からないけれども、周辺の住民の人に思わぬ不安をというようなこともあるのかも分からないけれども、逆に言ったら、もうそういうことも考えていかないといけない時代ではないのかなと思います。これはちょっと難しいと思うのだけれども、これは一旦ちゃんと整理すべきだと思います。地域の人にも情報公開というか、安全なのですよ。もう実際、倉吉でも、こういう調査したのを公表は、市、町だけしか公表されていません。周辺の集落あるいは自治会と言うべきか。その存在すら知らない状況の中で、そういう不安がある。そういうところを、僕は逆に公表するというか、そういう視点はどうなのでしょうか。

●中島生産振興課長
 すみません、先ほどのちょっと回答の漏れがございました。今の状況はどうだったかということがありました。今、水質調査とか達観調査させていただいて、特に影響とか問題はございませんというのが1つと、今先ほどの見解ですがけれども、一応地権者の方々とかには、結果はフィードバックさせていただいていおるというようなところでございます。です。

○由田委員
 最後にします。
 そうでしょうね。地権者は当然、農協とか市町村が指導して、そこに保管していおるわけです。それは分かりますがけれども、周辺の人は全く分からない状況の中でそれが安全なものなのか、そういう不安があると思うのですよ。そこらのところを整理すべきではないのかなというふうにと思います。もともとこういう、昔でいったら言葉、ホリドールとかきつい農薬ですよ。そういうものを保管、それが無害になるのはいつ頃なのかというようなところもやはり知らせてあげてほしいのです。今が安全だったら安全でありますよという、そういう公表もあってしかるべきだと思うのです。いかがでしょうか。もうこれ以上言いませんけれども。

●鈴木農業振興監
 農薬自体が放射性物質みたいに半減期でなくなるということはまずないと思います。残り続けるものだという前提でおります。います。ただ、課長が最初申しましたように、専門家会議の中で、まず取り出して完全に無害化、ガラス固化といって、もう固化して処理施設に持っていく、それができるところは全てやり終えて、それが物理的にできない、かつ漏出、漏れる危険性がないと判断されたところが今の状態で残っていて、それを毎年この予算で現状の確認をし続けているという状態だと思います。それで、では、例えば上屋が何か大きな工事とか、そこを改変しなければならないというようなタイミングがあれば、その段階でまた掘り返すというような、それで無害化処理をして搬出するというような選択肢も出てくるのだろうと思いますがけれども、そのために勝手に改変されないかとか、そういうことを継続的に調査させていただいておいるというところでございます。です。

○由田委員
 まあいいわ、結構です。

◎松田委員長
 そのほかございませんか。いいですか。

○西村副委員長
 63ページの鳥取オンリーワン園芸新品種なのですけれどもが、ブドウの加工適性に優れる品種の育成という取組状況について、もう少し詳しく知りたいので、もし今分からなければ後で資料でも結構ですので、お伺いさせていただきたいのです。けれども、お願いします。

●八田園芸試験場長
 失礼いたしました。しました。園芸試験場の八田でございます。です。
 ブドウの加工適性に優れる品種の育成ということについてのもう少し詳しい内容ということでございました。昨年度の末になりますけれども、園芸試験場が交配、育種した27系統の中からワイン加工適性の可能性がある04HS-2というものにつきまして、醸造試験を行っております。います。醸造した成果品をもって県内の幾つかのワイナリーでテースティングを行っていただき、評価をいただいたというところでございます。です。
 そのときのいただいた意見につきましては、次のとおりでありますがけれども、鳥取のような小さい産地では独自で開発した品種ではなかなかブランドはつくれないと。やはりフランスで栽培されている定番のブドウ品種でないと、市場の評価を得ることについては難しいというような御意見。それから新規の育成品種を導入するようなリスクを負うということについては、ワイナリーとしては経営的には考えていませんということですね。それから、むしろ既存品種で安定した収量が確保できるような栽培面での技術支援をお願いしたいというような御意見がございました。
 現場でいただいた御意見を参考にしまして、今年度につきましては、新たな育種の交配については取り組んではおりいません。ただ、04HS-2の適性調査を継続して熟成度合いを見るということと、それから山梨県が国と共同して開発された、2017年に出願公表していおりますコリーヌヴェルトという、ワイン品質が優れるシャルドネと香り豊かなケルナーというものをを交雑して得られた品種というふうにと伺っておりますがいますが、日本で開発されて可能性がある品種ということでありますので、その苗木について購入をはじめ、ワインに対する品種特性調査をこれから進めていきたいというふうにと思っております。います。引き続き品種特性の優れる品種の情報収集を、全国的な試験場と共に検索を進めるということと併せて、現在育種実施しておりいます04HS-2とコリーヌヴェルトの加工適性調査について、継続してまいりたいというふうにと思っております。います。

○西村副委員長
 ありがとうございました。
 04HS-2は、何か種が残るのと残らないのがあったというような話を以前お聞きしたのですがけれども、もうこれは、育種自体は継続してやって、そういう実際に加工用に使えるように、もう少し様子を見るということなのかどうかについて教えてください。多分そんなに簡単にすぐできるものではないというのもありますので、どの程度これから力をかけていくのかというのが1つ。
 先ほどのコリーヌヴェルトなのですがけれども、シャルドネとケルナーとおっしゃいましたか。(「はい」と呼ぶ者あり)この交配品種の分は、これは園芸試験場での土壌で、何でしょうか、育種して鳥取県に合うかどうかを見ていくのか。それとも、ほかの例えばほかのワイナリーさんのどこか、別のいろんな土壌があると思うのですけれどもが、どういう土壌のところで検査、試験していくのかについて教えてください。

◎松田委員長
 ●  か。

●八田園芸試験場長
 先ほど2点の御質問があったというふうにと思っております。います。
 04HS-2につきましては、まだ継続して栽培をしていきたいというふうにと思っております。います。やはり樹齢がやはり落ち着いてきて、進んでいきますとまた違った品種特性というのは出てくるというふうにと思っておりいますので、それについては、しばらく継続して調査を進めていきたいというふうにと思っております。います。
 コリーヌヴェルトにつきましては昨年導入して植えてはいおりますけれどもが、栽培の主体につきましては、園芸試験場内の砂丘地センターということになりますので、砂丘地での品種特性をまず確認いたしましてしまして、そこである程度の栽培の技術を確立した後に、ワイナリーとか現場のほうへの周知やとか御案内を申し上げたいなというふうにと思っております。います。

○西村副委員長
 ありがとうございました。
 もともと原産が山梨県ということで、山梨県ののどこ、どういう土壌でできた交配品種なのかということですとか、また後で、ちょっとすみません、資料で後で教えてください。以上です。ありがとうございました。

◎松田委員長
 そのほかございませんか。
 すみません、ちょっと1個だけよろしいでしょうか。鳥獣対策センターなのですがけれども、今イノシシの害が一番多いということの話だけれどもで、電気柵とかワイヤメッシュ柵、こういうのがメインの対策みたいですけれどもが、中国電力が開発した何か、何ていうの、網をU字溝の反対側にひっくり返したみたいなやつを置くと効果があるというやつものがあるらしくて、御存じなければ、調査研究されたらどうかなと思うのですが、。いかがでしょうか。

●岡山鳥獣対策センター所長
 失礼いたしますします。質問ありがとうございました。
 中国電力のやつは、細かくは存じ上げていないので、ちょっと申し訳ないのですけれども、今、新たに農業新聞等からでもネット状のやつだとか、捕獲おりとか捕獲わなという形でそういったものが紹介されたりはしているというような話はあるのですけれどもが、中国電力のやつは、申し訳ないのですが、細かくは存じ上げていないのです、やはり捕獲おりとか捕獲わなというか、そういう形で。ちょっとこの間、研修会があったほかのところから聞いた話はあるのですけれどもが、やはり何というのですかね、下ろしたときに引っかからないような、例えばある程度開けた場所であったりとか、そういう形である場所が必要だとか。あとはその下ろすタイミングですね、それが引っかからずにきちんと行くかどうか、引っかからずにとか、そういったことで、ちょっと課題としてはあるというような話を伺っているところではございますが、。新たにそういう資材が出てきているという情報は入っていますので、今後、実際どうなるのかというところも含めてちょっと情報収集を図ってまいりたいなと思っているところでございます。です。

◎松田委員長
 いろんな新しいやり方が出てきているみたいなので調査研究していただいて、効果があるのであれば、ぜひ取り入れていただければと思いますが、。よろしくお願いします。
 では、続いて、補正に移りたいと思います。令和4年度2月補正予算の付議案の説明をしていただきます。
 では、順番に順次説明を求めたいと思います。

●中島生産振興課長
 生産振興課でございます。です。令和4年度2月補正予算のほうの冊子をお願いいたしますします。の21ページをお願いいたしますします。よろしいでしょうか。とっとり花回廊施設管理費で、1,290万円余の減額補正をお願いするものでございます。です。減額の主な理由はといたしましてしまして、園内の量水器更新工事やですとか展望回廊防水の、これのシート更新の工事など、施設修繕の工事請負費の入札残などによるものでございます。です。
 1ページ飛びまして、23ページの上段をお願いいたしますします。経営所得安定対策等推進事業で930万円余の減額補正をお願いするものでございます。です。減額の主な理由といたしましてしましては、水田農業における県や地域の農業再生協議会の事務的経費、これはの国からの交付決定額の減少によるものでございます。です。
 次に、中段の新たな水田農業の収益性向上対策支援事業で、890万円余の減額補正をお願いするものでございます。です。減額の主な理由といたしましてしましては、機械導入など、事業の一部中止ですとかや規模縮小などによるものでございます。です。
 すみません、24ページ上段をお願いいたしますします。鳥取梨生産振興事業で、790万円余の減額補正をお願いするものでございます。です。減額の主な理由はといたしましてしまして、防災施設整備やハウス導入などの事業の一部の中止ですとかや入札残によるものでございます。です。
 次に、中段でございます。です。鳥取柿ぶどう等生産振興事業で、320万円の減額補正をお願いするものでございます。です。減額の主な理由といたしましてしましては、防除機など、規模縮小ですとかや入札残によるものでございます。です。
 25ページの上段でございます。です。戦略的スーパー園芸団地整備事業で、200万円の減額補正をお願いするものでございます。です。減額の主な理由といたしましてしましては、1地区で国事業を活用するための他事業への振替や、ですとか入札残によるものでございます。です。
 次に、中段の戦略的園芸品目(イチゴ「とっておき」)総合対策事業で、1,100万円の減額補正をお願いするものでございます。です。減額の主な理由といたしましてしましては、ハウス導入などの事業の一部中止やですとか規模縮小などによるものでございます。です。
 26ページの上段をお願いいたしますします。ブロッコリー産地の広域化・生産強化総合対策事業で、1,920万円余の減額補正をお願いするものでございます。です。減額の主な理由といたしましてしましては、乗用管理機の導入など、事業の一部中止やですとか規模縮小などによるものでございます。です。
 次に、中段の園芸産地活力増進事業で、200万円の減額補正をお願いするものでございます。です。減額の主な理由といたしましてしましては、ハウス導入やですとかかん水施設整備など、事業の一部中止や規模縮小等によるものでございます。です。
 続きまして、27ページの上段の野菜価格安定対策事業でございます。です。1,610万円余の減額補正をお願いするものでございます。です。減額の主な理由といたしましてしましては、販売価格が補償基準額まで下がらなかった品目等もありまして、交付金を交付しなかったというものでございます。です。
 次に、中段の環境に配慮した持続可能な農業総合対策事業で、450万円余の減額補正をお願いするものでございます。です。減額の主な理由といたしましてしましては、市町村事業など、事業の一部中止ですとかや規模縮小などによるものでございます。です。
 28ページをお願いします。有機・特別栽培農産物・GAP等総合支援事業で、140万円余の減額厳格補正をお願いするものでございます。です。減額の主な理由といたしましてしましては、機械器具の導入など、事業の一部中止ですとかや規模縮小などによるものでございます。です。
 続きまして、29ページでございます。です。これは新規事業、雪害園芸施設等復旧対策事業で、1億円の補正をお願いするものでございます。です。1月24日からの大雪によりまして被害を受けた農林業者さんが再生産に向けて復旧を行う場合の経費支援でございます。です。具体的な内容につきましては、2、の事業内容に記載していおりますがけれども、ハウス、畜舎などの復旧対策、あと被害を受けた白ネギなどの販促対策の取組支援でございます。です。昨日、早速、市町村さん、農協さんを参集しました事業説明会も開催したところでございます。です。また、各農協さんにおきましては、今、白ネギの雪害規格などを適用されて、で今、適用されて、市場出荷されておいるということを聞いております。います。また、緊急を要する設備復旧などにつきましては、別途、災害復興調整費、これを活用しまして、市町村さんですとかや農協さんと連携し、迅速に対応したいと考えております。います。
 続きまして、30ページをお願いいたしますします。植物防疫総合対策事業で、490万円余の減額補正をお願いするものでございます。です。減額の主な理由といたしましてしましては、県中部で実施しましたジャンボタニシの防除技術の実証面積の減などによるものでございます。です。
 続きまして、飛びます。84ページの繰越関係の事業をお願いいたしますします。生産振興課といたしましてしまして4本、上段のほうでですけれども、4つの事業の明許繰越しをお願いするものでございます。です。主な繰越理由は88ページのほうに記載しておりいますので、御覧ください。
 88ページでございます。です。鳥取梨生産振興事業費と園芸産地活力増進事業費の主な繰越理由といたしましてしましては、機械設備の部品調達、これが時間を要しておりまして、年度内完了が困難となったためでございます。です。
 あとは国事業の制度設計を活用して、県独自に上乗せ助成をお認めいただいている肥料価格高騰緊急対策事業費、これの主な繰越理由はといたしましてしまして、現在、国のほうが事業執行スケジュールの見直し、具体的には令和5年春肥の支援金を中心に次年度への繰越しを今見込んでおられいるということで、県におきましても繰越手続を行う必要が生じたということでお願いするものでございます。です。
 最後、先ほど説明させていただきました雪害園芸施設等復旧対策事業の主な繰越理由といたしましてしましては、事業実施期間が十分確保されないということで、年度内完了は困難となったためということでお願いするものでございます。です。

●八田園芸試験場長
 失礼いたしますします。資料の31ページを御覧いただきたいと思います。園芸試験場管理運営費でございます。です。400万円余の減額をお願いするものでございます。です。中身につきましては、園芸試験場の管理運営に要する経費ということで、維持管理等に係る委託料及び工事請負の執行残に伴うというものでございます。です。
 次ですけれどもが、少し飛びます。84ページをお願いいたしますします。繰越明許費に関する係る調書ということであります。上から3段目ですか、園芸試験場費、園芸試験場管理運営費の繰越明許費の690万円余を繰り越すということでございます。です。理由につきましては、またページが飛びますがけれども、88ページをお願いいたしますします。繰越理由というものがありますけれども、繰越理由一覧の7段目、園芸試験場管理運営費の項目で、倉庫屋根スレートぶきふき替え工事の繰越理由ということで、積雪等の悪天候の懸念から工事期間が十分に確保できないためということでお願いをするものでございます。です。

●岡山鳥獣対策センター所長
 失礼いたしますします。では、22ページをお願いいたしますします。鳥獣被害総合対策事業でございます。です。5,460万円余りの減額補正をお願いするものでございます。です。減額の理由といたしましてしましてはは、今年度、国交付金の認証減、それからイノシシの捕獲見込み数から捕獲数が減少したこと並びに入札減によるものでございます。です。

◎松田委員長
 では、最後、結構ありますね。

●森田農地・水保全課長
 そうしましたら、32ページをお願いいたしますします。土地改良区支援等事業でございます。です。200万円の増額をお願いするものでございます。です。事業内容としましては、国の補正予算を活用しまして、土地改良区等が管理する農業水利施設に係る電力量等のエネルギー価格高騰分に対関する支援を行うものでございます。です。この事業におきましては現在、国のほうと調整しながら、県下のほうででこの事業にのれるところを、失礼しました、の採択のによって準備をしていおるところでございます。です。
 続きまして、33ページをお願いします。多面的機能支払交付金事業でございます。です。5,200万円余の減額をお願いするものでございます。です。これにつきましては、国の認証減に伴う減額補正でございます。です。
 続きまして、34ページ、農地を守る直接支払事業でございます。です。840万円余の減額をお願いするものでございます。です。これにつきましては、市町村からの申請減、――実は琴浦町さんのほうが令和4年度から過疎地域に指定されたということで、琴浦町さんのほうからから取り組みたいというお話があったのですけれどもが、コロナ等いろんな形で話合いが十分できなかったということもあって、申請が一部にとどまったということでの減でございます。です。その中のほとんどは来年度から実施されるという話を聞いております。います。
 35ページ、しっかり守る農林基盤交付金でございます。です。1,900万円の減額をお願いするものでございます。です。いろんな事業を活用しながら、国庫補助事業等を活用することが可能となったもの、それから各市町村等の請負差額等がございまして、減額をお願いするものでございます。です。
 続きまして、36ページでございます。です。農業農村整備事業でございます。です。2,800万円余の減額をお願いするものでございます。です。県営事業、それから団体営事業におきまして、事業費確定による減額をお願いするものでございます。です。
 64ページから66ページのほうに公共事業の予算説明資料を掲載しております。います。また、農業農村整備事業の今回補正をお願いいたしますします地区につきましいて、67ページに着工地区の概要を載せておりいますので、こちらを御覧いただけたらと思います。
 続きまして、ページが飛びますけれどもが、84ページをお願いいたしますします。繰越明許費に関する調書でございます。です。84ページから85ページの農地費14事業、それから86ページの下段にあります耕地災害復旧費、さらに変更分として87ページの農地費に計上しておりいます4事業、こちらについての繰越しをお願いするものでございます。です。繰越理由につきましては、88ページから90ページに掲載していおりますがけれども、それぞれ資材高騰等による入札不調、それから調達の遅れ、それから仮設用地の交渉等に時間を要したものです。それから残土受入れの調達、調整にも時間を要した、それから地盤変動調査や文化財調査が少なくなったというような、様々な理由から繰越しをお願いするものでございます。です。

◎松田委員長
 補正の説明は以上です。
 今までの説明について質疑はございませんでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 では、ないようでございますが、ちょっと昼を過ぎましたが、続行します。
 報告事項に移ります。
 執行部の説明は、要領よく、簡潔にお願いします。
 報告は3点、報告2、田んぼダムモデルほ場における実証研修の実施概要及び田んぼダムの推進状況について及び報告3、令和4年度日本型直接支払の取組状況について、森田農地・水保全課長に説明を求めます。

●森田農地・水保全課長
 そうしますと、提出資料のほうの3ページ、4ページを御覧ください。田んぼダムモデルほ場における実証研修の実施概要及び田んぼダムの推進状況について報告させていただきます。
 流域治水の取組の一つでありまする田んぼダムについて、農業者と地域住民への周知を図るために、モデル圃場の実証研修を行ったところでございます。です。これにつきましては、昨年の7月21日の常任委員会でも開催について御報告をさせていただいておるところでございますけれどもが、令和4年の研修の状況、それから作物、稲のほうの生育調査の結果が出ましたので、その報告並びに推進状況の報告等をさせていただきます。
 実証研修の実施概要でございますけれどもが、6月、9月、10月、年に4回実施することになりました。コロナ等でちょっと延期等があったのですけれどもが、年に4回実施をさせていただきまして、メディア等を含めましてですけれども、約260名の参加になっております。います。また、このモデル圃場のことにつきましては、いろんな他県のほうからからも問合せがございまして、そこに記述させていただいしていおります国交省、農林省ほか、他県からも現地のほうに視察に来ていただいているところでございます。です。
 研修内容につきましては、田んぼダムの実施地区、未実施地区の貯留効果の比較等を実際に目で見ていただく。それから落水口の違いによる田んぼダムの効果や取組手法などを紹介しております。います。参加者の反応としては、7月にも報告させていただきましたけれどもが、「実施方法を知ることができました」とか、「有効だと感じます」と。それから稲の生育が心配であるというような声がございまして、このモデル圃場では、実際に稲を植えまして生育状況などの調査もしております。います。
 (2)番のほうでで、そちらのほうでですがけれども、モデル圃場の中にダム想定を4区画設置しまして、その4区画については、強制的に水を当ててやるという、雨が降ったような形で、湛水深を増やしてやるというような形で実証試験をしたところでございます。です。秋に収穫を行いまして、食味、それから収量等を確認したところ、通常管理の圃場1区画と比べると影響はないというふうにと判断をしたところでございます。です。この結果につきましては、農業試験場と共同調査を行って、そういった結果となっております。います。実はこれにつきましては、モデル圃場の設置がちょっと5月にずれ込んだもので、来年度には引き続き、今度はコシヒカリ、県内で多く作られておりいますコシヒカリ等でもやってみたいというふうにと考えていおるところでございます。です。
 続きまして、裏面の4ページのほうでです。田んぼダムの推進状況という形でを記載させていただいています。
 令和3年度からの10地区で取り組んでおっいたところなのですがけれども、こういった試験圃場でのPR、様々なメディアを使ってのPR等を実施していたところ、令和4年度には17地区まで拡大しております。います。まだ来年度以降も取組に向けて話合いをされている地区を聞いていおりますので、来年度以降もPRにを努めていきたいというふうにと考えておいるところでございます。です。その中で、琴浦町の出上農地・水保全活動組織というところが、こちらも田んぼダムのほうに取り組んでいただいておいるのですがけれども、それらの取組が非常に評価されまして、中国四国農政局長表彰で最優秀賞を受賞したところでございます。です。中四国管内の多面の組織の中で4,100組織のうち、2組織が最優秀賞として受賞したうちの1組織でございます。です。以上でございます。です。
 続きまして、5ページのほうをお願いいたしますします。令和4年度日本型直接支払の取組状況についてでございます。です。日本型直接支払い、多面的機能支払いと中山間地域等直接支払いの今年度の取組概要を報告させていただきます。
 多面的機能支払いにつきましては、取組面積が68ヘクタール増加しまして、農振農用地面積に対するカバー率は53%という形となっております。います。令和7年度の目標率60%にはもう少し頑張っていかないといけないのかなと。今年度の結果ですけれどもが、新規に着手した組織が13地区、合併等によって増減があったものが4組織、それから活動期間で再認定をされなかったところが7組織という形で、全体で組織数は2組織増え、取組面積は68ヘクタール増えたということでございます。です。
 続きまして、中山間地域等直接支払いです。けれども、先ほど補正予算のほうででもちょっとお話しさせていただきましたけれどもが、琴浦町のほうでで、過疎地域に指定されたという形で面積のほうは増えていおると。全体で11組織、の140ヘクタールの増という形になっております。います。予算のほうででも説明させていただきましたけれどもが、来年度も琴浦町さんのほうでで活動、協定の締結に向かわれるということを聞いていおるところでございます。です。
 今後の対応ですけれどもが、いずれにしろ、まだまだ目標等に届いておりいませんので、いろんな場面でPRをしていきたい。それから県や市町村で実施しています基盤整備事業等の話合いの中で、こういったことに取り組んでいただくよう、また、先ほどの流域治水の対策としての連携等を図って、引き続き推進していきたいというふうにと考えております。います。
 なお、来年度、令和5年度、6年度に多面的機能支払い、活動が終了する組織がかなりございます。こういったところの継続に向けて今から準備をして、各市町村、それから推進協議会と連携を図って、来年度以降も実施されていくようPRをしていきたいというふうにと考えております。います。

◎松田委員長
 報告6、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については、資料に記載のとおりですので、説明は省略します。
 ただいままでの説明について質疑等はございませんでしょうか。

○山川委員
 3ページの田んぼダムについてちょっとお伺いしたいのですけれども、。国だったり、や他県から視察が相次いでいる、そして中四国ブロックの農政局長の最優秀賞を受賞したということなのですけれどもが、鳥取県が田んぼダムについてこの規模だったりの先進的な土地、先進的なモデルであるという、技術であるということの認識でよろしいでしょうか。

●森田農地・水保全課長
 そう言っていただけるとありがたいのですけれどもが、実はこの田んぼダムというのは、どちらかというと、東北地方、新潟県のほうでで以前からやられていた方法なのですけれども、。ただ、最近の豪雨等で川全体、川だけではとても治水対策ができない、流域全体でちょっとずついろいろとしていきましょうという中ことで、この田んぼダムという取組を県も推進していきたいという中で、農業試験場にこういったモデル圃場を造ってやったところというのは少ないです。というところで、各県、それから国のほうからからも見に来られて、今こういったことでPRされているのだなということで、たくさん見に来ていただいたというところだと思います。

○山川委員
 東北で既にされていたということなのですけれどもが、試験場のこの規模でやられるということが珍しいということで、新潟とかからも来られていますし、。それで技術を結局オープンにするということは、すごくそれはそれでいいとすごく思うのですけれどもが、ネーミングでもともとあるのでネーミングで商標権だったり、は難しいかもしれないのですけれども、技術の特許やだったり、その財産を守るということの観点も加味してもいいのではないかなと思うのですね。今後、その知的財産権件というのが、何ですか、医工連携だったりも知的財産権とかんでというのがあるので、そこのところを守るという観点を今後、今後というか、検討をする可能性というのはないでしょうか。部長はどうですか。

◎松田委員長
 御指名でございます。です。

●西尾農林水産部長
 ありがとうございます。
 担当課長のほうからから控え目なコメントがございましたけれどもが、農業試験場で行いましたこの田んぼダムのモデル圃場の取組は、注目されているとおり、胸を張って外に向かっていけるものだというふうにとは思います。けれども、思いますが、すみません、知的財産権に当たるものが多分ないのではないのかなというふうにとは思っております。います。ただ、この取組手法そのものは、事の重大性から考えて、やはり広く共有して、全国的に共有して初めて価値があるものかなというふうにとも思います。同様な取組が全国各地で行われて、実施される農業者の方、それから農業の下流域に住まわれる住民の方に周知、認知していただけることがこの取組の真の成果ということになるのではないかなとはいうふうに私は思っております。います。

○山川委員
 最後。知的財産権という考え方で価値観のあれなのですけれどもが、国内においては、技術がオープンになって、どんどんその課題だったりをどんどん解消するようになってほしいということはすごくい分かるのですけれども、これって外国の方だったりとかも見たりとかすると、もったいないなとそういう可能性もなき●アリにしもあらずと思います。うので、ちょっとそこの中国やだったりとか、ほかの人がまねしようと思ったときに、ああ、もう何でもオープンになっているから、日本は取り放題だという形になってもいけないので、ちょっとそこのほうを検討していただきたいのと、やはり洪水が今まであったのが、その生産量がこの田んぼダムをやることによってどのぐらい量が減りました。そして通常の管理よりも田んぼダムをやる管理が、どのぐらい費用は増すのだけれども、費用対効果からしたら、こういうふうな効果がありますよということで、やはり守るべきを守って、それでオープンにするべきことはオープンにするというここの調整が必要だと思いますので、ちょっと検討をいただきたいなと思います。要望で終わります。

◎松田委員長
 検討してください。
 そのほかございませんでしょうか。

○中島委員
 5ページ、多面的機能支払のところで上のほうに活動期間満了で再認定なしが、7組織ですね。お金がもらえるのに出さないというか何か理由があるのでしょうか、その理由。

●森田農地・水保全課長
 御存じかと思いますがけれども、この多面的機能支払いは国の交付金を頂いておりいまして、どうしてもそれに対する申請手続等が必要になってきます。その中で、この組織に聞いたところ、次の事務手続をされる人がいない、そうといったことで5年間の継続に難色を示されて、合意に至らなかったというのがほとんどでございます。です。

○中島委員
 では、実務事務の何か作業をしないといけないとかあるが、何個か、それはいおるけれども、こちらは、書類を書く人がいないからなのか。

●森田農地・水保全課長
 この多面多面的機能支払のを継続するかどうかというのは、先ほど言われたように、高齢化とかそういった形で作業される方が実際にいなくなるという形りでやめていく場合もございますし、先ほど申しましたように事務をやっていく、それからリーダーとしてやっていく方がいなくて、やめていくというような形です。いろいろ様々ですがけれども、今回お聞きしているのは、そういった役員、事務をされる方がいないのという形でやめていかれたということです。ただ、こういったところにも対しても、やめたからといって、そこで終わりではなくて、もう1回頑張ってみられませんかという声かけ等はさせていただいております。います。

○中島委員
 声かけはいいだけれども、書く各サポートはしてあげないの。

●森田農地・水保全課長
 直接、県がというわけではないのですがけれども、ほかの組織であれば、隣接と合併のような形をして、そちらのほうの方が一緒になって事務をされる。それから土地改良区等が事務委託を受けてやられている、あるいは土地改良連合会のほうでで事務を受けてやっておりいますので、そういったのも活用しながらやっていく。それから県のほうでで進めていくのは、小さい組織だけではなくて、広域化して、その中で事務をやっていくというようなことを、市町村や協議会等と話をして、地元のほうにされませんかというような話をずっとしてきているところでございます。です。

◎松田委員長
 よろしいですか。
 そのほかはございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 では、次に、その他でございます。です。農林水産部第2部に関して、執行部、委員の方で何かございませんでしょうか。
 では、ないようでございますので、農林水産部第2部については以上で終わりまして、暫時休憩いたしますします。再開は13時15分でお願いします。

午後0時17分 休憩
午後1時15分 再開

◎松田委員長
 再開します。
 では、引き続き農林水産部の第3部について行いたいと思います。
 初めに、令和5年度当初予算及び予算関係以外の付議案の説明を求めます。
 それでは、関係課長より順次説明を求めたいと思います。

●田中畜産課長
 それでは、87ページを御覧ください。職員人件費(畜産総務費)6億8,000万円余をお願いするものでございます。です。これは、畜産関係の一般職員及び会計年度任用職員の人件費でございます。です。
 続いて、その下になりますが、畜産課管理運営費800万円余をお願いするものでございます。です。これは、畜産関係機関との連絡調整、また、農畜産業振興機構が行う畜産補助事業等の指導監督など、事業実施等に係る経費でございます。です。
 次のページをお願いします。鳥取県和牛振興戦略基金2億4,500万円余をお願いするものでございます。です。この事業は、和牛振興に向けた事業の経費に充てるために、種雄牛の精液販売収入、また、貸付料などを積み立てて管理運営するものでございます。です。
 続いて、89ページ、鳥取県和牛増頭改良推進事業6,900万円余をお願いするものでございます。です。この事業は、令和3年4月に策定しました鳥取県和牛振興計画の実現に向けて、増頭に向けた雌牛の購入、また、肥育素牛の導入やであったり、基準値以上のゲノム育種価を持ちますつ優良な雌子牛の県内保留を支援するとともに、増頭に向けた施設整備のための空き牛舎の改修に加えて、今回、既存牛舎の増改築も支援することとして追加していおりますし、子牛市場の活性化に向けて、新たに子牛品評会への首席雌牛に対して褒賞金を授与するという形の支援事業も追加していおるところでございます。です。
 続きまして、90ページ、鳥取和牛肉質日本一奪還に向けた総合戦略事業600万円余をお願いするものでございます。です。令和9年に北海道で開催されます第13回全共に向けた出品対策でございますが、このたびの鹿児島全共での結果を受けまして、その成績の検証及び関係者からの意見をお伺いしまして、た。このたびの出品対策で、技術者のレベルアップのための事業やであったりとか、優秀な出品候補牛を確保するために、優秀な雌牛からの採卵を行う際の協力費を拡充するとともに、第5区(高等登録群)の出品候補牛を増やすために、高等登録の受診料を助成するなど、そのような出品対策に向けた事業を予定しております。います。
 続いて、次のページ、県優良種雄牛造成事業2,800万円余及び債務負担行為32万9,000円をお願いするものでございます。です。この事業は、優良な県種雄牛を造成するために、種雄牛を生産するための能力の高い雌牛群の確保、また、その雌牛群から生産された種雄候補牛の購入、また、候補牛を使った産肉能力の検定に係る農家の協力に対する損失補償などの事業を用意しているものでございます。です。あと下のほうに、債務負担行為限度額として、改良基礎雌牛整備事業及び種雄牛造成和牛産肉能力検定肥育牛枝肉所得補償に関して掲載しております。います。
 続きまして、92ページ、鳥取和牛出荷体制構築推進事業400万円余をお願いするものでございます。です。この事業は、鳥取和牛のブランド向上のため、全国が注目する首都圏の東京食肉市場への肥育牛の出荷に係る経費でありますとかや、東京市場で開催されています大規模共励会への参加に対する支援、また、東京食肉市場で開催されます県の共励会を開催するための経費の支援を行うこととしております。います。
 続いて、93ページ、畜産経営緊急救済事業2億2,800万円余をお願いするものでございます。です。現在、飼料価格が高騰して、県内畜産農家の経営は圧迫されております。います。今年度は5月補正予算及び9月補正予算でその対策を取ってきているわけですけれどもが、配合飼料価格は依然として高止まりが続いているということもありまして、引き続き緊急支援を行うこととしております。います。主な事業としましては、酪農家に対しては、令和3年度の1頭当たりの基準価格を超えた飼料代の4分の1を支援することや、養鶏農家に対しては、配合飼料価格安定制度の補塡では賄えない部分の農家負担の一部の支援、また、肉用牛、養豚農家に対しては、牛豚マルキンで補塡される赤字部分の残り1割部分の半額を支援することとしております。います。
 続いて、94ページをお願いいたしますします。畜産経営安定対策事業です。7,200万円余をお願いするものでございます。です。この事業は、肉用牛及び肉豚の枝肉価格、肉用子牛の取引価格が低落した場合、交付金を交付して、生産者の所得を確保するための牛マルキン、豚マルキン、子牛基金といった国の制度に対して、その財源となります生産者積立金の一部を県が助成するものでございます。です。
 次のページをお願いします。生乳増産対策支援事業1,800万円余をお願いするものでございます。です。この事業は、県内生乳生産量6万トン以上を確保するという目標を達成するために、有望な乳用牛の早期判定のためのゲノム育種価の検査費用、また、生産性向上のために取り組む酪農家の施設整備、機械整備への支援、また、このたび新たに乳業工場の省エネ推進のため、太陽光発電システムの導入について支援するものでございます。です。
 次のページをお願いいたしますします。生乳需給緩和対策事業(強い農業づくり総合支援交付金)4,600万円余をお願いするものでございます。です。現在、生乳の需給は非常に緩和が続いております。います。このため、中国地方で発生した余乳については、その多くが九州に持ち込まれて処理されているところですが、現在、輸送費も高騰しているという状況もございますし、より確実に処理を進めるため、中国地方で一体となって、余乳を処理するためのの施設整備を県内の乳業工場で行うということで、バター等の特定乳製品に関わる施設整備を県内の乳業工場で行うこととなっておいるところですから、。それに対して支援を行うものでございます。です。
 97ページをお願いします。鳥取地どり増羽対策人材育成等事業123万円をお願いするものでございます。です。鳥取地どりの生産拡大を県内地どり生産者が計画しているということがありまして、それに向けてひなの増産が必要となってくることから、ひなの生産施設の整備の検討に向けた費用の支援、また、増羽に向けて必要となってくる飼養管理者の技術者育成に係る支援を行うものでございます。です。
 続いて、98ページをお願いいたしますします。肥料国産化に向けた施設整備事業1,000万円をお願いするものでございます。です。現在、県中部で家畜排せつ物や食料残渣などから、高品質な堆肥を製造しようというふうにと考えられているところがございまして、そこが、現在利用しておりいます堆肥化施設が老朽化してきているということがあって、国事業で新たに施設整備を検討されています。そこで国の補助対象とならない土地造成費に対して、事業費がかなり高額となるものですから、県として支援を行うものでございます。です。
 続いて、99ページをお願いいたしますします。第16回全日本ホルスタイン共進会対策事業100万円余をお願いするものでございます。です。この事業は、令和7年度より北海道で開催されます第16回全日本ホルスタイン共進会の出品対策に関わる事業でございます。です。前回、令和2年度の宮城大会については、コロナで開催ができなかったということがございますが、その際、準備として導入していおりました輸入受精卵で生産された雌牛、また、その雌牛から生まれた高能力な娘牛がいます。ので、そういった優秀な雌牛から受精卵を採卵するなどして候補牛をつくっていくということと、あと県外共励会への出品支援に対して支援を行うことによって、出品対策を進めている事業でございます。です。
 続いて、100ページをお願いいたしますします。酪農第三者継承モデル事業60万円をお願いするものでございます。です。後継者不在でやむを得ず廃業する経営体の資産を円滑に継承するために、第三者継承に取り組む新規就農者を支援するということで、この事業をやってきておりますがいますが、このたびの支援を、施設整備等は済みましたので、施設及び機械のリースに係る支援を行うものでございます。です。
 続いて、101ページをお願いいたしますします。公共育成牧場施設維持管理業務400万円余をお願いするものでございます。です。県営牧場の老朽化した施設の修繕等を行うための事業でございますが、このたびは堆肥舎及び貯水タンクの委託設計及び換気扇の新設に伴う事業でございます。です。
 続きまして、102ページをお願いいたしますします。家畜排せつ物処理施設整備推進事業で、この事業は、事業期間が終了したため、廃止するものでございます。です。
 続きまして、103ページ、第12回全共出品対策事業、この事業も、全共が終了したことから、廃止とするものでございます。です。
 続きまして、104ページ、畜産クラスター施設整備事業、この事業は、肉用牛の生産基盤を強化するため、国庫補助事業を活用した施設整備をするものでございますが、現時点で農家要望等がないことから、休止とするものでございます。です。
 続きまして、105ページをお願いいたしますします。家畜保健衛生所管理運営費2,600万円余をお願いするものでございます。です。県内3か所に所在しています家畜保健衛生所の事務費及び保守点検に係る経費でございます。です。
 次のページをお願いいたしますします。家畜衛生総合対策事業4,400万円余をお願いするものでございます。です。家畜保健衛生所が行います、家畜伝染病予防法に基づく伝染性疾病の発生予察、また、発生予防のための各種検査、浸潤状況調査等を実施しておりますがいますが、また、安全・安心な畜産物の生産に関わる部分でございます農家への改善指導、また、技術支援等を行うための事業でございます。です。
 107ページをお願いいたしますします。特定家畜伝染病危機管理対策事業1億3,200万円余をお願いするものでございます。です。豚熱、高病原性鳥インフルエンザ等の特定家畜伝染病が万が一発生した場合に備えて、防疫演習の実施でありますとかや防疫に関わる防疫資材の備蓄、また、豚熱に関しましては、豚熱ワクチンの接種やでありますとか野生イノシシのサーベイランス検査、また、農家の、農場への侵入防止のための環境整備等に支援するものでございますし、。あと万が一発生した場合に備えて迅速に対応ができるよう、家畜及び生産物の損失の補償やでありますとか消毒、また、売却のための経費に要したするものでございます。です。
 続いて、108ページをお願いします。鳥インフルエンザ等家畜防疫施設整備事業1億100万円余をお願いするものでございます。です。令和4年12月に高病原性鳥インフルエンザが県内で発生したということがございます。そういった高病原性鳥インフルエンザや豚熱等の家畜伝染病の発生に備えるために、さらに体制を強化するということで、老朽化しています鳥取家畜保健衛生所の検査施設を新設するということと、あと、その鳥取家畜保健衛生所に防疫に関します備蓄資材を備えるためのスペースを確保する。また、現在、備蓄倉庫として使用していおります旧八橋警察署ですね、物がすぐ取り出せるような改修を行う。また、鶏生産者等に対して鶏舎の前で着替えとか長靴交換をしていただけるように、そういった鶏舎の前室整備、また、消毒等を徹底できるよう、車両消毒エリアの整備に対して支援を行うものでございます。です。
 109ページをお願いいたしますします。農場認証普及推進事業59万3,000円をお願いするものでございます。です。農場HACCPや畜産GAPといった農場認証の普及を推進して、農家所得と畜産物の安全性の信頼向上を図るものでございます。です。主な事業といたしましてしましては、技術者や生産者の研修に係る経費、また、申請に係る認証手数料の補助といった内容になっております。います。
 続きまして、110ページ、獣医師確保対策事業200万円余をお願いするものでございます。です。現在不足しておりいます県職員獣医師の確保を進めるために、転職を考えておられる社会人獣医師に対してインターンシップを実施したり、職員募集情報について就職情報サイトやまた専門誌への広告掲載、大学における就職説明会の参加を行って、獣医師の確保を進めるための事業でございます。です。
 続きまして、111ページ、豚熱ワクチン接種体制強化整備事業、この事業については、ワクチン接種を確実に進めるために、県獣医師会と一緒に取り組んでやる事業でございますが、このたび豚熱に関わる防疫指針が改正となりまして、農場の管理者によるワクチン接種が可能となったことから、当該事業は廃止するということにしております。います。
 続きまして、112ページになります。ここから畜産試験場の事業ということになりますが、まず最初に、試験研究費1億9,100万円余をお願いするものでございます。です。畜産試験場では、県畜産物のブランド化、また、市場競争力を高めるためのに種雄牛造成、また、体外授精卵による和牛増頭、子牛の育成技術の確立、粗飼料生産、給与技術など、生産現場の課題に対応する試験研究のための経費となっております。います。
 次のページをお願いします。その中の一部でございますが、鳥取和牛肉うまみ開発試験600万円余をお願いするものでございますが、。この事業は、鳥取和牛肉のうまみに係る成分を調査して、新たなブランド化の創出や鳥取和牛の育種、改良手法の開発につなげるといった事業でございますが、現在この事業を活用してブランド化したものが鳥取和牛オレイン55ということになります。が、現在進めている試験研究は、脂肪質以外の赤身肉のうまみに関する成分の特定やであったり、またそのデータの蓄積、また実際、特定された成分を測るための簡易測定器の開発といったような試験研究、取組を現在進めて取り組んでいるところでございます。です。
 続きまして、114ページをお願いいたしますします。牛の精液供給事業1,400万円余をお願いするものでございますが、。この事業は、畜産試験場で飼っていおります優秀な種雄牛、また、種雄候補牛を育成するための事業ですが、人工授精用精液、また、それを計画的に生産、保管、供給するということになっていおりまして、す。できた精液については県内の生産現場に供給したり、また、一部の精液については県外販売を行って、和牛戦略基金に積み立てるといったことにつながっていおりますし、。また、この事業の一部としてよりよい精液を供給するために、受胎性の良好な精液の供給ということの受託研究も取り組んでいるところでございます。です。
 その下のほうになりますが、畜産試験場管理運営費1,300万円余をお願いするものでございますが、これは畜産試験場の管理運営に関する経費でございます。です。
 続きまして、115ページをお願いします。ここからは中小家畜試験場ということになりますが、まず試験研究費3,800万円余をお願いするものでございます。です。中小家畜試験場では、そこの主な事業に記載してありますとおり、銘柄豚大山ルビーの育種改良に関する研究やでありますとか、畜産臭気、畜産汚水といった畜産環境保全に関わる試験研究、また、鳥取地どりピヨの改良試験といった試験研究を行っておりまして、それに関わる経費ということになっております。います。
 次のページをお願いいたしますします。その中のうちの一つでございますが、鳥取地どりピヨの改良試験ということで、600万円余をお願いするものでございます。です。主な事業内容としましては、鳥取地どりピヨのブランド化、ブランド向上ということで、食味の特徴を明確にするために理化学分析やであったり、官能評価試験による比較研究、また、生産性向上のための飼育試験を実施しているところでございます。です。また、このたびの鳥インフルエンザのように伝染病が発生した場合は、せっかく生産した、つくり上げた地どりも殺処分していかなければいけないというところで、そういったことに伝染病に備えたて新たな遺伝資源の復元技術ということで、確実に保管、維持するための技術に取り組むということになっております。います。
 続いて、次のページ、中小家畜試験場管理運営費2,000万円余をお願いするものでございますが、これは、試験場の管理運営及び施設整備に係る事業経費ということになっております。います。
 続きまして、118ページをお願いします。豚出荷施設整備新設事業2,000万円余をお願いするものでございますが、。現在、中小家畜試験場にございます豚出荷施設については、老朽化してきているということもございまして、また、防疫対応も強化していかなければいけないということもございますので、新たに既存豚舎を撤去して、そこに防疫レベルの高い豚出荷施設を新設するものでございます。です。この事業については、令和5年、6年の2年間ということで計画していおるところでございます。です。
 続きまして、253ページを御覧ください。こちらには、継続費に関する調査調書ということで、先ほど説明させていただきました豚出荷施設に係る事業費について記載しておいりますので、御覧いただけたらと思います。
 続きまして、256ページをお願いいたしますします。債務負担行為に関する調書ということで、当該年度分に係るものということになりますが、畜産課担当分につきましては、下から3行目と2行目ということになりますが、。県優良種雄牛造成事業に関わります肥育の経営補償費でありますとかや改良基礎雌の整備費ということで書いておりますので、御覧いただけたらというふうにと思います。
 続きまして、330ページをお願いいたしますします。よろしいでしょうか。330ページ、財産を無償で貸し付けること(放牧場用地及び施設)についての議案ということになります。これは、現在、畜産経営の大きな助けとなっておりいます公共育成牧場の安定的な運営を図るために、預託牛の育成事業を行っておりいます公益社団法人鳥取県畜産振興協会に、引き続き県が所有しております放牧場の土地及び施設についてを、引き続き無償で貸し付けようとするものでございます。です。施設の概要につきましては、そこに記載にしてあるとおりでございますし、あと貸与期間につきましては、令和5年の4月1日から令和10年の3月31日までということにしております。います。

●濱江林政企画課長
 そうしましたら、119ページ目を御覧くださいませ。職員人件費(林業総務費)でございます。です。林業関係職員と会計年度任用職員の人件費でございましてでして、5億6,600万円余をお願いするものでございます。です。
 次に、120ページ目でございますが、森林計画樹立事業でございます。です。1,570万円余でございます。です。令和5年度に森林計画の調査編成をするために、これは、場所は日野地町区でございますけれども、実施してまいするものでございます。です。
 121ページ目でございますが、鳥取県版緑の雇用支援事業であり、5,090万円余でございます。です。これは林業事業体のOJT研修を支援することで、人材を確保をしていくものでございます。です。また、256ページにございます債務負担行為2,420万円余もお願いするものでございます。です。
 122ページ目でございます。です。森林整備担い手育成総合対策事業で、4,380万円余でございます。です。林業労働者の技術向上、福利厚生等の事業を行い、担い手を育成、確保するものでございます。です。
 次に、123ページでございます。です。未来の林業を担う即戦力人材確保育成事業でございます。です。2,790万円余をお願いするものでございます。です。中身につきましては、にちなん中国山地林業アカデミーの研修生10名の青年就業準備金、交付金を支援すること、そして準備金が減額された場合のその相差の補塡、安全衛生技能講習等を支援するものでございます。です。また、今回追加で入れさせていただきました、当アカデミーにおきまして障害のある方が円滑に研修を実施できるように支援するものも今回追加で組み入れさせていただいております。います。
 124ページでございます。です。スマート林業実践事業で、4,110万円余の予算でございます。です。航空レーザー測量やドローン活用等について、林業事業体や大学生、そして農林系の高校等を対象にリスキリング講座を開催していきたいというふうにと考えております。います。また、次世代型林業イノベーション推進事業では、県の所有する森林ビッグデータを活用いたしましてしまして、課題解決を図るアプリを開発していきたいというふうな予算でございます。です。そのほか、森林情報デジタル化の推進、路網設計支援ソフトの支援、また、あわせて、来年度から再構築いたしましたしました森林クラウドシステムの保守管理を来年度から行うものでございます。です。あわせまして、260●ニヒャクロクページにございます3,874万円の債務負担もお願いするものでございます。です。
 125ページでございます。です。新たな森林管理システム推進事業でございます。です。750万円をお願いするものでございます。です。令和2年に新たな森林管理システムセンターを立ち上げさせていただいたのですが、それで市町村をそれで支援してまいりました。しかし、3年がたって立ち上げ時と比べまして市町村ニーズというのが変化してまいりました。て、既存のセンターを森林経営管理支援センターとして造林公社へ移管いたしましてしまして、今後はこのセンターが市町村に対して技術支援を行っていくため、それに要する経費をお願いするものでございます。です。
 126ページ目でございます。です。森林整備のための地域活動支援事業で、715万円余でございます。です。各事業実施主体が森林経営計画の作成や森林施業の集約化を行うための活動に対して、支援するものでございます。です。
 127ページ目でございます。です。とっとり出合いの森管理運営事業で、4,870万円余でございます。です。これは、出合いの森管理の指定管理委託料でございます。です。また、257ページにございます令和6年度から5年間の管理料について、債務負担行為2億354万円をお願いするものでございます。です。
 次に、128ページ目でございます。です。二十一世紀の森管理運営事業で、892万円余でございます。です。これは、鳥取市河原町にございます林業試験場がありますが、その敷地内に二十一世紀の森がございまして、その指定管理委託料でございます。です。また、257ページにございます令和6年度から5年間の管理用料について、債務負担行為5,670万円余をお願いするものでございます。です。
 次に、129ページでございます。です。林業普及指導事業で、予算は906万円でございます。です。林業改良指導員が本庁3名、地方事務所9名ございまして、その職員の普及活動に要する経費でございます。です。
 次に、130ページ目でございます。です。チェーンソーマイスター安全技術推進事業で、420万円をお願いするものでございます。です。林業労働災害防止対策を推進するため、林業事業体に対して研修、訓練プログラムを行っていくものでございます。です。
 次に、131ページ目でございます。です。林業労働安全緊急対策事業で、735万円余をお願いするものでございます。です。林業は全産業の中で最も労働災害発生率が高く、林業労働災害防止対策をさらに推進するためには、林業事業体に対して労働安全装備、器具の導入支援を行うとともに、研修によるリスク管理を徹底していくために、小規模な林業事業体への参加経費を支援していきたいというものでございます。です。
 次に、132ページ目でございます。です。林政企画課管理運営費で、1,930万円余をお願いするものでございます。です。これは、森林・林業振興局、各地方機関、各関係機関への管理運営、連絡調整等に要する経費でございます。です。
 133ページ目でございます。、です。林業現場の働き方改革推進事業でございます。です。コロナの中ということもございまして、セミナー開催等ができなかった分もございまして、事業の見直しに伴い廃止するものでございます。です。
 下段でございますが、林業成長産業化地域創出モデル事業でございます。です。これは、国に林業成長産業化地域として千代川流域地域が選定されていおりますけれどもが、この事業が終了したため廃止するものでございます。です。
 134ページ目でございます。です。とっとり林業金融事業で、1億5,070万円余をお願いするものでございます。です。林業事業体、木材産業、木材業者に必要な運転資金を低利で融資するものでございます。です。
 135ページ目でございます。です。造林公社等未来の豊かな森林づくり事業で、1億9,990万円余をお願いするものでございます。です。事業の内訳につきましては、造林公社への日本政策金融公庫からの借入金の償還資金である3,900万円の貸付け、公庫借入利息の支払いなどへの助成に係る経費7,900万円余がございます。また、県営林特別会計繰出金が7,940万円余ございます。来年度からは、今年度見直しを行いました造林公社経営改革プランに基づきまして、持続可能な森林経営や地球温暖化を配慮して主伐の早期実施、並びに再造林などを行うことによって、森林経営管理制度の推進を図るための市町村業務の受託、及びJ-クレジットの販売による事業外収入を確保して頑張ってまいりたいと思います。
 造林公社等未来の豊かな森林づくり事業の債務負担行為限度額については、257ページに記載していおりますがけれども、造林公社の公庫からの3億6,200万円余の借入金に対して補償をお願いするものでございます。です。また、あわせまして、造林公社等未来の豊かな森づくり事業は、令和6年度から令和24年度までの公庫借入利子補給を行うための1億1,000万円余の債務負担をお願いするものでございます。です。過年度の損失補償、利子補給につきましては、261ページ目から268ページ●  までの債務負担行為をお願いするものでございますので、参考にしていただければと思います。
 136ページです。ここからは林業試験場でございます。です。136ページ目でございます。です。林業試験場の試験研究費で、927万円余でございます。です。荒廃農地林地化のための適地判定技術の確立、鳥取県の環境に適したカラマツ初期保育技術の確立、県産スギ杉大径材の製材や乾燥における品質の向上に関する新規研究とこれまでの継続研究に係る研究費をお願いするものでございます。です。
 次に、137ページ目でございます。です。林業試験場管理運営等に関する経費で、2,210万円余をお願いするものでございます。です。林業試験場及び二十一世紀の森の森林部分における管理運営、施設整備に要する経費でございます。です。
 飛んで、276ページ目でございます。です。議案第9号の令和5年度鳥取県林業・木材産業改善資金助成事業特別会計でございます。です。
 277ページ目でございますが、業務費で、103万円余をお願いするものでございます。です。林業・木材産業改善資金について、取扱金融機関の貸付け、償還に係る事務費の補助を行うための経費でございます。です。
 278ページ目でございます。です。林業・木材産業改善資金貸付事業費で、5,000万円をお願いするものでございます。です。事業改善計画の認定を受けました林業・木材産業事業者に対して貸付けを行いまして、新規参入や事業の効率化のために林業機械等を購入する素材生産業者等への貸付けを行うものでございます。です。
 飛んで、331ページ目の議案第62号を御覧ください。権利の放棄(鳥取県林業・木材産業改善資金貸付金償還金及び違約金)についての付議案でございます。です。
 本概要でございますが、平成2年7月25日及び平成4年10月26日に、貸し付けた鳥取県林業・木材産業改善資金貸付金に係る未償還額及び違約金の請求権について、権利を放棄するものでございます。です。貸付金1,400万円のうち635万円の未償還額及びこれに対する違約金でございます。です。相手方は、債務者1名、連帯保証人3名でございます。です。債務者及び連帯保証人は全員死亡しておりまして、残る連帯保証人丁以外の相続人は、全員が相続放棄されております。います。債権額を賄うに足る財産も見当たらず、当該債権の回収が不可能であることから、権利を放棄しようとするものでございます。です。

●前田県産材・林産振興課長
 そうしますと、138ページをお願いします。木材産業人材育成推進事業で、300万円余をお願いするものでございます。です。木材産業に就業する人材の確保や育成を目的としまして、製造現場での実際の就業状況を学生の皆さんに見ていただく職場見学会の開催や、職場での就労環境改善のための研修会の開催、また、就業に必要な資格の取得を支援するものでございます。です。
 139ページをお願いします。とっとりウッドチェンジ戦略事業で2億2,100万円余をお願いするものでございます。です。木材の不足や価格の高騰をもたらしたウッドショックや、今後の皆伐再造林に伴う資材の増加を契機としまして、外材から県産材への転換を進めていくため、乾燥材など品質の高い製品の生産力強化をの支援をするものでございます。です。主な内容でございますが、県産乾燥材生産力強化事業として、乾燥材増産のための製造ラインの施設整備への支援や、資材購入への利子補給、また、品質向上に向けた乾燥方法に関する技術研修や実証試験、検査木材の利用の現状調査を行うものでございます。です。
 140ページをお願いします。間伐材搬出等事業で3億1,100万円余をお願いするものでございます。です。適正な森林の保全、整備、木材の有効利用を図るため、間伐材の搬出を支援している事業でございます。です。支援単価につきましては、例年現場での素材生産収支を踏まえながら決定しておりますがいますが、来年度も引き続き、1立方メートル当たり2,400円の単価で支援を行うこととしております。います。
 141ページをお願いします。低コスト林業機械リース等支援事業で1億9,700万円余をお願いするものでございます。です。間伐、皆伐を問わず、林業の低コスト化を進めるために機械導入は必須でございますが、あわせて、生産性の向上だけでなく労働安全対策を考える上でも、今後一層の機械導入強化が必要となることから、その取組を支援するものでございます。です。今回、新たに燃油高騰対策としまして、省エネルギー機械を導入する場合、補助率を通常の5分の1から2分の1に優遇する制度を創設することといたしました。しました。
 142ページをお願いします。路網整備推進事業ということで5億1,500万円余をお願いするものでございます。です。機械化施業とコスト削減に不可欠な路網を整備して低コスト林業を推進していくために、林業専用道、森林作業道の開設や改良、のり面保全等の機能強化等、路網整備を行う林業事業体を支援するものでございます。です。
 143ページをお願いします。非住宅木材活用推進事業で2,800万円余をお願いするものでございます。です。これからの脱炭素社会実現の観点、また、SDGsの理念も踏まえ、非住宅分野での県産材の利用拡大を進めるため、設計建築技術者の養成や県産材を使った非住宅の木造化、また、内外装の木質化に必要な経費を支援をいたしますします。今回は、新たに材料にCLTを活用した場合、補助金単価を加算できる制度拡充を行うこととしております。います。また、県産材利用による二酸化炭素固定量の認証により、木材利用による地球温暖化防止効果を普及啓発する取組も引き続き思っ行ってまいります。なお、木造化、内装木質化の補助事業については2年間にまたがっての事業実施を可能とするため、令和6年度に向けて1,500万円余の債務負担行為をお願いするものでございます。です。
 144ページをお願いします。「木づかいの国とっとり」木育・県産材活用推進事業で700万円余をお願いするものでございます。です。木材のよさ良さや利用の意義を学ぶ木育による意識啓発や、その指導者となるインストラクターの養成、木育活動に取り組まれる皆さんに対する必要な経費の支援、また、そのほかに、県内外において県産材製品のPRイベントの開催や、森林認証材の普及拡大を行うものでございます。です。なお、本県では、平成29年から県産材PRのための製品カタログを作成し、情報発信を行っておりますがいますが、昨年10月の高校生議会での提案を受けまして、このたび内容拡充のためのカタログ改訂を予定をしております。います。
 145ページをお願いします。「木づかいの国とっとり」県産木製品輸出チャレンジ事業ということで300万円余をお願いするものでございます。です。県産木材の販路拡大の一つのチャンネルとして、国内向けではなく、韓国、台湾といったアジアの近隣諸国への木材輸出を進めていくための体制整備と業界団体が取り組む活動を支援するものでございます。です。
 146ページをお願いします。きのこ王国とっとり推進事業で1,100万円余をお願いするものでございます。です。鳥取茸王をはじめとする県産原木シイタケやそのほかのキノコきのこの生産体制の整備、販路開拓、普及啓発及び原木の安定確保、また、新規生産者の施設整備を支援するものでございます。です。このたびは、新たにきのこキノコ料理コンクールを開催することとし、きのこキノコの消費拡大に向けた普及啓発を強化する予定でございます。です。
 147ページをお願いします。原木シイタケ菌興115号新品種開発推進事業で1,000万円余をお願いするものでございます。です。県産原木シイタケのブランド鳥取茸王の元となる品種、菌興115号の栽培特性上の課題を解決するため、新品種の開発を日本きのこセンターに委託して、原木シイタケのブランド化の強化を進めるものでございます。です。
 148ページをお願いします。新規事業でございますが、木造公共施設等整備事業ということで9,900万円余をお願いするものでございます。です。事業の内容は、市町村が県産材を利用して建築する公共施設の整備に要する経費を国の補助制度を活用して支援するものでございます。です。
 149ページをお願いします。鳥取県緑の産業再生プロジェクト基金管理事業ということで2億8,400万円をお願いするものでございます。です。平成24年度から始まった緑プロ基金事業は平成30年度に終了しましたが、平成25年度に木質バイオマス発電事業者に対して基金事業で資金融通した補助金が、令和10年まで計画的に返納されてまいります。その納付額を一度基金へ積み立てた後に、そこから国へ返還するものでございます。です。
 150ページをお願いします。県産材・林産振興課管理運営費ということで、当課の事務的経費として590万円余をお願いするものでございます。です。
 151ページをお願いします。緑資源幹線林道整備推進事業ということで2,900万円余をお願いするものでございます。です。平成19年度まで旧緑資源機構が整備いたしましたしました幹線林道事業の費用の一部を負担金として支払ってきているものでございましてでして、令和10年度まで計画的に償還を行っているものでございます。です。
 152ページをお願いします。公共事業の林道事業ということで6億4,400万円余をお願いするものでございます。です。国の補助事業を活用した県営3事業、団体営3事業、それと、県の単独事業で県単林道維持補修・補助事業がございますが、開設、改良、橋梁点検等で、県営で9地区、団体営で15地区で事業を実施するものでございます。です。
 153ページをお願いします。同じく公共事業で、林道施設災害復旧事業ということで2億3,900万円余をお願いするものでございます。です。こちらも県営、団体営がでございますが、過年災、現年災を合わせまして要求させていただいております。います。なお、林道事業と災害復旧事業につきましては、231ページから232ページに着工地区の概要を記載しておりいますので、御覧いただけたらと思います。
 次に、257ページをお願いします。債務負担行為に関する調書でございます。です。まず、当該年度提出分ということで、下から4つ目が、先ほど143ページでも御説明をいたしましたしました非住宅木造建築拡大材活用推進事業補助でございます。です。
 続いて、268ページをお願いします。同じく債務負担行為ですが、過年度の議決分に係るものということで、268ページの中ほど、原木シイタケ菌興115号新品種開発推進事業、それと、その下、緑資源幹線林道事業費(緑資源機構営事業負担金)でございます。です。

●中尾森林づくり推進課長
 では、154ページをお願いします。緑・木とのふれあい体験事業です。これにつきまして400万円余をお願いするものです。この事業は、主に県営で、県民の皆様に森林を守り育てることの大切さを普及啓発するという内容のものです。鳥取県植樹祭、植樹祭の苗木を小学校で育てまする地域の緑を育てる体験活動、緑化運動ポスターコンクール、緑化推進委員会の負担金、そして、地域の森林整備を支援します多面的機能発揮対策事業を行うものです。
 155ページをお願いします。森林整備促進基金積立事業です。これは、国から県へ譲与されます森林環境譲与税の積立分でございます。です。この譲与税につきましては、各都道府県、市町村に対し、国からそれぞれに9月と3月に半額ずつ配分をされますが、本県につきましては、積立利息を含めて、この6,940万4,000円を令和5年度分受入れということで積み立てるものです。
 156ページをお願いします。森林J-クレジット推進事業です。120万円余をお願いするものです。本県のSDGsの取組の強化、この中で、この森林J-クレジットというものは大きな手法でございます。です。現在県内で910プロジェクトが動いております。います。特に令和3年度から、自社で排出をするCO2 をオフセットしたいという企業様の御相談が多く、県営林のJ-クレジット販売が好評でございましてでして、令和4年度は初めて販売収入が1,000万円を超えました。現時点で認証量の6割強を販売済で、新たにクレジットを取得するための現地審査等の経費をお願いするものです。また、J-クレジットの普及、そして販売促進、新たな認証に対する支援、さらに、このJ-クレジットを買っていただいた企業様に対して優良企業として認定をするという事業の経費をお願いするものです。
 次に、157ページをお願いします。とっとり共生の森支援事業です。これは、企業、団体様の支援をいただきながら、県内の森林を地元と企業様等が連携しながら守っていくといった取組です。これに参画していただけているのは、事業内容に書いてあるりますとおり、今年度に、20番目から22番目の3社が加わりまして、全部で22企業、団体でございます。です。県としましては、候補地選定や地元との調整、それから、活動の相互視察等のお手伝い、ホームページやパンフレット、展示パネル等を作成しまして、こういった活動のPRをしていおりまして、111万円余をお願いするものです。
 次に、158ページをお願いします。森林づくり推進課管理運営費です。これにつきましては、当課及び地方機関の管理運営、連絡調整に要する経費です。
 次に、159ページをお願いします。上段のとっとり環境の森づくり事業及び下段の基金積立事業は、森林環境保全税を廃止し、新たに豊かな森づくり協働税を新設したすることに伴い廃止をするものです。
 次に、160ページをお願いします。松くい虫等防除事業です。この事業につきまして7,300万円余をお願いするものです。春に予防として行います薬剤の空中散布と地上散布についての経費をお願いするものです。秋以降に行います薬剤の樹幹注入や駆除作業については、精査の上、今後の肉づけ予算で改めてお願いをさせていただきます。
 次に、161ページをお願いします。ナラ枯れ対策事業です。5,500万円余をお願いするものです。本県のナラ枯れ被害は、東部は平成22年にピークを迎えまして、中部は平成29年、西部は大山を中心に令和2年がピークと、被害は東から西に移動し、現在は県西部から島根、岡山県との県境付近に単木的被害として移行をしており、本県としての被害は終息傾向でございます。です。
 主な事業内容ですが、1番目の春の予防として行いますカシナガトラップによる捕獲経費、そして、5番目の被害対策専門家会議の開催、モニタリング調査、被害木調査等の経費をお願いするものです。秋以降の駆除作業につきましては、精査の上、今後の肉づけ予算で改めてお願いをさせていただきます。また、3番目の若返り対策については、大山周辺といったエリア限定を撤廃し、全県展開の上で、新規の豊かな森づくり協働税事業として実施をさせていただきますので、本事業では廃止をいたしますします。また、4番目の被害跡地における更新過程のモニタリング調査につきましては、今年度に被害の程度と経過年数ごとに4か所を設定しまして、被害後の森林再生の状況や阻害要因について調査を実施いたしました。しました。これを専門会議で御報告をしました結果、今後、数年経過をしたタイミングで、改めて調査をして経過を追うことが望ましいとの御意見をいただいていることから、中止としております。います。
 次に、162ページをお願いします。豊かな森づくり協働事業です。1億7,200万円余をお願いするものです。令和5年4月からスタートする豊かな森づくり協働税は、SDGsの目標達成に向けて県民の参画と協働による森づくりを推進をし、本県の豊かな森林を次代に引き継いでいくための施策を県民の皆様と共に展開をしていくものでございます。です。新たに豊かな森づくり協働基金を設置をしまして、事業を実施してまいりたいと考えております。います。基金条例については325ページで改めて御説明をしますが、ここでは使途事業について御説明をします。
 事業は2本立てでございましてでして、豊かな森と里山を次代へ継承するためのハード事業、そして、県民の参画と協働による森づくりを推進するソフト事業の2本立てでございます。です。ハード事業につきましては、間伐や竹林対策といった森林環境の維持を引き続き図りつつも、森の若返りで将来に向けたCO2 吸収源対策も加速をさせるといった内容で、皆伐再造林による循環利用、そして、病害虫リスクの低い森林への若返りと、こういったものを新機軸とした事業立てとしております。います。かねてから強い要望のありました皆伐再造林の伐採部分への支援、これを市町村との協調により、9割のかさ上げ支援を行い、収支の改善、そして再造林意欲の向上を図ること、また、林地残材の集積の支援単価の拡充、鹿害に強いカラマツ植栽の9割支援の追加、鹿柵の撤去、廃棄支援の新設を行っています。おりまして、協働税でこういった支援をさせていただくことで、皆伐再造林に向かう際の懸念を払拭したいと考えております。います。また、ナラ枯れのリスク軽減のための若返り支援については、大山周辺に限定していたものを、全県展開してまいります。
 また、ソフト事業については、課題となっていおります里山再生や若年層への森林環境教育について、県民の皆様、そして、NPOや事業体との協業による森づくりを後押しをしてまいります。若年層への森林環境教育につきましては、皆伐再造林を行う事業体からは、植栽体験や数年お置きの森の若返りの過程といったものを子供たちと一緒に観察をしたい、また、地域団体等とも連携をしたいなど、意欲的な御意見をいただいていおるところです。また、あわせまして、新税の趣旨、そして使途事業の周知など、森づくりの普及啓発を図ってまいります。
 163ページをお願いします。豊かな森づくり協働事業(基金積立事業)です。1億7,400万円余をお願いするものです。これにつきましては、先ほど御説明をしました豊かな森づくり協働事業に活用するための基金積立分でございます。です。
 次に、164ページをお願いします。種苗安定生産対策事業です。1,400万円余をお願いするものです。主な事業内容としまして、優良種苗の安定供給のための県営採種園の維持管理と種子採種、そして、低コスト造林に不可欠なコンテナ苗について、限られた生産者数で苗木需要に対応するための生産効率化に資する資機材の整備を、これについて支援をするものです。
 165ページをお願いします。特定母樹等早期供給体制構築事業です。500万円余をお願いするものです。主な事業内容の1つ目の採種園造成事業ですが、成長の早い苗木の供給については、本県由来のエリートツリーが、令和6年秋に杉スギの初出荷、令和7年3月にヒノキの初出荷を予定をしており、早期かつ安定的な供給に目途がついたところです。これは、日本製紙と鳥取県山林樹苗協同組合との協業生産によるものですがけれども、県としましても、県苗組の要望に応え、エリートツリーの県営の採種園を造成をし、どのような状況においても種子の供給が途切れることのないよう、万全を期したいと考えております。います。また、鹿害に強いカラマツがニーズを伸ばしていおりまして、一昨年、稼働しましたウッドカンパニーニチナンがカラマツに特化した生産を始めていおりますがけれども、このたび、日南町森林組合がカラマツのエリートツリーの採種園を造成し、同社との協業を視野に、安定的な種子供給体制の構築を図られますので、この取組に支援を行うものです。これによりまして、本県では、スギ杉、ヒノキのエリートツリーに加えて、将来的にカラマツのエリートツリーの拠点となることを期待するものです。
 2番目のモデル構築実証事業でございますけれども、。日本製紙と県苗組との協業により、令和6年秋に初出荷を目指していおりますがけれども、同社の技術指導の下で、現在、少花粉のスギ杉、ヒノキで試験生産を行い、ノウハウをの蓄積をしているところでございます。です。県苗組は6社が取り組んでいおりますけれどもが、各圃場の地理的環境によりまして、苗木の形状等にばらつきがあることが分かってまいりました。その改善のために、引き続き指導を行うものです。また、あわせまして、早生樹であるコウヨウザンは、播種から出荷まで2年かかっていおりますけれどもが、これを1年に短縮する技術指導も併せて行っていただきます。
 166ページをお願いします。皆伐再造林推進強化事業です。皆伐再造林に係る各種施策を豊かな森づくり協働事業の若返り対策として取り組むこととしましたので、廃止をいたしますします。
 167ページをお願いします。公共事業の造林事業です。これにつきまして5億4,400万円余をお願いするものです。当初予算ベースでは、令和4年度より減っておりいますけれどもが、骨格予算として当面必要となる予算額としており、不足分は国費の認証を踏まえて、肉づけ予算をで検討をいたしますします。主な事業内容は、間伐等の保育や皆伐再造林でございますけれどもを、豊かな森づくり協働事業でかさ上げ支援を行いますが、そのベースとなる支援事業でございます。です。
 168ページをお願いします。森林保全管理事業です。これは保安林の適正管理、伐採制限のある保安林の損失補償、それから、林地開発等に関わる審査、こうといった法的な森林管理の部分の支援の予算でして、2,700万円余をお願いするものです。主な事業内容の上から4番目の保安林施設の維持・管理というのがございますけれども、これは、鳥取砂丘の観光施設群のある東側と、それから、キャンプ場のあるります西側での松林の再生を進めていおりますけれどもが、台風や季節風で植えた松が砂に埋もれてしまうといったことところを防ぐために、今年度の当初予算で排砂の予算をお認めいただき執行しているところでございますけれども、、即時の排砂が可能になったことで、順調に成育してまいっております。います。今後、松の成長に伴い回数は減ってきまいりますけれどもが、数年間、この排砂をやる必要がございますので、令和5年度も引き続きお願いをするものです。
 次に、169ページをお願いします。これは公共事業の治山事業です。これに7,100万円余をお願いするものです。主な事業内容としましては、過年度の保安林改良事業での植栽地の下刈り、それから、奥地保安林での本数調整伐、そして、鳥取市福部町海士、鳥取市賀露での松くい虫被害跡地での海岸保安林の再生といった事業でございます。です。併せてそして、植栽地の暴風策や静砂垣等の維持修繕を併せてお願いをするものです。
 飛びまして、223ページをお願いします。これは西部総合事務所要求でございますけれども、よみがえれ弓ヶ浜!白砂青松アダプトプログラムでございます。です。平成22年から23年の年末年始にかけまして豪雪被害を受けました弓ヶ浜の松林、これを復活するために、平成24年度から団体の皆様のお力を借りて、アダプトプログラムとして苗木の植栽、下刈り、清掃、それから、松枯れ予防の薬剤の樹幹注入等を実施をしており、その支援分でございます。です。前年度に比べ、90万円ほど増額となっておりますがいます。が、これは、主に薬剤の樹幹注入を2年に1回、ローテーションで行っておりますがいますが、前年度に比べ、施行工本数が増えたこと、また、薬剤の価格上昇によるものです。
 取組団体については、下の3番目の表に書いてありますとおり、令和4年度は40団体の皆様に取り組んでいただきました。近年、活動の日数や参加者数の減少傾向にありますがけれども、当該区画内の植栽がほぼ完了したことにより、松の成長に伴う下草刈りの必要な区域が減少したものと推定をしております。います。今後どのような作業が皆様と共にできるかということは、県から積極的な提案をしてまいりたいと思っております。います。
 次に、ページを飛びまして、2323ページ、そして2324ページに、先ほどの公共事業で御案内をしました造林事業、また、治山事業の箇所別の内容を記載していおりますので、御確認をいただきたいと思います……(「223ではなくて233●  」と呼ぶ者あり)
 233ページですね。失礼しました。
 次に、ページ飛びまして、282ページをお願いします。鳥取県県営林事業特別会計でございます。です。まず、職員費です。3,500万円余をお願いするものです。これは県営林の維持管理に必要な県職員5名分の人件費を計上しているものです。
 続きまして、283ページをお願いします。これは県営林の保育事業でして、130万円余をお願いするものです。この保育としまして本数調整伐に必要な経費、また、松くい虫の防除としまして4ヘクタール分をお願いするものです。
 次に、284ページをお願いします。処分事業費です。これは県行造林地の財産処分の際の土地所有者にお返しをする交付金に関わる経費です。昨年度に比べて金額が大きく減となっていおりますのは、令和5年度は経営計画上、収入間伐がない年でございましてでして、搬出経費や市場での売払い手数料の経費がないためでございます。です。
 次に、285ページ、管理事業費です。1,200万円余をお願いするものです。これは県営林の林道、そして作業道の維持管理、また林分調査、そして、SGECの森林認証を受けていおりますので、これの管理審査に必要な経費でございます。です。
 次に、286ページです。償還金の元金でございます。です。1,000万円余をお願いするものです。これは、過去の森林施業のために借り受けました日本政策金融公庫からの融資に関わる元金償還金です。
 287ページ、これは償還金の利息です。2,600万円余をお願いするものです。これは同じく日本政策金融公庫からの融資に関わる利子の償還でございます。です。
 301ページをお願いします。これは、さき先に御案内しました公庫からの借入金の元金分の調書でございます。です。
 次に、302ページをお願いします。緑資源幹線林道事業賦課金ということで、これは緑資源幹線林道の利用区域の中の県有林の面積相当のものを受益者賦課金としてお支払いをしているものでございます。です。さき先に御案内しました県営林事業特別会計の中の管理事業費、ページで言いますと、285ページの中に含まれているものです。
 次に、ページ飛びますが、付議案でございます。です。325ページをお願いします。鳥取県基金条例の一部を改正する条例です。12月議会でお認めをいただきました豊かな森づくり協働税の新設に伴い、新たに基金を設置をし、豊かな森づくり協働事業の財源に充当をするものです。施行期日は、令和5年4月1日としております。います。
 次に、328ページをお願いします。鳥取県林地開発条例の一部を改正する条例です。現行の林地開発許可制度は、1ヘクタールを超えて森林を開発する場合は知事の許可が必要でございますけれどもが、太陽光発電設備に関わるものは0.5ヘクタールを超えるものから許可の対象とし、許可が必要となる面積要件を厳しくしまして、防災措置の強化を図るものでございます。です。これは、昨年、国が太陽光発電に関わる林地開発の審査基準に関する検討会を開催をしておりまして、その中で災害案件の発生状況を調査をしました結果、太陽光発電関係の災害の発生割合が、他の開発と比較して高いということ、そして、他の開発と発生案件が同水準になるのが0.57ヘクタールとの分析結果によるもので、これを踏まえまして、森林法施行令が改正をされたことに伴い、県条例を改正するものでございます。です。
 また、あわせまして、国の運用通知において一体性を有する行為として、事業主体、実施時期、実施箇所に関わる3要件の判断基準が示されました。ので、これを県条例の施行規則で定めることとしたことから、その規定を追加するものでございます。です。

◎松田委員長
 今までの説明について、質疑等ございませんでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、次に、令和4年度2月補正予算の付議案の説明を求めます。
 関係課長から順次説明を求めます。

●田中畜産課長
 それでは、補正予算の37ページを御覧ください。鳥取県和牛振興計画推進事業1,.800万円余の減額補正をお願いするものでございます。です。この事業は、和牛振興計画の実現に向けて、和牛の増頭であったりや、施設整備に対して支援を行う事業でございますが、今回は繁殖雌牛の増頭加速化事業について取りまとめが終了しまして、今後、増額する見込みがないということから減額するものでございます。です。
 84ページをお願いいたしますします。繰越明許費に関する調書でございます。です。畜産課関係分につきましては、中段の畜産クラスター施設整備事業費でということになっておりますがいますが、繰越しに係ります理由につきましては、88ページの中段にございますが、世界的な半導体不足によりまして、酪農家に整備します機械導入が遅れるということから繰越しをお願いするものでございます。です。

●濱江林政企画課長
 38ページ目を御覧ください。森林計画樹立事業でございます。です。1,490万円余の減額でございます。です。中身につきましては、森林計画の調査を行うものでございますがけれども、入札残による減額補正でございます。です。
 下段でございますが、鳥取県版緑の雇用支援事業でございます。です。これは担い手の確保でございますけれどもが、870万円余の減額でございます。です。研修がやはりコロナで中止ということになりまして、研修生が減少したことによる減額補正でございます。です。
 39ページ目を御覧ください。森林整備担い手育成総合対策事業でございます。です。214万円余の減額でございます。です。これもコロナの感染拡大に伴いう一部の研修が未実施ということでの減額補正でございます。です。
 下段でございますが、林業現場の働き方改革推進事業でございます。です。86万円余の減額でございます。です。上記と同じように、コロナの感染拡大に伴ういまして、事業の未実施による減額補正でございます。です。
 40ページ目でございます。です。スマート林業実践事業でございます。です。2,843万円余の減額でございます。です。中身は、レーザー航測による経費でございますけれどもが、国認証減及び入札残による減額補正でございます。です。
 下段でございます。です。新たな森林管理システム推進事業でございます。です。142万円余の減額でございます。です。受託事業の契約実績に伴ういます減額補正です。
 41ページ目でございます。です。林業成長産業化地域創出モデル事業でございます。です。2,439万円余の減額でございます。です。国認証額の減少による減額補正でございましてでして、また、この事業につきましては、85ページ目の繰越明許費をお願いするものでございます。です。理由につきましては、林業機械等を導入しようとしておりいますがけれども、世界的な半導体不足によりまして、年度内導入が困難となっているという状況でございますのでお願いするものでございます。です。
 下段でございます。です。森林整備のための地域活動支援事業です。112万円余の減額でございます。です。実施要望の取下げのあった町がございまして、減額補正でございます。です。
 42ページ目でございます。です。とっとりデジタル田園都市推進事業(スマート林業実践事業)でございます。です。中身は、スマート林業を実践するための、そういったICTとかを使った機械等を導入する支援でございますけれども、149万円余の減額でございます。です。これは、補助事業による交付差額及び事業の中止による減額補正でございます。です。一部団体様が事業を中止をされました。
 下段でございますが、分収造林促進費でございます。です。中身は、造林公社及び県営林事業によるものでございますが、1,145万円余の減額でございます。です。県営林事業特別会計の減額補正に伴います県営林特別会計への拠出金の減額及び造林公社補助金の執行見込みによる減額補正でございます。です。
 43ページ目でございます。です。林業試験場管理運営等に関する経費でございます。です。1,158万円余の減額でございます。です。屋上防水、外壁改修工事にかかってまいりましたがけれども、これに対する委託料及び工事請負費の入札残による減額補正でございます。です。

●前田県産材・林産振興課長
 44ページをお願いいたしますします。とっとりウッドチェンジ戦略事業でございます。です。国の認証減によりまして、740万円余の減額をお願いするものでございます。です。
 同じページ、下段、低コスト林業機械リース等支援事業でございます。です。これも同じく国認証の減、それと入札差金の発生によりまして、4,500万円余の減額をお願いするものでございます。です。
 続きまして、45ページ、路網整備推進事業でございます。です。これも同じく国の認証減によりまして、2億1,200万円余の減額をお願いするものでございます。です。
 同じページの下段、非住宅木材活用推進事業でございます。です。事業費の確定に伴いまして920万円余の減額をお願いするものでございます。です。
 めくっていただきまして、46ページをお願いいたしますします。みんなで取り組む原木きのこ生産モデル事業でございます。です。事業を実施を予定しておりいました地区の認定が整わず、320万円余の減額をお願いするものでございます。です。
 47ページをお願いします。公共事業の林道事業でございます。です。県営、団体営とも各現場の施行工条件などで事業計画の見直しが必要となりまして、今回、1億500万円余の減額をお願いするものでございます。です。なお、68ページには着工地区の概要を記載しています。
 めくっていただきまして、48ページをお願いいたしますします。同じく公共事業、林道施設災害復旧事業でございます。です。令和4年度に復旧した事業費の確定などに伴いまして、24億4,6009,200万円余の減額をお願いするものでございます。です。なお、68ページには着工地区の概要を記載しております。います。
 次、85ページをお願いいたしますします。繰越明許費に関する調書でございます。です。まず、追加分としまして、表の中段、林業振興費の県産材・林産振興課分の3事業、それと、表の下から2つ目の県単林道維持補修・補助事業事業費、1事業、それから、めくって86ページ、同じく追加分として、表の下段、2つの県営林道、団体営林道施設災害復旧事業費、それから、87ページ、変更分としまして、表の下段の林道費、2事業が当課所管の事業となっております。います。
 また、繰越しの理由につきましては、89ページから91ページに記載しておりますがいますが、新型コロナウイルス感染症の拡大、それから、災害復旧事業等において近接するほかの工事の影響などによりまして年度内の完了が困難となったため、繰越しをお願いするものでございます。です。

●中尾森林づくり推進課長
 では、49ページをお願いします。緑・木とのふれあい体験事業です。90万円の減額補正をお願いするものです。昨年10月22日に、鳥取県植樹祭を日野町で開催しましたが、コロナ禍による規模縮小、そして木工教室の中止に伴う減額です。
 50ページをお願いします。とっとり環境の森づくり事業(基金積立事業)です。300万円余の増額補正をお願いするものです。これは、森林環境保全税の税収見込額が増えたことから、これを基金積み立てするために補正を行うものです。
 51ページをお願いします。ナラ枯れ対策事業で2,400万円余の減額補正をお願いいたしますします。今年度はナラ枯れ被害量の大幅な減少に伴う駆除量の減少、若返り対策面積の減少、空中探査の飛行距離の減少、被害跡地のモニタリング箇所の減少等による補正でございます。です。
 52ページをお願いします。種苗安定生産対策事業で67万円の減額補正をお願いするものです。これは、県営採種園の維持管理に使う機器導入の入札差金、そして、コンテナ苗の生産効率化に資する資機器材の整備を支援しておりいますけれどもが、資機器材の数量と金額の精査に伴う減でございます。です。
 次に、53ページをお願いします。公共事業の造林事業について1億4,900万円余をお願いするものです。国の認証減による減額でございますがけれども、この金額を減額をいたしましてしましても、前年度の繰越予算、そして、昨年12月の経済対策補正予算で予算枠そのものは確保できていると考えております。います。ページ飛びまして、69ページ、造林事業の公共事業着工地区の概要を記載しておりいますので、御確認をお願いいたしますします。
 また、次に、85ページ、繰越明許費に関する調書です。まず、下から87つ目の林業振興費の中のとっとり環境の森づくり事業費(林業振興費)から下から3つ目の造林事業費まで、そして一番下の治山費、また、次のページの86ページの上から2番目の治山費までの9事業の繰越しをお願いするものでございます。です。繰越理由については、89ページ、そして90ページに記載をしております。います。
 ページ飛びまして、93ページ、鳥取県県営林事業特別会計の補正予算案です。まず、職員費です。370万円余の減額をお願いするものです。これは県営林担当職員5名分の人件費の執行見込みに伴う減額補正です。
 次に、94ページの保育事業費です。これも550万円余の減額をお願いするものです。これにつきましては、智頭町の富沢県有林と日野町の板井原県有林で作業道開設と間伐を行いましたがけれども、岩盤露出によるルートの見直し、そして延長の減、それに伴う搬出間伐面積の減によるものでございます。です。また、これに伴いまして、財源内訳も国庫補助金、財産収入充当額、そして繰越金とも減となっております。います。
 次に、95ページの処分事業費で、41万円余の減額をお願いするものです。先ほど保育事業で申し上げました搬出間伐の減によりまして、運搬経費や市場手数料が減となり、この処分事業の財産収入充当額も連動して減るというものでございます。です。
 次に、96ページの管理事業費で、31万円余の減額をお願いするものです。これは県営林敷地内の送電線の伐採、また、公共事業に伴う用地取得があった場合に保証金を頂いていおりますけれどもが、これは分収契約者と分収割合で配分をしております。います。今年度はこの保証金が発生をしなかったため、契約者への分配もなかったことによる減でございます。です。
 次に、97ページの利子についてです。県営林事業特別会計につきましては、過去の事業展開において、日本政策金融公庫から融資をいただいているところです。この償還につきまして、金額的にはゼロでございますがけれども、財源内訳で、これを当初予算では529万5,000円を繰入金にしていおりましたけれども、令和3年度の決算によりまして繰越金が生じましたので、その繰越金を充当し直すものでございます。です。

◎松田委員長
 説明は以上です。
 今までの説明について、質疑等ございませんでしょうか。
 どうぞ、ありますか。(「いい質問するためにちょっと休憩●  しませんか」と呼ぶ者あり)えっ。(「説明が長過ぎて」と呼ぶ者あり)取りあえずここまでやってしまいましょうか。(「休憩動議をお願いします」と呼ぶ者あり)
 休憩の動議が出ましたが、続行します。
 質疑はございませんでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、。では、動議がございましたので、暫時休憩いたしますします。5分。再開は14時45分。

午後2時40分 休憩
午後2時45分 再開

◎松田委員長
 再開いたしますします。
 次に、報告事項に移ります。
 報告1点、報告4、鳥取県内での野生いのししにおける豚熱の初確認について、寺坂畜産課家畜衛生・防疫対策室長の説明を求めます。どうぞ。

●寺坂畜産課家畜衛生・防疫対策室長
 報告資料の6ページをお願いいたしますします。令和5年2月1日に八頭町で、県内初となる野生イノシシの豚熱感染が確認されました。発見場所ですが、八頭町内の水路で死亡しているイノシシを住民の方が発見されて、役場に通報されたものです。イノシシは体長約90センチの雌でした。倉吉家畜保健衛生所の検査で陽性となりまして、東京都にあります研究機関で遺伝子解析の結果、2月1日に、豚熱と確定しております。います。なお、昨日、八頭町内で2頭目となりまする感染が確認されております。います。
 本県の対応でございます。です。養豚場関係につきましては、県内の全養豚場の異常がないということを確認しております。います。また、各農場に対しまして、侵入防止柵の点検ですとかや、消毒の徹底を指導しております。います。県東部にございます3つの養豚場につきましては、重点指導といたしましてしまして、家畜保健衛生所が立入検査を行っております。います。それから、県内の全19養豚場に消石灰等の消毒薬を配布いたしましてしまして、緊急消毒を実施しているところでございます。です。
 なお、鳥取県は、令和3年4月以降、全ての豚に豚熱のワクチンを接種しておりいますので、今回の感染の確認に伴います制限区域の設定やですとか、消毒ポイントの設置などは行いません。
 続いて、野生イノシシの対策でございます。です。まず、地元猟友会の協力を得まして、捕獲の強化を取り組むこととしております。います。検査体制を強化するために、倉吉家畜保健衛生所の検査員の増員と検査機器の導入を決定いたしましてしまして、今年度の400検体の検査体制を、令和5年度は1,600検体に増加することとしております。います。
 豚熱ウイルスの拡散防止対策といたしましてしまして、イノシシが発見された地点から半径10キロ以内で捕獲されたイノシシについては、区域外へその肉等の持ち出しの自粛を要請をしております。います。それから、捕獲の個体は埋却等、適切に処理をするように、猟友会の方に周知を図っております。います。それから、狩猟後の消毒等の徹底を依頼しております。います。
 続きまして、ジビエ利用に関する周知でございますが、ジビエ利用の関係者、処理場、狩猟者の方に発生情報を周知するとともに、商品に対する風評被害対策として新聞広告による広報を行っております。います。
 最後に、国内における豚熱の発生状況でございますが、家畜での発生は、現在までのところ、1都17県で計85事例が発生しております。います。また、野生イノシシにおける感染確認では、34都府県で感染を確認しておりまして、中国地方では、岡山県を除く4県で確認をしているところです。

◎松田委員長
 報告1点でした。ただいままでの説明について、質疑等ございませんでしょうか。

○浜田(妙)委員
 すみません、野生イノシシに関してですが、琴浦町に検査員、獣医師1名の増員と書いてあるのですけれども、獣医師さんが足りない状況が現状ありますよね。すぐに見つかりましたでしょうか。

●寺坂畜産課家畜衛生・防疫対策室長
 獣医師の確保に苦慮しているところでございますが、何とか確保の見込みが立ったところです。

○浜田(妙)委員
 当初予算の中に獣医師確保●  ごめんなさい、獣医師確保のための取組が――、全国どこも同じことだというふうにと思いますがけれども、足りなくてなかなか確保できないということで、辞めていかれる方も多いということなのですが、それに関連して、何で辞めていかれるのか分かりましたか。検証はできていますか。

●岡垣畜産振興局長
 ありがとうございます。まず最初に、御質問のあった琴浦の獣医師の琴浦のところなのですけれどもが、たまたま今年辞められる方が、してあげるということで、うまく確保することができたということでございます。です。
 また、辞められる理由というのが、多岐にわたりまして、例えば今年度ですと、大学のほうに行きたいとか、そういったところで自らの研究、スキルアップというところもございます。また、ちょっと体調を崩されたりとか、そういった事情事例があって辞められるという事例もございます。なるべく体調がを崩されるというようなことはないような形で我々としてもフォローはしていきたいと思っております。います。引き続き、獣医師確保のためにまた頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたしますします。

○浜田(妙)委員
 ちょっとごめんなさい、獣医師さんが少ないということで、ついでに言わせていただきますが、獣医師さんが少ないということで、女性の獣医師さんも増えていっているという中で、劣悪な環境の中で労働条件にが非常に問題があり、また、賃金も安いというところについて、またしっかりと向き合っていただきたいと思っていおりますので、。どうぞよろしくどうぞお願いします。

◎松田委員長
 そのほかよろしいでしょうか。
 では、ちょっと1個だけ、では、すみません。今回、八頭で発見されたのですけれどもが、拡散防止対策ということで、10キロ以内について、区域外への肉等の持ち出し自粛を要請ということなのですけれども、。これは自粛でいいものなのかというところ、ちょっとふと気になったもので、禁止とかの措置はできないのですか、これは。

●寺坂畜産課家畜衛生・防疫対策室長
 これが豚、家畜等ですと、家畜伝染予防法の対象ということで、法的な移動禁止ということができるのですけれどもが、今回、野生イノシシということで、ちょっと法の対象になりませんので、自粛というふうな要請ということになっております。います。

◎松田委員長
 まあ、そういうことなのだとは思うのですが、とはいえ、感染拡大を防ぐためには、それなりに強く要請されたほうがいいと思いますので、その辺はお願いしたいと思います。えらい鳥インフルのやつとえらい対応が違うものでと思っただけでございます。です。よろしくお願いします。

○山川委員
 今と同じような関連で、今と同じような感で。なるべく守るように、区域外でも、結局自粛、あくまで自粛を要請するだけなので、もしあれだったら、守らない人もおられるということも想定し得ることではないですか。なので、やはりパトロールをある程度強化して、あんた何しているだっていって、あんた、このやつれ持って帰っているけれども、大丈夫かみたいないうパトロール要員もやはりちょっと必要ではないかなと今のお話し聞いて思ったのと、いました。あと、感染したものをチェックするというのですか、売ったりとか人にあげたりとかいう形で流通が回する可能性もあると思うので、そういう場合って感染したものをチェックする体制がないと、やはり感染したものを食べてしまうということが避けられないので、そういう意味から、パトロールをやはりちょっとある程度関係者に、何曜日と何曜日回ってくださいみたいな形でパトロールをやるということも検討してもいいのではないかなと思うのですけれどもが、どうでしょうか。

●寺坂畜産課家畜衛生・防疫対策室長
 パトロールにつきましては、死亡イノシシの発見ということについては依頼はしているのですがけれども、捕獲のイノシシにつきましては、琴浦の検査施設の増強によりまして、そちらで、そういった検査をして、感染していないという確認が今後取れるような体制を取っていおりますので、それによって、そういった感染したものが流通するということは防げるのではないかというふうに考えております。います。

○山川委員
 それは何か性善説で、やはり区域外に持ち出さないという前提だと思うのですけれども、。区域内に持ち出す場合のこともやはり考えて、やはり想定外ではないので、ちょっとそこはもう一回ちょっと検討いただきたいなと思います。要望で終わります。

◎松田委員長
 そのほかございませんか。いいですかね。
 では、次に、第3部、その他についてでございますが、執行部、委員の方で何かございませんでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、農林水産部第3部につきましては以上で終わります。
 暫時休憩いたしますします。再開は15時5分といたしますします。

午後2時56分 休憩
午後3時05分 再開

◎松田委員長
 それでは、再開いたしますします。
 引き続き農林水産部の第4部に入ります。
 初めに、令和5年度当初予算及び予算関係以外の付議案の説明を求めます。
 それでは、順次説明を求めたいと思いますが、1番目に、まず、細本水産振興課長、お願いいたしますします。どうぞ。

●細本水産振興課長
 170ページをお願いいたしますします。職員人件費の要求でございます。です。水産関係の職員人件費は、このほか、海区漁業調整委員会と市場の特会でも要求しておりまして、これら2件につきましては、また後ほど出てまいりまして、御説明いたしますします。
 171ページをお願いいたしますします。漁業金融対策費でございます。です。これは、漁業者の資金融通、漁業近代化資金ほか5つの資金の融通を行った金融機関に対し利子補給を行うもので、また、あわせて、利子補給金に係る債務負担行為も要求するものでございます。です。
 172ページをお願いいたしますします。水産振興局特別会計繰出金でございます。です。これは、県営境港市場の特別会計に繰り出しする予算と、それから、沿岸漁業改善資金貸付金の資金造成貸付事務に必要な経費を特別会計に拠出するものでございます。です。
 続きまして、173ページをお願いいたしますします。漁業就業者確保対策事業でございます。です。これは、担い手対策として、水産振興局で、今、力を入れている事業の一つでございましてでして、漁業就業希望者に対して、独立型や雇用型の研修と、円滑化事業といいまして、独立研修後に、独立する際、沿岸漁業に着業するときに必要な漁船や機器、漁具を漁協がリースするという事業でございます。です。当該事業は平成12年度からやっておりいますけれどもが、そういった成果もありまして、直近のセンサス漁業就業者に占める新規就業者の割合が全国で最も高いといった成果も出ております。います。本年度は制度の見直しも行いまして、漁家の子息の方が独立研修、さらに円滑に就業していただけるような形で進めてまいりたいと考えております。います。
 174ページをお願いいたしますします。沖合漁船支援事業でございます。です。鳥取県の中核漁業でありまする沖底船の代船建造に対し支援を行うものでございましてでして、県版リースと呼ぶびます2つの事業でございますが、過去にこの事業を活用して建造された5隻のR令和5年度分の漁協リース料補助を要求するものでございます。です。
 なお、代船建造の現状を申し上げますと、現在、沖底船が23隻ございまして、す。単県のこういった支援事業や国の大型補正で、いわゆる国リース事業と呼ばれております、そういったいる事業をうまく活用されておりまして、現時点では20隻が建造済み、1隻が建造中、1隻が建造待ちと進んでおいるところでございます。です。
 続きまして、175ページをお願いいたしますします。がんばる漁業者支援事業でございます。です。沿岸漁業者が経営改善を図るため、漁船用機器やレーダー、魚群探知機、省エネの機関などに替えたり、そうといった取組に対し補助を行うものでございます。です。
 176ページをお願いいたしますします。主要水産産地共同利用施設等整備事業でございます。です。これは、主要な産地の活力を維持、発展するために必要な給油施設など、共同利用施設を拠点となる漁港地区などに支援をする事業で、令和5年度は田後漁協網代漁港の燃油供給施設の附帯施設でありまする消火設備の取替え及び配管改修工事を計画しております。います。
 177ページをお願いいたしますします。新規で、沖底船漁具倉庫整備事業でございます。です。鳥取県漁協でございますが、現在、沖底船7隻が境港を拠点に操業を行っておりますがいますが、漁具倉庫がないことから、このたび、新たに沖底の係留場所付近に漁具倉庫を整備いたしましてしまして、漁具の劣化や網交換の作業効率化を図ろうとするもので、その整備に対し支援をするものでございます。です。
 続きまして、178ページをお願いいたしますします。放流用種苗支援事業でございます。です。これは、各漁協が栽培漁業協会から購入いたしますします放流用種苗の経費の一部を県が支援する事業で、放流用のヒラメ、キジハタは4分の3を、放流用アワビ、サザエについては、これは将来のために持続的に残していく必要があるということで、アワビについては4分の1、サザエについては3分の1の補助を継続して行っていくこととしております。います。また、養殖用種苗につきましても、養殖業者に対し、養殖開始から3年間は4分の3、その後、2年間は2分の1の段階的な支援を行うこととし、こういった支援を通じまして、水産物の安定供給、地域振興を図ってまいりたいと考えております。います。
 続きまして、179ページをお願いいたしますします。漁場環境保全事業でございます。です。これは、有害生物のヒトデのが大量発生時に駆除をしたり、また、コイヘルペスで処分した際に損失補塡を行う経費で、いずれも万が一のときのための予算として組んでいるものでございます。です。また、美保湾では、ビニールや木片などが海底にたまっておりまして、操業にも支障が生じているということで、漁場の機能回復、漁場環境改善に向けまして、今年度に引き続き、来年度も小底の船を使い、海底清掃を実施するものでございます。です。また、当該事業では、魚病に精通する職員の育成のための研修受講経費も計上しております。います。
 続きまして、180ページをお願いいたしますします。イワガキ岩盤清掃実証事業でございます。です。県内の各沿岸地先にイワガキの魚礁を設置しておりまして、近年、各地区で操業が開始されようとしております。います。魚礁のイワガキは、捕った後、そのまま放っておきますと、次の再生産がうまくいかないということから、漁獲した後に次のイワガキがつくよう、捕った面をきれいに清掃する漁協の活動経費に補助を行っているもので、来年度は3か所で、赤崎、中山、淀江でございますが、予定しております。います。
 181ページをお願いいたしますします。売りたい・食べたいとっとりの魚発信プロジェクトでございます。です。県は令和4年度に、四季の県魚、20種を制定いたしましてしまして、松葉ガニやイワガキ、シロイカのほかにも、プロが選んだ四季折々のおいしい県魚をPRしていこうと取り組んでまいりましたが、。来年度も四季の県魚を知ってもらい、魚の消費拡大、漁業所得の向上につなげるため、四季の県魚の動画の撮影では、量販店の意見も受けまして、1分半の短時間の料理動画編集や量販店の報告で、四季の県魚や動画レシピのQRコードの掲載、魚食活動を行う漁協女性部への支援を行ってまいります。
 182ページをお願いいたしますします。アユ資源回復事業でございます。です。この事業は、アユの資源の回復に向け、魚を育む内水面漁業活動支援事業いうとして、各内水面漁協が行う環境保全活動等の支援事業、これは魚を育む内水面漁業活動支援事業と申します、そういった事業や、小わざ魚道改修事業、栽培センターのアユ資源緊急回復試験、こうといった事業を実施するものでございます。です。また、別途、緑豊かな自然課が中心となって、カワウ対策も進めているところでございます。です。
 なお、3河川のアユの資源状況ですが、昨年、常任委員会でも報告いたしましたしましたが、海でのアユの稚魚の生き残りが少しずつよくなっておりまして、いまだ23年、25年の遡上量には及ばないのですけれども、遡上が上回ってきております。います。直近の昨年末も、海の稚魚の生き残りが良好であるとセンターから聞いておりましており、今年の春も、昨年に引き続き遡上の増加を期待しているところでございます。です。引き続きそういった調査や魚道改修、漁協活動の支援を行いまして、また、鳥取県水辺の環境保全協議会を開催いたしましてしまして、国交省ほか関係課とも連携し、河川環境の改善、アユ資源回復に向け取り組んでまいります。
 続きまして、183ページをお願いします。養殖事業化支援費でございます。です。これは、新技術を用いて養殖業を推進していこうとする養殖業者に対し施設整備を支援するもので、来年度は肉質改善したニジマス生産に取り組む内水面養殖業者に水槽等の補助を行うものでございます。です。
 続きまして、184ページでございます。です。日韓漁業対策費(漁業共済掛金助成事業)で、これは、新日韓漁業協定の締結によりまして、暫定水域の設定に伴って、韓国漁船との売上げ競合で影響を受ける漁船に対し、共済掛金の一部を県が助成する事業で、沖底やカニかご漁船に対し支援を行っているものでございます。です。
 続きまして、185ページ、とっとり賀露かにっこ館管理運営事業でございます。です。令和元年度から鳥取県観光事業団に指定管理で出しておりますがいますが、今年、最終年の指定管理事業でございます。です。あわせて、劣化の激しいポンプ設備の整備も行ってまいります。また、令和6年度から、次期指定管理に関する債務負担行為2億6,000万円余の要求をしておりますがいますが、電気代等光熱費については、今後の動向が不透明であるため、債務負担には含めず、公募等を行う時点の価格動向を踏まえ、設定することとしております。います。
 続きまして、186ページをお願いします。水産業企画振興事業です。これは、水産関係の様々な団体の負担金等でございます。です。
 続きまして、187ページでございます。です。漁業調整委員会費(海区漁業調整委員会費)でございます。です。これは、調整委員会事務局職員の人件費でございます。です。
 続きまして、188ページでございます。です。公共事業の特定漁港漁場整備事業でございます。です。境市場では令和6年度完成に向け、全体計画を継続費で進めておりますがいますが、。高度衛生管理型市場の整備を進めていおるところでございましてでして、令和5年度はカニかご上屋、7号上屋の改築、8号上屋新築に向けた全漁連燃油配管の施設補償など、工事を進めてまいりたいと考えております。います。
 189ページをお願いします。魚礁調査・維持管理事業でございます。です。これは、中海にありますマウンド礁の標識灯の保守管理に係る経費でございます。です。その下、のフロンティア漁場整備事業負担金でございます。です。国の直轄事業で、令和6年度完成に向け、現在、山陰沖で整備を進めておりいますズワイガニやアカガレイの保護育成魚礁の造成に対する令和5年度負担金でございます。です。
 続きまして、226ページになります。、一般公共事業の欄に、先ほど説明いたしましたしました特定漁港漁場整備事業とフロンティア事業負担金を、単県公共事業の欄に、魚礁調査・維持管理事業の財源内訳を記載しております。います。また、235ページでございます。です。先ほど説明いたしましたしましたこれら公共事業の着工地区の概要を記載しておりいますので、御確認ください。
 続きまして、240ページから241ページには、本課及び、漁業調整課及び出先機関の水産業費の歳入歳出事項別の明細を記載しております。います。あわせて、250ページから252ページに、節の明細を記載しております。います。
 また、254ページになります、先ほど説明しました公共の特定漁港漁場整備事業費の令和4年度末までの支出額、支出見込額と令和5年度以降の支出予定額、進行状況を記載しております。います。
 続いて、257ページでございます。です。水産業費の債務負担行為について、3件の過年度分の債務負担行為を記載しております。います。また、268ページから269ページには、22件の過年度分の債務負担行為を記載しております。います。
 続いて、303ページでございます。です。これは、議案第11号、令和5年度県営境港水産施設事業特別会計歳入で、2億6,400万円余を要求するものでございます。です。内訳につきましては、304ページからになります。が、304ページに、魚市場事業費でございますが、これは職員2名分と会計年度任用職員1名の人件費でございます。です。その下の事業費でございますが、指定管理の境港水産物市場管理株式会社への委託料と市場の管理運営に関する経費となります。また、令和6年度から5年間の次期指定管理に関する債務負担行為9億6,200万円余を要求しておりますがいますが、この中で、電気代等光熱費につきましては、今後の動向が不透明であるため、この債務負担行為には含めず、公募等を行う時点の価格動向を踏まえ設定することとしております。います。
 続きまして、305ページに、魚市場建設に伴う県債の元金と利子支払いの経費を要求しております。います。
 続いて、306ページから318ページには、これら節の明細や給与費明細、地方債の額を掲載しております。います。
 319ページに、県営境港水産物地方卸売市場の指定管理料の債務負担行為について、当該年度以降の支出予定額調書を記載しております。います。
 続きまして、320ページでございます。です。議案第12号、特別会計で、沿岸漁業改善資金助成事業特別会計に伴う業務委託経費1,000万円余を要求いたしますします。その内訳ですけれどもが、321ページの業務費ですが、これは、改善資金貸付金の貸付け及び償還事務を信漁連に委託する経費で、322ページの貸付金、これも沿岸漁業改善資金の貸付金として1,000万円余を要求するものでございます。です。
 323ページから324ページに、これら節の明細を掲載しております。います。

◎松田委員長
 皆さんおそろいになられましたら、当初の予定の順番で進めさせていただきます。

●寺田境港水産事務所長
 190ページを御覧ください。境港市場お魚PR事業です。この事業は、日本有数の水揚げ量を誇ります境港のクロマグロのPRと境港水産振興協会が行います境漁港見学ツアーなど、知名度向上、水産物消費拡大を図る取組についての支援でございます。です。
 191ページを御覧ください。こちらはさかいみなと漁港・市場活性化推進事業です。この事業は、境港の高度衛生管理型市場への整備と並行しまして、市場関係者の衛生管理への理解を深めることと、境港のブランドの強化、発信を行うという事業になっております。います。
 192ページを御覧ください。高度衛生管理型市場整備事業です。この事業は、来年度末完成予定の7号上屋の高度衛生化に伴います電動フォークリフトへの導入経費の助成と、今年度認定予定の優良漁港認定について、更新のための受検経費を計上させていただいております。います。
 続きまして、193ページを御覧ください。こちらは境港水産振興費です。この事業は、境漁港をはじめ、県西部地域の水産振興に関わる事務的経費で、さかいみなと漁港・市場活性化協議会の開催ですとかや、印刷製本費が当たっております。います。
 続きまして、194ページを御覧ください。こちらは海面漁業取締費です。こちらは、漁業取締り船「はやぶさ」の年2回の定期点検整備費と、あと日々の海上巡視及び陸上巡視に係る燃料費等の必要経費となっております。います。

●宮永栽培漁業センター所長
 195ページを御覧ください。栽培漁業センター試験研究費でございます。です。事業の内容につきましては、養殖業、沿岸漁業、栽培漁業、内水面漁業、また漁場監視等に関します試験研究の5事業を実施するものでございます。です。
 196ページを御覧ください。その5つのうちの養殖漁業研究事業でございます。です。これにつきましては、ギンザケ養殖事業の増産、また効率化に関する試験研究でございますとかや、サバ養殖における生残率の向上、成長促進に関する研究、また、ウニの養殖技術開発などの試験を行うものでございます。です。
 197ページを御覧ください。同じく養殖漁業研究事業でございますけれどもが、キジハタ種苗の放流効果の検証でありますとかや、漁獲が減少したナマコの増殖手法の開発とその普及、また、アワビやサザエの付加価値向上策に関する試験研究を実施するものでございます。です。
 198ページを御覧ください。栽培漁業センター管理運営費でございます。です。栽培漁業センターの維持管理、また機器等の修繕、調査船おしどり、石脇丸に関します維持管理費でございます。です。この事業につきましては、255ページに継続費についての調書を記載しておりいますし、また、257ページのほうに債務負担行為について記載しております。います。御確認をいただければと思います。

●氏漁業調整課長
 199ページを御覧ください。豊かな藻場再生事業として2,000万円余をお願いするものでございます。です。この事業は、近年増えてきておりいますムラサキウニの駆除ですとかや、アラメの藻場造成、あるいは栽培漁業センターが行っておりますウニ駆除の効果調査等を行いまして、藻場の回復を図るとともに、ムラサキウニの商品化に向け、実入りのよい畜養技術の開発ですとかや、保存技術の開発、また、おいしさの数値化などを行うことで、食材としての価値も高め、利用を促進していこうというものでございます。です。
 めくっていただきまして、200ページを御覧ください。資源管理推進事業として900万円余をお願いするものでございます。です。この事業は、改正漁業法に伴う新たな資源管理の推進に対応するもので、具体的には、漁獲統計、漁獲情報システムの維持管理、あるいは水産関係諸団体への負担金、また、近年増えてきておりいます遊漁船業、こちらの資源利用の状況、あるいは操業実態の把握を行うための調査費、また、有害生物が大量に発生した場合に駆除をする経費、そうといったところをに支援するものでございます。です。
 続きまして、201ページを御覧ください。漁業調整事業費として600万円余をお願いするものでございます。です。こちらにつきましては、漁業関係法令に基づきまして、各種漁業調整や許認可事務、また、海区漁業調整委員会や内水面漁業管理委員会の開催、そして、密漁防止の普及啓発、そうといったことを行う事業でございます。です。
 続きまして、202ページを御覧ください。内水面漁業取締費ということで600万円余をお願いするものでございます。です。こちらにつきましては、漁業監督公務員ですとかや、内水面漁業指導員が内水面で行います漁業取締り活動等をに支援するものでございます。です。また、禁漁区を示すような看板、それの設置あるいは修繕など、そういった経費も含まれております。います。

●石原水産試験場長
 203ページを御覧ください。水産試験場試験研究費ということです。調査研究を行うための経費でありましてでして、一つには中海の調査、また、海洋環境を知るということで海洋観測を行うこと、それから、資源管理のために水産資源の動向を把握するという必要がありますので、例えば浮き魚としてアジ、サバ、イワシ、マグロ、イカなど、それから、底魚としてズワイガニやベニズワイガニ、ハタハタ、アカガレイなどの調査研究を行うものであります。また、次で御説明いたしますしますが、主に沿岸漁業者に潮流情報を提供するということで、スマート漁業を推進するということをやってしております。います。
 次に、204ページを御覧ください。スマート漁業推進事業ということです。現在、沿岸漁船に頼んで、水温、塩分、潮流を観測していただいています。それを九州大学に送りまして、沿岸の最大で7日先までの水温、塩分、潮流の予報、予測ということで、海中の天気予報というものをを漁業者の皆さんにスマホのアプリであるとかやウェブページで漁業者の皆さんに提供していただいて、使っていただいているところです。引き続きこの体制を維持するとともに、新たな取組として、漁業者から、ニーズがありました、予報だけではなくて、漁船が収集した潮流データを見たいという、リアルタイムなデータを見たいというニーズがありましたことがありましたので、それをウェブページであるとかやメールであるとか、スマホの扱いが苦手な方の用に、音声で提供するようなシステムを今考えているところであります。
 また、今、漁業者の観測については、潮流データは無線で今集めております。います。鳥取県無線漁協の無線機を使わせていただいているところなのですが、隻数が増えてきたということでて、ちょっと通常業務に支障を来し出したということがありますので、県独自の専用のデータ受信用の無線機を設置したいというものであります。
 205ページを御覧ください。水産試験場の管理運営費であります。これは、水産試験場の庁舎管理等の経費、それから、試験船、第一鳥取丸の管理ということで、令和5年度は中間検査を予定しております。います。また、各種調査の燃料費もこの中に含まれているということになります。また、調査結果等の漁業者への説明が必要ということで、水産情報の発信ということもこの中で行います。

◎松田委員長
 今までの説明について、質疑等ございませんでしょうか。

○浜田(妙)委員
 すみません、これ、ミスプリではないか、ちょっと理解できない、181ページの3、事業目標・取組状況・改善点のところですね、県全体漁業所得、令和2年度実績と書いてあるのですけれどもが、県全体漁業所得、3番のところですね、事業目標・取組状況・改善点これ、ミスプリではないか、理解できない。

◎松田委員長
 一番下のところですね。

○浜田(妙)委員
 そうですね。これは合っているのですか。

◎松田委員長
 水産振興課。

○浜田(妙)委員
 令和2年度実績。

◎松田委員長
 これは、2が4ではないかということですか。

○浜田(妙)委員
 そうです。

◎松田委員長
 ●  けれども、これは間違い●  。

○浜田(妙)委員
 違う、3。

●細本水産振興課長
 御質問されておられるところは、数字が違って……(「年度」と呼ぶ者あり)

○浜田(妙)委員
 2年度実績が違う数字、ちょっとよく分からない。

◎松田委員長
 ちょっと待ってください。ここの令和2年というのが違うのではないかということ?。

○浜田(妙)委員
 そうです、そうです。

◎松田委員長
 この5,600万円がどうこうではなくてね。

○浜田(妙)委員
 そうです、そうです。

◎松田委員長
 スタート時点の令和2年度が、これは正しいのかということですね。

○浜田(妙)委員
 そうです、年度が。

◎松田委員長
 どうなのでしょうか。

●國米水産振興局長
 すみません、よろしいでしょうか。ちょっとこれは書き方が変なのですけれどもが、上が鳥取県の漁業所得でして、下が境地区の漁業所得です、ちょっと。

○浜田(妙)委員
 場所が違う。

●國米水産振興局長
 表みたいにきれいになってなくて分かりにくいのですけれどもが、上が県全体で、下が境地区でございます。です。すみません。

◎松田委員長
 それでいいですか。ちょっと待ってください。そういうことですね。

○浜田(妙)委員
 境地区と、それから鳥取県全体ということですかね。

●國米水産振興局長
 そうです、はい。

○浜田(妙)委員
 上が鳥取県全体で、下が境地区。

●國米水産振興局長
 そうです、はい。

○浜田(妙)委員
 分かりました。

◎松田委員長
 去年、180、何事業だったっけ。今、令和4年度を見ている。何ていう事業ですか。

○浜田(妙)委員
 漁業所得。

◎松田委員長
 漁業所得。

●國米水産振興局長
 181ページ。

◎松田委員長
 去年度のやつ見てるのです、今。

○浜田(妙)委員
 売りたい・食べたいとっとりの魚発信プロジェクト●  。181ページ。

◎松田委員長
 いや、去年のやつ見とる。

●國米水産振興局長
 ちょっと事業の組替えをしていて、去年の議案説明資料とは直接連動しなくなっていましてす。

◎松田委員長
 これはスタートは令和2年でオーケーということね。

●國米水産振興局長
 はい、そうです。

●(     )
 オーケーです。

●國米水産振興局長
 そこです、はい。では、そういうことです。

○浜田(妙)委員
 県全体と境港と別々に示してあるということですね。

●國米水産振興局長
 はい。

○浜田(妙)委員
 分かりました。

◎松田委員長
 では、いいならいいです。
 では、そのほかよろしいでしょうか。

○西村副委員長
 すみません、195ページからある栽培漁業センターの県内視察をさせていただいて、、たしかさせていただいて、そのときに、センターの、要は餌代が、すごく輸入ですごく高騰しているということで、どんどん経費がかさんで大変なのですという、たしかお話がありました。この新年度について、その辺のことは含んでおられるのかというのと、あと、そういう輸入の栽培漁業や輸入の餌が必要なものについての地産地消、餌の国内生産といいますか、地産地消そうといった方向についてはどういうふうになっているのかというのを教えていただけますでしょうか。

●宮永栽培漁業センター所長
 まず、餌のほうででございますがけれども、この予算に含まれているかどうかというところなのですがけれども、。餌につきましては、増額という部分はこの予算要求では含まれていないと、昨年度並みの要求をさせていただいておりますがいます。が、が、ちょっと6月補正もかなりかさんできておりまして、次の補正6月補正のほうでで検討させていただければなというふうにと考えていおるところでございます。です。
 それと、餌の国産化という面ですが、やはり今の養殖業の餌というのが、チリ産のカタクチイワシが主力になっておりまして、それによってかなり餌代がそれによってかさんできているという問題があります。国のほうででは、やはり国産化を進めなきゃいけないのではないかということで検討が進められておりいますし、境港のほうででは錦海化成さんという会社が、何というのですかね、未利用魚やであるとか、あるいは残滓というか、さばいた後のあらといったようなものを餌に加工して、積極的に利用しようとしておりいますので、そういった取組が進んでいけばいいなというふうにと考えております。います。

○西村副委員長
 ありがとうございました。

◎松田委員長
 ちなみに、餌代それは195ページの予算になるのですか。なるのかな、どう、予算書的にはどれに入る、餌代とかって。

●宮永栽培漁業センター所長
 予算ですか。

◎松田委員長
 うん。

●宮永栽培漁業センター所長
 予算につきまして、餌につきましては需用費の中の消耗品費という形になりまして、直接この要求の中には出てきませんけれども、。特に事業的には、196ページの養殖漁業研究事業というものがございまして、す。栽培漁業センターで、ここでギンザケでやあるとかサバの養殖の研究をしておりまして、栽培漁業センターのほうでで、ここでどうしても餌代がかなりかさんできておるということがございますので、。また、餌代以上に電気代ですね、。栽培漁業センターの井戸水をポンプアップして使うものですから、どうしてもポンプ電気代がかさんでおるということございますので、これにつきましても、ちょっと6月補正のほうでで検討させていただければなというふうにと考えております。います。

◎松田委員長
 そのほかよろしいでしょうか。
 では、続いて、補正に入りたいと思います。令和4年度2月補正予算の付議案の説明を求めたいと思います。

●細本水産振興課長
 54ページをお願いいたしますします。漁業金融対策事業でございます。です。これは、漁業者に融資を行った金融機関に対し利子補給を行うものでございますが、執行見込みにより減額を行うものでございます。です。その下に、水産振興局特別会計の繰出金でございます。です。これは、県営境港水産施設事業の特別会計の執行見込みに伴う減額補正でございます。です。
 続きまして、55ページをお願いいたしますします。漁業就業者確保対策事業でございます。です。当初予定しておりいました雇用型研修生の受入れ人数の減と、あと、円滑化事業の執行残見込み残に伴う減額補正でございます。です。
 その下のがんばる、がんばる漁業者支援事業でございます。です。これは、漁業経営改善を図るため、省エネ機関や魚群探知機など、機器整備を支援するものでございますが、利用した人数が当初より減ったこととかや、機種変更により減額が生じたことに伴う減額補正でございます。です。
 56ページをお願いいたしますします。主要水産産地共同利用施設等整備事業でございます。です。これは、交付決定後の実施設計で金額を精査した結果、工事費が減少したということによる減額補正でございます。です。本年度、田尻田後漁協の燃油供給施設を整備いたしました。しました。
 57ページをお願いいたしますします。漁場環境保全事業でございます。です。これは、ヒトデが発生した際の駆除経費の支援やコイヘルペスなど、万が一の経費だったのですが、そういったものが発生しなかったことに伴う減額補正でございます。です。
 58ページをお願いいたしますします。イワガキ岩盤清掃実証事業でございます。です。これにつきましては、当初計画しておりまいした清掃地区が減ったということでございましてでして、7地区が1地区に減ったということになったのですけれども、。当初、水揚げを計画しておっいたのが、先延ばし、もう少し待とうということになったところとか、あと、やはり清掃活動をする際、きちっと組織化をきちっとしまして進めていかないといけないということがあるのですが、そういった調整が間に合わなかったということに伴う減ということでございます。です。
 59ページをお願いいたしますします。養殖事業化支援費でございます。です。これは当初予定しておりいました事業が、事業用地取得に時間がかかり、事業実施時期が翌年度になったことなどによって減額したということでございます。です。
 続きまして、77ページから78ページでございます。です。水産業費の2月補正予算の歳入歳出明細を掲載しております。います。また、83ページに、節の明細でございます。です。
 86ページには繰越明許費の調書と、90ページにその理由を掲載しておりいますので、御確認ください。
 続きまして、106ページ、議案第30号、県営境港水産施設事業特別会計歳入補正予算で、1,215万円の補正でございます。です。その内訳がで、107ページ、魚市場事業費(の職員人件費)で執行見込みに伴う増額と、その下の魚市場事業費(事業費)でございますが、光熱費の高騰に伴う指定管理料の増額補正及び魚市場使用料の歳入決算見込みに伴い財源更正を行っております。います。また、108ページ以降に、この特別会計歳出明細等を載せておりいますので、後ほど御確認ください。

●寺田境港水産事務所長
 60ページをお願いします。海面漁業取締費です。こちらは、漁業取締り船「はやぶさ」の通常整備工事の減額と、あと、備品購入費に執行残が生じましたことによります減額補正となっております。います。

◎松田委員長
 では、今までの説明について、質疑等ございませんでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、その他に移ります。
 農林水産部第4部に関して、執行部、委員の方で何かございませんでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 御意見ないようでございますので、農林水産部の第4部については以上で終了いたしますします。
 それでは、今日はこれで締めまして、続きは、明日、15日水曜日午前9時に再開いたしますします。
 本日はこれをもって散会いたしますします。お疲れさまでした。

午後3時46分 散会

 


 

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