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会議の概要
午前10時00分 開会
◎河上委員長
ただいまから、地域県土警察常任委員会を開会いたします。
本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
今回の常任委員会は、警察本部、危機管理部、輝く鳥取創造本部、地域社会振興部、県土整備部の順で執行部の入替えを行います。
初めに、会議録署名委員を指名いたします。
本日の会議録署名委員は、浜田委員、松田委員にお願いいたします。
次に、執行部職員の紹介であります。
このたび、8月1日及び12日付で人事異動がありました。お手元に幹部名簿を配付しておりますが、警察本部及び輝く鳥取創造本部において人事異動等があったものです。皆様、御承知おきください。
まず、8月12日付で新たに着任されました渡邉警務部長より一言お願いいたします。
●渡邉警務部長
失礼いたします。8月12日付で鳥取県警察警務部長に着任いたしました渡邉と申します。よろしくお願いいたします。
以後、県民の皆様の安全・安心を確保すべく精いっぱい職務に取り組んでまいりたいと思います。議員の皆様からの御指導もよろしくお願いいたします。ありがとうございます。
◎河上委員長
ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
それでは、報告事項に移ります。
初めに、警察本部について行います。
執行部の説明は要領よく簡潔にマイクを使ってお願いいたします。
それでは、報告1、令和7年上半期における特殊詐欺等の現状及び対策について、豊田生活安全企画課長の説明を求めます。
●豊田生活安全企画課長
令和7年上半期における特殊詐欺等の現状及び対策について御報告させていただきます。
警察本部資料の2ページをお願いします。
まず、(1)特殊詐欺等の被害の現状について、過去10年の被害状況をグラフで示しておりますが、昨年は認知件数76件、被害総額約1億490万円で、認知件数が過去最多を記録しました。特殊詐欺の認知状況についてですが、記載のとおり、本年6月末現在で認知件数67件、被害総額は約1億8,801万円となっており、昨年同期と比べ、認知件数はプラス30件で、被害総額はプラス約1億5,663万円という極めて深刻な情勢であります。
県内の手口別の被害は、警察官をかたる詐欺や副業名目の詐欺と高額被害が急増しており、この2つの手口が被害全体の7割を占めております。多くの方がスマートフォンを持ち、気軽にSNSやインターネットバンキングを利用できる環境が悪用され、被害対象が高齢者だけでなく若年層に拡大しております。
(2)SNS型投資・ロマンス詐欺の認知状況につきましては、本年6月末現在、認知件数が39件で、被害総額は約2億1,345万円となっており、昨年同期と比べ認知件数はプラス20件で、被害総額はマイナス約4,853万円となっております。年代では40歳代から70歳代までの被害が多く、手口では投資詐欺よりロマンス詐欺の被害が多く発生しております。ロマンス詐欺ではマッチングアプリやインスタグラム、フェイスブックのダイレクトメッセージからやり取りが始まり、親しくなるとLINEに誘導され、2人の将来のためになど還元を申し向け、ネットショップの経営や暗号資産等の投資を勧められ、被害に遭うケースが多くなっております。
(3)水際阻止状況です。本年6月末現在の水際阻止件数は25件、阻止率は約19.1%です。サポート詐欺の被害者や当選金詐欺の被害者がコンビニに来店し、電子マネーを購入しようとした際、コンビニ店員の声かけで阻止していただいたものがあります。また金融機関の職員を対象とした声かけ要領の講習会も開催しており、金融機関の窓口で払戻しを申し出てきた方への声かけで被害を阻止していただいた事例も数件あり、今後も関係機関と連携して取り組んでまいりたいと考えております。水際阻止の功労のあった銀行員、コンビニ店員等に対しましては感謝状を贈呈しております。
次に、被害の未然防止対策についてであります。その1つ目が、あらゆる媒体を活用した防犯情報の発信であります。昨年秋口から警察官をかたる詐欺が全国的にも県内においても急増したことから、この手口を広く県民に周知するため、本年5月、6月の2か月間、民放3社でテレビCMを活用し、注意喚起啓発を実施いたしました。また、本年6月からは全国警察が各県警公式X等のSNSを活用し、同一内容で一斉に注意喚起を行う集中広報も実施しており、閲覧数を一気に上げることで、より多くの人に詐欺の手口を知ってもらおうという活動も実施しております。
資料に載せております赤いチラシが集中広報で使用したものです。
その他トリピーメールや防災無線、街頭広報等、あらゆる媒体を活用しての情報発信に努めております。
次に、電話対策の推進についてであります。現在、詐欺電話の多くは国際電話を経由し、携帯電話にかかってきています。詐欺に遭わないためには、犯人から電話を受けないための対策が必要です。有料ではありますが、携帯電話利用者には国際電話の着信を規制するアプリの導入をお勧めし、固定電話利用者には国際電話の利用を無償で休止できるサービスを紹介しております。先月になりますが、イオンモール鳥取北で国際電話休止サービスの広報を電話会社と合同で実施しており、その際の申込みは40件ほどありました。
民間事業者と連携した取組ですが、現在、セキュリティー対策ソフトで有名な株式会社トレンドマイクロから詐欺対策セミナーを実施したいとの誘いを受け、同社と合同で啓発イベントを開催しております。また、かねてより足元からの詐欺対策ということで金融機関のATM機コーナーの足拭きマットを設置しておられた株式会社ダスキンからマットのリニューアルの申出があり、デザインを警察官がたりの手口のものに改良していただきました。
右下のウサギの絵の入ったブルーの写真が改良されたマットのデザインになります。このように、民間企業と連携した取組にも力を入れております。
今後の取組としましては、これまで広報啓発が届いていなかった若年層も含む幅広い年齢層に届くことを意識し、You Tube CMを活用したロマンス詐欺の啓発や、TVerを活用した警察官を語る詐欺の広報啓発活動を企画しております。また、闇バイトと詐欺対策は連動しておりますので、その両方を意識した広報啓発に努めてまいりたいと考えております。
参考ですが、日本海テレビの夕方の情報番組に警察官が生出演してアナウンサーと掛け合いをしながら特殊詐欺の被害防止を図るなどするコーナーを毎月1回設けてもらっております。このように、今後も関係機関等と連携を図りながら、あらゆる媒体を活用して広報を行っていきたいと考えております。
◎河上委員長
ただいまの説明について、質疑等はございませんか。
○坂野委員
この1か月間の間に、電子マネーをコンビニで4回ほど買う機会がありまして、鳥取市内で3件、それから県外で1件、それなりの金額の電子マネーを買ったのですけれども、鳥取市内の3件は全部が口頭で注意をしてくださる、あるいは何かこんなA4の紙を無言でこう見せられて、大丈夫ですと言った例を含めて3件とも注意を受けました。しかし、県外のところでは一切何もなく普通に購入したということがありました。たまたまその県外の1件がそういうことだったのかもしれないですけれども、鳥取県内では水際作戦が徹底されてるというのは、何か警察のほうで他県に比べて尽力されていることがあるのかなと思って気になったものですので、質問させていただきました。
●豊田生活安全企画課長
鳥取県内のコンビニエンスストアに対しましては、各警察署の生活安全課を中心に、コンビニサポートポリスというものを設置し、それから会計年度任用職員の方を詐欺被害防止の職員として採用いたしまして、コンビニを回っていただいて被害防止を図っているということです。先ほど申されましたA4の紙というのはその際に使用する防止の紙で、それを見ながら詐欺防止を図るというもので、各コンビニに全て設置しております。
○前原委員
私も経験からなので相談を受けたのですが、2か月前ぐらいにSNS型の投資というか、株の関係で特殊なアプリを使って、それで結構な金額を入れてしまって結局そのまま引き落とせないというか、現金に換えられなくて、そのまま逃げられてしまったというのがあり、警察に行っていただきました。この特殊なアプリで運用益がすごく出てて、非常に興奮してしまって、その方がつぎ込んでしまうという形があるのですけれども、なかなかそういうのが紹介されていないなと思っています。SNSでAIを使った形で非常にもうかるという話があって、それに乗ってしまって老後の資金を入れてしまったという方がいらして、結局、警察に相談したのですが、多分戻ってこない、犯人も特定できないかもしれないという形で非常に落胆されてました。
ロマンス詐欺も確かに多いのですけれども、もう少しその辺に関して県民に周知されたほうが良いのかなと私自身は思っていますが、どうでしょうか。
●豊田生活安全企画課長
特殊なアプリを使われますと、これは大体海外を経由しておりまして、なかなかアプリの大本にたどり着くことができないということで、大変難しい捜査になります。警察としましても、そういった御相談を受けた場合には、あらゆる手を尽くして捜査はしているところなのですけれども、なかなかたどり着けないというところであります。
それから、先ほど話しましたように、こういった新たな手口がどんどん出てきますので、とにかく手口を知っていただくということが必要となってきます。いろいろな広報媒体を使って、先ほど言われましたような高齢者だけでなく、今は若者に対してもそういった詐欺被害が増えていますので、全ての幅広い年齢層に響く、届く手口の紹介を考えて広報をやっているところでございます。
○森委員
私も子どもたちがおりますけれども、その会話の中で非常に時差を感じることが多くて、大きな事件が起こって、特に詐欺等ですけれども、事件・事故が起こっていることで、今日や昨日こういうことがあったよねと言ったときに、知らないというケースが結構ございます。恐らく私たちの子どもというのは、テレビは見ていませんというか、自宅にテレビを持っていませんので、いわゆるテレビ情報ということはかなりもう閉ざされています。情報源は、自分の好きなことをインターネットで検索していきますので、そこでヒットしないことというのは、相当大きな事件・事故が起こっていても耳に届いていないというケースが二、三度あって、私も、東京に住んでいる子がいるのですけれども、この時差にとても驚きました。こちらでのこの大騒ぎの感じと相当時差があったものですから、その若者たちに届けるということは年配の方たちと同様、もしかするとそれ以上に届くスピード感が随分時差があるなということを感じております。そんなところが少し埋まるといいなというのはここ数日、特に感じておりました。そのようなところはいかがでしょうか。
●豊田生活安全企画課長
確かにおっしゃられるとおりでして、若者にどのように情報を伝えて、特殊詐欺でいえば手口を紹介していくかというところが問題となっております。若い年齢層に早く情報を伝えるのも必要ということで、インスタグラム、フェイスブック、TVerとか、今うちもやろうとしていることはYou TubeのCM、それからTVerを活用した警察官がたりの啓発活動、そういったものを企画して、これから発信しようとしております。やはり子どもたちは先ほどあったようにテレビを見なくて、携帯電話を通じて情報をどんどん入れていきますので、
You Tube、それからTVerなど、携帯電話のそういったアプリを使ってどんどん発信をしていって、知っていただこうということでやっております。
◎河上委員長
そのほか、ございますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、次に、その他ですが、警察本部について、執行部、委員の方で何かございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、意見がないようですので、警察本部については以上で終わります。
執行部の入替えを行いますので暫時休憩いたします。再開は入替え次第といたします。
午前10時16分 休憩
午前10時18分 再開
◎河上委員長
再開します。
引き続き、危機管理部について行います。
執行部の説明は要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
それでは、報告2、島根原子力発電所の安全対策等の状況について(第41報)について、但馬原子力安全対策課長の説明を求めます。
●但馬原子力安全対策課長
資料の2ページをお願いいたします。
島根原子力発電所の安全対策等の状況について(第41報)でございます。
前回、7月22日の報告から進展のあったものを中心に説明をさせていただきます。
1番、2番の島根原子力発電所1号機及び2号機につきましては、前回の報告から変更はございません。
3番の島根原子力発電所3号機でございます。8月7日に審査会合第17回目が開催されまして、主に3点につきまして確認が行われました。
1点目は火山灰の影響によって施設の安全性を損なわない設計であることでございますけれども、こちらが前回、第16回の審査会合におきまして、島根原発を中心とする半径160キロの範囲内にある火山、特に島根原発に影響を及ぼすであろう火山18個につきまして、火山事象の影響を評価したところでございます。その結果として、三瓶山の噴火が島根原発の敷地内に一番影響を及ぼすであろうということで、最大56センチの火山灰が積もるというところが前回の審査会合でございました。このたびはその56センチの火山灰の上に、さらに冬季で35センチの雪が積もったという事象を想定して、建物がその降灰物ですとか積雪の荷重に耐えられるかどうかといった点を評価しまして、建物の安全性に問題がないということ、評価をいただいたところでございます。
2点目、人の不法な侵入や爆発物の持ち込み、設備の操作に係るシステムへの外部からの不正アクセスなどの防止措置が適切に講じられていることでございますけれども、今回はこれらの事象につきまして、物理的な障壁の設置、高いフェンスなどの設置、監視カメラ等の映像での集中的な監視、爆発物の探知装置の設置、それからサイバーテロにつきましては、外部の電気通信回線を通じた情報システムのアクセス遮断といったような対応を執るという説明がございました。ただ、具体的な対策の詳細につきましては、テロ対策に対する対応という部分もございまして、機密事項のため詳細部分は非公開の扱いになっているところでございます。
3点目でございます。炉心損傷に至るおそれのある重要な事故進展シナリオについてですけれども、こちらは全部で7つのシナリオが想定をされています。6月17日の第15回の審査会合で7つのうち5つは審査が終了しておりまして、このたび、残り2つ、全交流動力電源の喪失、それから崩壊熱除去機能の喪失、この2つのケースについての安全性を確認したところでございます。いずれの事象につきましても、機能が喪失すれば炉心内の冷却機能ができなくなり、炉心の温度が上がって溶けたり破損したりしてしまうことになりますが、島根原発2号機が保有します様々な設備を用いまして、適切な対策を講じることで炉心損傷に至らず、2号機建屋の安全性が確保されていることを説明したところでございます。いずれの説明にいたしましても原子力規制庁からは特段の指摘事項はなかったというところでございます。
◎河上委員長
ただいまの説明について、質疑等はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、次に、その他についてですが、危機管理部について、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、意見がないようですので、危機管理部については以上で終わります。
執行部の入替えを行いますので暫時休憩いたします。再開は入替え次第といたします。
午前10時23分 休憩
午前10時24分 再開
◎河上委員長
再開します。
引き続き、輝く鳥取創造本部について行います。
執行部の説明は要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
質疑等については、説明終了後に一括して行います。
それでは、報告3、鳥取-新千歳空港間の相互連続チャーターの就航について及び報告4、映画「遥かな町へ」について、田口観光交流局長の説明を求めます。
●田口観光交流局長
鳥取砂丘コナン空港と新千歳空港間を結ぶ初めての連続チャーター便がフジドリームエアラインズで、8月30日から9月4日まで、1日1往復、6日間運航することになりました。基本的には3泊4日の団体旅行メニューが中心になってきますけれども、北海道の方々は砂丘や浦富、白壁、大山、宿泊は三朝や皆生温泉などを御利用いただくようなツアーとなっております。なお、初就航セレモニーが8月30日、空港のコナンホールで開催することとなっておりまして、引き続き、県内空港の利用促進を進めてまいりますので御協力よろしくお願いいたします。
続きまして、映画「遙かな町へ」について御報告申し上げます。こちらは鳥取市出身の漫画家、谷口ジロー氏原作の。(「別冊になっている」と発言する者あり)
ごめんなさい。別冊ですね。こちら、追加で入れさせていただきました。
「遙かな町へ」が昨日、20日、いよいよロケ撮影開始ということでクランクイン記者発表会が知事はじめ倉吉市長、出演者など多くの関係者を集めて開催されました。新聞報道でも御存じかと思われます。出演者の撮影に向けた意気込みなどが多くのメディアから取材されており、今後、倉吉市を中心に各地でロケを実施、9月末ぐらいまで展開されることになっております。報道では、令和8年1月頃となっておりますけれども、それまでに完成がされるのではないかと。公開は秋頃ということになっておりまして、このクランクインに先立って、「遙かな町へ」を応援する会が7月13日に設立されております。こちらも含めまして、県として引き続き市とも連携しながら協力していきたいと、応援していきたいと思っております。
◎河上委員長
続いて、報告5、米子台北便の冬ダイヤ継続運航について、谷本国際観光課長の説明を求めます。
●谷本国際観光課長
それでは、3ページを御覧ください。
米子台北便の冬ダイヤ継続運航についてでございます。
5月26日から週2便で運航開始いたしました米子台北便でございますけれども、10月26日から始まります冬ダイヤ期間におかれましても、引き続き週2便で継続運行していただくということがタイガーエアより正式決定したという連絡がございました。既にホームページでチケットの販売をされておりまして、夏ダイヤと同様に月曜日と金曜日の週2便、時間帯の変更もございません。
運航状況でございますけれども、就航6月の搭乗率は約7割ということで、タイガーエアからは、災害予言といった例の話がございましたけれども、米子便としては順調なスタートを切ったというような評価をいただいております。7月は6割台半ばでございましたけれども、8月の利用状況につきましては、現時点での状況ではございますけれども7割台後半という数字を記録しているとこでございます。特に夏休みに入りまして、日本人のお客様に多く利用いただいている状況でございます。やはり双方向の動きをつくっていく必要がございますので、引き続きインバウンドといたしましてSNSを中心といたしました情報発信、それからアウトバウンドにつきましても地元メディアと連携した情報発信に努めていきまして、さらなる利用促進を図ってまいりたいと存じております。
◎河上委員長
続いて、報告6、大阪・関西万博ジャマイカ・ナショナルデーにおける青少年交流について及び報告7、台湾鳥取交流団の鳥取しゃんしゃん祭りへの参加について、瀬良交流推進課長の説明を求めます。
●瀬良交流推進課長
4ページを御覧ください。
大阪・関西万博ジャマイカ・ナショナルデーにおける青少年交流についてでございます。
大阪・関西万博におきまして、万博出展国との交流を図るナショナルデーがございますけれども、本県におきましては、交流先であるジャマイカとのナショナルデーが開催されまして、平井知事はじめ福田議長、浜崎議員、それから岩美高校の生徒が参加いたしました。
1の(5)の内容ですけれども、ジャマイカよりジョンソン=スミス外務・貿易大臣が来日されまして、平井知事と面談いただきました。その中で、この点の2番目ですけれども、クリスティン・ジョージアナ・デイ氏、この方は、2016年リオと2012年ロンドンの400メートルリレーで銀メダルを獲得し、2015年北京の世界選手権では金メダルを獲得された方です。この方がジョンソン=スミス外務・貿易大臣の御紹介でこのたび、鳥取県にスポーツ国際交流員として着任されることになりましたので、任命式を開催させていただきました。このクリスティン・デイ氏におかれましては、9月に行われます東京2025世界陸上事前キャンプや学校での指導等で活躍いただく予定になっております。そのほか、ジャマイカのコンサートで岩美高校の生徒とジャマイカの青少年がともに万博の舞台でダンスを披露いただいたということがございます。
その後、2番になりますけれども、ジャマイカの青少年は本県に来県いただきまして、岩美高校の生徒と青少年交流を行いました。
続きまして、5ページを御覧ください。
台湾鳥取交流団の鳥取しゃんしゃん祭りへの参加についてでございます。
こちらは、本県が従来交流しております台中市の行政教育関係者、台湾在住インフルエンサーの方が台湾鳥取交流団ということで、台湾定期便を利用して本県に来県いただき、鳥取しゃんしゃん祭り一斉傘踊りに御参加いただきました。皆さん楽しみながら踊っていただき、特に台湾在住のインフルエンサーの方にも参加いただきまして、しゃんしゃん祭りの華麗な踊りの様子や県内の主要観光地をPRいただいたところでございます。そのほか、今後の教育交流の推進といったこともいろいろ中で話が出てまいりました。
◎河上委員長
続いて、報告8、「名探偵コナンまつり」の開催結果について、田口観光交流局長の説明を求めます。
●田口観光交流局長
6ページを御覧ください。
本年度で11回目を迎えた「名探偵コナンまつりinまんが王国とっとり」が先週の8月16日、とりぎん文化会館梨花ホールで満員御礼で開催されております。人気声優陣が集合するとあって、全国のコナンファンがたくさん鳥取県に集まる恒例企画となっております。
本年も43都道府県から多く来場いただいておりまして、大体、1泊2日か2泊3日されますけれども、県内の観光、あと宿泊などもしていただき、それだけではなくて、会場でコナングッズだけではなく、県産品も多く買っていただき、非常に効果もあるということで、今後ともまんが王国とっとりの定番イベントとして展開していきたいと思っております。
◎河上委員長
ただいままでの説明について、質疑等はありませんか。(発言する者あり)
○浜崎委員
先ほど説明がございましたけれども、関西万博において、ジャマイカ・ナショナルデーということで青少年交流、大変有意義な会をしていただいたと思っております。また、特に県の関係者におかれましては本当にしっかりと対応していただきまして、ジャマイカとの細部にわたる打合せ等もあったと思いますけれども、その結果、本当に非常に盛り上がったナショナルデーになったなと思っておりますし、向こうのカミナ・ジョンソン=スミス外務・貿易大臣と、私は、お会いしたのが2回目です。前回はいつだったかな。
●瀬良交流推進課長
令和6年の2月に、東京で。
○浜崎委員
そういうことでね、そのことを大臣からもおっしゃいまして、本当にそういったお心持ちというのを、私は当然でありますが、関係者の皆さんと一緒になってしっかりとジャマイカの交流をこれからも人と人とのつながりということを非常に重きを置いてしっかりやっていかなければならないということを先日の8月6日の出会いにおいても感じた。
併せて、リチャーズ大使も本当にお人柄のすばらしい方で、また大使というお立場ではありますけれども、大使という感じではない、本当に腰が低く、人と人とのお心というか、心を大事にしておられる方だないうことで、改めて人としての尊敬の念を抱かせていただいたところでございます。そういった思いがある中で、本当に先ほど冒頭言いましたけれども、県の関係者、皆さんにおかれましても、細部にわたってしっかりと対応していただいたということで、大変すばらしい青少年交流ができたのではないかなと。このとき岩美校も来ていたかな。
●瀬良交流推進課長
岩美校も、はい。
○浜崎委員
岩美校の生徒が、私だと分かっているかどうか分からないのだけれども、会えてよかったです、盛り上がってよかったです、友達になりたいです、誰のことを言っているか知らないがそういう思いを高校生が個人の気持ちとして言われたというものが、僕は関係者だと思って言われたのだと思うけれども、そういうことがその子だけではなく、この出会いのときの彼らの笑顔、日本側の岩美の子の笑顔を見ていると、ふだんなかなかお付き合いのできる相手ではないが、鳥取人と付き合いが多いわけですから。そういう中で、その子の笑顔、目の輝きを見ると、この子たちにとっては大事なんだ、我々がまたそういった部分をしっかりと前に進めていくという人と人との交流、国際交流と言うけれども、その辺が子どものこの笑顔で国際交流のすばらしさを改めて感じたということをこの場で今日申し上げようと思いました。私は今お話をしているということで御認識をいただいて、また、みんなと一緒になって、ここのメンバーももちろん、委員会の委員の先生方ももちろん、みんなで一緒になってやっていけたらと思っております。子どもの笑顔、その眼といいますか、目の奥に何を感じとるかという部分がものすごくうれしかったし、これからの期待感という部分を感じさせたということをこの場において皆さんに御披瀝を申し上げたいと思います。
御苦労さまでした。まだ終わったわけじゃないです。これからもよろしくお願いします。
◎河上委員長
ありがとうございます。何かコメントは大丈夫ですか。
●瀬良交流推進課長
このたび、8月6日に御参加いただきましてありがとうございました。交流推進課といたしましても、来年は姉妹提携10周年になるのですけれども、その足がかりとして非常に良い交流になったと思います。引き続き、御指導、御鞭撻をよろしくお願いいたします。
○森委員
コナンまつりについてでございます。非常に何か期待値がどんどん上がってくるおまつりだなということを先ほどのお話からも感じました。応募が6,000人でお入りになられた方が約2,000人ということで、3.3倍ということですけれども、これはキャパ的にはこのサイズをもう少し受け入れを大きくするということは可能なのでしょうか。
●田口観光交流局長
鳥取では梨花ホールが一番大きなホールになるのですけれども、この時期やはり、アウトドア、外は難しいので。
○森委員
そうですよね。
●田口観光交流局長
やはりこのぐらいが一番かなと。もちろん2デイズということもあるかもしれないですけれども、その辺も含めて、関係者と一緒にいろいろと今後も相談していきたいですが、やはり日程感とか、いろいろな都合の中で。
○森委員
お盆の、ちょうど。
●田口観光交流局長
そうですね。
ということで、時期やキャスティングも含めて、引き続きより良いものになるように検討させていただきます。ありがとうございます。
○森委員
では、時期も含めまして、いろいろなことが良い方向に伸ばせる要素が隠れているなと感じましたので、ぜひ大きな前向きな方向で考えていただければと思います。よろしくお願いいたします。
○松田委員
関連して、今のコナンまつりですけれども、例えば2公演にするとかにすればいいのかなと思いました。それはいいです。結構です。
映画の「遙かな町へ」ですけれども、成功するといいなと思っておりますが、この説明文書の一番下の部分、(4)寄附金を集める、協賛を集めるということなのですけれども、今いろいろ聞いてみたら、なかなかアナログな方法で行われているみたいで、なかなか直接持ってこいとか、紙に書いて銀行に振込と、なかなか難しいんじゃないかと思いました。クラウドファンディングとかみたいなことも検討されたらと思うのですが、いかがでしょうか。
●田口観光交流局長
こちらは、応援する会が取り仕切っていますので、その旨お伝えしたいと思っております。
●鈴木輝く鳥取創造本部長
補足いたします。この応援する会はクラウドファンディングも実施する予定にしておりますので、また御案内させていただければと思います。
◎河上委員長
そのほか、ございますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、次に、その他ですが、輝く鳥取創造本部について、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、意見がないようですので、輝く鳥取創造本部については以上で終わります。
執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は入替え次第とさせていただきます。
午前10時41分 休憩
午前10時44分 再開
◎河上委員長
再開します。
引き続き、地域社会振興部について行います。
執行部の説明は要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
質疑については、説明終了後、一括して行います。
それでは、報告9、令和7年度普通交付税(市町村分)の交付額について及び報告10、「鳥取県ちいわか総選挙」の実施について、松﨑市町村課長の説明を求めます。
●松﨑市町村課長
それでは、まず、普通交付税の状況について御説明いたします。
資料2ページでございます。
7月29日に、令和7年度普通交付税の交付額が決定いたしました。市町村分につきまして状況を報告いたします。
まず、1の部分、交付額の概要でございますけれども、今年度の普通交付税は908.5億円、前年度と比較して10.8億円、1.2%の増加となっております。表の中の太線囲みの部分のE列、こちらが総額908.5億円となっております。H列が増加率となっている状況です。
なお、今年度は臨時財政対策債の発行としての措置はなく、全額現金で交付される普通交付税として措置されている状況でございます。
続きまして、2の(1)の主な増減理由について御報告いたします。まず、基準財政需要額につきましては1,604.5億円と前年度と比較して約28.1億円、1.8%の増となっています。これはシステムの標準化に係るガバメントクラウドの関連費用、また職員給与、公共施設の光熱費等が増加したことに伴う増額となっております。一方、基準財政収入額につきましては695.2億円、前年度と比較して約17.5億円、2.6%の増で、これは市町村民税所得割の増加、また地方消費税交付金の増加、家屋新築件数等の増による固定資産税の増加などが要因となっております。
続きまして、2の(2)増減率の大きい団体につきまして、各市町村の交付税額の増加額について、詳細は3ページの表のとおりとなっております。全体として増加額が多くなっておりますが、特に大きい団体として日南町、日吉津村、岩美町となっております。日南町につきましてはスクールバスの増加、光ケーブルの整備に係る過疎債の償還などで需要が増加したもの、日吉津村につきましては次世代育児支援整備に係る地方債の償還などの需要増、岩美町は障がい児受入れ数や加配職員数等の需要増など、こども子育てに係る需要が増加したという状況になっております。
以下、説明は省略いたしますが、参考として県分の交付額も記載しておりますので御覧ください。
今後も様々な財政需要増加が見込まれるところでございますので、各市町村の需要を反映されるように必要な交付税が確保されるよう引き続き国への要望に努めたいと考えております。
続きまして、4ページ、「鳥取県ちいわか総選挙」の実施につきまして、引き続き御説明いたします。
若年層からの民主主義の重要性の理解や将来の政治参画の促進のため、今年度、新たな取組として鳥取県に関わるテーマとして小中学生を対象にオンライン投票を行います。
なお、ちいわかとは、地域の若者、地域とつながり、積極的に参加する若者といった意味合いでございます。
1の部分、目的です。身近な課題に実際に投票して何かが変わるといったことを体験してもらう実践的な学びの機会を提供するものです。※の2つ目にありますとおり、こちらの取組、令和5年度の政治参画研究会におきまして政治的有効性感覚の醸成を若いうちからやっていくことが有効だという提言もあり、昨年度の研究会におきまして具体的に、ではどういった取組を進めたらいいのかという検討を踏まえまして、今年度、実際の事業として、ちいわか総選挙を実施するものでございます。
2番目、対象児童生徒につきましては、小学校6年生、中学校3年生に相当する児童生徒、県内全ての学校で対象としております。一方でカリキュラムの進行状況なども踏まえまして、実際の導入は各学校で判断をいただき、実施いただく予定です。
投票期間につきましては9月1日以降、各学校のタイミングで行います。
具体の実施方法につきましては、お配りしております、別添のリーフレットを活用しまして、児童生徒自身がそれぞれ持っているタブレットから開いていただきますとQRコードがついておりますので、知事からのメッセージをはじめ、選挙の意義、こういったものをアニメ動画などで学ぶようなことができるようになっています。
また、投票するテーマの課題、背景、施策などをまとめた総選挙広報といった内容のもので投票するテーマを学習することにより、ただの人気投票ではなく、それぞれその投票テーマに関してどういった課題、どういった背景があるのかを学んで理解した上で児童生徒自身が最も良いと思った案に投票をします。投票結果につきましては公表し、実際に県としては施策なり名前なりに反映していくことで、生徒自身に実際に変えたんだという体験をしてもらう取組でございます。
なお、投票するテーマにつきましては、5に記載のとおり小学校6年生は「3人目の『青谷弥生人』の名前」、中学校3年生につきましては「県立美術館の『オープンネス』の取組」、オープンネスをキーコンセプトに県立美術館しておりますので、これに対して若者がどのように開かれた美術館を期待しているのかということを投票してもらうといった内容でございます。
◎河上委員長
続いて、報告11、世界陸上ジャマイカ代表選手団事前キャンプ等について及び報告12、「東京2025デフリンピック」の機運醸成等について、前田スポーツ課長の説明を求めます。
●前田スポーツ課長
それでは、5ページを御覧ください。
まず、世界陸上ジャマイカ代表選手団事前キャンプ等についてであります。
1番、ジャマイカ代表選手団の事前キャンプの概要です。これはあくまで昨日、8月20日時点ですので、今後変更の可能性があることもお含みいただければと思います。日程は9月1日から11日、選手団は現在86名を予定しております。会場は布勢総合運動公園、ヤマタスポーツパークの陸上競技場になります。
スケジュールですけれども、9月1日に選手団が来県されて、9月2日以降、練習を布勢で実施をされると。その間の5日ですけれども、千代保育園ですとか白兎養護学校の訪問。9月6日の土曜日、週末になりますと公開練習を行うとともにサイン会ですとかジャマイカの指導者によるアスリートクリニック、あるいは記録会を予定しております。翌9月7日、公開練習、それからサイン会、ジャマイカフェスということで、レゲエ音楽ですとか岩美高校の吹奏楽、鳥取城北高校のダンスなどのイベントですとか、食を楽しめるブースを設けさせていただく予定にしております。9月8日以降も練習を行いまして、記者会見、そして最終日には世界陸上の会場たる東京に向けて出発をされるという予定になっております。
機運醸成としまして、その下ですけれども、鳥取砂丘コナン空港、それからヤマタスポーツパーク、それから鳥取駅前の3か所に歓迎ののぼりを設置しております。既に御覧いただいているかもしれませんが、そののぼりのデザインは、鳥取市内の養護学校とプロのクリエイターでバディアートということをやっております。障がいのある方の独自の感性や視点、創造力を生かした作品ということで、これをのぼりのデザインに織り込んでいるところです。
その下、世界陸上本戦の予定はそちらにありますとおり9月13日から21日ということです。
それから、2番目、クリスティン・ジョージアナ・デイ、スポーツ交流員の着任でありまして、スポーツ交流員ですけれども、総務省のジェットプログラムの一環で地方公共団体に派遣されるスポーツ分野における指導ですとか国際交流を行う者として受入れをしたものです。
(1)、着任日は8月4日から任期1年間ですけれども、再度1年間更新もできるということであります。それから、このクリスティンさんの御経歴ですけれども、(2)にありますとおり、世界陸上の北京大会の4×400メートルリレーで金メダルを獲得、それから、ロンドンオリンピック、リオオリンピックでは同じく4×400メートルリレーで銀メダルを獲得されているというメダリストになります。
今後の活動ですけれども、ひとまず今回の世界陸上のジャマイカ事前キャンプに帯同していただくとともに、それが終わった後は布勢を中心にスポーツ教室での指導ですとか、あるいは県内各地での陸上指導ということを予定しております。
それから、おめくりいただきまして6ページ、東京2025デフリンピックの機運醸成等についてです。
まず、機運醸成イベントということで、1番目、デフリンピックの全国キャラバンというのが6月から全国を回っていますけれども、それが8月20日、昨日から25日にかけて鳥取県内を巡回しております。
キャラバンの概要は下にあるとおりですけれども、県内の巡回日程、広島県から入ってきまして、ニュースにもなりましたけれども、日南町に入ってきまして、その後、日野町を回って、西伯郡、米子市、境港市という具合に西から東に向かっていき、明日、22日には鳥取県庁にやってまいります。23日にはキャラバンカーを展示させていただいて、鳥取駅前のバード・ハットでデフリンピックのイベントを開催し、25日に智頭町から岡山県へ抜ける流れです。
申し上げましたイベントですけれども、(2)になります。8月23日の土曜日10時から14時にかけて鳥取駅前バード・ハットで開催するということで、北澤豪さんをお招きし、デフリンピックに係るトークショーを行う。あるいは日本代表のデフリンピックの3選手にもお越しいただいて掛け合いをしていただくということを計画しております。北澤さんは東京2025デフリンピックのサッカー競技のスペシャルサポーターということで、デフリンピックとも関わりをお持ちの方です。
それから、その下、「リフティングに挑戦!」ですとか、「デフリンピックを知ろう!」という動画の上映ですとか、あるいはデフスポーツの体験コーナーを設けるとともにキッチンカーにも出店をしていただきます。
その次、7ページですけれども、日本代表選手として出場する本県ゆかりの選手ということでありまして、鳥取県からは4名の選手が出場いたします。前島選手はゴルフ、中村洋三選手はボウリング、小林優太選手はハンドボール、佐々木昴選手は陸上競技ということで、この4選手の本大会での活躍を期待しているところです。
今後のスケジュールですとかデフリンピックの本大会の概要、その下につけておりますけれども、11月15日から26日にかけて本大会が開催されるということになっております。
◎河上委員長
続いて、報告13、文化財の県指定等について、中森文化財局長兼文化財課長の説明を求めます。
●中森文化財局長兼文化財課長
では、めくっていただき、8ページを御覧ください。
文化財の県指定等についてでございます。
一昨日、8月19日に、鳥取県文化財保護審議会が開催されまして、以下に示してある4件につきまして、新たに文化財の指定等にするように知事に答申がありましたので、御報告をさせていただきます。
内訳は保護文化財が2件、それから無形文化財の保持者が1件、史跡が1件でございます。まず、保護文化財でございますが、1つ目が鷹図額、絵画資料でございまして、これは鳥取藩主池田光仲が鳥取東照宮の創建に合わせて奉納した額でございます。奉納したのは次席家老を務めた荒尾嵩就、作者につきましては江戸で幕府の御用絵師をしていました狩野探幽、非常に著名な方の作でございます。このときには池田光仲はさらに、既に県の指定になっておりますけれども、同じく狩野探幽作の「三十六歌仙図額」を奉納しておりまして、これとセットになって奉納されたということもあって、非常に重要な作という評価を得ております。
続いて、木造聖観音菩薩坐像、これは八頭町にございます。成田山青龍寺の収蔵庫に、今、収められているものですが、既にその脇にあります持国天像と多聞天像につきましては、大正12年に国の重要文化財に指定されておりまして、その真ん中に安置されている等身の菩薩坐像になります。これは鎌倉時代前期の造形的な特徴を見ることができるという作品でございまして、本県、この時代の作が非常に少ないという中で、この像は非常に優品であるというような評価を得ております。
3つ目が陶芸の小林孝男さんでいらっしゃいます。小林さんは既に牛ノ戸焼の6代目でありますが、5代目の小林栄一さんの下で牛ノ戸焼の伝統的な技術とか作風を学んだ方でいらっしゃって、さらに地元の素材にこだわった土作り、釉薬作り、そして伝統を自分なりに汲み取って新たな創作活動をされているということで、作陶に卓越した技能を有しておられるという評価を得ておられます。
なお、陶芸につきましては、既に福光焼の河本賢治さん、中井窯の坂本章さん、延興寺窯の山下清志さんという方々を保持者に認定させていただいておりまして、これに続いて4人目ということになります。
最後は史跡でございます。古郡家古墳群、鳥取市にございます。この中心にあるのが古郡家1号墳でありまして、全長92.5メートルという因幡地方でも最大級の前方後円墳がそびえるわけですけれども、その周辺にさらに13基の円墳群があるという構成でございます。特に古郡家1号墳につきましては、出土遺物が近畿地方や丹後地方の有力者との関係を示すものということで、その中で因幡地方の有力者が台頭したことを物語る資料という価値づけをなされて、既に県の指定にさせていただいております。そうした1号古墳を取り巻く中小規模の円墳群13基は、これも合わせて深い関係にあり、一体となって保護を図る必要があるというような評価を得て、指定に足るだろうという評価をいただいたところでございます。
詳細につきましては9ページ以降、示してございますので御覧ください。
◎河上委員長
続いて、報告14、日本遺産の継続認定等について及び報告15、青谷弥生人女性復顔像の名前選考状況について、山村とっとり弥生の王国推進課長の説明を求めます。
●山村とっとり弥生の王国推進課長
日本遺産の継続認定等について御報告いたします。
資料14ページでございます。
県内では、4地域の日本遺産が認定されており、そのうち2地域、平成28年度に認定された「地蔵信仰が育んだ日本最大の大山牛馬市」と、令和元年に認定された「日本海の風が生んだ絶景と秘境-幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地『因幡・但馬』」の2つの日本遺産が審査・評価委員会による審査の結果、これまでの取組が評価され、「認定地域」として再認定されました。
審査・評価委員会による評価ポイントですが、大山牛馬市は民間事業者と連携した体制の中で、地域全体で日本遺産に取り組んでいく姿勢などが評価され、「因幡・但馬」は過去の課題を踏まえて目的意識を持った取組が計画されている点などが評価されました。
次に、とっとり日本遺産フォーラムについて御報告いたします。このフォーラムは県内4地域の日本遺産の魅力を広く県民の皆様に知っていただくことを目的として開催しており、今年で4回目となります。今年度は、昨年度に重点支援地域にランクアップのうえ、継続認定を受けた三朝町の「六根清浄と六感治癒の地」の認定ストーリーを中心とした内容とし、9月6日土曜日午後1時から三朝町総合文化ホールにて開催します。多くの皆様の御来場をお待ちしております。
続いて、資料15ページ、青谷弥生人女性復顔像の名前選考状況について御報告します。
3月に公開いたしました青谷弥生人女性復顔像の名前を全国公募したところ、北は北海道から南は沖縄県まで、1,802件もの御応募をいただきました。審査の結果、青谷穂波、瑞穂、潮音、琴海の4点の入選作品を選定いたしました。
市町村課の報告にもありましたが、9月に県内の小学6年生を選挙人とする鳥取県ちいわか総選挙を行い、この4点の中から最も多くの票を得た名前を女性復顔像の名前として決定することとしています。
また、女性復顔像を含む3体の復顔像を活用した今後のPR展開についてですが、東京、名古屋で開催されている古代DNA特別展に出展中の青谷上寺朗がこの秋には返却される予定であり、3体の復顔像が初めて一堂に会することになりますので、青谷弥生ファミリー勢ぞろいイベントを計画中です。また、女性復顔像の名前発表イベントや女性復顔像と2体目復顔像である青谷来渡のマスコットデザインの作成についても10月に予定しております。
◎河上委員長
ただいままでの説明について、質疑等はございませんか。よろしいですか。(「なし」と呼ぶ者あり)
次に、その他ですが、地域社会振興部について、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、意見がないようですので、以上で地域社会振興部については終わります。
執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は11時15分とさせていただきます。
午前11時06分 休憩
午前11時15分 再開
◎河上委員長
再開します。
引き続き、県土整備部について行います。
執行部の説明は要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
質疑等については、説明終了後、一括して行います。
それでは、報告16、鳥取県建設人材緊急確保プロジェクト第1回会議の開催について、岸本県土整備部次長兼県土総務課長の説明を求めます。
●岸本県土整備部次長兼県土総務課長
資料の2ページをお願いいたします。
鳥取県建設人材緊急確保プロジェクト第1回会議を開催しましたので、その概要について報告いたします。
まず、1の会議の概要に記載しておりますが、7月30日に民間、行政、教育の関係者約30名に御参集いただきました。
議事の内容は、2の議事概要に記載しておりますが、第1回では(1)のプロジェクト会議の方向性に記載しておりますとおり、まず現状についての認識、こちらに書いてありますような人口減少ですとか、採用がいずれも難しくなっているといった等の現状についての認識を共有しまして、この会議におきましては「建設人材の確保・育成」と「県内公共事業の実施体制の改善」、このくくりの2つについて議論していくことを確認したものであります。
続きまして、(2)の人材不足の現状と課題のところに記載しておりますが、民間、行政、それぞれにおきます人材不足の現状と業務への影響について、民間につきましては抽出ではありますが、県内建設業、県内建設コンサルタントを対象にしたアンケート結果、行政については県内全市町村への照会結果、それと当然、県の現状を整理した資料、こちらをメンバーで確認いたしまして、課題の共有を行っております。
そして、議事概要の最後の(3)に記載しておりますが、持続的な業務運営のために必要な対策、これが何かと申しますと、この資料の冒頭部分に記載しておりますが、県民の安心安全、地域経済の進展に向けたインフラ整備や機能の維持、また激甚化する災害対応体制の構築、こういったことのためには、持続的な業務運営というものは当然必要だということでありまして、そのために今考えていかないといけないものとして、先ほど申しました「建設人材の確保・育成」と「県内公共事業の実施体制の改善」、こういったものについて具体的な議論をしましょうということを確認しております。
そして、3の今後のスケジュール予定にも書いていますが、今、9月に開催しております第2回会議におきまして、参加したメンバーの皆様に対して具体的な御提案をいただけるように各メンバーに事前照会することとしております。第2回では具体的な議論に踏み込んだものができると考えております。
◎河上委員長
続いて、報告17、一般国道181号江府道路 久連トンネルの貫通について、額道路建設課長の説明を求めます。
●額道路建設課長
資料の3ページをお願いいたします。
国道181号の江府道路の久連トンネルが7月30日に貫通をいたしましたので報告をさせていただきます。
江府道路は鳥取県の江府町から広島県三次市を結ぶ地域高規格道路、江府三次道路の一部の整備区間でございます。下の地図を見ていただきますと、江府町内の国道181号は日野川に沿って蛇行しておりますけれども、この区間をトンネルなどでバイパスをする計画になっておりまして、延長が4.1キロございます。平成17年度から事業を進めております。
久連トンネルはその中で最も長いトンネルでございまして、延長が2,609メートル、これは完成しますと県が管理するトンネルの中では国道313号の犬挟トンネルに次いで2番目に長いトンネルとなる予定です。
トンネルの工事は令和3年度に着手いたしまして、令和4年の4月から掘削を開始いたしました。当初は非常にもろい地質に悩まされまして、難工事を強いられましたけれども、後半は順調に堀り進みまして、このたび、7月30日に無事に貫通を迎えました。
下に小さく写真で掲載しております貫通の様子が御覧になっていただけるかと思います。上に小さい穴が空いていまして、向こうから外の光が中に差し込んでいるという状況でございます。トンネル、江府道路の工事はこれからも掘削した内面をコンクリートで覆う覆工コンクリートであるとか、コンクリート舗装、照明や非常用設備の工事、最後に現道に取り付ける部分の交差点の工事など、まだまだたくさんの工事を予定しておりまして、終了時期は定かではございませんが、令和10年代の初めの供用開始を目標に今後も整備促進を図ってまいりたいと考えております。
◎河上委員長
続いて、報告18、県内の渇水状況と対応について及び報告19、鳥取県海岸漂着物対策推進協議会の開催結果について、竹宮河川課長の説明を求めます。
●竹宮河川課長
資料4ページをお願いいたします。
県内の渇水状況と対応について報告いたします。
5月中旬から渇水が続いております日野川流域をはじめとしまして、7月の少雨により県内各所で渇水が顕著となったことを受けまして、各流域の水利用協議会におきまして利水者と調整を図りながら取水制限や自主節水を実施してきたところでございます。また、7月28日には鳥取県渇水等対策本部を設置いたしまして、渇水状況の共有や利水者への節水の働きかけなどを行ってきたところでございます。
主要河川の状況でございますが、8月上旬のまとまった降雨によりまして、千代川、天神川、日野川流域ともに流況やダムの貯水率がおおむね平年並みに改善いたしました。現在、取水制限等は一旦解除になっている状況でございますが、また、盆前からの好天によりまして、再び河川水位が低下してきているような状況でございます。
今後の対応といたしましては、またしばらくの間、好天が続くようでございますので、引き続き、流況を注視していくとともに、状況に応じて各河川の水利用協議会等で利水者と調整を図りながら、取水制限の実施や利水者への節水の呼びかけ等、国、市町村等の関係機関と連携して対応してまいりたいと考えております。特に渇水が長期化しております日野川流域におきましては、流況に応じて菅沢ダムの発電放流の実施や、県管理ダムの放流の増量など、流況の改善に努めてまいりたいと考えております。
資料の5ページをお願いいたします。
鳥取県海岸漂着物対策推進協議会の開催結果について報告いたします。
鳥取県の海岸の良好な景観と環境を保全するため、関係機関が連携し、海岸漂着物等の効率的かつ円滑な回収処理とその発生抑制を図ることを目的に、鳥取県海岸漂着物対策推進協議会を設置いたしまして、第1回協議会を7月17日に開催いたしました。
この協議会は、1の協議会の目的の冒頭に書いております法律でございますが、通称、海岸漂着物処理推進法の第15条第1項に基づき設置するものでございまして、海岸漂着物等対策の推進計画である地域計画の策定、変更、回収処理や発生抑制等に関する事務を行うものでございます。
地域計画につきましては、平成24年に策定済みとなっております。
第1回会議におきましては、県、市町村の役割を再認識するとともに、市町村の取組状況や各市町村における課題等について議論を行いました。また、海岸漂着物等の回収処理は環境省所管の地域環境保全対策費補助金を活用いたしまして、鳥取県海岸漂着物処理事業で実施しているところでございますが、これの予算を拡大してほしいといったような意見が出されたところでございます。
今後の取組といたしましては、この協議会を定期的に開催いたしまして、情報共有を図りながら、関係機関が連携して効率的かつ円滑な海岸漂着物等対策を推進してくとともに、国の補助金の増額配分について機会を捉えて要望していきたいと考えているところでございます。
◎河上委員長
続いて、報告20、第1回鳥取県土砂災害警戒情報検討委員会の開催結果について、中口治山砂防課長の説明を求めます。
●中口治山砂防課長
資料の6ページをお願いします。
警報、注意報のような気象情報のうち、警戒レベル4相当の土砂災害警戒情報につきましては、県と気象台が共同で発表しており、危険な場所からの全員避難が必要な段階となります。
市町が避難指示を発令する際や、住民の自主避難の判断の目安となる情報でありまして、平成20年から運用しております。
左下の図を御覧ください。
この図中の円弧を含む線が発表を判断する基準線です。時間、雨量と土壌の中の水分量を基に、刻々変化する雨の状態をつないでできる折れ線が、この線を越えると見込まれる場合に土砂災害警戒情報を発表します。この線を土砂災害発生危険基準線、略称でCLと呼んでおりまして、時間雨量や土壌の中の水分量と実際に発生した土砂災害の実績を基に、土砂災害が発生する境界線としてこの基準線を定めます。土砂災害警戒情報の精度向上のため、降雨の新しいデータや土砂災害の新しい実績を蓄積して、おおむね3年ごとに検証、見直しを行っております。
今回の見直しの内容としましては、データ整理が進んだ令和5年8月の台風7号における対象災害の追加と履歴降雨の更新及び平成17年以前の降雨データを可能な範囲で採用することについてであります。これにより、降雨災害等のデータが追加更新され、土砂災害警戒情報発表時に既に土砂災害が発生していた、いわゆる見逃しを防ぐとともに、発生しなかった空振りを軽減することで情報をより有効に捉えていただき、住民の適切な避難行動につなげることを目的とするものでありまして、検討委員会において各方面の委員からの意見を伺った上で見直しCLを設定しようとするものであります。
第1回委員会での主な意見としましては、見直しに当たっては、避難行動をとる住民にメリットがあるよう検証していくことが重要である。また、空振りが減る見込みとなっており、住民にとってよい見直しである等の意見をいただいております。いただいた意見への対応などを含めまして、今後、第2回委員会などを経て、令和8年5月頃からの運用開始につなげたいと考えております。今後も継続して検証見直しを行ってまいります。
◎河上委員長
報告21、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については、資料に記載のとおりでありますので、説明は省略いたします。
ただいままでの説明について、質疑等はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
次に、その他ですが、県土整備部について、執行部、委員の方で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、意見がないようですので、県土整備部については以上で終わります。
なお、この後、委員の皆様には御相談がありますので、この場にお残りください。
執行部の皆さんは御退席いただいて結構です。ありがとうございました。
(執行部退席)
お残りいただいたのは、先日、事務局より事前確認の連絡がありましたが、鳥取岡山の合同会議での議題としてお諮りする予定である、国に対する道路整備促進の要望書の案についてであります。
なお、インターネット中継は継続しておりますので、発言の際はマイクに向かってお願いいたします。
お配りしております要望書案を御覧ください。
事前に見ていただいてるとは思いますけれども、参考として昨年からの変更箇所の見え消し資料も配付しておりますが、当日の資料としては配付されませんので御承知おきください。
こちらの要望書案を合同会議の資料とすることについて、御意見やご質問などありましたら伺いたいと思います。
何かございませんか。
○松田委員
すみません、要望の3番、中国横断自動車道姫路鳥取線のとこなのですけれども、前年度から消している佐用ジャンクションから鳥取インター間の付加車線の設置というのは、これはもう完成したのか。
●藤田課長補佐
完成しました。
○松田委員
分かりました。
◎河上委員長
そのほか、御覧いただきまして、何か御意見、御質問ございますでしょうか。
よろしいでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、案のとおり合同会議での資料とさせていただきたいと思います。
以上をもちまして地域県土警察常任委員会を閉会いたします。
午前11時34分 閉会
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