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会議の概要
午後3時19分 開会
◎入江委員長
ただいまから、農林水産商工常任委員会を開会します。
本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めたいと思います。
なお、今回の常任委員会は、農林水産部のみの出席とし、その他の部局については、議案等がないため、省略します。
続いて、会議録署名委員を指名いたします。
会議録署名委員は、野坂委員と市谷委員にお願いします。
それでは、農林水産部に係る付託議案の調査・審査を行います。
執行部の説明は、要領よく簡潔にマイクを使ってお願いします。
質疑等につきましては、説明終了後に行っていただきます。
それでは、前田家畜防疫課長の説明を求めます。
●前田家畜防疫課長
このたび、高病原性鳥インフルエンザ緊急対策事業につきまして、10億円の予算を要求しました。
事業は、県内の養鶏場において、このたび高病原性鳥インフルエンザが発生したことに伴い、発生農場での殺処分や消毒の防疫措置に係る費用や、影響を受ける養鶏農場への経営支援、県産鶏卵と鳥肉の風評被害対策等を実施することを目的としています。
事業内容としては、まん延防止・発生予防対策として、発生養鶏場の殺処分・消毒等に係る費用として2億5,000万円、ほかに制限区域等を出入りする車両消毒の実施、消毒ポイント等の実施を民間委託したり、それに係る費用で2億5,000万円、県内養鶏場の消毒の実施、ほか、異常個体の鳥インフルエンザの検査の実施ということで検査に係る費用等になっています。
続いて、経営支援対策として、発生農家への支援で、殺処分家畜等に対する手当金は、国から直接支給されます。採卵・肉養鶏の農家への支援で、制限区域内の損失補償として4億5,000万円、経営安定対策の支援として、資金の融資を発動しています。ほかに、風評被害対策、相談体制の整備で合計10億円の予算を要求しています。
◎入江委員長
ただいまの説明について、質疑等はありませんか。
○市谷委員
質疑というか、今、殺処分の到達がどれぐらいか、確認したいです。
●前田家畜防疫課長
進捗状況ということでよろしいでしょうか。
先ほど行く前に確認したのですが8割程度以上は終わっており、多分、今日中の夜までには終了する見込みになっています。
○伊藤委員
殺処分に関わっていた皆さんに本当に感謝と敬意を表したいと思います。このたびの件で、それぞれの家庭で鳥を飼っている人とかあると思いますし、そういう方に対しての啓発も敏感になっていただきたい。それから、野鳥の死骸も県民の皆さんにもっと啓発していただきたい。触らない、それから市町村役場に通報するということをしっかりと啓発していただきたいなと思います。
近隣の皆さんも、特に養鶏農家なんかは、このたびの件でかなり心配しておられますので、鳥取県の素早い対応、本当によかったなとも思っています。
◎入江委員長
そのほか、ございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようです。
続いて、討論がございますか。
○市谷委員
議案第17号、鳥インフルエンザ対策の予算の賛成討論をしたいと思います。
県が早期に対策本部を立ち上げて、全力で対策に当たっておられることに改めて敬意を表します。昨日も第2回の対策本部会議が開催されていて、予算執行に当たって、幾つかの点についてその場でも資料で確認をさせていただきました。
1つ、対策に当たっている職員の方の健康管理です。24時間4交代制で1日370人の方が当たっておられて、健康管理のための体制も取られていることを確認しました。
それから、2つ目に、発生報告についてです。今回、鳥インフルエンザが発生した養鶏場では、最初の鳥の死亡は11月23日に3羽、しかし、農場から西部家畜保健衛生所に通報があったのが1週間後の11月30日で、死亡が700羽で、累計では1,428羽が死亡し、驚異的な感染拡大となっていました。
30日に養鶏場が西部の家畜保健衛生所に通報した段階では別の病気を疑っていたということでしたが、それまでに通常の2倍の鳥の死亡が確認されており、もっと早い段階からの通報が必要だったと思います。また、30日に通報を受けた西部家畜保健衛生所も、鳥インフルの罹患を疑って、30日のうちに鳥インフルの検査をすべきであったと考えます。
昨日の対策本部会議では、こうした報告の漏れがないように、移動制限内の農場については、毎日、死亡羽数を報告するよう改善されていることを確認しました。
今回の鳥インフルの発生農場では、約7万5,000羽の殺処分が求められ、発生養鶏場から半径3キロ以内の移動制限区域には4つの養鶏場、それから半径3キロから10キロの搬出制限区域には5つの養鶏場があり、合計約69万6,000羽の鳥や卵の移動や搬出が制限されています。先ほど殺処分の報告がありましたが、8割の進捗で、本日中の殺処分完了を目指しているということです。
今回の補正予算は、こうした封じ込めのためのまん延防止・発生予防対策に5億4,000万円、それから経営支援、さらに風評被害対策、また夜間、休日も含めた相談窓口の設置と、これら合わせて10億円と大きな予算となっていますが、重要かつ必要な予算であり、早急な発動が求められる内容と考えます。
財源です。国、県で折半して、県の負担には特別交付税措置がありますが、県からも国に対して人的財政支援を求めているとか、経営再建のための支援も必要という県の認識が示されていて、非常に大事なことだと思います。
県内の養鶏ブロイラーの生産額は104億円であり、野菜、米に次ぐ第3位の主要品目となっています。今回の鳥インフル対策予算が、養鶏場や関連業者への経営再建にもつながり、県もそうした姿勢で臨んでおられることを確信して、今回の補正予算に賛成をしたいと思います。
◎入江委員長
その他、討論がありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
討論が出尽くしたようですので、これより採決に入ります。
それでは、本委員会に付託されました議案第17号、令和7年度鳥取県一般会計補正予算(第7号)について、原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
賛成全員であります。したがいまして、議案第17号は、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上で付託議案の調査・審査は終了しました。
なお、委員長報告の作成、内容については、委員長に一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
以上をもちまして、農林水産商工常任委員会を閉会します。
午後3時28分 閉会
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