災害拠点病院とは

当院は、H11年5月20日に県知事から基幹災害拠点病院の指定を受けました。災害拠点病院は、次のような災害医療支援機能を有し、24時間対応可能な緊急体制を備えています。
災害拠点病院指定要件 (docx:19KB)

運営体制

  • 24時間緊急対応し、災害発生時に被災地内の傷病者等の受入れ及び搬出を行うことが可能です。
  • 災害発生時に、被災地からの傷病者の受入れ拠点となります。
  • 災害派遣医療チーム(DMAT)を編成しており、その派遣を行います。
  • 災害発生時に他の医療機関から派遣されたDMATや医療チームの支援をします。
  • 被災した状況を想定した研修及び訓練を実施しています。たとえば毎年鳥取空港で飛行機事故に対する訓練、また地震、浸水を想定した訓練を実施しています。
  • ヘリコプター搬送の際には、同乗する医師を派遣します。
  • 近隣の病院に対して災害の講習を実施しています。
 

施設・設備

  • 救急診療に必要な部門を設置しており、また、災害時における多数の患者を受け入れるのに十分な広さを有しています。
  • 耐震・免震構造であり、震度7まで耐えられる構造となっています。
  • 受変電施設等は津波・洪水時の浸水に備え高層階に設置しています。
  • 一時的な電源の瞬断に対応するため、必要なところは無停電電源装置でバックアップされています。
  • 災害により孤立した場合を考え、燃料、水、食料等は復旧までの間をしのぐために必要な数量を確保しています。
  • 電話回線の冗長化、衛星携帯電話、無線等の複数の通信手段(音声・インターネット)を有しています。
  • 院内における連絡手段も内線電話の故障に備え、院内無線の整備をしています。
  • 広域災害・救急医療情報システム(EMIS)に参加し、災害時に情報を入力する体制を整えています。
  • 屋上にはヘリポートを設けています。
  • DMATや医療チームの派遣に必要な緊急車輌を原則として有しており、応急用医療資器材、テント、発電機、飲料水、食料、生活用品等の搭載可能です。

実績

  • 被災した状況を想定した研修及び訓練を実施しています。
  • 鳥取空港で飛行機事故が発生したことを想定した訓練を他機関(消防・消防団・警察・空港)と連携して実施しています
  • 病院内に於いても地震、浸水を想定した訓練を実施しています。
  • 近隣の病院とともに災害にそなえ講習会を実施しています。

 

関係者の方へ

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