10月1日（日）に湖山池に浮かぶ青島を巡る「山陰海岸ジオハイキング～湖山池青島コース～」を開催しました。
12名の方に参加いただき、快晴のハイキング日和の中、周囲約1.8kmの青島を、見どころを紹介しながら、2時間かけて歩きました。
まずは、右側に見える猫島について説明しながら、青島大橋を渡ります。春には桜並木のきれいな遊歩道を反時計回りに、ゆったりとしたペースで進みながら、標高60.8mのところにある展望台に上りました。展望台では、遠く扇ノ山の眺望もきれいに見えました。そこで、青島の地形と湖山池の形成史だけでなく、天神山城跡、布勢古墳や国登録有形文化財に指定された阿弥陀堂などの湖山池周辺にまつわる歴史・文化など多岐にわたる解説をさせていただきました。
その後、今は青島の一部になっていますが昔は湖山池に浮かぶ島の一つだった藤島や、石がまの跡などを確認しながら戻ってきました。
最後に、湖山池情報プラザに立ち寄り、青島で見つかった「子持ち勾玉（まがたま）」のレプリカを見学して終了しました。
湖山池は、池と名のつくものでは日本一の広さであることは広く知られています。今回のジオハイキングで、広さだけではない湖山池周辺の隠れた魅力を知っていただくことができました。