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熱中症を防ぎましょう

  

シロクマの涼太郎
熱中症予防声かけプロジェクト
マスコット「シロクマの涼太郎」)

 「熱中症」は、高温多湿な環境にいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく、屋内でも発症し、重症になると命に関わる場合もあります。

 日ごろから体力をつけて、日常生活での熱中症予防を心がけましょう。

 特に高齢の方や幼児、持病のある方などは、熱中症になりやすいと言われていますので、ご家族やご近所同士で声をかけあうなど、みんなで熱中症を防ぎましょう。

 

 

  

熱中症警戒アラートについて

熱中症警戒アラートは、令和3年度から全国を対象に、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境(暑さ指数(WBGT)が33以上)になると予測される日の前日夕方(17時)または当日早朝(5時)に都道府県ごとに環境省及び気象庁から発表され、熱中症への警戒を呼びかけます。

【環境省】暑さ指数(WBGT)の実況と予測(外部リンク)>鳥取県

熱中症警戒アラートの発表状況(全国)

熱中症警戒アラートが発表されたら、外出はできるだけ控え、エアコンを使用するなどの熱中症予防行動を積極的にとりましょう。

(厚生労働省)熱中症予防行動(リーフレット) (pdf:1.5MB) 

(厚生労働省)熱中症警戒アラート全国運用中!(リーフレット)(pdf:915KB)

(厚生労働省)熱中症が増えています(リーフレット) (pdf:514KB)

熱中症警戒アラートの発表状況については、下記リンクから確認してください。

環境省「熱中症予防情報サイト 熱中症警戒アラート」(外部リンク)

気象庁「気象情報 熱中症警戒アラート」(外部リンク)

  

日常生活での予防法

熱中症は予防法を知っていれば防ぐことができます。日常生活の中では、次のようなことに気をつけましょう。

 

1.室内を涼しくする!

  • 熱中症は室内でも発生します。
  • 扇風機やエアコンを上手に使い、室温を適切な温度に保ちましょう。(エアコンの設定温度ではなく実際の室温を確認しましょう)

2.こまめに水分をとる!

  • 暑い日は、活発に動いていなくても知らずに汗をかいています。
  • のどがかわいていなくても、こまめに水分をとりましょう。

3.こまめに休憩をとる!

  • 暑さや日差しにさらされる環境で活動をするときなどは、こまめに休憩をとり、無理をしないようにしましょう。
  • まちなかの商業施設や公共施設、自然で涼しい場所などのクールシェア・スポットを活用して涼みましょう。

4.日差しを避ける!

  • 帽子をかぶったり、日傘をさしたりして直射日光を避けましょう。
  • また、なるべく日かげを選んで歩いたり、日かげで活動したりするようにしましょう。

5.家族・地域で声をかけあう!

  • 高齢のかたは暑さやのどの渇きを感じにくく、小さなお子さんは自分では予防策を取ることが難しいです。
  • 家族や周囲の大人が積極的に声を掛けるなどして、みんなで熱中症を防ぎましょう。

6.天気予報・熱中症警報に気をつける!

  • 天気予報や県が発令する熱中症警報などの情報を活用し、十分な対策をとりましょう。

リンク:環境省 熱中症予防情報サイト(熱中症のかかりやすさを「暑さ指数」として示しています。)



スマートフォン用 QRコード
http://www.wbgt.env.go.jp/sp/


携帯(ガラケー)用 QRコード
http://www.wbgt.env.go.jp/kt/

高齢のかた・小さなお子さんは、特に注意!

○高齢のかた

  • 温度に対する感覚が弱くなるために、暑さや体の水分不足を自覚しにくく、体の熱が放散しにくくなります。
  • のどが渇かなくても水分補給したり、上手に室内温度を調整すること等が大切です。

厚生労働省等「高齢者のための熱中症対策」(リーフレット) (pdf:1012KB)

○小さなお子さん

  • 体温調整機能が十分発達していない上、身長が低い(地面が近い)ので大人が感じる以上に暑い環境にいます。
  • 顔色、汗のかき方など、お子さんの健康観察を十分行い、汗を蒸発しやすい服装選びに注意ましょう。
  • 夏の車内はすぐに高温になりとても危険ですので、わずかな時間でもお子さんだけを車内に残さないようにしましょう。

熱中症の症状 

軽症

  • たちくらみ、筋肉痛・筋肉の硬直、大量の汗をかく

中等度

  • 頭痛、はきけ・嘔吐、体がだるい

重症

  • 意識がない、けいれん、体が熱い、
  • 呼びかけに対する反応がおかしい、まっすぐに歩けない

熱中症を疑ったら

熱中症を疑った時には、死に直面した緊急事態であることをまず認識しなければなりません。
重症の場合は救急車を呼び、現場ですぐに応急処置を始めましょう。

現場での応急処置

涼しい場所への避難

日陰で、風通しのよい場所へ移動させましょう。

楽な姿勢をとる 

衣服をゆるめ、楽な姿勢をとりましょう。
血の気がなければ足を高くして寝かせましょう。
皮膚を水で湿らせる、うちわで扇ぐなどで、体を冷やしましょう。

水分・塩分の補給

冷たい水、スポーツドリンクなどを与えましょう。
ただし、次の場合は、口に水分を入れるのは禁物です。
・呼び掛けや刺激に対する反応がおかしい、応えない(意識障害がある)
・吐き気を訴える、吐く

医療機関へ運ぶ

自力で水分の摂取ができないときは、緊急に医療機関へ搬送しましょう。
また、回復しない場合や対応に迷った場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

 【出典】環境省「熱中症環境保健マニュアル」(外部リンク)抜粋

  

熱中症特別警戒月間の設置について

鳥取県では7月から8月を「熱中症特別警戒月間」とし、期間中は下記を重点事項として取り組みます。

期間

7月~8月の2カ月間

月間中の重点事項

(1)高齢者、高齢者世帯への積極的な呼びかけ(住居内でも要注意)

(2)屋外作業・農作業中における熱中症予防

(3)部活中、スポーツイベント等の運動中の注意喚起

具体的取組例

(1)高齢者、高齢者世帯への積極的な声かけ

 ・地域包括支援センターや、民生児童委員、中山間見守り事業者、高齢者施設事業者等による、独居高齢者や高齢者のみ世帯への注意喚起

 ・ワクチン接種会場での啓発

 ・地域・集落単位で注意喚起できる体制の構築

(2)屋外作業・農作業中における熱中症予防

 ・透過性、通気性の良い服装での作業、休憩時間の確保、連続作業時間の短縮、水分・塩分補給等の注意喚起

 ・鳥取労働局等の関係団体による就労・作業される方への注意喚起

 ・農協や民生児童委員等による農作業従事者への注意喚起

(3)部活中、スポーツイベント等の運動中の注意喚起

  ミストシャワーや幟の貸し出し、啓発物の配布など参加関係者への注意喚起

 

熱中症注意月間の設置について

 鳥取県では5月~9月を「熱中症注意月間」とし、期間中は県民のみなさまに重点的に熱中症の予防啓発を行います。

期間

 5月~9月の5ヶ月間

月間中の主な取組

(1) 熱中症警戒週間の発表【発表機関:県健康政策課】

  鳥取地方気象台の週間予報において、向こう1週間の予想最高気温30℃以上の日が5日以上予測された場合に発表する。

(2) 熱中症特別警報の発令【発令機関:県健康政策課】

  鳥取地方気象台が発表する翌日の予想最高気温が35℃以上の場合に発令する。

(3) 熱中症警報の発令【発令機関:県健康政策課】

  鳥取地方気象台が発表する翌日の予想最高気温が30℃以上の場合に発令する。

(4) その他の啓発

  • ミストシャワー・のぼり旗の貸与
    • 地域でのスポーツ大会等イベントにおいて、ミストシャワー・のぼり旗を貸与します。
    • ミストシャワー・のぼり旗貸出申込書(word文書:30KB)をダウンロードして、記載の上ご提出ください。
    • ※ミストシャワーの貸出は先着順ですので、希望日に貸出できない場合もあります。
    • ※貸出状況について健康政策課(0857-26-7861)にお問い合わせの上、申込をお願いします。
    • ※ミストシャワーの受け渡しについては、県庁での受け渡しとなりますので、ご了承ください。

 

【ミストシャワー】2台有(ホースリールも貸出できます。)

 ミスト02

【のぼり旗】※支柱は貸出なし

※青字部分をクリックするとPDFをご覧いただけます。ご活用ください。

熱中症に関する情報

  

熱中症予防動画

丸ちゃんの『お家の中で熱中症予防』おさらい

鳥取県政番組「週刊とり☆リンク」ナビゲータの山陰放送BSSアナウンサー丸山聡美さん(通称丸ちゃん)の2013年6月20日放送分のつぶやきです。

【ちょっとためになる漫才】熱中症を防ごう!

吉本鳥取県住みます芸人のほのまるの二人が熱中症についての漫才を披露しています。
  
  

最後に本ページの担当課    鳥取県福祉保健部
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