東郷町では、近年高齢化ならびに少子化が進み、人口の減少に伴い、地域住民同士のコミュニケーションが不足している現状である。地場産業の梨生産、商店街や温泉旅館街も担い手不足のなか、活力が低下し、若者に魅力ある産業基盤整備が急務である。
本事業では情報発信の拠点として町役場内に情報センターを整備し、町民の交流の場である町公民館、町立図書館、町立文化会館、老人福祉センターなどをネットワークで結び、インターネットの双方向性・即時性を活用した地域情報化システムを整備する。
町民の交流の場であるネットワーク接続先には街頭端末を設置し、特に町公民館にはお年寄りや目の不自由な方も情報交換が行えるようカラープロジェクタとスクリーンを併設する。これにより住民が街頭端末や、自宅でのインターネット利用により、行政サービス情報を閲覧し、公文書検索、各種行政相談、教育・保育、及び防災など幅広い行政情報を入手できるようにし、住民サービスの向上を図る。さらにインターネットに慣れ親しむ環境を整え、情報社会の中で創造性豊かな人材育成を行う
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