情報と災害に強いまちづくりを目指し、平成13年度のヘリポートを備えた防災備蓄倉庫の建設に続き、今回の防災と情報の拠点として庁舎と合築による防災情報センターの建設により、役場にWEBサーバ、メールサーバ、ストリーミングサーバ等を設置し、それらと町関連の施設に設置した送受信装置ならびに双方向画像伝送装置を光ケーブルで接続し、ストリーミング等の動画配信やTV会議に対応できる高速回線でのインフラ整備を行うとともに以下のシステムを構築し、双方向の行政サービスを提供し、迅速な情報提供と収集を図り住民の生活と安全を向上させます。
(1)行政・防災情報システム
行政からの各種お知らせを文字、静止画及び動画等にて提供し、住民が家庭に居ながら参照可能とする。また住民からの行政提案、苦情登録も可能とし、住民との双方向での情報交換を行います。
各種証明書の発行申請を住民は指定した日時に役場窓口にて事前に準備された証明書をすぐに受取可能とし、また、指名願等の申請受付登録を行います。
住民の求める公開情報等を検索できるようにし、公開できるデータの利用も可能とします。
各種公共施設の予約状況を参照可能とし、また、任意の施設をWEBページ上から利用予約を可能とする事で、住民の利便性の向上を図ります。
(2)教育・学習支援システム
TV会議による町内各学校間の意見交換や特定の学校で行われる授業を他の学校へ同時中継すること等で学校間のコミニュケーション活性化と学習の機会・効率向上を図ります。また、インターネットを活用して収集した各種情報や子供が学習した成果、各種行事をWEBページ上の掲示板に、文字、静止画、動画等で登録し、公民館を中心とした高齢者等の地域住民や保育園ともホームページを通じて交流する。高齢者の智恵を活かし、子供から高齢者までが地域社会学習活動に参加でき、意見やアイデアの交換ができるようホームページを活用した地域全体での教育交流学習の機会をつくります。
(3)観光情報提供システム
観光地である奥大山スキー場にWEBカメラを設置し、冬期はスキー場の状況、その他の時期は新緑、紅葉等の風景を秒間数コマにてLIVE中継や、文字、静止画、動画等での地域圏域の観光案内コンテンツを掲示することで観光資源の活性化を図ります。
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