防災・危機管理情報

暗渠排水の管理方法

暗渠排水は、放っておいても効目が続くものではありません。効目を長持ちさせるためには、適切な管理が必要になってきます。

1年間使用した暗渠の管内には沈滞したヘドロや水あかが付着しています。これらを放置しておくと管の閉塞につながり暗渠排水の効きが悪くなります。

【灌漑期の管理方法】
1.代かきの前に水閘(キャップ)を閉めます。そして、中干しまでは絶対に開けないでください。
2.中干しでは、地表水を落とし、田面が乾きはじめてから水閘(キャップ)を開けます。できる限り長くほ場を乾燥させ亀裂を促進させてください。
3.中干し後は、水入れ前に水閘(キャップ)を閉めます。
4.刈取り前の落水時も、中干しと同様に先に表面水を落とし、田面が乾きはじめてから水閘(キャップ)を開けます。

【非灌漑期の管理方法】
1.非灌漑期の雨の降った日に、水閘(キャップ)を閉じて2,3日置きます。
2.水閘(キャップ)を開けて中に溜まった水を一気に流し出します。
この方法を2、3回行ってください。

  

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