自然保護監視員日記


 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2019年1月9日

東郷池 野鳥観察会

 1月7日、はわいっ子がんばり教室主催の東郷池野鳥観察会に参加しました。子どもたちが地域の素晴らしい自然や文化に触れ、地域の素晴らしさに気づき、誇りを持つことができるように開催されました。
 
 小学2年生、3年生の計20名の参加があり、ほとんどの子どもが初めての野鳥観察です。解説は「地域限定手作り自然ガイドブック 東郷池周辺お散歩ガイド自然編 野鳥の部」の著者で、広く環境教育を実践されている中前雄一郎さんです。

 バスで東郷池周辺の観察ポイントを周りながら、12種類以上の野鳥を観察しました。

カルガモ、オオバンを観察中
水面のカルガモ、オオバンを観察中

 はじめに、くちばしの先が黄色のカルガモや、体が黒くてくちばしと額が白いオオバン、小柄で可愛らしいコガモなど水面を泳ぐ野鳥を観察しました。ガイドブックで特徴を確かめながら野鳥の名前を1つずつ覚えていきました。野鳥観察の心得を事前に教わっているので、子どもたちが近づいても野鳥は逃げません。

湖面のマガモと上空のミサゴを観察中
水面のマガモと上空のミサゴを観察中

 場所を移動すると、公園の開けた場所にモズ、セグロセキレイ、ハクセキレイなどの小鳥がいました。水面にいた色鮮やかなマガモのオスを観察していると、いきなり上空でミサゴが停空飛翔(ホバリング)を始めました。ミサゴは上空から魚を狙っていましたが、水中にダイビングする姿を見ることはできませんでした。反対側の水面ではカワウが羽を広げて乾かしている姿も観察しました。子どもたちは次々と見られる野鳥の姿に目を輝かせていました。

 次の場所では、ホシハジロが上手に潜る姿も観察できました。ガイドブックを見ながら野鳥の名前を言い当てる児童もいました。

記念撮影
記念撮影

 観察会終了後、感想を聞くと「楽しかった。コガモが可愛かった。」と嬉しそうに話していました。
 子どもたちが目を輝かせて楽しそうに野鳥観察する姿を見ると、地域の素晴らしさが着実に伝わっていると感じました。

中部総合事務所環境建築局 2019/01/09 in 県立自然公園,野鳥



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

(野生鳥獣・狩猟免許担当)

電話:0858-23-3153  Fax:0858-23-3266

  
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