自然保護監視員日記


 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2019年3月19日

住民の心温まる対応に救われた野鳥

 二十四節気の1つ春分(しゅんぶん)のころになりました。ウグイスやヒバリなどの野鳥のさえずりを聞くと、春が来たことを実感します。

 さて今回は、過去に記事にならずにお蔵入りになった写真の中から野鳥の話題を書きます。


フクロウの幼鳥

 まずこの写真は、フクロウの幼鳥です。倉吉市内の川に落ちていたところを近くの住民に保護されていました。現場に向かいハシゴを使って木の上に戻しました。木の空洞の中で生活していたフクロウが、誤って落ちて、木の下を流れる川の中にいたそうです。

トラツグミ
 次は、トラツグミの写真です。三朝町内で窓に衝突して動かなくなっているところを保護されていました。一旦は飛び立ちましたが、軒先で動かなくなったので再度保護しようとしたところ上空に飛んでいきました。

 どちらも県の準絶滅危惧種に指定されている野鳥です。災難に遭いながらも、近くの住民の心温まる対応に救われました。住民の方の自然に対する愛情を実感した出来事でした。

中部総合事務所環境建築局 2019/03/19 in 野鳥



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

(野生鳥獣・狩猟免許担当)

電話:0858-23-3153  Fax:0858-23-3266

  
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