自然保護監視員日記


 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2019年11月11日

ヤマトフキバッタ

 二十四節気の1つ立冬 (りっとう) を過ぎ、紅葉した葉が落ちていく風景を見ると冬の訪れを感じます。


秋の中国自然歩道の様子(琴浦町)

 さて、中国自然歩道の補修作業で琴浦町に出かけると、作業用の土のう袋の上にバッタがいるのを見かけました。

ヤマトフキバッタ1

 体長約3cmで、よく見ると翅が短いバッタでした。このバッタは、バッタ科のヤマトフキバッタです。

 フキバッタ類は、翅が短いのが特徴で、飛翔して移動できないといわれていますが、どのように移動するのか観察していると、脚力をつかって1m位飛んでいました。

 別の日にもヤマトフキバッタを見かけました。草の葉を食べたり、草の枝にしがみついたり、探せばよく見かけるバッタです。

ヤマトフキバッタ2


主な参考文献
・バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑 村井貴史、伊藤ふくお/著 北海道大学出版会 2011年

中部総合事務所環境建築局 2019/11/11 in 国立公園,中国自然歩道



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

(野生鳥獣・狩猟免許担当)

電話:0858-23-3153  Fax:0858-23-3266

  
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