沿岸もの市場日記

2022年01月12日

2022年1月7日淀江

 新年、明けましておめでとうございます。

今年の第一回目の市場調査は、淀江のサワラの測定を行いました。

前日に一本釣り(引き縄釣り)で漁獲されたサワラが、出荷まで淀江支所の冷蔵庫にストックされているので、この中におじゃまして測定作業をさせていただいています。淀江支所の一本釣りのサワラは、「がいな鰆」としてブランド化されています。

サワラ

サワラ箱

その後、境港に移動し仲買さんから、市場に出荷されたヒラメを買い取らさせていただきました。

このサンプルは、栽培漁業センターに持ち帰り、放流したヒラメがどの程度混ざっているか調べます。

また、全長や体重、生殖線などの精密測定を行った後に、鰓を観察しネオヘテロボツリウムという寄生虫の寄生状況を調べたり、年齢を調べるために耳石(じせき)を取り出します。

天然ヒラメは、眼のない側(無眼側)の体表が白くなっていますが、放流ヒラメは黒い斑点が残ります(食べても害はありません)。

ヒラメ

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