令和8年 初の市場調査は境港から
令和8年最初の市場調査は、境港からスタートしました。年明けの市場には、各地から冬らしい魚種が集まり、漁業者や関係者の工夫が随所に感じられる調査となりました。
活〆サワラ ― 境港支所

境港支所からは、活〆処理された釣り物のサワラが水揚げされていました。
魚体の状態も非常に良く、丁寧な取り扱いが品質の高さに直結していることが分かります。
また、「美保湾」ラベルが貼付されており、産地を明確に示すことでブランド価値を高める取り組みが進められていました。こうした一手間が、消費者の安心感や評価につながっている点が印象的でした。
太ったハマチ ― 御来屋支所・赤碕町漁協

御来屋支所および赤碕町漁協からは、脂の乗った大ぶりのハマチが出荷されていました。
御来屋支所の漁師さんによると、11月頃から地先の限られた場所で、刺網漁業により継続的に漁獲されているとのことです。
一方で、「大きな地震の後、魚が驚いて一時的に姿を消したのかもしれない」といった現場ならではの声も聞かれ、自然環境と漁業の密接な関係を改めて感じさせられました。
お節需要を支えるアカナマコ ― 境港

お節料理の食材として需要の高いアカナマコは、ビニール袋に入れられ、非常に整然と陳列されていました。
境港では、年間漁獲量の設定や稚ナマコの増殖といった資源管理に積極的に取り組んでおり、その成果として水揚量も安定してきています。
見た目の美しさだけでなく、持続的な利用を意識した管理体制が、市場の信頼を支えていることがよく分かる光景でした。