防災・危機管理情報



 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2026年7月8日

山は危険がいっぱい New!

 二十四節気の1つ小暑(しょうしょ)を過ぎ、暑さが本格的になる頃になりました。

 さて、今回は山の危険についてです。

 

マムシ

 

 この写真は、山から下りた後に見かけたマムシです。近づいて撮影したため、マムシは頭を上げて警戒しています。

 

 マムシは、草むらに潜んでいたり、山の中で落ち葉に擬態しているので注意が必要です。以前、登山道で落ち葉に擬態したマムシを踏みかけてヒヤッとしたことがあります。それ以来、「マムシがいるかもしれない!」と意識して登山するようにしています。


 日本に生息する蛇で毒があるのは、ハブ・マムシ・ヤマカガシが知られています。万が一、マムシに咬まれた場合は速やかに病院で血清治療が必要です。

銭形模様

 マムシは体に銭形模様があるのが特徴です。銭形模様を拡大してみました。赤丸の部分が、昔のお金の銭貨に似ています。

 ちなみに、マムシは夜でも赤外線を頼りに獲物の位置や大きさ、姿、形を認識する能力があります。これは、目と鼻の間にあるピット器官で赤外線を感知できるからです。毒を持ち、赤外線も感知出来る特殊能力を持った蛇です。



主な参考文献
・山溪ハンディ図鑑10 日本のカメ・トカゲ・ヘビ 富田京一/著 松橋利光/写真 山と渓谷社 2007年
・野外観察のための日本産爬虫類図鑑 関慎太郎/著 緑書房 2018年

・寺嶋真一(1989).赤外線感覚系の研究.日本生理学雑誌51巻2号, 65-73
・Changjong Moon(2011).Infrared-sensitive pit organ and trigeminal ganglion in the crotaline snakes.Anatomy & Cell Biology 44(1), 8-13

 

中部総合事務所環境建築局 2026/07/08 in 国立公園,中国自然歩道



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

  
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