鳥取砂丘は先日の雪で真っ白な銀世界となっていましたが、寒気団が緩み雪が雨に変りました、それにより雪は徐々に融け始めています。
しかし、雪が無く砂が見えている場所でも、砂の下から雪が出てくる場合もあります。
上の写真は南東側の急斜面を掘ったところで、降雪により斜面に積もった雪に北西の強い季節風により飛ばされた砂が、雪を覆い被してしまった状態です。
この状態で積雪は約18cmあり、被さった砂の厚みは約5cmありました。
この斜面を何も知らずに登ると悲惨な目に会いますよ、注意してね。
砂の中は低い温度が保たれており、雪は融け難く春まで残る可能性もあります。
雪の無い場所で、変った風景を見ました、足跡と思うのですが・・・・・?
更に、断面を調べると
ここにもサンドイッチになった雪が有りました。
どうして出来たのかな? 推測すると、積雪時に誰かが歩って その後砂が覆い被さったが、足跡部は雪が押し固められて雪は融け難く、周囲の柔らかい部分が融けることにより この様な形が出来たのではないかな? と推測しました。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2011/12/29