評価方法

鳥取県建築物環境配慮計画制度では、建築主が建築物環境配慮計画書を作成する際に、鳥取県建築物環境総合性能評価システム「CASBEEとっとり」によって評価をしていただくこととしています。
  

CASBEEとっとりの概要

 CASBEE(キャスビー)とは、『建築環境総合性能評価システム(Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency)の略称で、政府支援の元、産官学共同プロジェクトにより開発された建築物の環境性能を評価して格付けする手法です。
 鳥取県では、「CASBEE‐新築(簡易版)」に鳥取県の施策や地域特性を踏まえ、建築主に特に取り組んでいただきたい4つの重点項目を加えた、鳥取県建築物環境総合性能評価システム「CASBEEとっとり」を開発しました。
 「CASBEEとっとり」では、仮想境界で区分された内外二つの空間を想定し、仮想境界内部の建築物の環境品質・性能に係る要素(Q:Quality)、仮想境界外部に与える環境負荷に係る要素(L:Load)のそれぞれの評価項目について評価を行い、Q値とL値を集計して、建築物の環境効率BEEを算出していただきます。

kasoukyoukai


 

  BEEは、縦軸にQ値、横軸にL値をとったグラフの傾きとして表示され、環境品質・性能(Q値)が大きいほど、外部への環境負荷(L値)が小さいほど、大きな値になります。このBEEが大きいほど、環境性能の高い建築物と評価されます。
 「CASBEEとっとり」による評価では、Q値とL値の集計結果による交点が位置する領域によって、「Sランク(素晴らしい)」、「Aランク(大変良い)」、「B+ランク(良い)」、「B-ランク(やや劣る)」、「Cランク(劣る)」の5段階で格付けされます。

rank


重点項目について

 「CASBEEとっとり」では、次の4つの重点項目を設定しています。

  ○県産材利用の推進
  ○鳥取県認定グリーン商品利用の推進
  ○設備システムの高効率化
  ○敷地内緑化の推進

  

お問い合わせ先

当課の業務及び当ウェブページに関するお問い合わせにつきましては、下記問い合わせ先までお問い合わせ下さい。

【電話番号】
(1)県営住宅に関すること
  管理担当 0857-26-7411
(2)宅地建物取引業法に関すること
  管理担当 0857-26-7411
(3)とっとり住まいる支援事業に関すること
  企画担当 0857-26-7371
(4)「とっとり匠の技」活用リモデル助成事業に関すること
  企画担当 0857-26-7371
(5)建築基準法、建築士法に関すること
  建築指導室 0857-26-7391
(6)福祉のまちづくり条例に関すること
  建築指導室 0857-26-7391
 
【ファクシミリ】
 住宅政策課共通 0857-26-8113

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000