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白ねぎ

 鳥取県産の白ねぎの特徴は、約10種類ほどの品種を使い分けて栽培している周年栽培

白ねぎ 白ねぎは鳥取県下全域で栽培されており、中でも西部地区では、昭和初期から弓浜地区の砂畑を中心に栽培が始まりました。
 今では栽培技術が発達し、水田地区や中山間地にまで栽培が広がっています。
 鳥取県産の白ねぎの特徴は、約10種類ほどの品種を使い分けて栽培している周年栽培。
 つまり1年中おいしい白ねぎを食べることができ、西日本では大きい産地の一つとなっています。

※古くから県西部地区で栽培されていた在来種「伯州美人(外部サイト)」

 



ポイント1
 歴史

 原産地は、中国西部またはシベリアとされています。中国では2,000年以上前から栽培され、体を温め、疲労を回復する薬用植物として珍重されていました。
 日本へは8世紀頃に伝わり、平安時代には食用として盛んに栽培されており、古くから食べられていた野菜の一つです。
 日本で一般的に使われるネギは、気候適性よって白ネギの千住群と加賀群、青ネギの九条群の3種類に大別できますが、他にも白ネギや青ネギの中間型やあさつき、わけぎ、リーキなどネギの仲間はなんと500種類以上あります。

ポイント2
 購入する際には

 ・白い部分が長く、緑と白の境目がはっきりしているもの。
 ・白い部分を触ってみて、しっかりしているもの。
 ・切り口がきれいでみずみずしいもの。
 ・葉に傷や病気の跡がないもの。

 
 保存方法

 ・乾燥を防ぐため新聞紙等に包み冷暗所で保存。
 ・泥付き、根付きの方がより長く保存が利きます。
 ・あらかじめ、小口切りやみじん切り等使う形態に切ってから、小分けして冷凍保存するのもオススメです。(冷凍のまま調理してください)

  

白ねぎ料理認定店

白ねぎ料理◆白ねぎ発見伝(弓ヶ浜)
 「甘く、とろけるように柔らかい白ねぎを多くの消費者に味わっていただきたい!」そんな思いから始まったJA鳥取西部の白ねぎ料理認定店。
 どのお店も県西部産の白ねぎを使って工夫を凝らしたメニューが一杯!現在、米子市、境港市を中心に16店舗が認定されています。


白ネギ将軍鍋のレシピ

収穫時期

周年(春ねぎ、夏ねぎ、秋冬ねぎ)

ヨネギーズ

ヨネギーズの写真◆ヨネギーズ
 米子特産の白ねぎをモチーフに、YONAGOの頭文字「Y」をデザインした、米子市のイメージキャラクター「ネギ太」と「ネギ子」。
 二人合わせて「ヨネギーズ」。

栄養

エネルギーは、100グラムあたり28キロカロリー。(注 五訂増補食品成分表 参照)
 白い葉鞘部(ようしょうぶ)にはビタミンCが含まれ、緑黄色野菜に分類される緑の部分には、カロテン、カルシウム、ビタミンKなどが含まれています。
 ネギの香りの成分であるアリシン(硫化アリル)は、ビタミンB1の吸収を助け、血行促進、疲労回復、殺菌などさまざまな働きがあります。
  

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