急潮予測モデルの公開について

急潮予測モデル

 水産試験場(鳥取、京都、福井、石川、新潟)・鳥取県漁協・九州大学・日本海区水産研究所と共同で、日本海における1週間後までの急潮を予測するシステムを開発し、平成27年2月26日よりホームページで公開しました。

急潮予測モデルはこちら(外部リンク)

 

<注意点等>
  • 当該システムは急潮を予測するために開発されたシミュレーションモデルですが、平常時の予測潮流図が公開されますので、様々な漁業において操業の参考に出来るものと考えられます。
  • 当該システムで出力される「潮流データ」は、コンピュータシミュレーションによる「予測値」であり、「実測値」ではありません。 
  • 予測値は、月1回の各県の水産試験場により実施されている海洋観測(水深別水温分布)のデータ、衛星画像(海面高度等)、気象データ(風向・風速)などを反映し、1日に2回更新されます。 

使い方

    • 上記アドレスにパソコンやスマートフォンでアクセスすると、図1が表示されます色別で急潮指数が表示され、赤色で示される海域は急潮が発生する可能性の高い海域です。
    • 図1の青線四角で囲まれた海域をクリックすると、その海域の1週間後までの潮流予測値が表示されます。

 
図1 海域毎の急潮指数

急潮について

急潮とは?

  • 台風や低気圧の通過により発生する速い潮流のこと。

 

なぜ急潮の予測が必要か?

  • 定置網の盛んな日本海中部では、急潮の発生で、定置網の流出やワイヤー破断され、年間数十億円の被害が発生したことがあります。
  • 本県でも急潮によって定置網の漁具被害が生じており、急潮の予測が求められていました。
  

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