令和6年度附議案

平成27年11月定例県議会付議案に対する知事提案理由説明要旨

平成27年11月定例県議会付議案に対する知事提案理由説明要旨

 これより、本議会に提案いたしました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 本議会に提案いたしました議案は、
  予算関係    4件
  条例関係    9件
  その他の案件  9件 の 合計 22件であります。

 それでは、議案第1号 平成27年度鳥取県一般会計補正予算について、御説明いたします。

 まず、安全・安心のふるさとづくりにつきましては、鳥取県は、米子・境港両市とともに、原子力防災対策を進めているものの、周辺自治体は立地と異なりこれを賄う財源が乏しいことから、国、中国電力に対策を求めてきましたところ、この度その財源に充てるべく中国電力から6億円の寄付金を行うという申出がありました。そこで、「鳥取県原子力防災対策基金」を設置し、県及び米子市・境港市が行う当面の原子力防災対策の財源として活用することとし、米子市・境港市に10分の1ずつ交付することとしました。併せて、国に対して、本来制度的解決が図られるべき周辺自治体への財源措置を求めていくこととします。
また、鬼怒川の堤防決壊による大規模災害に鑑み、河川堤防機能の調査を前倒すとともに水位情報伝達システムを構築することといたします。

 また、観光をはじめとした地域経済の振興につきましては、「大山開山1300年祭」に向けた準備委員会設置、外国人向け「名探偵コナンミステリーツアー」開催、ジオパークのユネスコ格上げ記念シンポジウムなどを行うこととします。
さらに、県版経営革新計画事業の拡大を図るとともに、オーストリアのような新たな架線系林業システムの導入を支援します。




 このほか大山周辺ナラ枯れ緊急対策などの経費を計上いたしました結果、今回の補正予算の総額は 37億7千万円余となり、補正後の予算総額は、3,598億5千万円余となるものであります。


 次に、条例関係について御説明申し上げます。

 まず、議案第5号 鳥取県使用済物品等の放置防止に関する条例の設定につきましては、使用済物品の回収・保管の届出や保管の基準順守などを新たに定め、美しく快適で安全な生活環境の保全を図るものであります。

 次に、議案第6号 地方創生の推進を図るためのまちづくり関係条例の整備に関する条例の設定につきましては、少子高齢化の進展を受け、高齢者、障がい者を含む全ての県民が、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、福祉のまちづくり及びコンパクトなまちづくりを進め、地方創生の推進を図るものであります。

 また、議案第22号 職員の給与に関する条例等の一部改正につきましては、人事委員会勧告に基づき、民間給与実態に応じて、職員・知事等の給与改定を行うものであります。


 以上、本議会に提案いたしました諸議案につきまして御説明申し上げました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
  

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