令和6年度附議案

平成30年11月定例県議会付議案に対する知事提案理由説明要旨

平成30年11月定例県議会付議案に対する知事提案理由説明要旨

 これより、本議会に提案いたしました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 本議会に提案いたしました議案は、
  予算関係    6件
  条例関係    6件
  その他の案件 25件 の 合計 37件であります。

 まず、議案第1号 平成30年度鳥取県一般会計補正予算(第6号)について、御説明いたします。

 はじめに、台風24号災害からの復旧につきましては、9月議会後被害が判明した農林業施設等の復旧事業を追加実施いたします。また、市町村による小規模農地、農業用施設等の復旧を支援することとし、被害が甚大な市町村の実情に配慮し、しっかり守る農林基盤交付金の対象に測量設計費を加えることといたします。

 次に、元気な農業の確立につきましては、本年末にTPP11が発効するとともに、来年2月には日欧EPAが発効する見込みであることから、鳥取型低コストハウス導入を拡大するとともに、農業近代化資金の融資枠の拡大や利子負担軽減対策を講じ、県内園芸産地の競争力強化を加速します。

 次に、大交流時代への対応につきましては、米子ソウル便の週6便化、米子香港便の週3便化を踏まえ、増便継続に向けた利用促進策を強化するととともに、本県の魅力をアピールして国際定期便やチャーター便による東アジア市場からの外国人観光客誘客を図ります。また、来年度全線開通予定の山陰道鳥取西道路をテコにした新たな観光客創出に向け鳥取市と連携してキャンペーンを展開するほか、生体認証システムを活用したチェックインや決済などの実証実験モデル事業に全県一丸となって取り組みます。

 次に、安全安心のまちづくりにつきましては、老朽化が進行している特別支援学校のエアコンを改修等を実施するとともに、私立高等学校や専修学校が行うブロック塀安全対策を支援します。更に、燃油高騰により経営が圧迫されている中小企業等に対する融資や利子負担軽減、風しんに対する抗体検査・ワクチン接種の助成対象拡充、中部療育園移転に向けた施設改修を実施することといたします。

 以上のほか、レーザー級世界選手権大会開催のための境港マリーナ改修経費などを計上いたしました結果、今回の補正予算の総額は 19億4千万円余となり、補正後の予算総額は、3,684億6千万円余となるものであります。

 次に、補正予算以外の主な議案について御説明申し上げます。

 議案第9号 鳥取県営企業の設置等に関する条例の一部改正につきましては、小鹿第一・第二発電所などの県営水力発電所について、コンセッション方式を導入しようとするものであります。

 また、議案第37号 鳥取県税条例等の一部改正につきましては、なお一層障がい者の社会参加促進を図るため、障がい者のために使用する自動車の自動車税・自動車取得税の減免措置を拡大しようとするものであります。

 以上、今回提案いたしました付議案につきまして、その概要を御説明いたしました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
  

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