近年、積雪量の減少や集中豪雨の増加など、気候変動の影響による水循環の変化により将来の水不足が懸念されています。こうした中、私たちに身近な雨水は水資源の一つであり、雨水の利用は水資源の有効利用を図る手法の一つとして期待されています。
雨水の利用を進めていくため、県内で雨水を溜めるための施設を設置し、雨水を利用している事例を紹介する冊子を作成しました。
【雨水の利用事例集 ~雨水を使ってみませんか?~】
表紙、裏表紙(流域治水の取組) (pdf:1836KB)
p.1,2 (pdf:1434KB)
…はじめに、雨水利用の概要
p.3,4 (pdf:3304KB)
…事例紹介(鳥取市なごみ苑、鳥取市立美保南小学校)
p.5,6 (pdf:3005KB)
…事例紹介(鳥取市立美保南地区公民館、鳥取県立美術館)
p.7,8 (pdf:3444KB)
…事例紹介(鳥取県立中央病院、鳥取県東部庁舎)
建物の屋根などに降った雨水を溜めることで、花壇や庭木への散水、打ち水、融雪、トイレの洗浄水など様々な用途に、水道水の代わりとして利用することができます。災害時など水道が使用できないときに、生活用水として利用することも可能です。
環境配慮(水資源の有効活用)、雨水の流出抑制(河川等の氾濫を抑制)、水道使用量の削減、災害時の生活用水への利用
(1)雨水貯留タンク
個人の住宅や小規模な施設では、雨どいに貯留タンクを接続することで、簡単に雨水を溜めることができます。タンクの蛇口から雨水を出して利用します。
(2)雨水貯留槽
ビルや病院などの大規模な施設では、地下などに貯留槽を設置します。ポンプを使ってトイレや屋外散水栓などに雨水を送って利用します。