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2011年11月2日

砂上の景色。

本日の鳥取砂丘は、朝から風が強く砂上の足跡は消え、どこを歩いても風紋が一面に広がっていました。風向風速計によると、今日の午前3時頃は、風速17~18m。
南風がよく吹いて、海側へ降りると砂をかぶる・・のですが歩いて見ました。
海側からの馬の背

馬の背頂上は、所々、砂が飛ばされ地面はこのようになっていました。






「風紋」と言っても、さまざまです。幅の広い大きな波長ものも見られます。
この境目がどうしてできるのか?
砂の粒子の大きさや種類にも関係がありそうです。
大きい波長の風紋には、砂鉄などの黒い鉱物が多く、砂粒も大きい粒が目立ちます。


では、この場所では?
風紋を創る乾いた砂が全部飛ばされて、湿った砂が現れています。


どこを歩いても同じ砂だと思っていると、自然の造形美を見逃してしまいそうですが、風がよく吹いた後には、この風景をみなさんにご紹介しています。

(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/11/02

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