鳥取砂丘レンジャー日記

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2012年8月5日

風の足跡、、真夏の風紋。

今日も気温が37,5度まで上がり、暑いぞ鳥取!
でも鳥取砂丘には、朝から多くの家族連れでにぎわっています。


日中は砂の上が熱くて、素足や薄いサンダルは、要注意です!
皆さんは、向こうの馬の背頂上へ登るのが精一杯のようですが、写真の両サイド(右側、左側)は、足跡が少ないので砂の上には綺麗な「真夏の風紋」が広がっています。
この場所は馬の背左側の頂上です。




「夏の風紋」は砂がよく乾いているので、風紋の砂色が場所によって少しずつ違ってみえます。
この場所は馬の背右側の斜面です。
 

鳥取砂丘では海岸の砂は白く輝いて見えますが、砂丘全体は茶褐色がかって見えます。砂粒が風化したり、風で飛ばされ動いている途中に砂粒の表面に汚れが付着して黄色っぽくにも見えます。皆さんが歩いている足元の下には、「火山灰層」もあるので、それが表面に露出して、より色が濃く見える所もあります。
つまり、色の濃い方が砂丘の古さを示していると言えます。

真夏にも、色の違う風紋がよく見られます。観光や旅行中の皆さんは、この「夏の風紋」を見逃してはいませんか?

~青レンジャー~

砂丘事務所 2012/08/05

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