第三砂丘列は、第二砂丘列(通称:馬の背)の南側にあります。
追後(おいご)スリバチという名前で呼ばれています。形態がすりばち(擂鉢、食材をすりつぶす加工を行うための調理器具)に似ているためです。
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湾曲した凹地で、高低差が約20mもあり最大傾斜は32度もあります。昔は「大井古」と呼ばれていたそうです。
井古とは昔の言葉でで井戸のことです。かつてはこの場所に湧き水があったということでしょう。
また昔はスリバチ形の地形が30以上もあったそうですが、現在は少なくなり貴重な場所と言えます。
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追後スリバチの斜面に咲くハマヒルガオ(2009年5月27日撮影)
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追後スリバチ 湾曲していて急斜面なのがよくわかります。(2009年3月9日撮影)
この時期は植物があまり生えていませんでした。
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斜面に多くの植物が生えています。ちなみにハマヒルガオは枯れてきました。(2009年6月18日撮影)
(松尾レンジャー)
砂丘事務所 2009/06/18
砂丘事務所 2009/06/17
ハマヒルガオの開花ピークは過ぎましたが、白いハマヒルガオは、まだ元気に咲いています。
その傍らにハマボウフウが咲いていました。これは珍しい光景?と思いながらシャッターを押しました。(松尾レンジャー)

ハマボウフウと白いハマヒルガオの花
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ガイド状況
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巡視状況
砂丘事務所 2009/06/15
鳥取砂丘中心部には3列の砂丘列があります。第1砂丘列、第2砂丘列、第3砂丘列です。
その中で一番目有名なのが第2砂丘列です。(通称:馬の背と呼ばれています)
鳥取砂丘の市営駐車場から木製階段を登ると、最初に目に付くのが第2砂丘列です。
それを見て「山みたい、砂漠みたい」という喚声が聞こえてきます。
木製階段からそこまでは直線距離で400mくらいですが、もっと距離があるように見えます。
そのため歩くのを躊躇う方もいらっしゃいます。
馬の背は、最大傾斜が32°あります。そこを登るのは大変ですが、頂上に立つと日本海を見下ろすすことが出来ます。
馬の背は標高47m(15階建てのマンションの屋上の高さくらい)もあるからです。
汗ばんだ体に心地よい潮風を受けながら、真っ青な日本海を眺めるのは爽快です。(松尾レンジャー)
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第2砂丘列(通称:馬の背)
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馬の背頂上
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真っ青な日本海を見下ろせます。(いずれも2009年6月15日撮影)
砂丘事務所 2009/06/15
アジサイが開花し、夜は無数の蛍が乱舞する季節になりました。
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県道鳥取砂丘・細川線沿いにもアジサイの花が植えられていて開花しています。
ところが、雨が降る気配がありません。そのお陰で青空の下多くのお客様が鳥取砂丘を満喫されています。
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ところで、お客様から「世界砂像フェスティバルはどこでしてるの?してたの?」などど尋ねられることがあります。
世界砂像フェスティバルは5月31日で閉幕しました。未だに関心が高いのだと思うとともに、馬の背辺りで開催されていたと思っている方が多いと感じます。というわけで、世界砂像フェスティバルが開催されていたオアシス広場に行ってきました。
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開催中のメイン砂像
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開催期間中の砂像(さまよえるオランダ船)
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砂像解体中の様子(さまよえるオランダ船)
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砂像解体の様子(ウサギの目に大粒の涙が!?)
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開催期間中の賑わい
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テントなど全て撤去されました。
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開催中の様子
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砂像は全て解体されて元の公園に戻りました。
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解体している砂像を特別に触ることが出来ました。砂像の一部を持ったんですが、非常に重たくて硬かったです。
44日間も風雨にさらされても壊れなかったのは、表面がしっかりと固まっていたためなんだなと改めて思いました。
解体された砂像は元の砂に戻ります。ゴミにならないエコな素材のように思えます。
今回砂像を見て感動された方、見逃したという方に朗報です。
今年の9月18日から砂の美術館が期間限定でオープンし砂像が展示されます。(解体された砂を再利用します)世界砂像フェスティバルとは会場が異なりますが、鳥取砂丘の近くです。そちらもお楽しみに、詳しいお問い合わせはサンドパルとっとりまでお願い致します。TEL(0857)-20-2231
砂丘事務所 2009/06/14