鳥取砂丘レンジャー日記

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2009年6月22日

手紙

ここ最近晴天が続いていましたが、久しぶりにまとまった雨が降りました。あまりに降水量が少ないので農作物にも影響が出始めているようなので、恵みの雨ではないでしょうか。砂丘植物もいつもより元気そうに見えましたが、じめじめする天候です。
そんな中心温まる手紙を頂きました。鳥取市立岩倉小学校4年生の生徒さん達からです。
6月9日に社会見学の一環で鳥取砂丘に訪れ、砂丘レンジャーが説明をしました。
そのお礼の手紙です。

手紙の内容を抜粋して紹介します。
・僕は砂丘にゴミを絶対に捨てないように心がけて遊びます。
・鳥取砂丘のよい所、見所、してはいけないことがよくわかりました。
・特に勉強になったことは、砂丘の砂は夏になったら60度まで上がることです。
・新砂丘、古砂丘を初めて知り勉強になりました。
・5万年も前の火山灰が残っているってすごいと思いました。
・砂丘のルールが出来たということを教わりとても勉強になりました。
・お父さん、お母さんにもこんなきまりがあるんだよと教えてあげました。
・僕は、砂丘のルールを守って一番きれいな砂丘にしたいのでルールを忘れません。
・砂丘に行ったことがなかったのでいろいろと教えてもらえて嬉しかったです。
・馬の背に登って楽しかったです。
・お体に気をつけてがんばってください。

などなど貴重な意見を沢山頂きました。鳥取砂丘をもっと好きになってもらいたいと思います。
またのお越しをお待ちしています。ありがとうございました。(松尾レンジャー)
2009.6.22
お礼の手紙
2009.6.9
鳥取市立岩倉小学校4年生のみなさん

砂丘事務所 2009/06/22

2009年6月21日

アマガエル現る!

 6月21日(日)のお昼にオアシスで「アマガエル」が発見されました。お天気も朝方の蒸し暑さが和らいで少し涼しくなりました。ちなみに本日は夏至でお昼の時間が一年で一番長い日です。元気よく飛び跳ねていました。(石橋レンジャー)
アマガエル遠景

アマガエル

砂丘事務所 2009/06/21

2009年6月20日

砂丘の風速を計る

本日も快晴で外気温が32度もあり暑い一日でした。
しかしながら強風のお陰で、砂の表面温度と体感温度は下がりました。
どれくらいの風速なのか計ってみました。馬の背の頂上は、14m/秒もありました。
風速が5m/秒以上だと砂が動き出します。14m/秒とは砂埃が舞うくらいの強風です。
お客様から「いつもこんなに風が強いんですか?」とたびたび質問されました。
「いつも強風というわけではありません。無風の日もあります。年間を通じてみると、冬の季節風、春先のフェーン現象、台風のときに強風が吹きます。この風によって運搬された砂が堆積して砂丘が形成されたわけですし、綺麗な風紋を見ることができます」とお答えしました。
ただあまりに風が強すぎると風紋は出来ません。5m~10m/秒の風が適していると言われています。また調査してみようと思います。
(松尾レンジャー)
2009.6.20
馬の背を登る 手前には風紋がクッキリ。

2009.6.20
強風で髪がなびくほどです。(馬の背頂上にて)風速14m/秒

2009.6.20
風速計





砂丘事務所 2009/06/20

2009年6月20日

高砂淳二写真展

先日、みささ美術館で開催中の高砂淳二写真展を見に行きました。
”BluePlanet世界の海を旅して”というタイトルどおり、海の風景・海の生き物など約100点が展示されていました。
海に住む可愛らしい生き物、躍動感のあるイルカの動き、そして神秘的な海の様子に魅了されました。
海の中にいるような錯覚を覚えました。
中でも海底に砂列が出来ている写真に釘付けになりました。鳥取砂丘とはまた違った魅力でした。
2009.6.20
みささ美術館外観 住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝199-1
写真展は2009年6月28日までの会期です。
2009.6.20
高砂さんのポストカード

ところで鳥取県は日本海に面しており、いくつもの海水浴場があります。水質はAA、またはAと良好です。
海開きはまだですが、連日30度を超える暑さで海に飛び込みたい気持ちになります。
日本海にも様々な生物が住んでいます。海中散歩してみるのも楽しいと思います。(松尾レンジャー)


浦富海岸の紹介
鳥取砂丘中心部(市営駐車場)から車で30分くらいの距離にあります。
山陰海岸国立公園の一部で、リアス式の岩石海岸です。白砂青松の砂浜と透明度に優れた海は絶景です。
夏ともなれば多くの海水浴客で賑わいます。
2009.6.20
浦富海岸 撮影:岡崎義昭さん

2009.6.20
浦富海岸 撮影:松井功さん


砂丘事務所 2009/06/20

2009年6月19日

砂の温度について

今日も、快晴で真夏日の一日となり、立っているだけで汗ばむ暑さでした。
砂上を裸足で歩く観光客の方から、「熱い熱い」という声が上がっていました。というわけで砂の温度を測定してみました。
2009.6.19
砂の温度測定(砂丘入口付近にて)

2009.6.19
砂の温度測定(馬の背頂上にて)表面温度と表面から10センチ下を同時測定しました。

測定していると観光客の方から「何をしているんですか?」とたびたび質問をされました。
砂の温度を測っていることを伝え、その測定数値を言ったところ皆驚いていました。
砂の表面温度が50度を超えているからです(13時30分が最高値でした)。
それは熱いはずだ!、水虫が治りそうだ?などの喚声が上がりました。
表面温度が50度あっても、表面から10センチ下は26度しかなく外気温以下でした。なぜなら砂が湿っているからです。
これから夏場にかけて砂の温度が上昇して60度にもなることがあります。くれぐれも火傷をされないようにご注意下さい。
2009.6.19
馬の背頂上にて 
2009.6.19
靴を持って歩くようにお勧めしています。熱いと感じたら直ぐに靴を履いて下さい。(松尾レンジャー)

砂丘事務所 2009/06/19

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