鳥取砂丘レンジャー日記

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2010年4月9日

砂丘にアメンボ発見

馬の背 東側を巡回中に、砂の上にいる「アメンボ」を発見しました。
アメンボは、水生昆虫ですが飛んで移動するため本日の南風に乗って砂丘に到着したものと思われます。

アメンボ

オアシスを調査すると 11匹も確認できました。
オアシスのアメンボ

オアシスにはアメンボが生息していますので、是非 見に来てください。
アメンボは、肉食性であり水面に落ちた他の昆虫を獲物しますので、水面を指で軽く叩くなどすると獲物が水面で動いた時に発生する小さな水面波と思い波紋の中心に近寄るそうです。

尚、アメンボの天敵は鳥類とのことで、いつまで生息できるかは不明です。 アメンボさん頑張れ!

オアシスを散策すると、他にも生き物を発見しました、てんとう虫が春の暖かさに誘われて活動開始のようです。
てんとう虫

みなさん鳥取砂丘を散策しませんか? お待ちしています。

(谷村レンジャー)

砂丘事務所 2010/04/09

2010年4月7日

鳥取砂丘の植物

鳥取砂丘の周辺では「桜」が満開です。今日の鳥取砂丘は北風がよく吹き肌寒い一日でした。
でも、その風の影響で砂が移動し「風紋」がとてもきれいでした。



さて、「桜の花」を見ると入学式や新学期が始まり、わくわく・・・した気持ちを思い出しますね。
では鳥取砂丘の市営駐車場にある桜もご覧ください。
きれいな白い花びらです。
市営駐車場の桜

新しく入進学、就職された方々、おめでとうございます!
学校に職場に慣れられたら、一息つきに・・・・・鳥取砂丘へお越しください。
(石橋レンジャー)

砂丘事務所 2010/04/07

2010年4月5日

アサヒビール「実感プログラム」ツアーによる除草が行われました

 アサヒビール(株)は「アサヒスーパードライ」の売り上げの一部を、47都道府県ごとの自然や環境、文化財などの保護・保全活動を行う団体等に寄付し、活動を支援する「うまい!を明日へ!」プロジェクトを行っておられます。
 プロジェクトの一環として、鳥取砂丘再生会議が行う鳥取砂丘を守り育てるための活動支援もしていて、4月4日(日)にはその中のひとつとして、鳥取県民の方が環境保全活動を体感する日帰り学習ツアーも開催されました。

森本選手
ツアーの参加者を代表して挨拶するオリンピック自転車競技・元日本代表 森本朱美さん

 この日のツアーには、県内各地から70人余の方が参加。
まずは鳥取砂丘の成り立ちや除草の意義についての説明を受けてから、鳥取砂丘の第2砂丘列、通称「馬の背」のふもとに移動。
 現地で実際の植物の植生の状況を見ながら、砂丘植物と除草対象となる外来種の植物の見分け方を学びました。その後、参加者の皆さんは「これは抜いても良い草かな?」などと悩みながら、熊手などを使って約1時間、黙々と除草を行いました。

除草風景1

除草風景2

 除草活動終了後は、砂丘内の火山灰露出地と追後スリバチへ移動。安藤ジオパーク専門員の解説により、鳥取砂丘の特徴的な地形・地質に関する学習を行いました。
 砂丘での日程を終えたツアーの一行は、船に乗り、海から望む浦富海岸の景観も楽しまれたそうで、山陰海岸ジオパークの魅力にたっぷり漬かる一日となったのではないかと思います。
 初春のうちにある程度の除草をしておくと、夏の除草がスムーズに進みます。
 参加者の皆様、お疲れ様&どうもありがとうございました!

(山村レンジャー)

火山灰露出地
火山灰露出地で安藤専門員の説明を受ける参加者の皆さん

砂丘事務所 2010/04/05

2010年4月3日

砂丘に落し穴?

鳥取砂丘を管理しているスタッフが砂丘巡視中に落し穴に落ちました。
落し穴のサイズは、足が丁度入る程度の大きさで太腿まで落ち込みました。 怪我はありませんでしたが、あわや・・・・・・

穴のサイズを写真に撮りました。 深さは約170cmですが、落ちた際に砂が入り浅くなっており、実際はもっと深かったと推測できます。
穴の深さ

穴の直径は、約20cmです。
穴の直径

穴を真上より撮影しました。
真上から覗いた穴

調査したところ他にも穴が見つかり、2個発見されています。 更に有る可能性もあり調査を継続しています。

ところで、穴の正体は?

以前、松林が有った場所でもあり、また近くに腐敗した松の切株が見られることから、この穴は松を伐採 又は 枯れた幹が砂に埋まり、その後 長期間に風化して穴として残ったものと推測されます。

この場所は、通常観光客の皆様が歩かれる所ではありません、安心して鳥取砂丘においでください。

(谷村レンジャー)

砂丘事務所 2010/04/03

2010年4月1日

春を知らせる鳥取砂丘動植物

 やっと「鳥取砂丘」にも春がやってきたようです。今日は温かい南風がよく吹き、砂が海側へ川のように流れて移動していました。でもとても温かい一日でした。

砂丘マップLー10付近

鳥取砂丘でよく目にする鳥をご紹介します。

ジョウビタキ
ジョウビタキ
「ジョウビタキ」のオスです。


シジュウカラ
「シジュウカラ」は鳥の中でもいち早く春を告げるおなじみの鳥です。


めじろ
これは「めじろ」です。

このほかに「うぐいす」も鳴き始めました。思わず口笛で「ホー、ホケキョ~」と返事をしてしまいそうでした。


ハマダイコン
この花は「ハマダイコン」です。川原や海岸近くでよく見られます。時には寄り道して探して見てはどうですか? 鳥取砂丘でも見られますよ!


コウボウムギの発芽
これは「コウボウムギ」の発芽です。鳥取砂丘へお越しの際は見つけてくださいね!
どんどん大きくなっていますよ!


ウンラン
これは「ウンラン」です。今、一生懸命に春の砂嵐と戦ってぐんぐん・・・茎を伸ばしています。
夏・・7月ごろには、クリーム色の花を咲かせますよ!(楽しみです!)


そして、鳥取砂丘レンジャーは4月1日より「新メンバー」が加わりました。
より一層「鳥取砂丘」の魅力を皆様へお伝えできるよう頑張りますのでよろしくお願い致します。
(石橋レンジャー)

砂丘事務所 2010/04/01

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