防災・危機管理情報


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2011年3月23日

★かわいいお客様★

風は少し冷たいものの、今日は太陽が顔を出し、よく晴れたいい天気となりました。

そんな中、とってもかわいいお客様が鳥取砂丘に来てくれました!
かんろ保育園の子ども達
かんろ保育園の約70人の子ども達です!遠足で鳥取砂丘に遊びに来てくれました。

鳥取砂丘に来られた観光客の方の感想でよく聞くのが、「広い!」・「想像以上に広かった!」という声。
そんな大人から見ても広大な鳥取砂丘は、子ども達の小さな体から見るとどんな風にうつっているのでしょうか・・・?

一生懸命頑張って馬の背の斜面を登ったものの、帰りは・・・。
これから降りる急斜面を目の前にして、みんなちょっと不安そうな顔・・・。

それもそのはず!馬の背の標高は約47m。これをビルで例えると、およそビルの14階の高さに相当します。
大丈夫かな?降りられるかな?
かんろ保育園の子ども達

先生について、勇気をふりしぼって一歩踏み出した!みんなとびっきりの笑顔★楽しそうです!!
かんろ保育園の子ども達

そうそう、お友達と手をつないでね☆
転んでも砂の上なのでそれほど痛くなく、安心です。
かんろ保育園の子ども達

みんなが手に持っているのはゴミ袋。
なんと、一人一人ゴミ袋を持って砂丘に落ちているゴミを拾ってくれたのです!
かんろ保育園の子ども達
「来た時よりも美しく」そんなみんなの気持ち、素晴らしいです。
かんろ保育園のみんな、ありがとうございました★

砂丘事務所 2011/03/23

2011年3月22日

新しい芽が出ていました!

本日の鳥取砂丘は、午後からは春間近の、・・砂嵐状態となりましたが、それでも皆さんはこんな景色を見るのは、初めての方がほとんどのようでした。
海士島(あましま)
海側の斜面から、砂が舞い上がっています!

さて、3月も終盤に近づきましたが、砂丘の春はなかなか近づかない?と思いながら巡視をしていると、「コウボウシバ」の発芽を見る事ができました。
コウボウシバの新芽

頑張って、砂の中から新しい芽が出ています!砂丘植物は砂が飛び、潮風や海水の影響も受けとても過酷な環境ですが、・・葉が枯れても、また一年後には芽を出し花を咲かせます。
鳥取砂丘には、このコウボウシバの他に代表的な植物が16種類も生息していますよ。

今日は、神奈川県からの大学生さんから質問を受けました。
「砂漠のようなところに、どうして花が咲くんですか?」

鳥取砂丘は砂漠と地形的に似ていますが、生態系的にはまったく別物です。真夏は砂の表面温度が60度にもなりカラカラに乾燥していますが、砂のすぐ下の層は常に湿っていて水分があります。
しかし植物はこんな厳しい環境でも、毎年、芽を出し、花を咲かせ、実をつけるものもたくさんあります。
砂が足に当たって大変でしたが、鳥取砂丘を歩かれて、どんなことでもいいです、この雄大な砂丘の風景や力強い植物を見て何かを感じとっていただけたらと思います。
(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/03/22

2011年3月21日

砂丘の秘密を探れ!

春分の日の、鳥取砂丘は一日中、傘が手放せませんでした。気温も肌寒く、今年はなかなか春がやってきませんね!でも春分の日は、昼と夜の時間が同じなんですよね。明日からは昼間の時間の方が長くなってきて、・・・元気が出そうです。


こんな日の砂丘は、少し物足りないと思われるかも?しかし、先週3月15日から鳥取砂丘ジオパークセンターに登場した、助っ人!が観光客の皆さんを満足させています。

「風紋発生風洞(ふうもんはっせいふうどう)」
鳥取砂丘ジオパークセンター
皆さん、何やら真剣な表情をしておられました。



砂丘の秘密を実験中です。                                          そもそも鳥取砂丘は、すべての事が分かっているわけではありません。まだまだ未知のことや新しい発見があるかもわかりません。この装置は皆さんに、鳥取砂丘をよりよく理解していただく為に作られました。

この装置は今日で公開から一週間経ちましたが、大人気です。一日2回の説明予定だったのですが、本日は6回目でした。

山陰海岸ジオパークには、鳥取県を代表する鳥取砂丘もあります。
その秘密をさぐってみましょう!

(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/03/21

2011年3月20日

砂丘の形は変化する?

本日の鳥取砂丘は、曇り空。午後から風が強くなり砂が飛んでいました。気温は比較的暖かく砂丘の中を散策されるには、ちょうどいいです。

砂丘の特徴の一つには、吹く風によって形をかえることがあります。その速さはほかの地形と違って一夜のことも、数時間のこともあります。砂丘の砂が風によって移動し、地形が侵食されたり、砂が堆積するため景観が変化します。
馬の背

鳥取砂丘には、日本一の起伏量を誇る馬の背がありますが、ここも、斜面の角度が変化しますよ。(今日、登られた方々は少し楽だったかも?)

皆さん、一歩、一歩と着実に登っていました。
馬の背斜面

馬の背頂上

そして、馬の背頂上から見る景色は、周囲約2キロ位には~何も景色を妨げるものが無いので、砂の大地が変化していることを、感じさせられます。
いつも砂丘を見ている私は、その時、・・地上のものは何も止まっているものは無い、全て変化し動いているんだ!と考えさせられます。

「砂の動く、生きている砂丘」は表情を変化させ、私たちに、感動や励まし、癒しをも感じさせてくれます。

(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/03/20

2011年3月19日

砂丘植物も色づきはじめました!

本日の鳥取砂丘は、風も弱く、暖かで、穏やかな一日でした。観光客の皆さんも十分に、砂の上を歩かれたようです。馬の背頂上へ登られた方々は、砂丘の周囲を眺め~、「思ったより、広かった!」 「日本じゃないみたい!」との感想が多かったです。
馬の背頂上

そして、今日は青空でしたので、裸足で歩かれる方もおられました。その為か、砂丘の中の植物も少しずつ成長しています。
コウボウシバ

上の写真は「コウボウシバ」という砂丘植物です。比較的水分の多い場所に分布しているので観光客の多い馬の背下のオアシス周辺で見る事ができます。
今は、葉の下が黄色く色づいてきました。これを見ると、「春」だなぁ~と感じます!

ちなみに、夏にはオアシス周辺の「コウボウシバ」は、遠目に「緑のじゅうたん」のように見えます。
分布は広域で、日本全土から東アジア、南米チリにまで分布しています。

これからは、色々な砂丘植物の成長していく様子が見られますよ!

(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/03/19

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