本日の鳥取砂丘は午後から、青空が広がりました。一昨年、昨年も23日の祝日は晴れでした。勤労感謝の日は3年連続で晴れたのですが、今日は南よりの風が強く気温も低かったので、皆さんは、上着の襟を立てて歩かれていました。
この時期は、一段と太陽が西へ傾いているので天気の良い日は、午後4時頃になると「馬の背」の斜面には影ができます。
ほんの1時間くらいの間ですが、この写真よりも、もっといいものが撮れると思いますよ。
午後からの砂丘の景色もいいですよ!
(青レンジャー)
砂丘事務所 2011/11/23
本日の鳥取砂丘は、朝からよく晴れ気持ちのいい一日でした。ツアーの観光客の方も多く、ご夫婦で歩かれる方も多くいらっしゃいました。
今日は11月22日・・いい夫婦の日と言われた方もおられましたが・・、
さて、ここ鳥取砂丘には、絶滅の恐れがあるめずらしい昆虫なども生息しています。
環境省のレッドリスト 準絶滅危惧種とされている「オオヒョウタンゴムシ」もその一つです。
この昆虫は、「オオヒョウタンゴムシ」ではないようですが、・・
午後の砂丘の中で見つけましたので写真に撮りました。
普段は一匹での単独行動が多いのですが、今日は夫婦?で見つけました!
はじめて見る光景なので私も驚きました!
鳥取砂丘のように、絶滅危惧種が多く生息している場所は珍しく、砂丘を大切にすることは動物にも影響されます。
みなさんのあたたかいご支援とご協力をお願い致します。
(青レンジャー)
砂丘事務所 2011/11/22
本日の鳥取砂丘は冷え込み、ミゾレ混じりの雨が降りました。遠くに見える大山(だいせん)も少し白くなっていたようです。 風も強く・・昨日からの一段と砂が堆積しました。
そして、今日は馬の背の斜面に、「砂簾(されん)」が見られました。
ここ2~3日間の砂丘の風景は、飛び砂と地面のシマシマ模様です。
地面のシマシマ模様は名前があり、「風成横列シート」と呼びます。
この模様は、降雨後に毎秒12m以上の強い風が吹くと、波長20mくらいの縞模様が現れます。風向きに対して必ず直行方向(横列方向)に伸びます。
「湿った砂の暗い色の帯」と「乾いた砂が堆積した明るい帯」が交互に広がります。
そして、この明るい帯の方には、乾いた砂が堆積しているので、・・風紋が見られます。
鳥取砂丘では、これから~雪が積もるまで・・よく見られる風景なので覚えておいて下さいね。
(青レンジャー)
☆九州からの来場者の方も、夏に来た時と全然・・景色が違いますね!との事でした。
砂丘事務所 2011/11/21
本日の鳥取砂丘は午前中は雨がよく降りましたが、お昼ごろには少し青空も見られました。気温は高く、この時期としては暖かい日でした。
さて、11月23日(水)には、第3回鳥取砂丘検定が行われます。鳥取砂丘の地形や地質、生き物、鳥取砂丘と人とのかかわりなど鳥取砂丘に関する問題が出題されます。
これは、鳥取砂丘の魅力を多くの方々に知っていただく為のものでもあります。
今日は、生きものの中で、あまり見ることができない、「ハマスズ」をご紹介します。
ハマスズは体長7ミリほどの小さなコオロギです。6月頃と9~10月末ごろの年2回、成虫が見られます。
外的から身を守る為、砂地にそっくりの模様をもちます。
(鳥取砂丘検定 公式テキストブック P36ページ)
皆さん、試験日はあと少しなので合格めざして頑張ってください。
(質問があれば、承りますよ。)
(青レンジャー)
砂丘事務所 2011/11/19
本日の鳥取砂丘は、雲で南風の強い天候です。 9時に馬ノ背頂上で風速を簡易風速計で測定すると、11~14m/sで砂が沢山飛んでいました。
そして、いつもの写真と一緒ですがマーブル模様も沢山現れていました。
このマーブル模様の下は、どうなっているのか気になって調査しました。 横の砂を除き断面を確認すると、模様の部分は表面のみで下には繋がっていませんでした、次の写真の上は調査をした模様の部分で、下が断面部分です。
更に、この黒い部分は砂鉄かなと思い磁石を近づけてみましたが、磁石に付いたのは ほんの少しでした。
これより、マーブル模様の黒い模様部分は砂鉄を主成分とするものでは無いと判明しました。
強い風が吹いていますが、この風が落ちると雨が降ると思います。 天気予報でも今晩から明日にかけて傘マークが出ています。
砂丘にお越しの際は、雨具をお忘れなく!
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2011/11/18