沿岸もの市場日記

2021年03月26日

2021年3月26日 賀露

酒津~泊地区の水揚げ状況  賀露地区の水揚げ状況

今年もヒラメの漁獲が低調な感じです。この時期は産卵回遊魚を水深30m前後で、曳縄釣(潜行板)や刺網等で漁獲します。例年だとまとまった数の漁獲がこの時期ありますが、昨年、今年と低調です。一方、マダイは順調に刺網で漁獲されています。

ヒラメ マダイ

刺網では、マダイのほか、ハマチ(ブリの若魚)、マアジ、マサバ等の水揚げがあり、イラやヨコスジフエダイといった暖海性の魚類も見られました。チダイの写真はあまり掲載していないはずなので、載せています(鰓蓋の縁が赤い)。

ハマチ(ブリの若魚) チダイ

マアジ マサバ

イサキ

イラ ヨコスジフエダイ

春っぽく、サヨリや天然ワカメも並んでいました。

サヨリ ワカメ

【おまけ】

ヒラメを測定しに沖合底びき網のセリ場にも行きました。今朝はケガニ(さるがに)の水揚げが目を引きました。

ケガニ

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000