自然保護監視員日記


 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2023年5月19日

エゴシギゾウムシ

 5月になり、新緑がまぶしい季節になりました。

 中国自然歩道の階段の補修をしていると、見たこともない小さな可愛い虫を見かけました。

エゴシギゾウムシ

 この虫は、エゴシギゾウムシといいます。大きさが6mmと小さく、全体が黒く白い帯があります。象の鼻のような長い口吻(こうふん)が特徴的です。

 エゴノキの木の近くで見られる虫なので「エゴ」という名が付いています。メスは、エゴノキの実に産卵します。
 
 エゴノキに集まる虫は他にもいます。その植物ならではの虫を探してみるのも、自然観察の醍醐味の1つです。


<主な参考文献>
・どんどん虫が見つかる本 虫を楽しむ!365日 鈴木海花/著 文一総合出版 2017年
・大山の住人たち 森本満喜夫/著 今井出版 2002年

中部総合事務所環境建築局 2023/05/19 in 国立公園,植物,中国自然歩道



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

(野生鳥獣・狩猟免許担当)

電話:0858-23-3153  Fax:0858-23-3266

  
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