凪続きの週明け月曜日。きっと魚がたくさん水揚げされているだろうと、境港にやってまいりました。ところがどっこい、セリ場はタコだらけ。
市場の方に聞いたところ、半夏生(今年は7月1日)の需要にあわせて、マダコがたくさん水揚げされているとのこと。
半夏生にタコを食べる風習は、関西地方を中心に根付いているそうです。
田植えが終わる頃に、植えた苗がタコの足のようにしっかりと根を張るように、という豊作を願う意味を込めてタコを食す文化があります。
普段は魚を取っている漁師さんも、今日は相場が良いタコを取ってきたのですね。
タコには疲労回復に効くタウリンが多く含まれるので、田植えで疲れた体を癒すのに適した食材とされています。ぜひ、ご家庭でも今日はマダコをお召し上がりください。
