方針4 教育情報化に向けた体制整備

  • 県、市町村教育委員会及び企業等が連携し、教育情報化を組織的に推進するとともに、全ての学校において、学校CIOや情報化推進リーダーによる進捗管理や計画的な研修等を行い、校内の推進・支援体制を構築する。
  • ICT支援員の人材確保・育成など、教員の支援体制の充実に努めるとともに、家庭・地域との連携を進める。
  

(1)組織的な教育情報化の推進

【基】3 学校を支える教育環境の充実

〔取組の方向性〕
  • 県、市町村教育委員会、企業等で連携し、本県の教育情報化を組織的に推進する。
  • ICTや先端技術のノウハウを持つ大学や企業等と連携し、外部の専門家の協力を得ながら教育の情報化を進める。

(具体的な取組)

  • ICT活用教育の取組について、PDCAサイクルで進捗を管理し、推進する。
  • 地元大学等との共同研究や県Society5.0サポート企業等の協力を得て取組を進める。
          →企業とのコンソーシアム協議会の設置・活用など
  • 校内における推進体制を構築するため、管理職の情報化推進への理解、情報化推進リーダーの養成等、校内の各役割に応じた研修を実施する。

目標とする指標

  • 学校教育情報化推進計画を策定している市町村数
  • 校内情報化推進組織の設置 
  

(2)ICT支援員等外部人材の活用

【基】3 学校を支える教育環境の充実

 〔取組の方向性〕
  • ICTを活用した教育の推進や教員の負担軽減の観点から、学校図書館司書や外部人材を積極的に活用する。
  • ICT支援員の配置を推進するため、人材の確保・育成に取り組む。

(具体的な取組)

  • ICT機器を活用した授業が効果的に進められるよう、学校へのICT支援員の配置等を充実させる。

→特別支援学校においては、障がいによる学びにくさに対する適切な助言・援助

  • 教員研修や児童生徒に対する研修等で、専門的知識等を有する外部人材を活用する。

プログラミング教育の出前授業、機器操作のサポート等

  • 学校図書館司書と連携し、学校の実情にあったICT活用のあり方を検討、構築する。
  • ICT活用教育スーパーバイザーを活用し、市町村ICT支援員の支援・育成を図る。(小中)
  • ICT支援員連絡協議会を開催し、研修や情報共有等を行うことで市町村ICT支援員の活動を支援する。(小中)
  • 企業や大学等の専門家によるICT活用推進地域(校)や先進校への定期的な支援により、ICTを活用した授業や取組を推進する。(小中)
  • 人材確保のため、企業等へのICT支援員の認知度の向上や、業務に係る講習会を実施する。

目標とする指標

  • 図書館司書や外部人材を活用して、研修を行う学校数(県立学校)
  • 各校におけるICT支援員の設置率 (県立学校)
  

(3)学校・家庭・地域による連携

【基】1 社会全体で学び続ける環境づくり、3 学校を支える教育環境の充実

〔取組の方向性〕
  • 子どもたちに情報を適切に扱う能力を身につけさせるため、学校内に限らず、家庭や地域との協働による情報モラル教育等を進める。
  • 家庭、地域との連携や協力体制を構築するため、学校等の取組などについて積極的な情報提供を行う。 

(具体的な取組)

  • インターネット利用について、関係団体と連携した家庭での話合いによるルールづくりを推進する。
  • 保護者・地域を対象とした情報モラルメディアリテラシーなどに係る研修会への講師派遣を行う。
  • 学校・家庭で活用し、ルールづくりの参考となる資料の作成・配布を行う。
  • 家庭との連絡手段としてのICTの効果的な活用を進める。
  • 機器購入や通信費など、経済的負担についての保護者理解を図るため、導入時における説明や活用状況等の情報提供を行う。

目標とする指標

  • 家庭でインターネット利用に係るルールを決めている児童生徒の割合
  

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