保育士 落合 祐樹

若手職員へのインタビュー

基本情報

写真_落合保育士

保育士 落合 佑樹
福祉保健部 皆成学園 
平成28年度 採用

現在の業務内容

 県立皆成学園の保育士として、中・軽度の知的障がいのある児童の生活支援業務を日々行っています。個人の特性に応じて支援計画を立案、作成し、それを基に支援にあたっています。

仕事のやりがい

 児童の成長を感じられることがこの仕事のやりがいだと思います。できることが増えたり成長したことを一緒に喜んだりする瞬間が多くあります。例えば挨拶ができなかった児童が自発的に挨拶できるようになったり、買い物の計画を立てて一人で買い物に出かけられるようになったりとそれぞれの児童が日々ゆるやかに成長しています。
 また、皆成学園の保育士はローテーション勤務のため、多くの職員がいます。料理が得意な人や絵を描くことが得意な職員など様々な特技があり児童支援に対して多様な考え方があります。そのため、自分が持っていないスキルや考え方を獲得することができます。日々成長できるところもこの仕事のやりがいです。

入庁して驚いたこと

 新規採用職員研修などで一緒になる同期は100人くらいいます。事務職以外にも土木技師、獣医師、学芸員など様々な職種があり驚きました。研修の時、台風が接近していて土木関係や農林関係の同期が空き時間に道路や河川・山林の被害状況や復旧状況などの連絡を取り合っているのを見ました。様々な部署で安心して暮らせる鳥取県を支えているのだと感じました。
 また、職種によらず繋がりをもって交流できるところも県職員の魅力です。

鳥取県職員を志望した理由

 保育士養成校で学ぶ中で児童養護施設で働く保育士に興味を持ちました。一日を通して児童にかかわり、成長を支えることができるのではないかと考え、皆成学園を見学しました。鳥取県の保育士は皆成学園のほかに療育園や児童自立支援施設などでも児童の支援に携わります。様々な場所で幅広い年齢の児童の支援ができると考え、県職員を志望しました。

職場の雰囲気

 ローテーション勤務のため、引継ぎを大切にする意識があります。細かなことでも職員同士で伝えあい児童の支援につながるようにしています。朝は登校準備等であわただしいですが、夜はゆっくり話をする時間を確保できます。朝の出来事について、夜ゆっくりと話をすることもあります。その場合、細やかに引継ぎを行うことで児童との話もスムーズにできます。

心掛けていること

 皆成学園で暮らす児童にとって皆成学園は家庭に代わり生活をする場です。学園ではみんなと一緒に生活しながら学校に通ったり実習に行ったりしながら過ごしています。児童はそこでいろいろなことに挑戦します。うまくできたりできなかったり、困ったり悩んだりと様々な気持ちを抱えて帰ってきます。児童の気持ちがリラックスしたり安心したりできることを意識しています。 
 そして、児童の命を守っているという意識もやはり強いです。体調管理や服薬管理などは正確に把握して支援をしています。てんかん発作などの持病のある児童もいるため、緊急時の対応はしっかりと頭に入れています。
 また、皆成学園は児童の施設のため、将来児童が生活する場は様々です。児童は調理や洗濯の経験を積み重ねたり、実習を通して仕事について学んだりしています。退所後の生活の場は様々ですが、児童ひとりひとりが充実した人生を送ってほしいと思っています。

県職員を目指す人へのメッセージ

 1日を通して児童と関わることができるのが大きな魅力です。日々の小さな成長を見守り、支えていくことができます。元気いっぱいに活動している児童たちを支えていく仲間が今後も増えることを願っています。ぜひ一緒に働きましょう。

ある1日のスケジュール

8時30分 勤務開始 
8時40分 学校送迎・学校引継ぎ 
9時30分 ハウスキーピング、事務作業、実習付き添い 
12時00分  休憩 
13時00分 会議、通院付き添い
15時00分 学校迎え、児童支援 
17時00分 記録作成 
17時30分 退庁 
  

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