トピックス

2022年12月8日

アートに出会う、ホンモノにふれる体験を通して考えた、これからの時代に求められる力とは?~全教科/対話による深い学び研修より~

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 11月17日に鳥取県立博物館にて「全教科/対話による深い学び」研修を行いました。この研修は、これからの時代に求められる子どもたちに育むべき力について教科等横断的な視点で鑑賞をとおして考えることにより、実践的指導力の向上を図ることを目的としました。
 講師の武蔵野美術大学三澤一実教授からは、これからの社会に必要とされる基礎的能力の一つは「批評」であること、思ったことを言葉にすることで知識として定着させ、対話をとおしてで他人の発想からヒントを得て考えを深めたり、納得解を得たりすることが大切であることを学びました。また、鑑賞を取り入れることで児童生徒の自己肯定感が上がるとともに、教員も児童生徒の考えを丁寧に聞くようになり、コミュニケーションがスムーズになるなどの効果についても伺いました。
 その後、展示室で実際に作品に向かい対話型鑑賞を体験しました。三澤教授によるファシリテーションの後、グループに分かれてファシリテーター役の受講者が選んだ作品について、対話による鑑賞を行いました。始めは、作品から少し離れていた受講者もだんだん前のめりになり、作品を指さしながら自分の感じたことを言葉にしたり、他の受講者の意見にうなずいたりと考えを深め合う姿が見られました。
 受講者の振り返りには、「答えのないアートの鑑賞をとおして、共感し交流する楽しさ、多様な感じ方を知る喜びを子どもたちが感じられると思った。」「日々の生活の中で、生徒の意見を引き出し、生徒同士で議論を深めることができるような問いや言葉かけをしていきたい。」等の感想がありました。
 今回の研修での学びをいかして、子どもたちの心の動きや思いに寄り添い、考えを引き出したり捉えたりする授業が各校で展開されることを期待しています。

2022年12月8日

初任者研修(体験活動、人間関係づくり) ~ふるさと鳥取に誇りと愛着をもつ子どもを育てるために~

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 11月の暖かい日差しの中、船上山少年自然の家に初任者が集まり、自然体験や集団活動の意義について学ぶ初任者研修を行いました。様々な校種の初任者が合同で行う今回の研修では、同じ目的をもって一緒に自然体験や集団活動をすることで自然とコミュニケーションが生まれ、校種の垣根を越えた初任者同士で新たな人間関係を築いていました。初めは硬かった表情が徐々に和らぎ、笑顔で仲間との活動を楽しむ初任者の姿が印象的でした。
 初任者の振り返りから「さまざまな学習場面を想像しながら、一日研修を受けました。
ただ活動させるだけではなく、意図的に仕掛けをつくり、フィードバックを大切にしていきたいです。」という記述が見られました。
 改めて鳥取の自然や地域のよさに目を向け、初任者自身が自然体験や集団活動の良さを味わうことで、現在実践している体験活動や人間関係づくりを、児童生徒にとってより一層意義のあるものに改善していくことを期待しています。

2022年11月15日

琴の浦高等特別支援学校で学ぶ、児童生徒のキャリア発達を促す指導・支援のポイント~初任者研修(特別支援学校)研修番号7より~

 

 10月27日に、高等特別支援学校の教育とふるさとキャリア教育をテーマとして初任者研修(特別支援学校)を実施しました。
 7月以来の集合研修となる今回は、会場である琴の浦高等特別支援学校の生徒の明るい挨拶で迎えられてスタートしました。
 琴の浦高等特別支援学校の専門教科における就労に向けた指導についての説明を受けた後、実際に授業を参観しました。作業学習では、初任者が、「今は、何の作業をしていますか?」「何に気を付けて作業をしていますか?」など問いかけると、自信を持って説明をする生徒の様子が見られました。また、地域に愛される学校づくり及び地域に貢献できる人材育成をめざす場である『ことカフェ』で生徒の接客サービスを受け、おもてなしの心を感じることができました。
 研修後の振り返りを少し紹介します。「高等部のみならず小学部からキャリア教育を意識していく必要があり、普段からキャリア教育を意識した授業づくりに取り組み、卒業後を考えながら支援に努めていきたい。」「キャリア発達を促すためには、児童が社会に貢献しているという実感を持つことが大切だと思った。そこで、普段のあらゆる指導場面で、児童の頑張りや、学級など周囲のために貢献していることに注目し、それを児童に伝えるようにしたい。」
 この日1日、生徒が学ぶ姿を参観したり、参加したりすることをとおして、自分の担当している児童生徒の姿を思い浮かべながら具体的な指導や支援について考え、明日からの実践に生かそうという意欲の高まりが見られました。

 

2022年10月4日

「虐待が疑われる時に養護教諭としてどう対応する?」1人1台端末を活用して深まる協議~新規採用養護教諭研修(研修番号9)より~


(児童虐待の事例に関する協議場面)

 今年度の集合型研修では、内容に応じて受講者1人1台端末の環境で実施することを試みています。
 9月27日に開催した児童虐待をテーマとした新規採用養護教諭研修では、倉吉体育文化会館に人数分の端末を用意し、協議で活用しました。 
 午前は、福祉相談センターの職員からの講義をとおして、鳥取県における児童虐待の現状や児童相談所の役割について理解を深めました。そして、帰宅したがらない中学校3年の事例から、虐待が疑われる事や、養護教諭としてどのような対応が考えられるかについて1人1台のChromebookを使って、Jamboardを活用し、共同編集を行いながら協議をしました。
 体調が悪いと保健室に来室するがなかなか家に帰ろうとしない、悩みがありそうだけれども言わない等のさまざま虐待を疑われる状況を出し合いました。養護教諭として生徒の悩みを傾聴して、虐待の事実が分かればすぐに管理職や関係職員と情報共有し、必要であれば通告のための情報収集を行い、さらに生徒が安心して生活できる環境をつくることが必要である等、対応について考えました。
 Jamboardを使うと、自分が入力したことが付箋に書き込んだかように画面で確認できます。同時に、他者が入力した意見も付箋メモのように表出されます。ICTを活用することにより、即時に互いの意見を共有できる上に、他グループの協議内容を瞬時に手元で見ることができます。さらに、個人のドライブに保存することにより振り返りに生かすこともできます。
 このように、研修において体験したことを基に学校でのICTの活用場面を考え、授業や校務で効果的な活用を進めていただきたいと思います。

 

2022年7月20日

若手教員支援と人材育成の充実に向けて ~「令和4年度 山陰教師サポート連携協議会(SxT協議会)」の開催~

山陰教師サポート連携協議会

 7月13日(水)に、令和4年度山陰教師サポート連携協議会(S×T協議会)を開催しました。

 この会は、島根大学教育学部附属教師教育研究センターと鳥取県教育センターが連携・協力して、「教員支援」と「人材育成」に向けた取組を行うことを目的とするものです。
 島根大学教育学部附属教師教育研究センターをはじめとする島根大学関係者、県教育委員会事務局関係者、鳥取市総合教育センターから20名が遠隔で参加し、各機関の最新の取組や情報を共有するとともに、「若手教員の育成」を中心に連携強化と教員支援・人材育成に向けて熱心な協議を行いました。
 具体的には、山陰若手教員交流セミナーや初任者訪問、初任者研修の取組、とっとりメンター方式、鳥取市の「若手教員サポーター」による育成支援の取組の紹介後、それぞれの取組の推進に向けて活発な意見交換を行いました。
 その他には、島根大学1000時間体験学修の一環として大学生が母校の小中学校で支援活動を行う事業や中学生ふるさと・キャリア教育に対する支援「CHA³プログラム」等についての情報を共有しました。
 今後も、島根大学と連携・協力し、若手教員支援と人材育成の取組を進めていきたいと思います。


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