平成17年度 第 5回人事委員会会議結果

1 開催日時

 平成17年6月27日(月) 午前10時00分~午前11時00分

2 開催場所

 人事委員会委員室(県庁第二庁舎7階)

3 出席者

人事委員

  • 委員長 奥田 悦子
  • 委員  秋藤 宏之
  • 委員  髙橋 敬一

傍聴者

  1名

事務局職員

  • 事務局長  中島 弘
  • 事務局次長 杉本 朗
  • 任用課長  前根 隆彦
  • 給与課長  岡田 良彦
  • 課長補佐  井上 光志
  • 課長補佐  松本 秀樹

4 議題

議案第1号 平成17年度鳥取県職員採用試験(高校卒業程度(事務・技術)、資格免許職(2回目))の実施について
議案第2号 平成17年度鳥取県警察官採用試験(高校卒業程度)の実施について
議案第3号 平成17年度鳥取県職員採用試験(身体障害者対象(高校卒業程度))の実施について
議案第4号 職員の採用及び昇任の選考について
議案第5号 選考により採用することができる職に係る承認について
議案第6号 次世代育成支援対策に係る「特定事業主行動計画」の策定について
議案第7号 小規模事業所の給与調査の実施について
議案第8号 人事委員会規則及び通知の一部改正について
報告第1号 平成17年度鳥取県警察官採用試験(大学卒業程度)の受験申込状況について

5 会議の公開・非公開

 議案第4号を非公開とした。

6 議事

  

(1)議案第1号

 平成17年度鳥取県職員採用試験(高校卒業程度(事務・技術)、資格免許職(2回目))の実施について事務局が説明し、原案のとおり決定した。

説明

1.試験の概要
ア 募集職種・採用予定者数





 
職種 採用予定者数
一般事務
土木
警察事務
司書
5名程度
1名程度
4名程度
2名程度




 

イ 受験資格
(ア)年齢
・一般事務、土木
昭和59年4月2日から昭和63年4月1日までに生まれた人
・警察事務
昭和57年4月2日から昭和63年4月1日までに生まれた人
・司書
昭和30年4月2日以降に生まれた人
(イ)資格
司書は司書資格の取得(見込)者
(ウ)国籍
外国籍の人も、在留活動に制限のない在留資格の取得(見込)者であれば受験可能。ただし、警察事務は日本国籍が必要。

ウ 試験日程


受付期間
 

平成17年8月11日(木)~8月26日(金)(消印有効)
(インターネット受付 8月11日(木)~22日(月))

第1次試験







 

試験日

平成17年9月25日(日)

試験会場
 

鳥取会場:鳥取大学
米子会場:鳥取大学医学部

試験種目




 

一般事務、警察事務
  教養試験(多肢選択式・50問)
  適性試験(多肢選択式・120問)
土木、司書
  教養試験(多肢選択式・50問)
  専門試験(多肢選択式・40問、記述式3問)

合格発表

平成17年10月13日(木)(予定)

第2次試験











 

試験日


 

一般事務、土木、司書
  平成17年10月26日(水)~28日(金)(予定)
警察事務
  平成17年10月31日(月)(予定)

試験会場


 

一般事務、土木、司書
  県庁議会棟会議室
警察事務
  警察本部庁舎会議室

試験種目


 

一般事務、土木、司書
  作文試験、面接試験、適性検査
警察事務
  作文試験、面接試験、適性検査、健康診断

最終合格発表
 

平成17年11月11日(金)(予定)
 

   ※警察事務の第2次試験は、警察本部に委任して実施する。

エ 採用予定時期
平成18年4月1日


2.昨年度の試験との相違点
インターネットによる受験申込書を受け付ける。


3.広報
別添のとおり平成17年7月1日付けの鳥取県公報に登載するとともに、別途受験案内を作成する。
【質疑】
 委員
「大学卒業程度」では東京でも試験を実施しているが、「高校卒業程度」では東京では実施しないのか。
 事務局
「大学卒業程度」は東京近辺の大学在学者の利便性を考慮して実施しているが、「高校卒業程度」では対象者が少ないため東京では実施していない。

(2)議案第2号

 平成17年度鳥取県警察官採用試験(高校卒業程度)の実施について事務局が説明し、原案のとおり決定した。

説明

1. 試験の概要
ア 募集職種・採用予定者数 


 
職種 採用予定者数
警察官(男性) 7名程度

イ 受験資格        
(ア)年齢等 昭和50年4月2日から昭和63年4月1日までに生まれた人  
(イ)国籍 日本国籍が必要

ウ 試験日程










 
受付期間
 
平成17年8月11日(木)~8月26日(金)(消印有効)
(インターネット受付 8月11日(木)~8月22日(月))

第1次
試験

 
試験日 平成17年9月18日(日)
試験会場
 
(鳥取会場):鳥取県庁講堂
(米子会場):米子コンベンションセンター
試験種目 教養試験
合格発表 9月29日(木)(予定)

第2次
試験
 
試験日 10月18日(火)~19日(水)(予定)
試験会場 鳥取県警察学校
試験種目 作文試験、面接試験、適性検査、身体検査、体力検査
最終合格発表 11月4日(金)(予定)

エ 採用予定時期
平成18年4月1日


2.昨年度の試験との主な相違点
インターネットによる受験申込書を受け付ける。


3.広報 
別添のとおり平成17年7月1日付けの鳥取県公報に登載するとともに、別途受験案内を作成する。

【質疑】
委員
女性警察官の採用はないのか。

事務局
18年度については採用予定はないが、今後計画的に採用していく予定である。

(3)議案第3号

 平成17年度鳥取県職員採用試験(身体障害者対象(高校卒業程度))の実施について事務局が説明し、原案のとおり決定した。

説明

1.試験の趣旨
障害者の雇用の促進等に関する法律の趣旨に基づき、身体障害者の雇用の促進を図るため。

2.試験の概要
ア 採用予定者数


 
職種 採用予定者数
一般事務 3名程度

イ 受験対象者
・身体障害者手帳の交付を受け、その障害の程度が1級から4級までの人
・介護者なしに職務の遂行が可能な人
・活字印刷文による出題に対応できる人
ウ 受験資格
(ア)年齢 昭和45年4月2日から昭和63年4月1日までに生まれた人
(イ)国籍 外国籍の人も、在留活動に制限のない在留資格を取得しているか、平成18年3月31日までに取得見込みであれば受験可能

エ 試験日程
 











 

受付期間
平成17年8月24日(水)~9月7日(水)(消印有効)
(インターネット受付 平成17年8月24日(水)~9月2日(金))


 第1次
 試 験

 
 試験日 平成17年9月18日(日)

 試験会場
 
鳥取会場:鳥取県庁講堂
倉吉会場:倉吉未来中心
米子会場:米子コンベンションセンター
 試験種目 教養試験(多肢選択式・50問)
 合格発表 平成17年 9月29日(木)(予定)

 第2次
 試 験
 
 試験日 平成17年10月20日(木)(予定)
 試験会場 鳥取県庁議会棟会議室
 試験種目 作文試験、面接試験、適性検査
 最終合格発表 平成17年11月 4日(金)(予定)



オ 採用予定時期
平成18年4月1日


3.昨年度の試験との相違点
インターネットによる受験申込書を受け付ける。


4.広報
別添のとおり受験案内を作成する。

【質疑】
委員
鳥取県の障害者雇用率はいくらか。

事務局
平成16年6月1日現在、知事部局で1.91%である。

(4)議案第4号

 知事及び教育委員会から課長及び同相当職以上の職員の採用及び昇任の選考請求があり、その内容について事務局が説明し、いずれの者も選考基準(経験年数、勤務成績等)を満たしており、選考の結果請求のとおり合格とした。

(5)議案第5号

 平成17年6月23日付けで教育委員会から申請のあった、選考により採用することができる職に係る承認について事務局が説明し、原案のとおり承認することに決定した。

説明

1.申請のあった職
学芸員(人文)

2.申請理由
 上記の職について県立博物館で欠員を生じており、池田家文書などの貴重な近世資料の調査研究を計画的に進めるためには、早期に欠員を解消する必要がある。
 また、今回採用する職員は、学芸員資格に加えて、中世から近世の古文書を解読・研究する能力が必要であり、職務内容の特殊性からも教育委員会において適材を選考することとしたい。

3.人事委員会の判断
 上記の職は、早期の欠員解消の必要性及び職務内容の特殊性等から、選考による採用を行うことはやむを得ないと判断する。

(6)議案第6号

 次世代育成支援対策推進法に基づく、「子ども・子育て応援プログラム」(鳥取県特定事業主行動計画)について事務局が説明し、原案のとおり策定することに決定した。

説明

・本計画は、「次世代育成支援対策推進法」において、「事業主としての行動計画」の策定が義務付けられているものである。
・知事等と共同策定する。 

(7)議案第7号

 小規模事業所の給与調査について事務局が説明し、原案のとおり実施することを決定した。

説明

1.目的
鳥取県内に所在する小規模事業所について、給与の実態調査を行うことにより、地域の民間給与の状況をより反映した給与の報告・勧告をすることを検討するための参考指標を得ることを目的とする。

2.調査対象
ア 調査対象事業所
平成17年4月現在における県内の企業規模50人以上99人以下で、かつ事業所規模50人以上の約100事業所
 企業規模・・・調査対象事業所も含めた企業全体の規模
 事業所規模・・・調査対象事業所の規模

イ 調査事業所
上記約100事業所を全数調査


3.調査期間
6月下旬から7月29日(金)まで


4.調査内容
・従業員数
・求人の方法
・給与改定等の状況
・賃金カットの有無
・雇用調整の状況
・賞与の支給状況
・初任給の状況
・給与の支給状況


5.調査方法
人事委員会事務局職員が調査事業所を訪問して調査するほか、一部郵送による調査も実施。

(8)議案第8号

 人事委員会規則及び通知の一部改正について事務局が説明し、原案のとおり決定した。

説明

1.規則及び通知の名称
<規則>
・職員の職務の級の分類に関する規則
・管理職手当に関する規則
・管理職員等の範囲を定める規則

<通知>
・期末手当及び勤勉手当の運用について
・職の区分表について


2.改正概要
ア 職員の職務の級の分類に関する規則、職の区分表について (施行日:公布の日)
県の行政組織の一部改正に伴い、八頭県民局に室長の職を加え、その職務の級を8級(課長級)とする改正を行おうとするもの。

イ 管理職手当に関する規則 (施行日:公布の日)
県の行政組織の一部改正に伴い、八頭県民局の室長に管理職手当を支給することとし、その支給区分を3種(16%)とする改正を行おうとするもの。

ウ 管理職員等の範囲を定める規則 (施行日:公布の日)
県の行政組織の一部改正に伴い、八頭県民局の管理職員等に室長を追加する改正を行おうとするもの。

エ 期末手当及び勤勉手当の運用について (施行日:公布の日)
行政事件訴訟法が改正され、取消訴訟を提起することができる処分は、その旨を教示することが義務づけられたことに伴い、所要の規定の整備を行おうとするもの。 

(9)報告第1号

 平成17年度鳥取県警察官採用試験(大学卒業程度)の受験申込状況について事務局が説明した。

説明

1.申込期間
5月12日(木)~6月14日(火)


2.申込状況                                 
(単位:名、倍)

職種
 
採用予定時期
 
採用予定者数(A) 申込者数(B) 申込競争率(B/A)
警察官(男性) 平成17年10月1日   10名程度   90   9.0
警察官(男性)
平成18年 4月1日
  12名程度   155 12.9
警察官(男性)
<武道>
柔道    1名程度     3   3.0
剣道    1名程度     6   6.0
合計   24名程度   254 10.6



3.試験日程


第1次試験

 
試験日 平成17年7月10日(日)
試験会場
 
(鳥取会場):鳥取大学共通教育棟講義室
(米子会場):米子コンベンションセンター
試験種目 教養試験、専門試験
合格発表 7月21日(木)(予定)

第2次試 験

 
試験日 8月21日(日)~23日(火)(予定)
試験会場 鳥取県警察学校
試験種目
 
論文試験、面接試験、適性検査、身体検査、体力検査、
実技(武道受験者のみ)
最終合格発表 9月7日(水)(予定)
  

7 次回の人事委員会の開催

平成17年7月14日(木)午前10時00分から開催することとした。
  

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