本県では体色から「アカイカ」と呼ばれているソデイカは、外套長(胴体の長さ)が80センチ、17キロにもなる大型のイカである。この漁法は昭和39年(1964)に兵庫県但馬地方から伝わった。現在は、小型底びき網漁業の不振により、本県沿岸の主幹漁業となっている。

  • 漁期 8~12月
  • 漁獲物 ソデイカ
  • 漁場 水深100メートル以上の沖合
  • 漁具と漁法 日出から日没まで操業。一隻あたり40個から70個程度の漁具を所持し、赤い蛍光塗料を塗った発泡スチロール製浮標に一連番号を記入し、番号順に約100メートル間隔で沖合へ向かって漁具を投入する。
     イカが掛かると浮標が立ち潮上へ移動するので、それを合図に漁具を揚げる。漁具の引き揚げは手繰りで、イカの引っ張り具合により調整しながら行う。イカが水面近くに浮いてきた時、「ひっかけ」で鰭の下を引っ掛けて揚げる。
  



漁具

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