鳥取県教育委員会は、平成16(2004)年、「鳥取県人権施策基本方針-第1次改訂-」に基づき、同和教育で培われてきた原則を人権教育の基底に位置づけながら、人権にかかわる教育課題を統合的に捉えて推進するため「鳥取県人権教育基本方針」を策定し、その趣旨の徹底に努めてきたところです。
このたび策定する「鳥取県人権教育基本方針-第2次改訂-」は、新たに策定された「鳥取県人権施策基本方針-第3次改訂-」に基づき、これまでの取組を基盤にすえながら、新たな課題に対応し、人権尊重の精神を涵養(かんよう)する教育をより一層進めようとするものです。
→ 「鳥取県人権教育基本方針-第2次改訂-」(PDF:1.02MB)
→ 「鳥取県人権教育基本方針-第2次改訂-」概要版(PDF:479KB)
<第2次改訂のポイント>
1「鳥取県人権施策基本方針-第3次改訂-」との整合
○より一層の対応が求められている問題(近年顕在化した問題)への対応。
・北朝鮮当局による拉致問題
・東日本大震災等の災害に関する問題
・アイヌの人々
・職場における人権問題 等
2 本県の人権教育の基本的考え方の継承
○同和教育で培われてきた原則を人権教育の基底に位置づける。
○国際社会で培われてきた人権教育の原則に立脚する。
3 国が公表した「人権教育の指導方法等の在り方について」等のより一層の反映
○学習者に育てたい「資質・能力」に係る記述のより一層の明確化。
○「協力」「参加」「体験」を中核に置いた指導方法に係る記述のより一層の明確化。
【パブリックコメントの実施結果】
「鳥取県人権教育基本方針-第2次改訂-」の策定に当たり、平成28年12月5日(月)から平成29年1月10日(火)の間、パブリックコメント(県民の皆様からの意見募集)を実施しました。その実施結果は以下のとおりでした。
→ 実施結果 (PDF:191KB)