6月20日(土)午後1時から4時過ぎまで、鳥取市歴史博物館で令和8年度の6月例会を開催しました。

(写真1)会場はいつものやまびこ館です
今回は例会の前に特別なことがありました。
今年3月の活動報告会で上映した漫画映画「森の泣き蟲坊や」について、新聞で情報をお持ちの方に呼びかけを行ったところ、ありがたいことに製作者(故人)と考えられる方の娘さん夫妻から連絡がありました。娘さんが2歳ぐらいの時に作られた作品のためご覧になった記憶がないということで、ぜひ見ていただきたいと思っていましたが、この度フィルムを所蔵する神戸映画資料館の安井館長のご厚意で、小さな上映会を開催することができました。
お孫さんやひ孫さん含め総勢9名が来場され、にぎやかな上映会でした。製作者も、もしこの光景を見たらきっと喜ばれたでしょう。映画に登場するお姫様の顔が娘さんに似ているようにも感じ、成長した我が子を想像しながら作ったのではと想像がふくらみました。ただ、娘さんのお話では作画も声もお父様のものとは違うということなので、軍政部活動報告書で監督として名が出てくるUeda(植田?)という人物に関係があるのかもしれません。この方について何か御存知の方がいらっしゃったら、ぜひお知らせください。

(写真2)「森の泣き蟲坊や」を製作者のご子孫に見ていただきました
軍政部活動報告書は、引き続き昭和24年4月分を解読しました。「輸送」「電力」「政治教育」などの項目に取り組みました。
今回の解読範囲で話題になったのは、ピクチュラマ(天然色立体幻燈)です。
アメリカ文化の繁栄と雄大な景色を紹介するために戦後GHQが主導して全国を巡回した巨大なパノラマ式のスライド映写装置のことで、山陰地方では唯一、米子の就将小学校の講堂で上映されました。ある会員の方が当時この小学校の4年生だったので「見ているはずなのだが記憶がないなあ」という話をされると、「全然覚えていないということは5年生以上が見たのでは」「小学校が会場なだけで大人向けだったのでは」などいろいろな意見が出ました。最後は「あなたほどの記憶力の方が覚えていないのなら見ていないのだろう」という声に「そうかもしれない」と納得をされるという、少し微笑ましい着地となりました。
このピクチュラマについても、もし見た記憶や話に聞いたことがある方がいらっしゃったら、ぜひお知らせください。

(写真3)当時の新聞から関連記事を探して検討します

(写真4)ピクチュラマの解説
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