世界エイズデーとは
WHO(世界保健機関)が、1988年に世界的レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として、12月1日を“World AIDS DAY”(世界エイズデー)と定め、エイズに関する啓発活動等の実施を提唱し、現在もこの活動に継続して取り組んでいます。
我が国においても、その趣旨に賛同し、毎年12月1日を中心にエイズに対する正しい知識等についての啓発活動を推進しています。
令和4年度のテーマ
「このまちで暮らしている。私もあなたも。12月1日は世界エイズデー」
すぐに症状が出ませんので、検査を受けることで、HIV(エイズ ウイルス)感染の早期発見につながります。
検査で「陽性」の場合、将来エイズを発症する可能性がありますが、HIVを抑える薬をきちんと服用し続ければ、これまでどおりの生活を送ることができます。

エイズは、いまも静かに広がっています
国内のHIV感染者数・エイズ患者数は、横ばい傾向が続いています。
2021年に国内で新たに報告されたHIV感染者は742人、エイズ患者は315人でした。
エイズは若い世代だけの問題ではありません
いま、HIV感染者数は20~30歳代が全体の約6割を占めますが、新規エイズ患者では、20歳以上に幅広く分布し、特に40代に多い傾向が続いています。
健康診断や人間ドックを受けるのと同じようにHIVの検査を
感染してもすぐに症状が出ませんので、検査を受けることで、HIV感染の早期発見につながります。「陽性」の場合、将来エイズを発症する可能性がありますが、薬をきちんと服用し続ければ、これまでどおりの生活を送ることができます。
HIV・エイズへの知識と理解がまだ足りません
HIV・エイズは、決して特別な人だけの特殊な病気ではありません。HIV感染の8割以上が性行為によるものです。一人ひとりが正しい知識を持っていれば、過剰に恐れることなく、適切な対処ができるはずです。
レッドリボンは、あなたがエイズに関して偏見をもっていない、エイズとともに生きる人々を差別しないというメッセージです。
このリボンの意味を知り、レッドリボンを身につけることによって、エイズをみんなで考えましょう。
HIV検査普及週間とは
エイズ動向委員によると、診断時に既にエイズを発症している「いきなりエイズ」の割合は約3割と前年から上昇しています。
検査普及週間は広く国民に対して、検査・相談体制に係る情報提供を含む普及啓発を行い、早期発見へつなげるためのものです。
令和5年度HIV・性感染症(梅毒・クラミジア)検査日程
検査日(祝日は除く) |
検査項目 |
予約 |
備考 |
第1、3 水曜日
午後1時30分から
午後2時30分まで
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・HIV検査(通常)
・梅毒、クラミジア
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要予約 |
検査結果は2週間後に
来所にて説明
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・HIV検査(迅速)
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当面中止
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(予約受付時間:平日午前8時30分から午後5時15分まで)
※肝炎・風しん検査は県の委託医療機関で実施しています。
・委託医療機関一覧(肝炎ウィルス検査)
・委託医療機関一覧(風しん抗体化価検査)
令和5年度特例検査
検査日 |
検査項目 |
予約 |
6月4日(日)
午後1時30分から午後3時まで
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HIV検査(通常)
梅毒、クラミジア
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要予約 |
6月6日(火)
午後5時30分から午後7時まで
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