第186号(H31.3.15)

 


 

  とっとり教育メルマガ 第186号 平成31年3月15日(金)

 



 鳥取県教育委員会  https://www.pref.tottori.lg.jp/kyouiku

 

 



●心とからだ いきいきキャンペーン●
      ~はじめよう!明日につながる生活リズム~

 

【キャンペーンの6つの柱】
・しっかり朝食を食べよう  ・じっくり本を読もう  ・外で元気に遊ぼう
・たっぷり寝よう ・長時間テレビを見るのはやめよう ・服装を整えよう
https://www.pref.tottori.lg.jp/ikiiki/


 

【内容】
 
  1  巻頭コラム  ◎教育委員会委員 佐藤 淳子
  2  県教委メッセージ ◎図書館
  3 教育ニュース  ◎教育人材開発課

 



  1  巻頭コラム  ◎教育委員会委員 佐藤 淳子


 <居場所> 

 

 初めまして! 12月から教育委員でお世話になることになりました。
 初めての協議の場・・・胃が口から。。。いえ!心臓が口から出でそうとはこ
のこと。いま、何を言えばよいのか、自分の意見を今言ってよいのか大変に緊張
のひと時でした。それは、この場所がまさに鳥取に生きる子どもたちの環境を作
る場でもあると実感したからです。
 「緊張します」そう言った自分の存在を周囲の方々は受け入れていただいたの
かと感じることができました。自分の不安な気持ちが言える環境があったという
ことです。
 とはいえ、「ここに居ます」「ここに居たい」と個人が思っても簡単に作れる
ものではないわけで、逆に「ここに居ていいよ」と言われても居心地の悪さを感
じたりすることもあるはず。その溝を埋めるものは何なのでしょうか。設備や制
度では補えな目に見えにくいものが大きく影響しています。例えば、交流スペー
スを企画設定してもなかなか人が集まらない。もちろん開催場所の立地や、設定
時間のも問題と感じる人もいますが、そこに参加者個人個人を受け入れる環境と、
何より安全や安心感が持て、集う人たちが信頼できる相手と思える…となって初
めて「自分の居場所はここ」と思えるのでしょう。
 自分は普段務める職場においても、スタッフ、役員、関係団体等信頼して仕事が
できる環境にあります。そこに自分の居場所があると実感できる環境ということ
です。
 ただ残念ながら、仕事の対象者や周辺の人の中には居場所を求め、苦しみ、悲
しさやさみしさ、不安を抱えている人たちが多くいるのが現状です。自分の居場
所をずっと求め探しているかと思えます。
 自分が安心し、「ここにいていいんだ」と実感することのできる場所があれば、
生活そのものにも好影響があるのは当然。
 先にも言うように、対人間であることで、個人でできることは大変限られている
と実感することが多くあるのですが、確かに!確実に!!人が人とかかわること
で居場所が見つかる人がいます。そんな一人になりたいものだとつくづく考える
昨今。
・・・まずは、環境的居場所の一つお風呂につかりましょう!!

 



  2  県教委メッセージ ◎図書館


「郷土資料のデジタル化と平成32年度の公開に向けて」
 
 県立図書館では、昨年度策定した「総合的なデジタル化計画」に基づき、今年度
から郷土資料のデジタル化作業に着手しています。
平成30年度には、和本や掛軸、短冊・色紙など1,761点の資料のデジタル化が完了
しました。来年度以降も計画的にデジタル化を進めていく予定です。
これらのデジタル化資料のインターネットでの公開が可能となれば、多くの方に
いつでも、どこでも、どこからでも資料をご覧いただけることになります。
これまで一部の利用者の研究利用や展示利用に止まっていた資料活用を、個人や
グループ、学校での閲覧・研究、地域の文化資産としてまちづくりや企業活動で
の利用と、
その可能性を大きく飛躍させるものとなるよう期待しています。
今年1月には、米子市立図書館を会場に資料展「自由律俳人 尾崎放哉のすがた
ーデジタル化資料の活用にむけてー」を開催し、デジタル化した資料の活用法に
ついて考えていただく機会を設けました。今後も県内で同様の展示を企画してい
く予定ですので、是非ご覧いただきたいと思います。
なお、公開用のシステムの構築に当たっては県立図書館のみならず、公文書館や
博物館等との協議も並行して進めるとともに、
先頃、試験版が公開されたジャパンサーチ等との連携も視野に入れています。よ
り多くの資料を便利に閲覧していただけるよう検討していますので、デジタル化
資料の利活用について多くの皆様にイメージを膨らませていただきたいと思います。

 

〔問合せ先〕
鳥取県立図書館
〒680-0017 鳥取市尚徳町101番地
電話 0857-26-8155
FAX 0857-22-2996

 



  3 教育ニュース ◎教育人材開発課

 

教員採用試験シンポジウム2019in大阪のお知らせ

 鳥取県教育委員会は平成31年4月5日(金)に大阪で開催される教員採用試験シ
ンポジウム2019in大阪に参加します。当日は講演形式での平成31年度実施の教
員採用試験説明会に加え、個別相談会も実施します。採用担当者に直接質問でき
る機会ですので、ぜひ御参加及び関西地区在住の方へお知らせください。
 詳細、申込はこちら→https://www.pref.tottori.lg.jp/95168.htm
 ※当日参加も可能ですが、席に限りがあるため、事前の申込をお勧めします。

日時 平成31年4月5日(金)午後4時~7時(受付は午後3時~)
場所 阪急グランドビル26階セミナールーム(大阪市北区角田町8-47)

※平成32年度鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験説明会は東京、大阪、県内
各地区、近 隣大学でも実施する予定ですが、詳細が決まり次第、HPでお知ら
せします。

【問い合わせ先】
  鳥取県教育委員会事務局教育人材開発課
   住所:〒680-8570  鳥取市東町一丁目271番地
   電話:0857-26-7513  FAX:0857-26-8094
   E-mail kyouiku-jinzai@pref.tottori.lg.jp

 



  編集後記


沈丁花の香り、草木の芽吹き、陽射しも春らしさを感じる日が多くなりました。
そうなると気になるのが桜の開花日。
前回、花粉の積算値について書きましたが、桜も気温の積算値で開花日が予想で
きるそうです。
それは、2月1日から毎日の平均気温を足して合計400℃となる日が開花予想日。
または、2月1日から毎日の最高気温を足して合計600℃となる日が開花予想日。
気象庁は毎日の平均気温と最高気温を発表してますので、お子様と計算して、桜
の開花日を予想してみるのも楽しいかもしれませんね。

 

鳥取県教育委員会事務局教育総務課
電話 0857-26-7926
FAX 0857-26-8185

 


 

鳥取県は、東日本大震災で被災された地域が一日も早く復興・復旧されることを
お祈りしております。
https://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=154943

また、被災地の児童生徒の就学機会を確保するため、鳥取県でも転入学を
受け付けています。
https://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=155040



 鳥取県の教育情報を発信する広報誌「教育だより「とっとり夢ひろば!」」を
発行しています。ぜひご覧ください。

 

https://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=64216

 



 このメールマガジンは、鳥取県教育委員会が推進する「心とからだ いきいき
キャンペーン」が一層定着することと、さらに多くの方に知っていただくことを
目指して発行しています。
内容を充実したものとするため、ぜひ取組状況等お寄せいただきたく
お願いいたします。

 

ご意見・ご感想をお待ちしています。
鳥取県教育委員会事務局教育総務課総務企画担当 kyouikusoumu@pref.tottori.lg.jp

バックナンバー https://www.pref.tottori.lg.jp/115319.htm

配信停止はこちらから https://www.pref.tottori.lg.jp/115548.htm

  

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